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―台所→広間―
[使った食器を洗って片付けた後、夜中に焼いておいた薄焼きクッキーやスコーン、ビスケット、ピーナツ煎餅などを皿に盛り合わせて、広間に置いておく]
お茶のおともにどうぞー。
―広間―
ええ。先に使わせていただきました。
浴室は廊下の奥にありますよ。
[身体を流したいというハインリヒに場所を教え、ウェンデルを見てまた首を傾げた。しっかりした所しかまだ見ていないから、予測がつかない。
フォルカーが入ってくるのに気がつくと、ふり返って手を振る]
おはよう、フォルカー君。
私も今朝は遅くなってしまったの。ご一緒しましょう?
[そうこうしているうちにヘルミーネもやってくるだろうか。
面白いものが見れてしまったら食事はまた少し遅れるの*かもしれない*]
じゃあ、先に見せてもらおうかなー。
[エリザベートに声を掛けられれば、そう頷いて。服を持ってきたエーリッヒに見せてもらう。
赤いワンピースや淡い緑色のブラウス、紺色のコートなどを見た後、淡い水色のノースリーブシャツとチェックのスカートを手に、価格交渉を始めるだろう]
―広間―
おはようさん。
[やってきたフォルカーを見て手をあげながら言葉を返す。
ローザがお菓子を置くのを見て、さんきゅう、と声をかけた]
いつのまに作ってたんだ、こんなの。
[早速手を伸ばしてクッキーをつまむ]
ああ、浴室はそこにあるのか、わかったありがとう。
それじゃぁ俺もいってくるかな?
[浴場の場所を教えてくれたエルザへはそう言って、
皿に盛られた料理の最後の一口を放り込んだ]
[朝食だけかと思えば、運ばれて来たお菓子の類。
少年のまなこがぱちぱちと瞬いた]
……すみません、何も、しなくて。
[同時に申し訳なさがこみ上げてきて、つい、謝罪が口を付いて出る]
ぁ、はい、エリザベートさん……
よかった、仲間が、いて。
[エルザの誘いに、ほっとしたように答える。
自分の分の食器を取り分けることだけはして、空いている席へとついた]
[ハインリヒとエルザの会話が聞こえれば、面白いものってなんだろうー?と首を傾げるだろう。
フォルカーが顔を出せば]
あ、フォルカー。おはよー、よく眠れた?
[などと言って近づき、頭を撫でてみようとする]
夜、中々寝付けなかったから、作ってたの。
酒場は夜遅くまでやってるから、いつも寝るの明け方だし。
[いつの間に、というハインリヒの言葉にはそう応じて。
フォルカーの謝罪の言葉には、ひとつふたつ瞬いて首をかしげ]
あたしは、暇つぶしに作ってただけだよー?
口に合えば良いんだけどね。
ご飯作ってくれたのはオトちゃんだし。
……ぁ、ルディンさん。
昨日は、…………すみませんでした。
その、直接、お返しできなくて。
[鉱石学者からの挨拶を受けた少年、眉を下げながら言う。
今日は石は見られないのかと、ちらちらと視線が向いてしまった]
……ぇ、えと。
一度、起きたんですが……つい、二度寝、を。
[改めて言うと随分恥ずかしいことと思えて、俯いてしまう。
その折に頭を撫でられて、きょとりと瞬いた。はにかんだ表情が浮かぶ]
…………撫でやすい、ですか、僕の頭。
[ハインリヒのほうも見て、問う]
―広間→浴場―
ごちそうさん。
うまかったよ、ありがとな。
[暖炉の側にいるオトフリートへ礼を言い、
食器を片付けるために立ち上がった]
へえ、うまいもんだ。
…さすがに、もう余裕はないがな。
[ローザが口に合えば…と言うのを聞き、
食べ過ぎたとお腹をさすりながら、へらっと笑た]
…返す?
[フォルカーの視線になんだっけ?と思うがすぐに石のことだと思い至る]
ああ、それは別に構わないんだが…
[ポケットをごそごそとして昨日の包みを出して開く。
鉄紺が顔をのぞかせた]
お前さん、こいつもいらねえのか?
