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< 後に続いた答えを示さない返答は惑いを悟られたようで、闇竜の微笑みは映さず回廊の先を見ていた。
手が髪に隠れた右の頬に触れる。微かな隙間に、仄白い光が覗いた >
叶える代償を悟っていても。
< 呟きは問いかけではない。答えは既に刻んだのだから >
―結界内個室―
[眠りは浅く浅く。
クレメンスと出会った以上、警戒を解けるはずは無く。
それでも休まねば身がもたないのもまた分かっていた]
[浅い眠りは夢を齎す]
[崩壊の悪夢。
自らの力によりて幾度と無く滅びようとしたことか。
刻印に守られ支えられている身体。
剣に護られ支えられている世界。
失いたくないと、それもまた願い]
「その思いがあればこそ」
[休息の妨げとならぬように注意して発せられる声。
先の波動は結界すら越えて届いてきた。
だから最悪の事態も予想はできる]
「その思いを忘れるな」
―個室→廊下―
…分かっております。
[小さな声で答え、身を起こす。
深く眠ることも出来ず、このままでは回復も遅くなろう。
そういえば食事は取り損なったのだと思い出し、部屋を出た]
養父上もこちらにいるのならば。
…お力を借りるべき、ね。
[階下へと向かいつつ、小さく呟いた。
少しだけ気乗りしないのは、会えば怒られるなんてものでは済まないだろうことが予想が付くからである。
今現在、彼がどんな状況にあるのかは知らぬまま]
―西殿―
[シャワーを浴びたかは定かでない。
どちらにせよ、外に出れば濡れてしまうのだ。]
[裏より回って、闇の中。
城壁に居るティルを捉えるのは容易い。
気付かれぬように結界へ手を伸ばし、使う心の力。]
[入り込んだ結界の中。
暴れた痕跡は残されていた。暫し無言。]
中
…しまった。ティルの力の事がワカンネ。
ねたばらし何処に書いてたかな…爺さんと会話してるとこだっけか。
それが解らんと返事がががが。
…鳩からは大人しくしとくか。
二重の結界。
虚竜王様の力を利用した相手は。
[呟き、頭の中を纏めながら階段を降り切って。
食堂に向けて歩き出した足が止まる]
………。
[修理のことをすっかり忘れていた、といのはさておいて。
今問題とすべきはそちらではない]
[見なかったことにしたものは放置。]
[王たちが作った結界は強固で、一応その影響はないようだったが。
西殿の中にと歩を進める。]
[ふと、考えてこえを伝える。]
「剣は――まだ奪っていませんね?」
…揺れると…どうなるのでしょうか?
他の属性を持つようになったりするのでしょうか?
逆に自分の属性が弱まって他に影響される、とか
…兎に角――本人に伺った方が、早そうですね。
[頷くと立ち上がり。
食器を片付けた後、廊下へと出て老竜の部屋へと向かう。
…――が、どの部屋を使っているのかが判らなかったので、廊下をウロウロと彷徨う事となる。]
[嫌な予感がしたのだ。
だが逃げられるわけも無いのだからと、気を引き締め直して目的地へと入った]
何か簡単なものを作るくらいはしたいのだけれど。
[道具は揃っている。ただその余裕があるかどうか]
[陽が消え天が曇り時が失われて、時間の流れが曖昧になる。
そして青年が夢を渡り移動しようかとした時に、声が届いた]
――…えぇ、今から行こうかと。
既に行っているのかな?
[任せた方がいいか問うように心話を伝える]
西にいますけれど。
まだエルザ殿は見ていませんね。
[そっとこえを返して。]
――取れるかはわかりませんけれど。
アーベル殿が来ていただけるなら、心強くはあります。
なるべく、頑張るつもりですけれど。
[そのまま西殿の回廊を歩く。
天聖の気配を探って。]
[天聖の持つであろう『聖魔剣』なら、青年でなくてはいけない理由は無い。結界内で剣の力が抑えられている今なら、むしろオティーリエの方が適切に思えた。
クレメンスの報告により大地の『神斬剣』が黒い腕輪である事は予想できているが、天聖の場合はまだそこまで判ってはいない。服の下に付けられている場合など非常に面倒になる]
……わかった。私も行くよ。
けれど、大丈夫そうなら貴女に任せていいかな。
他にも確かめておきたい事があるから。
[そう囁いて、陽光の仔竜へと夢を渡る]
[あるわけもなかった。
結局水を一杯とクッキーを一枚だけ口にする。
身体を意識して、力を意識する]
…大丈夫。
[自らに暗示をかけるように呟いて。
ローブが「覆い」となるように念じると廊下へ出た]
ありがとうございます。
頑張ると、言いましたよ?
[小さく笑って、
そのまま扉に手をかけた。]
あなたはあなたのなさることを。
わたしは、エルザ殿の剣を奪いましょう。
[そうして開いた先。
そこに存在する姿に、微笑みは深くなる。]
エルザ殿。
ご無事でしたか。……色々と酷いことになっていましたから、心配しました。
―結界内/回廊―
[青年が姿を現したのは、天聖の仔が眠る部屋の前だった。
ノックをして中を覗きこむと中から規則的な寝息が聞こえる。陽光の王へ何か言っているのかさくらんぼ色の唇が動いたのも見えたが、それが音として青年の耳に届く事は無い]
……。
[気配なく部屋に入り、枕元に花の砂糖漬けを入れた瓶を置く。飴玉の方が仔竜は喜ぶだろうが、流石に手に入れる余裕はなかった]
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