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オトフリートさんは強がるから大丈夫はあんまり信用ならない、だっけ?そんな話を昨日ヘルミーネさんとしてたから。
[突っ込みには昨日ヘルミーネとかがしていた話を口にする。
ヘルミーネの声が聞こえたのでぱちりと瞬きひとつして。]
オトフリートさんが胸元抑えて大丈夫って言ってるから、無理してヘルミーネさんに怒られても知らないよって言った所。
[あっさり細かい所まで知らせておいた。]
よくて俺達で対処しろ。
悪くて皆まとめて…だろうしな。
[オトフリートに返すのはそんな言葉。
今までの対応を見れば、素直に開放されるとは思えない]
集会場内、いやまぁ外か。
で…起きたわけだしな……。
[自分達の中にその犯人はいる。そう確信をされてもしかたのない事実。]
どうすればいいのか、こういう時に何か詳しい奴はいないのか?
[頭に浮かんだのはライヒアルトの姿]
ライヒなら何か詳しくないかね…。
[呟きながら、そういえばあいつの姿をみていないなと思った。]
おー。ハイン兄さん。おはよう。
えっとだな。ここに集められた理由…あれが現実味を帯びてきたっぽい。
今日自衛団長が死んだことで…ね
[やってきたハインリヒに説明をして]
ちょとオト兄。そこで目をおよがせたら駄目だよ
[なぁ。というように同じように注意したダーヴへといって]
ヘル姉っ。またオト兄が無理してるみたいっ
[報告した。決して告げ口じゃないと思う]
─広間─
[フォルカーが口にしたのは、以前自分が言った決意。縹色が軽く見開かれる]
ぁ───……。
[その願いを護ると言うフォルカーに、何故か、頷けなかった。握られた手も握り返すことが出来ない]
[タオルを置いて行ってくれたヘルミーネとウェンデルには、今の余韻もあってか言葉を紡ぐことは出来ず、軽く頭を下げるに留める。片方だけ手を解放してもらい、タオルを手に取ると、半ば隠すよにタオルで目元を覆った]
お早う、先生。
[ハインリヒには挨拶だけを向ける。
ギュンターの死は直接見た訳ではないから、説明は他がするのに任せた]
そうか。
[それからダーヴィッドとユリアンの証言を受けて、視線はオトフリートの方へ。
暫し無言の時間が続くか]
……その時がくれば、目覚める。
……発動の条件……。
[フォルカーの言葉に、思案するよに目を伏せる。
ユリアンとダーヴィッドの言うあれこれは、一時的に意識から遮断した。
過ぎるのは、幾つかの推測]
その『力』が、人狼に対するためのものであるなら。
普段は、使えない方がいい……と。
俺は、思いますけどね。
[悔しさの滲む声には、こんな言葉をぽつりと返す。
もしかすると、妙な実感がこもって聞こえたやも知れないが]
[ハインリヒの姿が見えれば、軽く挨拶を返し]
そんな話聞かされて育った子供とかやだしな。
[ユリアンの言葉にそんな感想を漏らす]
ああ、探すにしてもどうやって探すとか、これからどう対応してくかだな。
[ユリアンの言葉に頷きながら]
どうすればいいのか、それが一番の問題だけどな。
[そこでオトフリートの言葉が聞こえた。
フォルカーの言葉は聞こえていなかったので、視線はオトフリートに]
場…か…。
[聞いたことのある言葉、呟いて漏らす言葉には何か知っている風にも聞こえたかもしれない]
[オトフリートに関しては、だなぁとユリアンに大きく同意した。
事実をヘルミーネに飛ばしただけで、きっと告げ口ではないと思う。
フォルカーの場とか力とかに関してはよく分からない。解ってないが、何か大切な話な予感はしたので、一応頭に単語を留めておいたりした。
エーリッヒが言う人物は、そういえば暫く見ていない気がした。実際はそんな長い間ではないはずなのだが。]
そういや今日はまだ見ないな、グラーツ殿。まだ寝てるのかもな。
[ちらと二階のほうへと視線は行ったか。]
[イレーネの反応を窺ってはいたが、返らぬ声、入らない手の力に、フォルカーは、理由を追求することはなかった。
一度だけ、少女の手を包み込む己の手に、強すぎない程度に力を籠めてから、片手を解放する]
レーネの望みを叶える――……
それが、僕の、“絶対”。
[傍の彼女にだけ聞こえる、囁くような声で言うと、立ち上がり、もう片方の手からも力を抜く]
―広間―
[口々に伝えられる事情に、思いっきり顔を顰め、え?と]
…みんなで口裏合わせてからかおう…ってわけじゃなさそうだな。
自衛団長が亡くなっちまった…って…。
[一度、イレーネの方へ視線を向け、その表情を見て]
なんで、人狼の仕業だとわかった?
