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ようやく魔の方の目的決ーめた(遅!)
多分アーベルの中に居る魔が興味あるのは、
歌姫の「声」…ないし魂をストック出来るっつー能力、かな。
多分、何らかの理由で魂が大量に必要なんでしょうね。
ろくでもない理由で。うーん物騒だ。
―客室―
[ものものしい空気には気付かない。
ただ目を覚まし、彼女は手元の紙を眺めた。]
……ちがう
[口唇から、絶望の息。
思い出してもその空気までは描ききれていない。
部屋の中には紙ごみの山。
白の紙にはオルゴォルがいくつも描かれ、そして捨てられている。]
ギュンターさんに頼めば、もう一度見せてもらえるかしら…?
絵を描くっていったら、許可してくれる?
[ゆる、と、首を振る。]
あんなに綺麗なものは、触りたくないけど。
触ったほうがよかったのかしら…
描きたいのに触りたくないなんて、おかしいわね…
[そして部屋を見渡すと、なるほど確かにオルゴールは影も形もない
自身は先んじて退室して見てはいないが、仲間の言うには確かに昨晩、主はオルゴールを部屋に持ち帰ったとのこと]
……一体誰が、どうやって?
[ただ、*茫然とそう呟く*]
――客室――
[昨夜の出来事のせいか珍しく寝付けずに。
ようやく浅い眠りから覚めれば、日は既に高く]
…やれ、寝過ごしてしもうたかの。
[ゆるりと起きあがり簡単に身支度を整えながら、ふと部屋の外へと気を向ければ、いつもより重く張った気配と少しばかり慌ただしい使用人達のざわめきに首を傾げ]
何かあったのかの?
かといって、ワシなどでは役に立たぬであろうしの…
[暫し考えた後、もし何かあったなら話があるだろうかと思い、そのまま部屋で*様子を伺うことに*]
小説家 ブリジットは、ランプ屋 イレーネ を能力(守る)の対象に選びました。
……ひらく?
[瞬く。と、中からユーディットがでてきた。]
あ、今日和。
ギュンターさんは?
[体調不良と答えられ、彼女はまた瞬いた。]
そう…
じゃあ、オルゴォル、もう一度みたかったのだけど、無理よね…
[溜め息が溢れる。]
あれを描かないと、次が描けないのに…
でも具合いが悪いなら仕方ないわね
…っ!
[がばっ。
…荒い呼吸を続け、ようやくさっき見たものが夢だったと気づく]
…あの、オルゴールの話、聞いちゃったからかな…
[魂を糧に、極上の歌を紡ぐというオルゴール。
結局、その音色を聞くことは無かったのだが…
逆に、其れが少女の想像力を膨らませたのだろうか。
軽く汗ばんだ寝間着の中に空気を送っている]
…?
[そう言えば、もうお披露目が終わったんだし、帰るのはいつか?とか、そういうことを聞かれそうなのに…
まだ、聞かれていない気がする。
ましてや、廊下の様子が少し…あわただしいというか…昨日と空気が違っているように感じた]
[ユーディットはオルゴォルという言葉に反応したかもしれない。
しかしそれには気付けなかった。]
ギュンターさんに、お大事にって伝えてくださいな
[*それから再び描くために部屋へ戻る*]
―自室―
魂が対価、なぁ…。
[昨夜の銀で縁取られた小箱を思い出し、物騒なオルゴール、とぽつり呟く。
噂だけ流れたまま、長い間公開を伏せられていた訳も納得が出来る。
此の邸に招待を受けるのは幾度も有ったが、今までとは類が違う物だ。]
[一見だけならば間違いなく綺麗だと言える。
装飾を踏まえれば尚更。素人目にも金品的にも値打ち物を感じさせるに違いなく
それは、この邸で今までに公開された物も同様だと言えて。
――それでも、今だかつて青年の興味は向けられる事は無かったけれど]
[ふと。
今までとは、何処か逸脱した感覚に僅か眉を寄せた。
目の奥にチラつく銀の輝きに、ふるりと頭を振って]
―――…何だ、…?
[この異変は、昨日から。
オルゴールを目にして、説明を聞いたまでは覚えている。
…『そこまで』は、はっきりと覚えているのに。
部屋に戻るまでが―――思い出せない。]
[音楽室から出る時もそうだった。
…一瞬にして、僅かながら記憶が切れる。
知らず身体の内に、永い刻を経て巣食い続けた魔の存在が
徐々に蝕みつつあるなど、青年に判るはずも無く。]
……?
[廊下を慌しく行き交う使用人たちの足音に、思考を中断し僅か首を傾げる。
常に冷静を身に纏う使用人が、何処か混乱に満ちた様子はそう有る事は珍しく]
…今は、やめておいた方がいっかな。
[披露が終われば、直ぐに帰る事になるだろうから
そのつもりで、今一度ピアノに触れておこうと考えていたのだけれど。
忙しなく動く使用人の邪魔立てをしてまで、する事でも無い。
僅かに肩を竦めれば、手荷物から暇つぶしにと持ってきた小説の頁を捲る]
[オルゴールの喪失、そしてその持ち主の状況―――
どちらであろうと、青年がまさか*想像だにすることは無く*]
―――何処ぞの狗が、手を出したか知らないが。
[面白い。と、
薄く開いた口許が音を成さずに形作る。
『彼』にとって、総てが自らの手に収めるまでの余興でしかない。
そう―――
喩え、自らがオルゴールに引き寄せられる危険性を孕んでいたとしても。
すぅ、と。その赤に染まった瞳が面白げに細む。
手にした本で隠された口許に浮ぶ表情までは、見えずとも。]
中/
【現時点(参考=一日目)での大まかな分類】
能力者臭の凄い人:
ヘルガ(狼CO)>エーリッヒ(妖?)>オトフリート(占?)>イレーネ(霊?)>ナターリエ・ブリジット>その他
発言量の凄い人(貰った飴数):
エーリッヒ(2)>オトフリート(1)>ユリアン(1)>アーベル>その他
発言量が少ないまたは絡みの少ない人:
ザムエル・イレーネ・ユーディット・ブリジット・ナターリエ・ヘルガ(狼CO済みなので発言数で吊られはしないだろうが)
…多すぎにゃ!
めっちゃ票ばらける予感で一杯にゃ。
村側能力者はほぼ出揃ってるけどにゃぁ、守護者が誰守ってそうかも想像付かないにゃ〜!
─2階・客室─
……そろそろ……落ち着いたかな。
[ずっと感じていたざわめきが鎮まるのを待って、小さく呟く]
「……エーリ、へいき?」
……ああ。
[カーバンクルの問いには微笑しつつ頷くが、すぐにそれは、真剣な表情へと取って代わる]
それにしても……騒がしいな。
[部屋の外から感じる、妙な慌しさ。
何事もなければ、特に気にかけるものでもない……のだが]
…………。
[目覚めてから感じていたざわめきが。どこかで警鐘めいたものを鳴らしていて]
『あいつ』の歌姫……まさか……な。
[今朝、『何か』と交わした言葉が蘇る]
……確かめて……みた方が、いいな……。
[小さな呟きと共に部屋を出て、3階へと]
─…→3階へ─
/中/
しかし。PCの意識してない存在をロールするのは
(一度はやってみたかったから良いけど)非常に難しいと知った。
…じわりじわりと表に反映させるって難しい、な。
なんつーか潜伏狼だから特にかもしれんけど。
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