俺はこっちは…おまえさんにやるつもりだったんだがな。
[首を傾げた]
……そっか。
酒場のお仕事って、夜遅く……ですよね。
[ハインリヒに向けた言葉を拾って、少年は納得の頷きをした]
後で、食べさせて…いただきます。
…………きっと、合うと。
[ローザの口から出た名前に視線を動かすと、オトフリートと、何やら熱心に何事かを教わっているイレーネの姿が視界に入った。星の話に興味があるのかと思えば、聞こえてくる単語は料理に関するもののようで、不思議そうに首を傾げる。
声をかけることはせず、ありがとうございます、との感謝と、いただきますを口にして、食事に手を伸ばす]
[見えた鉄紺に、分かりやすく縦長の瞳が輝く。
小さいながら、声をあげそうにもなった]
……い、ぇ、
その、……………欲しいです。
[逡巡したものの、願望を素直に口にする。
窺うよう、幼なじみのほうを見て、目を戻すといつも以上に声量を落として]
ちょっと……レーネと、喧嘩……?しちゃって、それは、貰ったものなんだ、って、上手く…………伝えられなくて。
[一緒に「返して」しまったのだと、言葉足らずに伝える]
―広間―
[フォルカーのこそっとした視線が向けられる方を見れば
イレーネがいて、なるほど、ケンカかと小さく笑んだ]
なんだ、そうか。
じゃあほら、持ってろ。
[包みと鉄紺を差し出し、空いてる手でフォールカーの頭を撫でようとする。
やっぱり、撫でやすいなと思ったのは思っただけ]
うん、初めて撫でたけど撫でやすいねー。
ついでにもふりたいけど、それは食事の後にでもゆっくりと?
[フォルカーに頷いて、笑顔でそんな事を言う。
やっぱり小動物扱いっぽい]
甘いものが苦手な人がいるかもしれないから、一応ほんのり塩味のお菓子も焼いてみたけど。
少し作りすぎちゃったから、余裕が出来たらつまんでみて下さいな、っと。
……あ、でも晩御飯が入らなくなるような食べ方はしちゃだめよー?
……喧嘩っていう、か。僕が、悪い…んですけど。
[もごもごとはっきりしない口調で付け足す。
差し出された石は丁重に受け取り、カーディガンのポケットにしっかりと仕舞い込んだ。
頭を撫でられるのは嫌いではなくとも、やっぱり複雑そうな表情になってしまう]
……もふ、る。
のは、ちょっと。
[もふる、という行為がどんなものか分かっておらず、困惑の色を浮かべて言う]
……………はい。
たくさん、食べるのは得意じゃ、ないから……なるべく、少しだけ。
でも、せっかくだから、いただきたい、です。
[素直に頷きながらも、食べたいということを伝えることは忘れない。
朝食と向かい合って、動かす手はゆっくりとしていたものの、小食ゆえというより、一つ一つ味わってのもののようだった]
[しっかりと味わったあとには、ごちそうさまの一言。
自分で食器を片付け、宣言通りに少しだけ、ローザの作ったクッキーを摘む。スコーンはおやつどきにでも、紅茶と一緒がいいだろうと手はつけなかった。おいしい、との感想を彼女に告げ、腹も随分と膨らんで来たあとには食休憩。
暖炉に近い位置に座り込んで、ぼんやりと*思考に耽り始めた*]
うーん。もふるのはダメかー。
[フォルカーの反応には残念そうに呟いて。
クッキーの感想を聞けば、良かったと笑顔を浮かべる。
その後は、空になった食器があれば片付けて洗ったり、暇つぶしに夕食の準備としてパスタでも手打ちしたりでもしているのだろうか**]
/*
こんな時間に起きた。
そしてフォル来てた、うわぁん。
しかしどんな顔して会えってや、って話。
……あれ、ハイン退席符無い。
大丈夫かな。
/*
部屋反対隣がハインさんだった
名前三文字に挟まれた。[だから何]
そしてローザさん。
うどんがアウトなら煎餅もアウトだと思います。
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