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[一生懸命に…でもやっぱりミリィの方が手際よく見えます。
とりあえず座れて休める場所の確保を優先]
ええと、暴走がおきた?
[オトフリートが頷いて先程と同じような話を。
ユリアンが相手ならもう少し詳しく説明がされるだろうか]
…お掃除の道具、探してくる。
[それを聞きながら、今更のようにそう言って*部屋の外へ*]
[ミリィのアバウトな説明に、それでも状況は把握できたようで]
あ、ちゃあ…ほんとに地上まで出て来ちゃったって?
油断してたな、こりゃ…
[一応怪我人の手当やらは済んでいるようだと見て、ためいき]
厨房は無事なんだね。とりあえず、これ置いてくる。
[しっかり抱えていたお魚入りの籠を厨房へと運んでおく]
[片づけが済んだ頃、ああそういえばと言うとキョロキョロと広くなった広間を見ると]
アーベル、どこ行ったか知らない?
[そう、その場に居る面子に*聞くか。*]
[広間に戻るとブリジットとオトフリートが、もう少し詳しい説明をくれた]
とりあえず、無事が確認できてるのは、ここにいる人と、麒麟殿、ダーヴ殿、あとお嬢?
降りて来てない人は出掛けてるのかな。
まあ、二階は無事そうだけど。
[少し、考えこむ]
――うげ。
[うだうだとその場で悩んでいる間に「声」が近付いた。
…こちらを認知しているのか、偶然なのかは判んないけど
この場にいたら、視覚的に見付かるのも時間の問題っぽい。]
…見付からないうちに、行こ。
[こそりと、出来る限り気配を消して。
木々に隠れながら南部に向かって移動開始。]
[ミリィにアーベルのことを問われれば、顔を上げる]
アーベル?いや、知らないけど。
[手当を受けて、ふらりと出て行ったと、誰かが答えたかもしれない]
彼は、どうも…気まぐれだからねえ。
[僅かに、声は沈んで]
とにかく、ちょっと表を見て来る。ああ、この回りだけですから。
いえ、オトさんはお茶飲んで休んでて下さい。ほら、セレスも不安がりますから。
[なんとなく命令口調で言って、表へ向かう]
…南西部を越えてー、南東部に、海があって。…。
あと、何だっけ。
[あまり、覚えてない。
こんなことなら、ちゃんと機鋼界の地図覚えてこればよかった。
まぁ…今更後悔したって、仕方が無いんだけれど。
色々考えながら、さく、と踏み込んで。突然周囲の視界が変わる。
じとっとした暑さに、亜熱帯に入ったのだけは何となく判った。
グルケーとか、変な鳴き声が聞えるし。]
…ここかな?
[昨日、エーリッヒが探してくれた場所。
少しぬかるんだ足元を見て、ぽつりと呟いた。
これは、猫さんじゃ…ドロドロになっても仕方ないなぁ。
…此処の気配は辿らなくても、良いかな。
尤も、今機鋼の気配なんて辿ったって、ガードなんとかしか
捉えられない気がするけれど。]
―屋敷の外―
[ドロイドの残骸を眺めていると、少し離れた場所にマテウスの踏みつぶした小型ドロイドを見つける]
ん、これなら…
[両手に挟むようにドロイドを乗せ、左手から右手へ雷撃の力を流す。ビ、と一瞬だけ、ドロイドのモノアイが光った]
…防衛…レベル…2に…移行?
[首を傾げる]
なんだそれ?
[翠樹の少女に捜されているとは知る由も無く]
[当の彼はと言えば、]
……、
[大地に仰向けに寝そべっていた。]
[大小の鋼の残骸が転がっているを見るに]
[幾度か戦いを交えた後なのかも知れず]
−南部:火山帯−
[彼方に見ゆるは今は眠れる火の山]
[その割には周囲の気温は些か高い]
[機鋼竜の目覚めの余波か][他の要因か]
くあ…。
[見張り兼窓ふさぎ中に寝てたなんてことは無い。
絶対にうとうとなんてしてない!
あくびをひとつして、ぷるぷるっと顔を振った。]
ポムッ!!
[ショートを起こして、ついでに小爆発したドロイドの小さな爆風を受ける]
けほけほ……!
[怪我はしなかったが、顔は煤まみれ、前髪少し焦げたかも]
……やっぱり、場所から「声」を聞くのは、まだ無理だよなぁ。
[数日間、体力の頃合いを見計らって何度か試してみたけれど
やはり、思うだけではそう簡単に行かないらしい。小さく溜息を零す。
元々、誰かの魂の声を聞く事、ならば慣れているけれど――
そもそも入り口があるかどうかも、感知できるかも判らない事に
弱り気味な状態で力を捻出するのは、中々難しい。]
……やっぱり誰かの「声」、聞いた方が早いかな。
[”共犯者”?だっけ?みたいなのが本当にいるんなら大変だし。
慣れない事するよりは、他の人にそっちは任せて。
――そういう人が居るかどうかだけでも、調べたほうが、良いのかな]
…適材適所?
[何か違うような、でもあってるような。]
─広間─
[取りあえず、広間を片付けたり、事情を説明したり、と動き回ってから、お茶を淹れて一息]
……なんでそこまできつく言い切りますかと。
[ユリアンの口調に苦笑しつつ、見送って。
従魔はどこか、機嫌を損ねている様子]
ランプ屋 イレーネは、シスター ナターリエ を能力(占う)の対象に選びました。
「時空竜、よくないのー」
いや、よくない、と言われても。
「よくないったら、よくないのー」
……いやだから、一体何が。
[てちてちぺちぺち。
不安げにくっついているように見える陰で、セレスは一生懸命てちぺちしていたとか。
……どうやら、怒っているらしい]
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