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高校生 伽矢は、巫女 神楽 を投票先に選びました。
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史人吊ったら告発されんて。
仮セットは両方神楽にしておこう。
周りはどう動くのか。
オレはキリングされるのか。
そこが問題だ。
終わるなら終わるで良いんだけど、告発はまだ無いんじゃろか。
周りはどう動くつもりなんだろう。
キーは神楽のところか。
て言うかオレも動け。
……たのしくは、ないけどな。
[表情は変わらなかったが、声に色は無かった。
相手の背が見えなくなるまで、手は出さずにただ見つめる]
少しも。
そうだね。当てずっぽうだね。
ただし、考えられる可能性を出来るだけ考えた上での当てずっぽうになるけどね。
[礼斗が見つけるモノだとは初耳だった。
それならば、彼が襲われたのにも納得は行く。
それと同時に、彼ならばそういうカマかけをする可能性もありうるとは思った。
どちらにせよ。彼が司だと思っているのは不都合だ。
もし、本当に史人が司で見つけるモノならば、同じ司が存在することになる。こういう些細な間違いは後々遺恨を残す。礼斗が司だったとしても、すでに意味が無いなら取り上げてしまおう]
───きっと、ひふみんは、他の司を守る為に、身分を偽ったんじゃないかな。それに惑わされた憑魔がひふみんを襲う。そして残るのは司2人……そうならば、彼の命をかけた壮大な嘘は、実をなしたと思わない?
だって、司が2人で、あなたが憑魔じゃないのならば、残る憑魔を滅することが出来る可能性はとても高くなるのだから。
そう。伽矢か、千恵ちゃん。どちらかに宿っていると思われる憑魔をね。
……まさか、人の大事な人を奪っておいて自分だけが全て残したままで終われるなんて夢物語信じていませんよね?
―繁華街→瑞穂の家―
[話し声は、やっぱり瑞穂の家の方からで。
嬉しそうに走る、あと少し、角を曲がれば
「そしたら、伽矢か千恵ちゃんが憑魔ってこと?!」
声に、ぴたり一瞬足を止める。
が、頭が言葉を一瞬、忘れた。
聞いていたけど、聞かなかったことになる。
角を曲がると、人影が見えた。]
あ!
ももおばちゃ!
かぐねえちゃ!
[もう一人、意外と思う人がいたが、そんなことは気にならなかった。
心の隅で、誰かが『つかさ』とぼつりと呟いたけど。
今はそれより、人と会えた事が嬉しかった。
神楽が自分を警戒しているなんて知らないまま―――二人の方に、飛びつこうとして
無邪気に
走りよった。
笑顔で駆け寄る様は、ともすれば脅威に見えるだろうか。]
……。
[百華と話している間も警戒は一時足りとも解いていない。
誰かの足音がする。
こちらに近づいてくるその音は、とても小さい歩幅]
(───まずいな)
[ここでうまく引き込めなかったのならば、2対1になる。そういう状況はあまり望ましくない。
そう考えているうちに、千恵がこちらへと駆け寄ってくる姿が見えた。
私はそれから避けるように、その場から離れだす。少なくとも、千恵が怪しいと言った私の行動は、百華から見て不自然に見えないはずだ]
さて。それじゃ、私は、その史さんを探しに行くよ。
同じ司同士助け合わなければね。
あなたはもう少し、これからのことを考えておいたほうがいいんじゃないかな?
それじゃ、また。
[種は蒔かれた。
それだけを確信すると、神楽は中央公園へと向かい、史人の姿を捜し歩き始める]
─駅方面の通り─
[男の姿が見えなくなった辺りで、オレは歩を止める。
身体の横に垂れ下げていた左腕を持ち上げ、破れたコートの袖を捲った]
……ま、余裕だな。
[腕には既に傷は無い。
会話の間に、少しずつ癒しを加えていたのだ。
自分の血糊はついていたが、それはそのままにしておいた]
さってと、どうすっかな。
見えてない司は捨て置いて、分かってる司喰った方がオレのためにもなるか。
[袖を戻すとオレは中央広場の方へと視線を向けた。
未だ絢爛に咲き誇るシンボルツリーの桜。
全てを喰らわねばここから出ることが出来ず、自分の望みも叶わない]
だったら喰らい続けるしかねぇからな。
まだまだ、オレにはチカラが、要る。
[翠の瞳を細めながら、オレは舌なめずりをした。
足元で何かが小さく弾ける音がする。
それは圧縮した空気が破裂した音。
音がすると同時にオレの身体は宙へと浮いた]
上から見て回るとするか。
[連続して小さな破裂音が鳴る。
破裂する威力に乗り、オレは滑るように宙を翔けた。
仮にこの姿を見られたとしても、繕う手段は考えていた]
/*
く、くそぅ。
二つ目の発言落としたら777だったよpt!
