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いや、ベアトリーチェがつまらなそうだったからな。
じゃあ何か気分転換にするかってことっで冗談でかくれんぼうって俺がいったら総突っ込みだ。
[いつもの調子にもどりエーファの頭を撫でながらゼルギウスに答えて]
どうしてときたか。
[エーファの頭は以前撫でたまま]
それは素直にお兄ちゃんのことを評してくれたからだ。
―厨房―
昨日の料理の時に、ある程度は。
正確には、一昨日だけど。これ、やったの。
[大鍋を受け取り水を入れ、火にかける。
適度なタイミングを見計らい、材料や香辛料を入れていく]
仕込み。お店だといつも、お店が終わった深夜か。
お店を開ける前の早朝に一人でやるの。
だから、今回連れてこられたんだと思うけど…習慣があんまり抜けてなくて。
[親友に対する言の葉は、近しい分、幾分雄弁。
鍋を覗き込み、灰汁を掬った]
ある訳がないだろう、そんな授業が。
[人狼だとか][殺人だとか]
[冗談めかしたつもりだが]
…ああ、構わない。
[頷き]
[広間へと向かう][間は少し離れ]
[イヴァンの呟きが耳に入ると]
んっ、さっき話した力ってやつか?
[イヴァンが普通ではない状況から何がしかの力が本当にあるのだろうかと一瞬思ったが、
ゼルギウスの声を聞けば]
いや、なんかイヴァンがいうには人狼かそうでないか見極める力あるかもしれないって言うんだ。
ライヒアルトが言うには確かにそういう力の人間っているらしい。
[時間は少し飛び、翌早朝。]
[自警団の1人が、ギュンター団長の死体を発見した。]
[死体は集会場の裏手の軒下で、凍り付いていた。]
[死体には数本のつららが突き刺さっており、死体のあった軒のつららが何本か折れているのも見つかった。]
[当初こそ、折れたつららが偶然下を歩いていたギュンターを直撃した可能性が考慮されたが、]
[事故にしては、幾本ものつららが正確に急所に刺さりすぎている点、]
[そして、落下しただけでは到底刺さりえない深さにまで傷が達している点から、]
[「自警団長ギュンターは人狼に殺害された」、そう集会場の面々には通達された。]
いやまあ。
その通りだけどさ。
[ここで人狼ですと告白するような者もいるまいが]
…あぁ、そういうこと。
生ける者を見極める力、か。
[教わった言葉を口に出して、息を吐いた]
……見極める者。
それが正しき力であるなら、『疑わずに済む者』が見出せた事になる、が。
[思案するよに腕を組みつつ、小さく呟く]
しかし、それはそれで、面倒だな。
一度で引き当てられなかったとなると……色々と、危険だ。
そりゃー総突っ込みくらうわ。
[マテウスの返答にけらりと笑った]
[イヴァンについてを聞くと]
…へぇ。
仮にそれが事実としても、本当かどうかは俺らには分からないんだけど?
何か人狼が居ること前提になってるみたいだけど。
居ると言う確証がない状態でそんなこと言われてもなぁ。
[疑いは晴れない]
[全く信じていないと言うのが見て取れるだろう]
[子供は、イヴァンの言葉と、それに反応する人々の言葉を耳にして、視線を向ける]
エーリッヒは、違う。そう。
[落胆の色が声に滲む]
エーファはよく分からないなぁ…。
狂信者だけど、「最初は気づいてない」設定できてるのかな?
そもそも狂信者じゃなかったりして。
/*
と、いうか。
その描写だと。
……喰われてないっぽい?
[首こてし]
…………なんだろう、心臓と喉笛がっつり喰った白雪の自分が異様に思えるんだけどwwwww
[注:喰いの整合性を出すために発見回した蒼狼]
―厨房―
流石、本職は違うな。おかげで皆助かる。
[食は人の生命線だから、それが確保されているのはとてもあり難いと素直に思い。]
癖が抜けないのは…まぁ皆そうじゃないのか?
エーリッヒや薬師どのあたりは、暇だからとここに居ても篭って仕事してそうだ。
[料理する様を、邪魔にならないように見ながらそんな見てきたかのような雑話を。]
糸車があれば、私も空いた時間に糸を紡ぐんだが。
流石にそこまでは望めないからな。
[そうして漂ってくる良い匂いに目を細めた。]
エーリッヒさんは人狼じゃないよ。
…でもわたしやマテウスのことを見られてたら、危なかったのかな?
…危険だね。
大工 イヴァンは、療養中の少女 ベアトリーチェ を能力(占う)の対象に選びました。
やあ。
俺も今来たばかりなんですが、と。
[扉の方を振り返る。
入ってきた相手に軽く手を上げた]
俺は人狼じゃない。
…と、イヴァンが言ってくれた。
[説明に迷い、とりあえずそうとだけアーベルに]
……確かに、確証はない、な。
[ゼルギウスの言葉に、一つ、息を吐く]
だが、人狼が架空の存在ではない事。
少なくとも、それは事実だ。
[淡々と、告げる。
『力あるもの』が動いた事で、楽観視や希望的観測は既に、なかった]
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