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いんやぁ別に。
おまはんが思うちょる通りじゃろうからのぅ。
風んにーちゃんにゃこん態度ば気に食わん言われたがの。
[笑い声は絶えない]
え?
…ええと、でも、その。
[紫紺の瞳には、わかりやすく戸惑いの色。
暫くの逡巡の後、躊躇うようにごくごく小さな声が名前を呼んだ]
…マイルズ?――…で、宜しいのでしょうか?
[語尾上がりなうえに、更に疑問の言葉が続いたり。
もう一人の傍らの男に頭を下げるも]
…あ、それなら、じっとしていて下さいますか。
どこまで役立つかはわかりませんけれど。
[ひらひらとした紅のドレスには幾つもの収納場所。
その一つから植物の欠片を取り出し、力を与えると、水を多く含む葉に]
…火傷には、これを。
[力を込めた分、それなりのもの。それを傷口へ当て]
風…、『風刃』の?
[はたり、朽葉色が目蓋に隠れて、現れて]
何だか、意外だな。
一緒になって愉しんでそうなタイプに見えたのに。
[割と失礼なことを言っているのかもしれない]
[あらためて他者の口から「囚われ」と聞くと、表情が一段落ち込む。
深く、ため息]
…?
[紫紺は瞬き、不思議そうに首を傾けて、自身の思考を散らす]
場を作るにも、維持するにも、一定の人数が必要ですとか…。
まさか必然性がないなんてことは。
[場を構成した者なら分かるだろうかと、視線を巡らせた]
おぅ、風刃じゃ。
管理者はんば狙っとったらしゅうてのぅ。
先越されたんが悔しかったんじゃろうて。
突っ掛かられたわぃ。
[びみょーに誤解されそうなされなさそうな言葉で説明を入れ。大仰に肩を竦めたのだが、姿は現わしていないために分からなかったことだろう]
どうなんじゃろうの。
ただ単に関わったモン全てで見届けぇっちゅーことかもしれんのぅ。
ま、考えても分からんもんは分からん。
[自分で疑問を口にしておきながら、直ぐに考えるのを止めた]
[戸惑う様子をにこにことした笑みで眺め続け。
ようやく小さな声が名前を紡げば、こくりとひとつ頷いた]
ええ、それで良いよ。
俺からもロザリーと呼ばせて貰うから。
[許可も得ずにそう決める。
周囲の人間を悉く呼び捨てにしているのでそのうち怒られそうな]
え、あ、いや。別に耐えれるくらいだし、
[今度は戸惑うのはこちらの方。
おろおろとしている間に潤う葉は爆発の際に剥き出しだった部位――頬へと当てられて]
痛っ、
[走る痛みに反射的に声は上がって。一瞬の衝撃が引けば緩く息を吐き、薄ら笑んで]
ありがとう、助かるよ。
ああ、考えてたことは同じだったんだな。
直情的というかなんというか。
[びみょーに誤解できそうな言葉は、天然の前には意味を成せなかった]
[肩を竦めるのが見えるはずもなかったが、言葉の調子にそれらしきが垣間見えて、くすくすと零す笑い声に拍車をかけた]
…ええ、確かにそんな考え方もできますわね。
[狐の声に返すのは肯定。
場の作り主を探していた紫紺は、今は怪我の治療のためにひとところに留まる]
それに、そんなことを考えていてもつまらない、でしょうか?
[おそらく話題が早く、切れたのは、と。
くすり、声を上げて笑う]
[二人のやり取りには、仲ええのぅ、と微笑ましげに見てたとか]
一種ん快楽主義者らしかねぇ、あんにーちゃんも。
鳥んにーちゃんもそげな感じばしたけぇ。
[自分もその中に括られると言うのは解っているのか否か]
[街並みを眺める間、男は肩を竦めたり楽しげな笑いを漏らしたりと忙しない]
[端から見れば、何とも奇妙な光景だった*ことだろう*]
闘うことが好きなんだろうな。
俺とも闘いたがってた感じがしたから。
[カード云々が無くても。そんな気配]
鳥?…そういや誰か鳥と一緒にいるって、……あ。
[癖のようにカードを探りかけて。
手元に無いことに気付き、項垂れる]
…会えてないんだよな、その人。
……、…ええ、と。はい。
[柔和な笑顔に思わずすとんと頷いて。
その後で、対応を間違えた気がすると自問自答したとか]
怪我は、早めの治療が肝心ですので…。
…あ、大丈夫ですか?
[小さな悲鳴に紫紺が顔を覗き込む。
礼の言葉には、深緋の髪を揺らしながら、首を横に振った]
[了承を得られればまた笑みを。
自問自答は口に出されない限り気付かない。
――意図的に気付かない様子でいるのかもしれないが]
痕が残るくらいなら構わないんだけどね。
女の人は残ったりしたら困るでしょうけど。
大丈夫、ちょっと沁みただけ。
[覗き込む紫紺に朽葉色が細められる。
葉の下で焼けた皮膚は徐々に本来の色を取り戻しているだろうか]
快楽主義者…少なくとも、あともう一人はいらっしゃるような……。
[個人名は避けつつもささやかな指摘を]
…やっぱり。
[少しばかり、声音には呆れの色が滲む]
ここに来ることを決めた時には、そもそも五体満足で帰れるかも分からなかったわけですもの。
傷痕くらい構いませんわ。
[それが決意の代償であるなら、安すぎると思うほどに。
長い睫毛に紫紺が隠され、穏やかで、けれど強い笑顔が浮かぶ]
…それならば良いのですけれど。
もう、大丈夫でしょうか…?まだ、痛みます?
