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―西殿・一階廊下―
オトフリート様…。
[僅かに身構えながらも、どうにか微笑らしきものを返す]
ご心配の掛け通しで申し訳なく思います。
ですがこの通り。お約束したように休息も取りましたから。
―結界内―
「えぇ、では遠慮なく頼ります。
結界内にはいますから、助けが必要ならいつでも」
[前に約束した言葉を囁き、口元に笑みを浮かべる。
必要なら呼ぶように心話で告げ、青年は別方向へと向かった]
―一階廊下―
それは良いことですね。
側近殿にはお会いになりましたか?
あなたの事を心配されているようでしたが。
[それから、軽く眉根を寄せて]
――食事も、摂っています?
剣にばかり、気を使っていてはいけませんよ?
いえ、未だ。
会わねばならないとは思いますが、何処に居るかご存知でしょうか。
[心配は幾重にも掛けているだろうなとは思いつつ。
眉が寄るのには小さく首を振り]
今少しばかり口にはしました。
ですが、落ち着いて食べる余裕も欲しいところですね。
…剣のことが気になるのは、貴方の方ではないですか?
[疑問に疑問を返して微妙にはぐらかす。
相手がどこまで知っているのか判断は付かなかった。
柔らかな微笑の理由も知れず、惑う]
居る場所までは存じませんが――もしかしたら、欠片と戦っているかもしれませんね。
止めた方が良いとは忠告してあるはずですけれど。
[どこにいるのかと首を振り]
食事の量が少しでは、弱ってしまいますよ?
確かに、わたしの方が気にしているかもしれませんね。
聖魔剣をお持ちなのでしょう?
あなたがそんなにも余裕を持てていないのは、その剣のせいなのでしょうね。
――見せていただけませんか?
少しでも減らそうとして?
…そうした無理をする人では無いはずなのですが。
[だが確信できるものではなく、表情を曇らせる]
元から、近年はそう多くを口にすることがありませんので。
[本当は回復の為には多くを摂った方が良いのは他者と変わらないのだけれど]
どうして私が持っていると?
そしてご覧になって…どうなさるおつもりですか。
憂さ晴らしかもしれませんね。
若いのにつかまってしまった、という。
[小さく笑う。]
大丈夫ですよ、側近殿はお強い方ですから。
食欲、心配されていませんか?
――あなたがお持ちだと、知っているからですよ。
[剣の話に、声は闇を乗せ、響く。]
お分かりなら、とぼけるのは止めた方が良いですよ。
怪我をしたくはないでしょう?
―結界内/会議室前―
[返ったオティーリエの心話に口元の笑みを深めて、青年は迷いの無い足取りで十五竜王を封じた会議場へと向かう。内側からの強化により、結界を構築した青年でもこの部屋だけは解く事が出来ないだろうが、今はその方が都合よかった]
ギュンター殿。
[混沌の欠片の警戒に巡廻しても会議場の前に陣取る事は忘れない、かつての友に声を掛ける]
確かに頭の固い人ですし。
その強さも存じておりますが。
必要とする分まで絶っているわけではありませんから。
[自分も影響をかなり受けている自覚は薄い]
――ダーヴィッド様以外には見せていないはずですが。
確信をお持ちでは誤魔化しようがありませんね。
[半歩、身を引く]
であれば、お見せするまでは構いませんが。
お渡しすることは出来ません。
[両手を前で重ねながら、否を告げた]
これは剣の意思でもありますがゆえに。
[『願い』を叶えるのにどれ程の代償がいるかは判らないが、青年は既に一つ支払っていた。目を逸らしながら睨むという器用な事をしてのける皇竜王の側近に、青年はレンズの影に感情を隠し微笑んだ]
一つ、ご報告があります。
養女のエルザ殿が此方にいらっしゃいましたよ。
[それがギュンターの耳に届いた瞬間、青年は封印の眼鏡を外し反射的に向けられた視線を覗き込んだ。紺碧に見えた紫紺が赤紫に変わり、心の奥に抱えた秘密を暴き出す。
――…聖魔剣は、何処に?]
