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しかし、いざ使おうとすると相手を選ぶ困り者でな。
[漏らされた笑みに返すのは、それだけを見たならば和やかな笑み]
……ふむ。
そちらも、中々に面白い力を持つようだな。
[詰められる間合いと、鋭い爪の連撃。
深紫に過ぎるのは愉しげないろ。
爪が届く直前、地を蹴り後ろへと飛びずさる事で連撃をかわし。
着地と同時、剣を横へと払う。
真紅の奇跡は三日月形の刃を作り出し、女へ向けて飛んだ]
/*
>>1023 >>1028 ハイン
名が呼びにくければ、肩書きで呼ぶと言い。
それだと、ほぼ全員に通じるからな。
そちらも頑張ってくれ。
>>1026 ノーラ
のんびり語る、というタイプでもなし、よいかと。
こちらこそ、よしなに。
>>1029 ティル
一度は動かしておかねば、と思ってな。
剣に関しては、笑っておいてくれ、という事で。
我儘なのじゃな。
[くつ、と浮かべた笑みは直ぐに消え。爪の連撃を躱されたと知るや、反撃を危惧して獣の動きが如く即座に後ろへと飛び退る。開いた間合いをどう詰めるか、と言う一瞬の思案の隙に飛び迫る、三日月型の刃]
やはり侮ってはならぬな。
[距離をものともせぬ攻撃に唇が弧を描いた。もう一度後ろへと飛び退りながら背に翼を生やし。宙へと舞うことで三日月型の刃を躱す。僅かばかり刃の方が早かったか、それが左足を掠めたが一時捨て置いた]
はっ!
[掛け声とともに翼を大きく羽ばたく。上空から男目掛けて滑空すると、男にぶつかる直前で急上昇。擦れ違い様に男の左肩を抉ろうと爪を繰り出した]
常に手元に置くのであれば、このくらいが適当とも言うが。
[宙へと舞い、刃をかわす姿。
人と獣の狭間の如きその様子に、浮かぶのは愉しげな笑み]
己が在り方、あるがまま、か。
……『女神』が好みそうだ。
[呟きは刹那。
滑空して迫るのを迎え撃とうと剣を構えるものの、刃を振るう直前の上昇に、僅か、対処は遅れる。
とっさ、身を引くことで深く抉り取られるには至らぬものの。
鋭い爪は肩を捕え、紅を散らす]
……ふ……やるな!
[紅を零しながらも、口元の弧は更に深くなり。
上へと抜けた女へ向け、下げていた刃を振り上げ、振り下ろす。
当然の如く刃は届かぬものの、その軌跡から先ほどよりも小振りな刃が二つ生まれて女の後を追った]
[深く抉る感触は得られなかったものの、爪には男の紅が付き。上昇しながら爪についた紅を舐めとる]
っくく、やはり力ある者の血は格別じゃな。
久々に口にしたのが極上のものと言うのは気分が良い。
[翼に制動をかけ視線を地上へと向けると、後を追うように走り来る二つの刃。避けるには間に合わないと判断し、先に傷付いていた左足で蹴り飛ばす様にして受ける。紅が散る左足をそのまま振るうと、垂れ落ちた紅が急速に凝固。鋭き矢尻となり数個、男へと降り注いだ]
遠距離ばかりでは埒が明かぬな。
さて、大きな一撃を食らわすには如何にしたものか。
[翼を動かし高度を落とし、地面すれすれでホバリングする。足を傷付けた以上、地を駆けるは容易ではないため、降り立つことはしなかった]
ほう、避けぬ、か。
[追撃の刃を受ける様子に、上がるのは感心したよな声。
そこに降り注ぐ、紅から生じた矢尻は剣を振るう事で打ち払う。
弾き損ねた一つが頬を僅かに掠り、金の髪を数本、風に散らした]
さて、このまま輪舞の如く打ち合うもまた悪くはない、が。
[地面すれすれで滞空する女との距離を測りつつ、小さく呟く]
……それでは、お前は納得すまい、『魂喰い』。
[問いは、手にした真紅の剣へ。
剣は肯定するよに、リィィィ、と甲高い音を立てて震える]
……ならば、行く、か。
[低い呟き。口元には、優美とも言える笑みが弧を描く。
深紫が対峙する女へと向けられ、直後、漆黒を纏うその身が疾く、駆けた]
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てぃるるんから質問来てたのは認識してるが、鳩で追うのめんどっちぃんで後回し。(ぉぃ
それに、総帥殿が出てくるならやりたいことが。
/*
ゲルダはこんにちは、だな。
やりたい事があるならば、言ってもらえれば可能な限り対応するぞ。
それにしても。
『ダークプリズン』がBGMとしてこの上なくはまるというのは、いささかどうなのかと思わなくもない。
[くん、と左足首を動かすと、垂れ落ちていた紅は止まる。けれど完全に治したわけではないため、痛みは残った]
まぁ、治している暇など無いからの。
[呟き眼前へと意識を戻すと、男が笑みを湛えながたこちらへと駆けて来る]
ふふ、そう来なくては。
……あれを試してみるとするか。
少しでも効けば、隙が出来るだろうて。
優れるが故に可聴するか、優れるが故にものともせぬか。
果たして……。
[迫る男を見て口端が持ち上がる。未だ構えず、両腕を大きく横に広げると、吼えるように口を大きく開けた。けれど声たる声は出ず、空気だけが凛と周囲に張り詰めた]
13人目、観測者 ブリジット がやってきました。
観測者 ブリジットは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[ふたりの闘争の最中。それを一望する場所に一人の少女が立っていた。]
ふふふ、これは珍しい。
盟主殿自らお動きになられるなんて。
よほど、面白い方をお見掛けになられたのでしょうね。
このレアなイベント、しかと『観測』させていただくとしましょう。
[楽しげにそう呟いた。]
……何を?
[構えるでなく、両手を広げる様子に訝るよに呟くものの、速度を落とす事はなく、距離を詰める。
先の一撃により、利き手である左の動きは鈍い。
捕えるに差し障るか、などと思った矢先に響く、声ならぬ、コエ]
……ほう……中々、よい声をしているな!
[ヒトならぬ、そして、『新種』とも異なる身はそれを確りと捉えるものの。
それがもたらす均衡の乱れが影響を及ぼすか否かは外見からは計り知れず]
いざ、参る!
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ということで、別ID取らせてもらってアルカナの自エピで最後ちらっと出た観測者を出してみる。
実は最初の入村予定キャラだったりする。
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