[一瞬重なった紫紺と朽葉。
すぐに紫紺は頬へと視線を落とし、元の肌に近い色を見る]
[強い笑顔に朽葉色が気圧される。
数度瞬いて、苦く笑って]
…強いな、貴方は。
もっと見た目通りのお嬢さんなのかと思ってた。
失礼なことを考えてたな、ごめんなさい。
[苦い物はそのままに、僅かに頭を下げて謝罪を示そうと]
…ん。火傷は多分、もういいかな。
さすがに全部治してもらうには、多すぎますから。
[脚の銃創はそのままで、降り注ぐ瓦礫を弾いたときの傷は血で固まった。弾き切れなかった瓦礫や、ライフル弾に一部を砕かれた『城壁』で身体の其処此処に打撲痕もある。爆発に吹き飛ばされた際の背の内出血も癒しの力には浸っていない]
[それでも葉の力の影響で、全てが緩和されているのだろうけれど]
……。
[目覚めた後も気分は最悪だった。
それでも、なんとか体が動かせる辺り、バトルの直後よりはマシだとは思ったが]
……。
[片膝を立てて起き上がり、煙草に火をつけて、懐から4枚のカードを取り出し、シャッフル。
鮮やかにカードが切られ、最後に宙に投げて、左から右に派手に4枚のカードを受け止めると、活性化しているカードが『戦車』と『吊られた男』から、『隠者』と『吊られた男』に変わっていた]
……。
[使い慣れないカードを使う気にはならなかった。
だからこそ、早いうちに今まで使用していたカードを使用可能に戻し、次回も使用できるように戻しておく必要があったのだ]
……。
[そして、懐に4枚のカード全てを仕舞うと、自身の写し見である『隠者』のカードに、今一度触れて情報を確認]
……お嬢さんが落ちたか。
[特に何の感慨も無く、そう呟く。
生きているのか、死んでいるのかは定かではないが、お相手があの天使だったのだとしたら、そう悪い結果にはなっていないのだろうと思った]
……ふ。
[小さく、口が歪む。
全く、相手を殺さないでおくとは、お優しい連中が多いことだ……自分も含めて。
それ以上のカードの移動が無いことを知ると、更にしばし休息。
さすがに、連戦が出来るほど、体に余裕も無ければ、*仕込みもしていないから*]
投票を委任します。
仕事人 スティーヴは、傾奇者 ケイジ に投票を委任しました。
仕事人 スティーヴが「時間を進める」を選択しました。
…いえ、まだまだ精進が足りません。
[背を伸ばし、紡ぐ言葉は凛と響く。
刹那のそれは、またすぐ元の柔らかい態度に隠されてしまうのだけれど]
今はまだ、唯の「お嬢さん」に違いありませんわね。
私がそう「見せていたい」というのもありますし。
ですから…謝られることではございませんわ。
[さらりと一つ種明かし。
多数の傷口を見つめたなら、唇に人差し指を当てた]
天使さん…。
そういえば、私の傷は塞いでくださいましたが…。
[倒されたにもかかわらず恨みはなく、寧ろ、心配をする響きが落ちた]
見せていたいと言われてしまったら、…その口調も咎められないな。
「お嬢さん」は見事な隠れ蓑になりそうだし。
知らない内に戦ったりしたらつらかっただろうな。
[さらりと明かされた種に、くつくつと肩を震わせる]
天使?…ああ、エリカと戦ったのか。
彼女に塞いでもらったのなら、自分の傷も塞げると思いますが。
[心配げな様子に首を傾げる。薄らと笑みを浮かべたままで]
同じ女の子同士では、効果も薄かったですけれど…。
あの無口なおじさまなんかは、やりづらそうな様子だったかもしれません。
[それが眼前の人を倒した相手だとは、今はまだ知らず]
…ええと、確かあの時に「今なら」できるとおっしゃっていた気がして。
ああ…
[思い返すのはつい先に戦った相手]
そうですね、「お嬢さん」な貴方だったらここまでぼろぼろにはされなかったかもしれない。
[ひらりと片手を振って、あっさりと打ち明ける。
振った手の甲から剥がれた赤茶の塊が床に転がった]
「今なら」?
…となると、今現在は無理なのかもしれないな。
カードを使ってたんなら、その間だけとかかもしれませんね。
[はた、と紫紺は瞬き、悪戯に微笑む。
事前の相手のことを知り得たというように頷いた後]
それは、どうでしょうね。
初撃で終わるとは思いがたいですが…。
[その場合、どちらが立っているのだろう、と。
そんな興味が浮かんで沈む]
どちらにしても、今となっては活用できない情報――…あ。
[活用できる相手の存在を思いだし、口をつぐんだ]
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