情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─廃墟・どこかの屋上─
[樹の上で一休みした後、男は廃墟へと舞い戻る]
『審判』か『隠者』か。
エイキチ、おまんはどっちがよかね?
[『デス』と『ザ・ムーン』のカードを手に情報を眺めやりながら小猿へと訊ねる。声ならぬ鳴き声は「ウキッ」と奏で、その返事に男は笑いを漏らす]
かかか、そげに悩む必要ばなかね。
持っとるカードば見ても、あん嬢ちゃんと一番やりおうたか。
[片や偽りの光を、片や真なる光を]
ワシが真なる光を掴めぇか、向こうに下されぇか。
まっこと興味深か。
[標的を定め、男は愉しげに声を漏らした]
[ふ、と
風が変わる気配に目を開ける]
あぁ…なるほど、ね…
脱落者は「特別室」にご案内、ってか。
[自嘲気味の笑い。
聞こえた声にそれを更に濃くして]
……うっせーよ。
[一言だけでそれを片付けた]
[感じた気配にすぃ、と視線をずらすとこちらを見る女。
自身がカードを奪った、元「世界」のカードマスター]
よぅ。また会ったな。
んな顔すんなって、見りゃわかんだろ…
俺にも「世界」は手に余った、って事さ。
[何を望むのか。と問われてへらりといつもの笑みを浮かべ]
さぁね、叶わねぇ望みなんざ言ってもしょうがねぇだろ?
少なくとも、あんたにゃ無理だな。
[それだけ言って女から目を逸らす。
暫くして女は側から離れていく]
[外側の傷はもう殆どが「消えて」いる。外傷の酷いのは軸足に受けた火傷と左肩の裂傷。それももうすぐに消えるだろう]
治りが早いからって痛くねぇ訳じゃねぇんだぞ、っと。
[少し大きめな声を出せば背が疼くように痛んで。軽く顔を顰めて利き腕を動かす]
こっちはもうちっと掛かるかねぇ。
[めんどくせぇ、と呟いて]
[手に持つ『デス』のカード。それを介し『魂の檻』に触れる]
ほーぉ。
おまはんも死ねん身体かいね?
[異常に治りの早い身体に男は声だけで訊ねた]
…あぁ?
[聞こえた声にどこか不機嫌そうに返したのは、声の主に対してか問われたことに対してか]
「おまはん『も』」って…
あぁ、そういうことさ。死にたいのに死ねない、厄介なもんさ。
[それを肯定して、どこか苦いものが混じった笑みを浮かべる。
向こうには見えないだろうけど]
色々、無茶やってみたんだけどねぇ…
そのうちそれが楽しくなっちまって、今じゃこの通り。
[言葉に混じるのは自嘲。
軽く声を立てて、笑って]
[残念ながら見えてます]
[苦いものが混じる笑みに対し、かか、とした短い笑いを返す]
おまはんが望みはそういうことかいの。
ああ、ちなみん他ん死ねんのは管理者はんのことじゃけぇ。
気絶も出来んのじゃとよ。
[自分のことではないと暗喩する。勿論男も「死なない」のではあるが「死ねない」のではない]
自棄ばなっちょおか。
死ねんなば、どっか狂うても可笑しなかしのぅ。
おまはん、怪我なば治るようじゃが、寿命でも死ねんのがね?
[強張った身体から放たれた短い言葉。
それが解けた後の微妙な表情]
[矢張り蒸し返すべきではなかったか。
脳裏を掠めた後悔は、乱れ咲く花々に掻き消える]
……、
[彼女にとっては残念なことに、耳は良い方だった。
壁越しの『隠者』の発動を聞き取る程度には]
[さあ、どうしたものだろう。
気付かれたらまた不機嫌になられてしまうだろうか。
けれど、どう足掻いても。
*弛む頬は止められそうにない*]
[この声の主ならば笑うだろうと思っていたから、ただ苦笑を返すだけで]
俺の望み、なぁ…
会いたい奴が、居るんだ。でも、ここに居たら会えないから、さ。
こんな体じゃ、一緒に居られないから…そいつは「俺が「治る」まで待つ」って言ってた。
俺はそいつに「必ず帰る」って言ったけど、もう、ね。
[その相手はもう「会えない所」に居るのだ、とまでは口にしないが]
「管理者」か…こんなもん管理してるんじゃただモンじゃないのは解るけど。
難儀な人だね、あの人も。
[立場が違う故に、管理者の気持ちまではわからないが]
こんなんじゃ、愛だの恋だの人並みなもんは無理だろ?
