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[ユリアンに掛けた声。
返事をする間くらいは置いたつもりであったが、
彼にはそう感じられなかったらしい>>11。
挨拶さえ戻らぬ事に些か怪訝な顔をする。
廊下に出るまでに快復したのだと思っていたが
思いのほか彼の体調は思わしくなかったようで
床へと倒れるさまに驚く。]
ユリアン…!?
[イヴァン>>12に続き名を呼んだ。
零れた声を拾えば、微か首を傾げ尋ねる。
聞けば神妙な顔をして]
――…そう。
それだけショックだったんだろうね。
[説明を聞くとそう漏らすものの、
言うべきか否かは判断できず曖昧な笑みを浮かべる。*]
─ ビルケ視点・回想・廊下→客室 ─
(>>11続き)
[元気になって起きたはずのに、また倒れたユリアンのことが心配で、くすんくすんと鼻を鳴らす。
イヴァンやライヒアルトは驚き、あるいは慌てているようだが、ビルケは途方に暮れていた。
気弱な主が死者に誘われ始めたのではないかと思え、気が気ではない。
なのに、自分にできることはごく限られていて。
ふたたび寝か>>13されたユリアンから離れまいと、ビルケはまた苦労して寝台へ上がった。
意識のないユリアンに寄り添い、くっついてうずくまる。
死者に囲まれ、何もかもが変わってしまったこの状況下で、湖面から響く氷の音>>0:#3だけは変わらない。]**
─ ビルケ視点・深夜〜早朝 ─
[夜中に何度か目を覚ました。
優しく撫でられているのがわかり、ビルケは甘え、鼻を鳴らす。
暗がりの中で、ユリアンは自分の右手をじっと見つめているようだ。
何やら重苦しい雰囲気に、ビルケもだんだん心配になってきた。
顔を上げると、その手を舐め、くわえて甘噛みした。
横たわったままのユリアンがはっと驚く。]
─ 早朝・客室→廊下 ─
[冬の日の出は遅く、鎧戸を開け>>3:112たままの窓の外はなかなか明るくならない。
うっすらと明るくなってきたかどうかという時刻で我慢の限界になり、ユリアンは部屋を出た。
寒気と空腹が切実だった。]
……静かにね、ビルケ?
[老犬に小声でそう話しかけつつ薄暗い廊下を見渡すと、不自然に半開き>>18の扉がある。]
誰がそこに寝泊まりしていたのか、ユリアンは知らない。
しかし、なぜか目が離せなかった。
足を踏み出そうとすると、ビルケが前に出て座り込み、ユリアンの顔を見上げていた。
そちらへ行くなと訴えるかのように。]
─ 早朝・ライヒアルトの部屋 ─
[着衣から、寝台の上の遺体がライヒアルトであることもわかった。
ユリアンはその場でがくりと膝をつく。]
間違って、いた…………。
最初からずっと、ぼくは間違って……?
[こぼれ落ちた細い声に答える者はいない。
どれくらい、そこにそうしていただろうか。
ビルケに袖口を引かれ、ユリアンはのろのろと立ち上がる。
血塗れの寝台に近づくことができず、同時に去りがたくも思え、動くことをなおも躊躇っていた。
やがて大きく息を吐き、胸の前で祈りの形に両手を組む。]
……ごめんなさい。
[神ならぬただびとの身では、これから起きることを予知しようもなかったのだ。]
─ 朝・大浴場 ─
[まだ誰も起きていないらしく、途中で覗いた広間は無人だった。
くしゃみをこらえ、ビルケを気遣いながらも、できるだけ急いで大浴場へ入る。
脱衣所に入っただけでも、冷えた身体が温ま>>1:20り、ユリアンはほっとした。
熱い湯で手ぬぐいを絞り、先にビルケの四肢を拭う。
それから癖のある毛にブラシをかける。
肩から背中、脇腹、肢。
暖かい空気とブラッシングに安心したのか、ビルケが大きく口を開いてあくびした。
エーファにとって食事の支度が日常の作業であるように、ユリアンにとってはビルケの世話が日常の動作だ。
抜け毛をまとめて丸めながら、思わず笑みがこぼれた。]
[この季節、老犬の毛を濡らすような真似はできない。
いつもの敷物を置き、ビルケにそこで待つよう指示すると、ユリアンは手早く服を脱いで浴室へ入る。
湯に浸かるのは数日ぶりだろうか。
肺に暖かな空気が満ちると、それだけで深い満足感をおぼえた。
まだ異常事態は終わっていない、そう思いはするけれども。]
[湯船の中からユリアンは天井を見上げる。
寝込んでいたせいで、誰が何をしていたのか、まったく把握できていない。]
エーファ……イヴァン……カルメン……オトフリート……。
[指を折って数えてみても、もはや誰に相談すればよいのか、見当もつかなかった。
成り行きとはいえ、ユリアンが手にかけてしまった旅人は人狼だったのだろうか?
でも、ライヒアルトの喉笛を噛みちぎった人狼が、]
まだ、この館のどこかにいる……。
[結局、誰かに教えてもらうしかないという結論に至った。]**
─ 広間〜厨房 ─
[広間にはまだ誰も来ていなかった。
ユリアンは暖炉に火を起こし、ビルケを残して厨房も覗いてみる。
エーファはいなかった。
遠慮している場合ではないので、薬缶で湯を沸かしたり鍋の残り物を温めたり。
ビルケ用にも湖で獲れたらしい白身魚を煮ておく。
飲み物と食べ物を確保すると、広間へ戻った。
腹を満たすと人心地付いて、気分まで明るくなる。]
─ 翌朝 ─
[この日も目覚めは緩やかだった。
破られることのない眠りからの起床は清々しい。
身支度を整えて客間を出れば、廊下一帯に視線を投げた]
………んー、
[スン、と鼻を鳴らす。
ライヒアルトの部屋に行き、何かを確認した後にユリアンの部屋の扉をノックした。
返事は無い。
寝ているか既に部屋を出たか、居るならビルケが反応している気もするため、既に起きている可能性も考えた]
なんともねーなら良いが。
[勝手に開けるわけにもいかないため、他で見つからなかったらまた来ることにした]
[次いで、カルメンの部屋をノックする。
こちらからも返事は無い]
………?
[先に起きていてもおかしくはないが、何となく嫌な予感がした]
───カルメン?
起きてるのか?
[聲で呼びかけてみる。
起きているなら届くはずの聲]
[けれど、いつもの涼やかな聲が返らない]
[最後にオトフリートの部屋をノックする。
彼はまだ部屋に居ただろうか。
居なければ姿を探し、呼び止めた]
侍祭さんのことは聞いたか?
[向ける話はライヒアルトがギュンターと同じように襲われていたこと。
けれどそれはただの切欠でしかなく]
──…何を考えている?
[本命の問いかけは言葉短く投げるに至る。
オトフリートへと投げる視線は、知ってるんだろう、と断定気味に問うていた]
大工 イヴァンが「時間を進める」を選択しました。
大工 イヴァンが「時間を進める」を取り消しました。
/*
コミット状況おーけー。
2:2状況持ってくとしたら、どっちを吊りにあげるかのぅ。
勝った場合、エーファは襲撃で落としたい気はする(
ここでオトフリートに票が集まる事態になったら俺はおろつくぞ(
大工 イヴァンは、仕立て屋 ユリアン を投票先に選びました。
大工 イヴァンは、薬師見習い エーファ を能力(襲う)の対象に選びました。
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