剣の意志など、どうでも良いのですよ。
[身を引く様子に、笑みのままに一歩、近付き。]
わたしは。
わたしたちは、それが欲しいのですから――。
[聖魔剣は仮初の意思を持つ。
その本体が共に在るを認めそうな相手、その中で一番近くに居たのがエルザだったのだ。
だから一抹の不安はあれど彼女に剣は託された]
[二振りの剣は契約の下にその姿を変える。
腕輪然り、短剣然り。
そして聖魔剣が他に多く取ってきた形は…首飾り]
[側近であればその姿も見たことがあっただろうか]
手にするべきでない者が手にすれば、崩壊を招く。
それを知った上で望まれますか。
[伸ばされる手を、鋭く払う。
そのまま大きく一歩後ろに下がる]
なれば猶のこと、渡すことは出来ませぬ。
[左手の印は無理をしすぎたせいで、そう簡単に封を解けなくなってしまっていた。或いは癒された時にそうもされたのか]
崩壊など。
[浮かべたのは微笑み。]
わたしたちは、それを望んでいるのです。
何があろうとも。
[払われた手の痛みなど、感じてはいないよう。]
渡すことが出来ないと仰るなら、どうなさるおつもりです?
[宙へ浮いた手が己の首元へ。
音を立て解かれたタイは、その腕に振られ、一つの短刀へ変ずる。]
[覗き込んだ心の奥、幾多の中から必要な一つを引きずり出す]
「首飾り――…真珠と土耳古石の」
[オティーリエへ声を投げると同時、鋭い一撃を頬に食らった]
中
おいちゃん封印は苦手だよ!
ああでも出来なくはないか。
なんかおっさんは何でも出来る人に見られてるやも。
そして今日手数的にむしろ死なないとまずい事が判明。場合によっちゃあと一日は有余があるけど、止めた方がいいな。
あぁ…ならエルザ吊りは仕方なかったんだろうか。
サーセンそこまで考えてなかった><
成る程なー
[歳は取っても歴戦を経た竜の一撃は、一瞬の空白を生じさせる。けれど青年は痛みを感じさせない顔で口の端を横に引き、素早く後ろへ飛び退った。
時空竜の一閃も避けた身のこなしはエインシェントのもの。追撃を受ける前に口を開かぬまま、夢渡る]
――…
[追いかける怒鳴り声にも、何も返す事なく]
………。
[ギュ、と唇を噛んだ。
視線が胸元に向き、気配が変わった。
右耳に手を伸ばし、真珠飾りを引き千切る。
手の中に現れたのは相手のそれより一回り小さな短剣]
最後まで、抵抗します!
[一瞬それた意識、反射的に踏み込んでいた。
短刀を握る手を狙い刃を振るう。
力量差は当然あるだろう。目の前の相手にだけ集中して]
――っ!
[隙を見逃すほど甘くはないということか]
[振るわれた刃は、短刀を握る手を傷付ける。
切り付けられた手は血に濡れる。
力が入り、それはなお多く。]
[間合いは近い]
[反射的に、腹部目がけて蹴り上げる。]
[肉を切り裂く感覚。
眉を寄せながら刃を返し、武器を封じられたなら次は足と。
だが、それよりも早く相手は動く]
グッ!
[腹への一撃がまともに入った。思わず身体が折れる]
―結界内/回廊―
[青年が次に姿を現したのは、時空竜の眠る部屋の前。夢かどうかは怪しいが意識の空白を飛び石にして渡った。
他に気配が無いのを確かめてから腫れ始めた頬に掌を当て、口内の血を吐き捨てる]
ぃってー……
[精神の竜が痛みを遮断するのは容易く、殴られた次の瞬間にも消し去っていたけれど、口の端に紅残し歪めた顔は痛みを表していた]
はっ、
[握り、零れる血など気にせず。
続けざまにもう一撃、今度は刃の柄で背を狙う。]
[翠の双眸が、暗闇を帯びて"敵"を見る。]
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