欲しいもん手に入れるには…なぁ?
寿命、ね。どうなんだろ。
まだ寿命で死ぬほどは生きてないからなぁ。
いくつ誕生日過ぎたかは忘れたけど。
[二十代後半、というのは外見に合わせただけ、らしい]
そうけぇ。
そん人ば会うたるがおまはんが望みか。
確かんこげな力ば持つもんに望まにゃ難しか望みかものぅ。
[それ以上の追及はしない。したところでどうにもならないために]
「定め」られとるのじゃろ、こんカードやら作ったもんやらに。
ワシゃぜーったい嫌じゃがの、あげな立場は。
[とても嫌そうな声で紡いだ]
無理、のぅ。
先立たれたりしちょおて自分ば傷付くんが嫌なば、求めん方がよかね。
そん方が楽じゃからの。
まぁだ寿命がどぎゃんなるか分からんのなば、ながーい目で見とぉたらどぎゃんね。
そんうち死ねるやも知れんき。
[楽天的に口にするのは他人事であるからか]
どうにもね、「運命の輪」は俺のためには回ってくれなかったみてぇだ。
[相変わらずの笑いを浮かべたまま]
「定め」ねぇ…俺も遠慮するね、そんなもん。
どうせ生きるなら「楽しいこと」やっていてぇし。
[あっさりと本音を吐いて、その後の言葉にまた、笑う]
先立たれんのも嫌だけどさ。多分その前に怖がられるんじゃねぇかなぁ。こんなんだし。
そういう日が来るなら嬉しいねぇ。
まぁ、期待しないで待ってようかねぇ…風が止まる時、ってのを。
[気休めでしかないけれど、と付け加えて声を上げて、笑った]
投票を委任します。
氷華 リディアは、傾奇者 ケイジ に投票を委任しました。
―川岸―
だーるー。
[水から上がった虎の姿がぶれて人らしき形になる。霧のよな何かが晴れると木に寄りかかって休む姿が見えるようになった]
やっぱ、殺しておくべきだったかなー。
でもなー。約束だしなー。
[はふりと大きく息を吐く]
生かしておいたら次は殺されるかも、だよね。
うー。
[狂った笑いと呪詛の言葉が木霊する。
帽子のない頭の上、三角耳はへちょりと伏せられた]
[風が髪を乾かしてゆく。
暫く吹かれていたがおもむろに懐からカードを取り出した]
風刃のおにーさんまで退場しちゃったんだ。
もっとごはんのお裾分けほしかったなー。
色々見つけておいたのに。
[最初に抱く感想がそれなのもどうだろう。
干物魚の味を思い出してぺろりと唇を舐めた]
で、勝ったのは手品師さんか。
狐と犬のオジサンたちに仕事人のオジサン。
やー、見事に戦いにくそーなヒトばかり残ってるー。
雷鳴のおねーさんはおねーさんで……だし。
[隠し札まで切ることになりそうで厄介だった]
も少し身体休めてからにしたいけど。
どっちにしろ先では連戦だろうしなー。
[人数が減れば当然の流れだろう]
とにかく様子見にいきますか。
[カードをしまい直し、ひょいっと立ち上がる。
木の枝に引っ掛けてあった帽子をいつものよに被り、気配を探りながら歩き*始めた*]
氷華 リディアが「時間を進める」を選択しました。
/*
昨夜は本当にお疲れ様でした。
今日はお休み。だけど兎猫もだるーもーどなのです。
『教皇』と『悪魔』は対にもなるカードなのでどうしようか悩んで活性化にはまだ使わず。上手い活用法も思いついていませんが。
どうでもいいことだけど、ケイジをエリカはおにーさんと呼び、リディアはオジサンと呼んでるとか。
呼んでる側、一つしか違わないのにw
折角来たカードば活かせんかったけ。
残念じゃったのぅ。
んむ、そこらは気が合いそうじゃの。
人生楽しまにゃ損じゃて。
[うむうむ、と頷いているのだが、声しか届けていないために見ることは出来ないだろう]
なんじゃあそげなこと。
自分から諦めちょおたらそら誰も来んて。
おまはんが志一つば思うがのぅ。
大胆かぁ思うたら、おまはん意外ん小心者じゃの。
[呆れたような声色。様々を見て来たが故に言える言葉でもあるか。小心者、の部分には小馬鹿にする気配も乗った。期待しないで待つ、と言う言葉には、「そうしときぃ」とだけ返す]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新