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[厨房で水を飲み、息を吐く。
何か食べておこうか、と思い、
その何かを考えているところに
黒猫を抱えるエーファの姿>>87が見えた。]
おはよう、エーファ。
[無事な姿を見て、安堵の色を浮かべる。]
─ 厨房 ─
[目的地にたどり着けば、会いに行こうと思っていた相手の姿があった]
あ……おはよう、ございます。
[向けられた挨拶>>92に、少しだけ、張りつめていたものが緩んだ]
よか、った。
……また、同じになってたら、どうしようかと思った……。
[同じ、が何を意味するのかは言わずとも伝わるか。
はあ、と大きく息を吐いた後、黒猫を抱え直してライヒアルトを真っ直ぐ見上げ]
あの……ちょっと、相談という、か。
聞いてほしい事、あるんです、けど。
……いい、ですか?
[問いかける声音もまた、いつにない真摯さを帯びていた。*]
─ 2階の部屋 ─
[イヴァンと顔を合わせると、いつもの困ったような笑みを浮かべて。]
……おはようござます。
今、朝ですよね?
ご迷惑をおかけしましたが、風邪はかなり治まったみたいです。
ぼく、ずいぶん眠っていたんでしょうか?
[痛む頭頂部に片手をやり、恥ずかしそうに言い添えた。]
寝ていても、頭をぶつけたみたいですが……。
[イヴァンの表情には気づかなかったかもしれない。]*
― 厨房 ―
[緩む気配>>93に少しだけ目を細める。
コップを置く手はいつも通りの素手。
己の胸にある十字架を利き手で軽く握る。]
今日は静かな朝だね。
まだ全員の無事は確認していないけれど、
[無事であればよい、と願いを込めて綴る。
見上げる眸をみとめれば、瞬きひとつして]
――…ん。
私で良ければ、
……キミの話を聞かせてくれるかい。
[僅かに腰を折り、視線を近くして
エーファの真摯な声にこたえ、話の続きを促す。]
―翌朝・客室―
[目覚めはいつもと変わりなく訪れた。
静かな朝だ。絶叫も嘆く声も聞こえない。
今日は「大丈夫」だったんだな、と誰にともなく思う。
自分が襲われない事はともかく、蒼花が無事であった事。
よく耐えたものだ、なんてそう思いながら寝返りを打つ。
とはいえ、二度寝できる性分ではなく、そんな場合でもないと起き上がる]
静かなだけで、何も起きていないとは限りませんしね。
[そう言いながら身支度を整え、そういえば髭を剃っていないと無精髭の生え始めた顎を撫でる。
濃いわけではないから目立ちはしないが、薄い無精髭は情けなさ三割増しだ]
お風呂、借りましょうか。
[そう呟いて、一応断りを入れてからと階下へと向かう]
―→厨房から浴室へ―
[エーファの姿を探すと、やはり厨房で食事の支度をしているところだった>>87
ライヒアルトの姿>>86はあったか、いずれにせよ挨拶をして、浴室を借りる旨を伝える
エーファが何か話そうとしたタイミング>>93だったのは偶然だ]
あまり無理をしないようにな、エーファ。
[そういい残して、もう一度部屋に戻り必要な物を持って浴室へ。
身を清め、無精髭をさっぱり剃り落とし、充分に温まる]
本当に、もう何も起きなければいいのに。
[ほぅ、と息を吐きながらそう呟く。それは、男がどうにか出来る事ではないが。
そうして、入浴を終えたなら広間へと向かう]
―広間から厨房へ―
[広間に戻ると食事はまだのようで、手伝える事はないかと厨房を覗き、二人がなにやら話し合う様子を捉えた。
盗み聞きは性に合わない。自分が疑われるのはかまわないけれど、こそこそするのは好きではなかったから]
何か、手伝える事はあるかな?
[などと、わざとらしい口実で厨房へと顔を出す。
不要だと言われたなら、おとなしく引き下がるけれど。**]
[ユリアンの反応を見つつ、事の顛末を伝えるかどうか悩んで]
……ユリアン、寝てる間に何か夢見たか?
