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それじゃあ、ひとつ頂きますね。
[甘いものはむしろ好きなほうなので、チェロスのプレーンをひとつカルメンからもらい。
口も小さいので食べるのに時間がかかるらしく、ちまちまと食べている]
ベルさんも惜しかったですよね。
[そう言葉をかけながら、ベッティの凶弾に撃たれる店員には少しばかりの同情の気持ちだけを内心で送っておいた。
一方そのころ、ヴィターはというと]
「わては、ヴィターゆぅんやぁぁぁぁぁ……」
[ドップラー効果を残しつつ割かしあっさりとお空に吹っ飛んでいった]
ヴぃーくん?
[その姿に自分は首をかしげて、蹴り上げた姿勢のままの人物が見えたので、
恐らく何か余計なことをして怒りを買ったのだろうと結論付けた。
なにか言っているようだがここからではよく聞き取れなかった]
[ベッティの更なる挑戦=店員の試練の結果はおいしくいただいて。
続く騒ぎを傍観し、来訪者の正体に前髪の影で口角を引き上げた。]
ふむ、相変わらずいい蹴りだね。
残念ながら元気いっぱいのようだ。
[小声で呟くと、リディがカルメンと話している様子を眺める。
アナウンスに従い、去っていくもの達にはひらひら指先を振ってお見送り。]
>>356
ふわふわもふもふしたのは正義、よ。
美形は美形で正義なんだけど、一歩間違えればとても残念。
[いい例が陽光学科にいるし。]
トリスタン導師とヒュレストは舞台で漫才しそうよね、しかも素で。
[とても酷い評価だった]
…………おぉ?
[そうして、フルボッコ後の射的台の前で景品の分配なぞ行なわれているところに流れてくる集合のアナウンス(>>339、>>340)
何やら最後の方に余計なものまで流れてきたが、気にした様子はなく。]
そろそろ時間かぁ。じゃあこの中身も早く片さないとなぁ
[そう言って袋の中を覗く。
内訳:串焼き[14]本、ドーナッツ[11]個、たこ焼き{2}箱、リンゴ飴{5}個]
[その相手もベッティのときのようにあわただしく立ち去ったために声をかける機会もなく、カルメンやベルと知り合いらしいことはわかった。
いずれにせよ参加者のようなので後で会えるだろうと、さほど気にしないことにした]
もう、そんな時間なのですね。
私はそろそろ会場に行きますね。
[各々に散るみんなに自分はそちらに向かうことを伝えてから]
それでは皆さん、また後ほどに。
次会いますときは、ライバル同士ですね。
[楽しそうな笑みを残してその場を後にした]
むぅ、まだ結構多いなぁ
あ、レーちゃんリンゴ飴食べる?
串焼きとドーナッツもあるでよ
他の人らも、よかったら摘んでいいよー
[そう言って、たこ焼きと串焼きをはぐはぐ食いつつ、袋を差し出した。]
[ぽてぽてと世界樹へと歩きつつ]
そーいうモンなの?
つか、ザンネンな美形とか、いるんだ。
[>>360 陽光学科の騎士気質は苦手なため、あんまり近づかなかったりするから、心当たりはなかった]
漫才……まあ、普段の会話が結構、それっぽいよなぁ。
[なんか酷い事をさらっと言っていたり]
[立ち去ろうとしたところで、エーリッヒに呼び止められて、
先ほどのこともまぁ、気にならなくはないのだが意識はリンゴ飴に]
いります。
[即答して、受け取りおいしそうになめている。
その姿は子供そのものに見えたかもしれない]
ありがとうございます、エーリッヒのこと、少し見直しましたよ。
[そのままエーリッヒにはお礼の言葉を残して、りんご飴をなめながら会場の方へと向かった]
[リディとカルメンの姿が完全に消えてから、ちまちま食べている導師に向き直った。
ちょっと小動物っぽい仕草が微笑ましい。]
それではこちらも失礼しますね。
色々と楽しませていただき感謝します。
[射的のお財布でもあり、個性あふれる客の中心であったろうとみなした小さな姿に一礼する。
大いに楽しんだ代償に減った薬の中身を補充しにその場を離れようかなという心積もり。]
みんないっぱい買い込んでるんだね。
んー、甘いものはさっきいただいてきたから、串焼きを一本もらっていいかな?
[デザートと食事は別腹、と順番は逆だが手を伸ばす。
リンゴ飴ひとつで見直される師弟の評価にはこっそり隠れて微笑。]
─中庭・『世界樹の仔』傍─
「おーおー、集まって来たなぁ」
「”かように大勢参加して頂けたは有り難きこと。
彼らには是非にも楽しんでもらわねばな”」
『さぁーて、どないなことんなるやろかねぇ』
[集まって来る参加者にそれぞれ反応を示す。ヒュレストだけ何故か悪そうな顔をしていたが]
……………。
[事前に提出された申請書の束も、人が集まるにつれて{6}cm程嵩が増えてたとか]
[飲み物は普通のお茶と、何となく気になった搾りたてのイチゴ果汁がふんだんに使われたイチゴオレとを2本買った。
歩いてる途中で見つけたたこ焼き屋にも寄っておいた。]
にしてもたこ焼きとか良く売ってるよなぁ…。
元々こっちにあったのかな、それとも昔同じ世界の人が来て残したのかな…。
[とか買ったあとも少し、店先でぼんやり物思いに耽っていたら、ふと
「ちーちゃん、たこ焼き食べるー?」
『うん!』
「タコはー?」
『抜くー!』
とかいう親子連れの微笑ましいけどそれはたこ焼きに対して失礼じゃ?
と思える会話があり、案の定それはねーよとしゃしゃり出た店主と母親の口論が始まったので、回れ右してその場を離れた。**]
─中庭・『世界樹の仔』傍─
[参加者が集まり始めたそこは人がそこそこにいて、
その中に小さい自分は埋もれていた]
むぅー、ディル導師達の姿が見えませんね…。
[前に行こうと人の隙間をぬってちょこちょこと前の方へと]
[即答でリンゴ飴を受け取り、お礼の言葉を残して美味しそうに舐めながら立ち去っていくイレーネを見送りつつ]
…………ねぇ、ノキア
「…………なんです、エーリ?」
……あれって無理に背伸びするおこちゃまな反応よなぁ?
…………頭撫でてやりたくもなるっしょ?
「……………………ノーコメントで」
…………うぃっす
まあ、とりあえずこれ片して、俺らも向かおうか
[そう言って、串焼きをノキアに与えつつ、ドーナッツをやっつけに掛かるのであった。]
[そして、アーベルの言葉にそちらに顔を向けると]
あ、串焼きっすね。どうぞどうぞ
[そう言いながら、串焼きを取り出してアーベルへ渡した。]
よし、もうちょい
[既に袋の中身は、ほぼ空になっている。]
─中庭・『世界樹の仔』傍─
[目の前には黒山の人だかり。大小種族様々な参加者が集まっていた]
………………。
[それらを眺めていたディルスタンが不意に視線をある方向へと向ける。人の山を掻き分けるように動く気配]
「”ディル、如何した?”」
…………。
[問うベルデザンカイトへ返すのは、視線での促し。リンゴ飴が先に見えたかもしれない]
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