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[人のざわめきが深い眠りから、ツィンカを呼び覚まします。
気が付くと暖かい物が掛けられていました。]
誰が掛けて下さったのかしら?
[不思議そうな顔をして、首を傾げました。]
[他にも誰か来るかも知れないから、お茶は多めに用意します。]
はい、お待たせしました……あら。
[ロビーに戻ると、ちょうど女の人が目を覚ました所でした。]
えっ、えっ?
[牧師は突然のことに目を丸くします。
手足をばたつかせるも、非力な牧師が、力で木こりに敵うはずもありません。
牧師は渡された薪を抱えたまま、引きずられて行きます]
はい、そういうことでしたら、喜んで。
……それで、そのぉ。
手を、離しては頂けませんでしょう、か?
[牧師は首根っこを掴まれたまま、小さな声でお願いをしました]
おや、起きたか。
[声がするのに気がついて、旅人はソファを振り返ります。]
ブランケットは、あちらの方が。
[旅人は女の人の名前を知らなかったので、かわりにキッチンのほうを手で示します。
ちょうど当の本人がこちらに戻ってきた頃でしょうか。]
[見知らぬ旅人が指差す先には、見知ったドロテアの姿。]
ドロテア、お久し振り。
貴女の作る美味しいお菓子が恋しくて、また来たの。
そして暖かい毛布掛けてくれて有難う。
[人なつっこい笑顔を浮かべます。]
[牧師の小さな声に、木こりは足を止めました。
自分の手と牧師を見比べます。]
そうだな、靴が磨り減る。
それに薪も置いてきた方がいいな。
[のんびり言って、ようやく手を放しました。]
[木こりの手から解放されると
牧師はほっと胸を撫で下ろします。
足元を見下ろして、靴が磨り減っていないか調べました]
はい、それではしばらくお待ち下さい。
[牧師はこまねずみのように
急いで教会へ薪を置きに行くと
ぱたぱた、と木こりの元へと駈け戻って来ました。
その後、宿へと続く道を、楽しそうに
小さな歩幅で、てくてくと歩いていきます]
ふふ、久しぶりね。
きっとそうだと思っていたけれど、前よりも綺麗になっていたから確信が持てませんでしたわ。
[ツィンカの挨拶に、楽しそうに笑いながらこう返します。]
毛布は気にしないで?
せっかく戻ってきたのに、お医者様のお世話になるようでは寂しいでしょう?
それより、あなたもお茶をいかが?
[尋ねながら、まずは旅人にお茶のカップを差し出すのでした。]
旅人さんは今晩は。
旅人さんは幸運よ、黒い森のさくらんぼの季節に来るなんて。
夜の蛍もとても綺麗よ。
樵さんは、相変わらずね。
可愛いお嫁さん貰えたのかしら。
[ニコニコと笑ってます。]
ありがとう。
何から何まですまない。
[旅人はそう感謝して、ドロテアと呼ばれた女の人からカップを受け取ります。
一口飲んで、ほっと息を吐きました。]
うん、綺麗……?
どうなんでしょう。
でもドロテアが作るお菓子が恋しくて恋しくて、胸焦がれる程に恋してるから、綺麗になっているかもしれないかも。
[上目遣いでおねだりをしている。]
おう。
…ちょこまかしてんなあ。
[ぱたぱたと行って戻る牧師をそう評して。
重い荷で遅めの大きな歩幅と小さな歩幅が並びます。]
そろそろ森はサクランボの季節だがなあ。
狼がいるなら一人で行くのは危ねえな。
[食料調達法を呟いて歩けば、宿から灯りと人の気配。]
さくらんぼがあるのか。
それに蛍まで。
噂のせいで少し不安になっていたが、いい村のようだな。
[もうひとり、起きたばかりの女の人に声をかけられて、旅人は少し目を細めました。]
[お茶のカップをツィンカが取ろうとすると、宿の大時計が時を告げる。]
あら、こんな時間……。
もう寝ないと。
[残念そうにカップから手を放し、未練がましく自室へ戻っていった**]
あら、お気になさらずに。
わたくしが好きでやっている事でもありますから。
[旅人にこう言って、また、新しくお茶を注ぎます。]
あらあら、お菓子に恋してしまったの。
それじゃあ、美味しいのを作らなきゃ。
……その代わり、外の話を聞かせてくれるかしら?
[宿に着くなりかけられたツィンカの声に、髭面が歪みます。]
……まーだ独り身だよ、悪いか。
それにお前誰だ?
なんでオイラのこと知ってるみたいなことを…
そっちのも見かけねえ顔だし……。
[木こりは無愛想な顔と声で宿にいる面子を見回しました。]
[決して褒め言葉には聞こえない評価に、
牧師は少しだけ顔を膨らませます。
サクランボ、と聞けば
牧師のお腹がまたくぅと小さな音を立てます]
もうそんな季節ですか。
あ、私なら一人でも平気ですよ。神様がついてますから。
[牧師はえへん、と胸を張って見せます。
宿が見えてくれば、足取りは少し早まりました]
あら、ドミニクさん。
忘れてしまいしまたの、あの子の事?
[木こりの声に、笑いながらこんな事を言います。]
それにしても、女将さん、どこに行かれたのかしら。
御用なら、長引かなければいいのだけど……。
[中々戻ってこない女将さんがちょっと心配になってきました。**]
そうか。
礼になるかは分からないが、何かあれば言ってくれ。
[旅人はドロテアにそう言って、お茶を飲んでいます。
すると、扉が開く音がしました。]
おや、村の人だろうか。
旅の者で、ここにはつい先程来た。
ルイと言う。
[旅人は席を立って、ぺこりと挨拶しました。
たずねられましたので、きちんと名乗りもします。]
……行っちまったか。なんだったんだ?
ああ、旅人か。オイラは木こりのドミニクだ。
[残ったルイに名を返し、荷を渡すのが先と厨房へ。
薪束を下ろして戻ってテーブルに着きます。]
…あの子? ドロテアさんは知ってるのか。
女将ならさっき裏にいたから料理を頼んどいた。
食前のお祈りは神様のついてる牧師さんにまかせる。
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