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―廃墟・崩壊したビルの跡―
[暫くそのままそれを眺め、やれやれといった面持ちでカードの情報を読み取る]
相手は…「仕事人」かぁ…
そんな所だろうと思ってたけど。
[これだけの事をするのには他の人物では無理がある、と判断して]
んー、こりゃ他に任せてなるべく手ぇ出さない方がよさそうだなぁ。相性悪そ。
……そうも言ってらんねぇんだろうけど。
[めんどくさい、とぶつぶつ言いながら]
「聖騎士」…なぁ。「いい顔」してくれそうだったんだけどな。
あいつからいろいろ奪ってやりたかったんだけど、まぁしょうがねぇか。
終わったら遊んでもらおう。
[本人以外にはよく解らないだろう事を呟く。多分深い意味はない]
/*
なんだか俺ってばもってもてー?(別の意味で
さて、一日目脱落の面々で治療できるタイプ居たかな。
さすがに頭の傷は治さないと失血死する気がしてきt
風刃 カルロスが「時間を進める」を選択しました。
さて、っと。
[瓦礫を眺めていた顔をふっと上げる]
明日はわが身、とも言うし、とりあえず休んでおくとするかねぇ。
やっといた方がいい事もあるしなぁ。
[そう言ってそこを離れて、前にも使ったことのある廃屋へ。
携帯食を食べようと袋を覗いて、あ、と気が付いたように取り出すのは林檎]
こういう所にいるような人じゃなかったけどねぇ…
[昨日の脱落者でもある贈り主を思い出して。だけど思い出すだけで他に何の感慨もなく。
椅子に座ってテーブルに足を投げ出して林檎を齧る。
食べ終えたらそのまま眠ってしまうだろうか**]
[原子が集約し分子となるように。
霧散した影は気付けば其処に集約していた]
[『檻』の中、ずるりと身体は崩れ落ちる]
…何処から、喋ってるんだ?
[彷徨う朽葉色が捉えるのは見知った姿と見知らぬ姿と。
少なくとも『声』を発した人物は捉えられない]
/*
女教皇(The High Priestess)
<キーワード>『未来に関する啓示』
こん解釈ええな。
先読みば出来るけぇ。
高っけぇ建物ん屋上じゃ。
[そう言うことではなく]
そん場所ぁ『魂の檻』ば言うてな。
『デュエル』ん脱落者ば集めとく場所じゃけぇ。
『ピース』ば『デッキ』にせん限り解放ばされんけぇ、ゆっくりしときぃ。
[傷付いたままの身体は動かない。
無理をすれば動くだろうが、今は休息を得ると決めていた]
…言われなくても、そう、動く気はないけど。
その様子だと、貴方はまだ脱落してないのかな。
…どうして、話せるんです?
[捉えどころを失った朽葉。
青の縁取る目蓋が下りて、視界を閉ざした]
/*
F5更新じゃないと墓+赤って更新されないんですね…返答遅れてすみません。
ワシゃまーだやりおうとりゃせんけんねぇ。
ルールば破った『呪い』っちゅーことにしとき。
[詳細に説明するのは難しい。と言うよりは面倒と考えクローディアが残した言葉を借用する]
/*
気にしなや。
アンデッドモードば使う時ん仕様じゃけぇ。
そいとF5更新やのうてCtrl+F5のキャッシュクリア更新やないと正常に更新せんことば多か。
IEなば発言ボタンでも更新かかることもあるようじゃけどの。
墓ば居る時ゃあCtrl+F5での更新ば心掛けるんがよかと。
[薄らと顔が笑みを模る。
吐き出す呼気にも僅かにその気配が乗った]
『呪い』、か。
そう、…どうして『管理者』を落としに行ったのかな。
答えたくないなら、言わなくてもいいですけど。
/*
了解、今後はキャッシュクリア更新を心掛けます。
かかか、皆聞くんじゃのぅ。
大した理由はなか。
『面白そう』じゃと思うたからじゃて。
最後んやりおうたる相手ば先ん下したばどぎゃんことなるか思うてのぅ。
ま、ちぃとは変化ば起きたき、まぁまぁ成功っちゅーことになるじゃろかの。
こげな場所ば覗けるようなったしのぅ。
[紡ぐ言葉は常に愉しさを含んでいて。自分が愉しむためと言うのが良く伝わることだろう]
だって。ルールを破るには、ペナルティが付いて回る。
どうしてだろうって、思うよ。
本当、ですよ。
俺も焦って…馬鹿みたいなこと、したなあ。
[くすくすと笑う声が床に転がる。
少し離れた場所で誰かが動く音がして、朽葉色がゆるりと巡った]
ケイジみたいに、もっと、愉しめば良かった。
[視界の端に、銀]
『随分な様相だね、マイルズ』
ああ、…掌、大丈夫です?