ほら、風邪引いた時も悪夢見た、って言ってたろ。
[先に昨日の疑問を聞くべく、関連することを問うてみた*]
─ 厨房 ─
です、ね。
……みんな無事だといいんです、けど。
[綴られる願い>>95はこちらも同じ。
故に、こく、と一つ頷いた。
話そうとした矢先に顔を出したオトフリート>>97には、昨日カルメンに告げたように、必要なものは好きに使って、と返して]
……してないですから。
[無理するな、という言葉には、明らかにそれとわかる虚勢を返しておいた。
それから、改めてライヒアルトに向き直り]
ありがとう、ございます。
……他のひとにだと、話していいのか……判断、つかなくて。
[視線を合わせて促してくれる様子に、声音にははっきりそれとわかる安堵が滲む]
……なんて、言えば、いいのかな。
俺……『わかる』みたいなんです。
ここにいる人が、『ひと』なのかどうか。
[そんな前置きから始まったのは、季節外れの薔薇を見つけてからの一連の出来事。
薔薇に触れた時に広がった陽のひかりのイメージ。
それが『ひと』の証なのだと、何故かわかった事を伝えて]
それで……昨日は、あなたが視えて。
今日は、ユリさんがみえて。
二人が『ひと』だって、わかって。
……いきなりこんな事言っても、信じてもらえないかも知れないし。
俺も俺で、なんでこんな事できるのか、わかんない上に、思うようにはできないみたいなんですけど。
でも、誰かに伝えたくて。
[ここで一度、言葉を切って]
……このまま、何も起きないままなら、いいんです、けど。
そうじゃなかったら……って思ったら。
どうしても、聞いてほしくて……。
[ずっと抱えていたものの一つ。
それを吐き出した少年は、最後に大きく息を吐いた。*]
[オトフリートの姿が見えれば>>97]
おはようございます。
[と、普段通りの挨拶をする。
イヴァン、エーファ、オトフリートは無事。
まだ姿を確認していないのは、
ユリアンとカルメンの二人。
オトフリートの言葉へのエーファの返し>>101に
彼を案じるものの姿が一瞬過る。]
[改めて、向き合えば、
エーファが明かす>>102のは思いもよらぬもの。
話を聞くうち驚いたように、軽く目を瞠り]
――…『ひと』かどうか『わかる』?
[季節外れの薔薇を見つけてからの出来事に耳を傾け]
それは、つまり、……
[『見出す者』と詩人の謳ったそれをなぞりくちびるを動かす。
如何して自分に伝えようとしたのかは続く言葉で知れた。]
教えてくれてありがとう、エーファ。
[己の力を、身に起こることを明かすのは勇気のいったことだろう。
感謝を口にし、考えるように一度目を伏せ]
[旅人の件を知っているかを確かめてから]
かの旅人が人狼で、
このまま何事もなければいい、と、思う。
[エーファ>>103と同じ気持ちであることを綴り]
――…、けど、まだ、終わった、という感覚がなくて、
[ぽつ、と零し、眉間に小さな皺を寄せ]
一先ず、全員の安否を確認して、
何事もなければ、助けが呼べるか試してみようと思う。
もし、終わっていないなら――…
キミが、人狼を見つけて、
[終わらせて、と願うような囁きを向けて、
十字架握る右手の袖口を引き下げ、
蒼い竜胆の痣をあらわにし、
エーファの力が本物であると肯定するように、
『ひと』である証として己のそれを軽く掲げた。**]
/*
ユリアン狼を提起してもエーファが(ライヒアルトが表に出るかもだけど)白判定出してるから、吊れない可能性の方が高いよなー。
いや吊れなくて良いんだけど。
俺を残そうとしてるカルメンが見える(笑)んで、カルメンが吊り縄に向かう心算なのかな、と見てるけどもどうなんだろう。
残るのは問題無いが、襲撃先考えておかないとなぁ。
エーファが占い師として表出るならそっち、そうじゃないならライヒアルト、かな。
投票に関しては現状でPP同数ランダムはねーな。
やるなら次の日。
─ 厨房 ─
[話す事に不安がなかった、と言えば嘘になる。
唐突な事を言っている自覚はあったし、信じてもらえるかもわからないから]
……ぁ。
[だから、教えてくれてありがとう、と。
感謝の言葉>>105が紡がれた時、張りつめていたものがまた少し緩んで無意識の内に短い声を上げていた]
旅人さん……ゼルギウスさんの事は、聞いてます。
[確かめる言葉>>106に返すのは頷き]
……うん。
まずは、みんなが無事か、確かめてから……ですね。
[確かめて、ここから出られるなら、きっと終わる──終わっているとは思うけれど。
そこにぼんやりとした不安が残っているのもまた、事実で。
終わっていなかったら──という思いが伴う微かな不安は]
……見つけて。
終わらせる。
[願うような囁き>>107に、蒼い瞳が数度瞬く。
向けられたそれは、この場で自分にできる事だと素直に思えた]
……はい。
[掲げられた蒼い竜胆。
それが意味するものは理屈よりも感覚で理解に落ちて、安堵を呼びこむ。
支えるべき存在である、というのも確かにあるけれど、それ以上に]
俺は、俺にできる事、やります。
……ライヒアルト、さん。
[信じていいんだ、という思いが生じていたから。
ごく自然に、名前を呼んでいた]
……あ。
[やり取りが一段落した所で顔を出したオトフリートの言葉>>98に、数度瞬く]
そーだ、ご飯、作らないと。
[食事を作って声をかければ、自ずと全員の安否は知れるから]
えっと……。
[どうしようか、と思うのは短い刹那。
ちゃんと休めているとは言えない状況で、切り盛りをするのは難しいから]
…………皮むきとかやってもらえると、ありがたいかも。
[言いながら、視線が向いたのはじゃがいもの方で。
了承が得られたなら黒猫をいつもの位置に下ろし、ぱたぱた、そこだけはいつもと変わらない日常のために動き出す。**]
薬師見習い エーファは、画家気取り カルメン を能力(占う)の対象に選びました。
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