[事故じゃないとわかるにせよ、だ、と付け加え、
自分はどかっと広間の椅子に腰を下ろす。
どこか最後まで寝惚けたままだった頭の一部が、すっと冷めていく]
……とりあえず、後者の最悪は避けれるよう、釘を刺しては見ましたが。
恐らくは、俺たちで対処しろ、という事になるんでしょうね。
[エーリッヒの言葉に、疲れたようにこう言って。
彼の言葉に、言われてみれば黒髪の修道士を見てはいないな、とふと思う。
向かいの部屋の様子を確かめる余裕など、さすがに先ほどはなかった]
って……。
何か、ご存知なんですか?
[それから、紡がれた短い言葉に。
僅かに首を傾げつつ、問いを投げた]
だよな。イレーネの言うことはよくわかる。
何も失わないですむなら、それに越したことはない。
[返す言葉は優しい色を含むもの、後に続いた言葉はどこか冷たい感じに]
けれど、時にはそれが通らない時もある。
答えなんてない、なにも。
あるのは事実、ただ非情な事実。
[続いた言葉は複雑な感情の混ざったもの、どこか苦しげで、楽しそうでもある]
俺はイレーネに恨まれる覚悟も…できている…つもりだ…。
けれど、本当に大切に思うのなら、俺は手を出さない…。
フォルカーにはな。
[反面、他の人に対しては、手を出すという意味にもなるだろう]
傷痕からの判断ですよ。
[ハインリヒから投げられた疑問に、思い返すのは白の中の真紅]
俺は、最初の犠牲者の傷は見てはいませんが。
……ギュンターさんの受けた傷。
あれは……普通の獣や、人の手だけでは成しえるとは思えませんでした。
―広間―
[昔馴染はこちらを見ない。
だが常のように問い詰めに行こうとはしなかった]
フリー。
…分かってるよな?
[低い声で釘を刺しはしたけれど、それだけで視線は外れた]
[オトフリートの呟きのような台詞に、頷きは返さなかった]
……力があったら、
[ただ、ごく小さく声を漏らしただけ。
緩く頭を振って思考を振り払い、誤魔化すよう、相変わらず恐る恐るながら黒猫をひと撫でして、暖炉近くの椅子のひとつに腰を下ろす。
嘘の苦手な少年は、口を噤んで、皆の話を*聞いていた*]
む、発動って言うと、人狼と対抗するっていう…
[そこで口をつぐんだ。小声ではあったが漏れ出たのだろうか
気にせずエーリッヒの言葉に反応する]
だね。俺も嫌だな。そんな子供。
どう探すかはわからない。耳とか尻尾とか生えてるとかならそれ探せばいいだけだろうけど。そんな簡単だったらすぐ見つけてるよね
[やる前から諦めるのはどうかと思うがすっぱり諦めた]
対応は…ぁー
[思わず垂れてため息を吐いた]
最悪はか…。
どっちにっせよいい状態ではないな。
[前者が示すことも、あまりいい状態とはいえない。
団長だけじゃない犠牲者が、これから増える可能性も十分にあるのだから。]
んっ?
[不意に聞こえたオトフリートからの疑問の声]
いや、さっき言ったとおり聞いた話についてだ。場って言葉で、思い出したことがある。
人狼とそれに対抗する力、あと月だったっけかな、条件がそろうと殺し合いすることになるとか。
なんかそんな話。
曖昧で悪い、こんなことならしっかりとあの時話聞いとくべきだったな。
[その後は交わされる話を聞くでもなく、広間を見渡す。
隅のソファでうとうとしているローザが目に止まり、微かに笑んだ]
毛布、何処にあったかな。
[誰にともなく言って、廊下側への入口へと向かう]
……ああ。
わかってる、よ。
[低い声の釘刺しに、返したのはため息混じりの言葉。
話す、と言った事。
状況が状況だけに、誰かには話さなくてはならない事。
今の自分の状況を鑑みるに、付随する『厄介事』を隠すのは無理だな、と半ば諦めてはいた]
[フォルカーの反応には、僅かに目を細めるものの、何も言わず。
猫は大人しく撫でられ、なぁう、と、案ずるような声を上げた]
さすがにこんな状態でその冗談は…いや、俺ならいいそうとか思われそうだけど
[ハインリヒに疲れたように説明して垂れるのをやめ、人狼という説明はオトフリートに任せ、更にオトフリートの体調はヘルミーナに任せ…という任せまくりで起き上がり、ふらふらっと広間から出る]
―広間―
あっ。何枚かは持ってきたけれど。
もう少しあった方がいいのかしら。
[ヘルミーネの声にガタンと音を立てて腰を浮かせ、ソファに置いた分を示す]
浴室の隣が倉庫で、まだ置いてありましたけど。
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