[見下ろす深い藍色は元『エンペラー』のカードマスター。
過去に教会の依頼でとある墓地に現れたアンデットクリーチャーの討伐に向かった縁もある相手]
『君のが重傷だよ。…あまり魔力も無いから、酷いところだけね』
[翳される掌に集う光。じわりと頭部と両腕が熱を持つ]
……ありがとう。
『これも何かの縁だからね。気にしないで』
[右側頭部、ライフル弾が掠めた紅を手で押さえて起き上がる]
…檻に入れられて喜ぶ人間がいるとは思えないけど?
[花を手に揺らす女性を目に留めて。
ゆるり、首を傾げた]
貴方は、怪我は大丈夫です?
ワシんとっちゃペナルティすら「愉しみ」ば一つじゃて。
[何が起きようとも愉しむのが男のスタンス。この程度のペナルティはペナルティにすらならないらしい]
おまはん、こん『デュエル』ば参加したんは、何ぞ望みでもあったんかいね?
遊びん来たっちゅー感じはせんけんねぇ。
[遊びに来たのはこの男くらいのものだろう]
嬢ちゃんはこん場所ば気に食わんけぇ?
『デュエル』ば終わるまでん辛抱じゃけぇ。
しばーらくば我慢しちょお。
[負の感想を漏らすロザリーにはそんな言葉を投げかけた]
[聞こえた声に緩く紫紺が瞬いて、]
…聖騎士さま。…さん?
[やはり敬称は悩むようで、首を傾げ。
そうして問われたことに、一つ頷いた。
確かに紅のドレスはさらに濃い黒朱に染まってはいるが]
私は…天使さんに治していただきましたので……。
それに、治療薬や麻酔がわりのものもありますし。
大丈夫ですか?
[おうむがえしに問い掛けた]
『デス』が移ったって聞いて、最初は何故って思ったけど。
…なるほど、
[起こした身体、近くの壁に添わせて]
ケイジらしいな。
[問いの言葉に少し首を傾げる。逡巡するような曖昧な間]
まあ、ね。どうしても欲しいものがあったんです。
こんな機会でもない限り、絶対無理なものだから。
[小さく笑う。追求を逃れたがるような、そんな笑み]
[悩む敬称にまた笑う]
さん、もいらないですよ。
マイルズ、と。呼び捨てで充分だから。
[怪我を問うのに返されたのは頷き。
血液のこびり付いたような部位はあれども]
そう、治して貰ったのなら良かった。
…俺も薬くらいは用意しとくべきだったなあ。
[鸚鵡返しには苦く笑って、けれど頷く]
つらいのは治してもらったから。
[示す先には銀髪に藍色の瞳の男。男はにこりと笑みを浮かべて会釈を]
[あくまで酷い傷だけ。浅い傷や軽い火傷は其処此処に散り、左脚の掠めた銃創もそのままだけれど]
[聖騎士の望み…横で交わされる会話を興味深そうに耳で拾う]
…閉じ込められるのが、どうにも苦手ですもので。
檻と聞くと、囚われの印象が強いですし…。
[場所そのものより、何かひっかかるものがあるらしく。
冴えない表情]
会うて間もなかにワシらしい言われるけぇ。
ワシん性格ば浸透しちょおようじゃのぅ。
[楽しげにけらけらと笑い声を上げた]
『デッキ』ば力使わんと得られんものけぇ。
囚われとるっちゅーことかいのぅ。
[問いかけると言うよりは独り言のように。言葉以上に感情を伝える相手の笑みが望むように、それ以上追及する言葉は紡がない]
そら囚われとるしのぅ。
そういやなしてこん檻ば捕える必要ばあるんじゃろ。
カード取られてもうたんなら、フィールドば弾きだしゃええんに。
[不意に浮かんだ疑問を口にする。結局のところ、男も良く分かっていないらしい]
印象論ですよ。
気に障ったのなら謝りますけど、…そうでもないかな?
[楽しげな声音にまた笑い声を零して]
そう、だね。
[独り言らしきに返すのは小さな呟き。肯定の言葉が相手の言葉の前者後者どちらに掛かるのかは言わないが]
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