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ぁ、 ハシェさん……!
[飛び出すのを止めるつもりはないが、封筒を落としていったのは気に掛かった。
拾える体勢ではないが、視線は床へと落ちる]
─二階・個室─
[階下の話題は当然知らず。
場にいる猫は呆れ果てていたりもしたが、それはさておき]
それだ、って……て、ちょ!
[さすがに、いきなり服の裾を捲られれば、驚きもするものの。
そこにある、明らかに異質な色に、冷静さが返るのは早かった]
……今日、見たら。
俺の『力』と同じように、人狼に反応した……?
[呟きは、どこか独り言めく。
翠は僅かな時間、蒼を見つめてその形を記憶に止めた後、すい、と逸らされる]
……これもこれで、何の因果だ……というのは、ちょっと置いて。
目のやり場というものに困るんで、早めに隠してくれると助かるんだが。
[声は少し、引きつっていたかも知れない]
ウェンデルのやつ急にどうしたんだ?
[ヘルミーナを神と崇めているなど知らぬ...は飛び出していった。ウェンデルに首をかしげ。とりあえず落ちた封筒を拾い上げ、テーブルの上に置いた]
―台所→広間―
お、嫁入り先もあるし、俺の未来は安泰か?
[台所へ行く前のローザの立候補に、楽しげな声を返したか。
エルザと一緒に入れたばかりの茶とホットミルクを広間へ運ぶ。
と、広間を出ていくウェンデルの後ろ姿に、顔を顰めた]
あいつ、こんどはなんだ??
[真面目なのはいいが、真面目すぎて遊びがないのが玉に傷だと思っていた。
階段を上る足音が耳に届き、また、何だ?と呟いて首を傾げた。
お盆を広間のテーブルへ置いたならエルザに配るのを任せて、
自分は茶の入ったカップを手に暖炉脇へ]
─広間─
[逃げ出す猫には気付かぬまま。フォルカーの動きに沿って身体が横へと向く。この体勢になるとしがみ付くのも難しく、背中に回していた手は外れ。ころりと膝枕される体勢へ]
んぅ……。
[このままだとまた寝そうである]
団長の孫 イレーネが「時間を進める」を選択しました。
……レーネ。
寝るなら、お布団行って、寝よう?
[いつまでもこのままは、流石にちょっと困った。
ぺち、と少女の頬を軽く叩いて、いっときの覚醒を*促した*]
/*
ああ、やっぱり風呂鳩からでは返事が間に合わなかった。
地上に丸投げです。どんな扱いになっても問題ありませんよと、聞こえないここで。
それから、ローザちゃんにごめんなさい。
突然死だと投票が無効になるのかと思って変えてしまっていました。こんな基本ルール間違えてたとは。申し訳ないです。
―二階・個室―
恐らくは、そういうこと…だな。
[そこまでは先と変わらず、小さな声だったのだが]
…ん。
あ、嗚呼。
[上ずった声に顔を上げる。
裾から手を離して、蒼は隠れた]
なんだ、お前でもそういうコトを気にするのか。
[表情は何故か悪戯めいたものになる。
入口傍から離れ、オトフリートに近付いて]
―台所―
[ハインリヒとローザの遣り取りには忍び笑い]
ありがとうございます。
でも、旦那様に怒られてしまうわ?
[そんな冗談を言ったりもして。
広間に戻ればカップを配っていった]
─二階・個室─
……あのな。
普通、気にするだろうがっ!
[普段、意識しないようにしている反動か。
こういう時は、逆に動揺が出やすいようで]
……な。なんだよ?
[悪戯めいた表情に、何となく、嫌な予感が過ぎる。
廊下から聞こえる、ばたばたという忙しない音がそれを更に助長した]
お嫁にくるのでもお嫁にもらってもらうのでも、どっちでもー?
[ころころと笑いながら言ってるが、本人は本気なのだろう。
ウェンデルが走り去る様子には、驚いて幾度か瞬いて見送った。]
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