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ほうほう。
なかなか面白そうな展開になってきたわね。
[ゼルギウスの言葉ににこやかに笑いながら答え]
ん。そうね。後日に。
大丈夫。忘れないから。
あ、それから、私が性悪ってのは、否定しません。
だって、私の愛は旦那様限定ですから。
[さらりと、いつも通りのろけた]
[クロエの浮かべるぎこちない笑みには気付けない。
カルメンは聞こえた言葉に嬉しそうに笑う]
[聞こえる音や言葉しか判断するものが無いから、カルメンは聞こえたものを信じるしか無いのだ]
……人狼。
救う?
[ふと、耳に届いた言葉は、思いも寄らぬもので。
刹那、苦手意識も忘れてエーリッヒをまじまじ、と見つめていた]
おまえが、しょーわる。おれは、おとこまえ。
[ユリアンの反駁には、あっさり応えて]
やだな、覚えとくわけないだろ?
そんなの覚えたってなんの利益にもなりゃしないしー。
[復讐を防ぐくらいにはなるかもしれないが。
ふと、自分の名前が呼ばれた気がして、首を向けた]
ゼルギウスー。
なんか呼んだ?
ってか、変な嘘には俺を巻き込むなよー。
[ブリジットとゲルダから恨まれるのはごめんとばかり]
盲人 カルメンは、妊婦 ブリジット を投票先に選びました。
うん。
大事な人がそばにいるってのは心強いものね。
例え、どんな事態が巻き起こっても、決してくじけないぐらいに。
[カルメンとクロエに笑いかけながら、無意識にその腹をなでた。
……ちくり、と痛みがする]
……。
[いくらなんでも、間隔が早すぎる。と思った]
そんなこといってー。ハインリヒさんも今納得しかけたでしょー
[ゲルダの視線には気づかずに、突っ込みを入れるハインリヒに楽しそうに言いつつ]
でもそれぐらいのほうがいいでしょ。
ブリジットさんは納得してくれてますしね
だって大変なことを忘れないっていうんですよー。
[全て自分都合です]
どうだろう、わたしは架空であったとしてもその中に一片の真実を含んでいるものだと考えるな。
教会に伝わる話では、各地で化け物が跋扈していた時代があったそうで、それを各地で教会から派遣された僧が平定したのだそうだよ。
その化け物が人狼。
実際調べてみると、人狼の言い伝えが残っている地域とおおよその時期、教会の教えが広まった地域と時期とが多少の誤差はあれども重なっているのだから。
一切の架空であればこのような符合を説明するのが難しいと思う。
/*
さらっと狼COっぽい事をしたが早かったろうか?
占われるのもいやだしなぁ。
人狼を救う、ならゲルダとエーリッヒ残したい。
はいはい。ご馳走様です。面白く感じたなら従者としては光栄に至り
[と最初は惚気について呆れたようにいいながらも、妙に様になった口調で従者風に言った後]
…あ、料理のほうは本当にご馳走様
ユリアンさんもね
[次は料理について礼を述べる]
[椅子の下に隠れるようにして(といっても何かしてるのは分かるだろうが)1ページ1ページ、何かを探すようにスケッチブックを開いて行く。
そうしてあるページで手を止めると、挟んでいた折り紙をじぃっと見つめた]
…はぅ。
[表を見て、裏を見て、やがて安心したように息を吐く。
開かれたスケッチブックには、白の代わりに灰色を使って描かれた、長い髪の人物画]
……変わった人だなぁ…。
[人狼を救う、というエーリッヒに、思ったままを呟いて。
ふと、ロミに気付いて声をかけた]
ロミちゃん、また描きたいものでもあったの?
……よく言うよ、ったく。
[あっさりとした答えに、思わずジト目になりつつ]
……安心しろ、お前が忘れても、俺は忘れないから。
[次の瞬間には、にっこり笑った]
ん、ああ。
口にあったなら、何より。
[それから、ゼルギウスの礼に、こう返して]
大丈夫。嘘は言ってないよ。ダーヴィッドさん。
ブリジットさんが倒れたときダーヴィッドさんが運んだっていうのを話しただけだしね
[その仮定とかはまあ仮想ですが、その部分は紛れもなく事実なのでそこだけ述べればややこしく感じなくて済むだろうと言った]
[ブリジットはそれに気づくと、ゆっくりと立ち上がって]
ごめん。
やっぱまだ完調じゃないようだし、少し横になってくるよ。
無理する気も無いしね。
[自分の体に負担をかけないように、その足取りは非常にゆっくりとした歩みで自分が寝ていた部屋へ向かう。
少しずつ、意識が閉じ始めている。世界が何か変わっていたとしても、今は何も気づかないかも知れない。
結局、料理だけして、ブリジットは一口も*食事をすることは無かった*]
人狼の事は御伽噺のようなことだからピンと来ないかもしれないが、そうだね「ツバメが低く飛ぶと雨」を考えてみると、少しは納得いくのではないかな。
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