しかし止めることも出来ないからすぐ崩す。めそ。
で、これ落とす前の独り言が800だった件。
……そんな、大層なもんじゃないんだがな。
[神楽の、自分の行動への推測。
その通りではあるが、壮大のなんのといわれると調子が狂う]
……半分は……単なる、わがままなんだぜ?
お前らが死ぬのを見たくないだけだ、っていう……。
[そんな呟きをもらしているところに駆けて来る、小さな姿。
違う、と知る身は、その無事に安堵するけれど]
……どうなる、か。
[百華には、答えは見えていない。
過ぎるのは、微かな不安]
……。
[小さく舌打ちして、背を向けた]
流石にそうそう尻尾は出さねぇか。
……ったく。
はっきり判らねぇと、手が出せないってのは不便だな。
[それも制約の一つ]
もう1人の『司』……あいつが上手くやってくれりゃぁ、俺も楽なんだが。
[小さなナイフはポケットの中に残し。
桜の樹のある方向へ、足を進めた]
[伽矢が駅の方に向かって立ち去るのを見送る。
その場に残ったのは史人だけになり]
笑うしかないか…。
[先ほどまでの自分もそんなものなのだろうか?
今は何もでない、感情は内に篭っていた]
余分なものは手にしていたのに、肝心なものは何一つ手に入らなかった…。
心も心臓も全部奪われていっちゃった。
[呟いた後聞こえるはずなのない相手に話しかける]
史人さん、伽矢くん憑魔だから、気をつけてね?
もちろんよ! 罪の無い人を殺すなんて、まっぴら。
[巫女さん――神楽ちゃんの話に一つ一つ頷く]
ちょっと待って。
礼斗君があえて嘘をつくのはわかる。
でも、司が二人? 司は三人じゃないの?
貴方がそれを知ってるって事は……既に。
[亡くなっているのだろう。
私は神楽ちゃんが死を視る司と言う事しか知らなかった]
礼斗君は憑魔を滅ぼすため、犠牲に。
雪夜君は、貴方の幼馴染だっけ。
……全部残せるなんて、夢物語ね、本当に。
司は、何かあるのかしら。 自身が司だって証明できる方法が。
礼斗君が嘘をついていて、史さんが調べる事のできる司なら、
彼が憑魔を見分ければおしまい。
でも、史さんが司のふりをしていたら?
[歩き出す神楽の様子に、さてどうするか、と思案する。
何かできるわけではないけれど。
むしろ、見ているだけの事態に、もどかしさを感じてはいるのだけれど]
……全体が、見回せる場所に行くべき……かな。
[それは即ち、街の中心。
すなわち、桜の傍]
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……瑞穂、神楽に自分のこと言ったっけ?
「力になれるかも」的なことしか言ってないんじゃ。
ちょっと読み返して来よう。
言ってたならまぁそこはそれだ。
伽矢は知らないんだし。
あ……
[幼い声と共に、千恵ちゃんが現れる。
神楽ちゃんは下がる]
証拠を探すなら、私なりにやってみる。
手伝うわ。
……最後に彼、礼斗君を見たのは。公園よ。
[そう伝えると、神楽ちゃんは公園の方に去っていった]
千恵ちゃん。
[心底嬉しそうな顔で駆け寄ってきた子を拒む事はできなくて、
私は千恵ちゃんをぎゅうと抱きしめた。
もしこの子や伽矢が憑かれているなら。私が出来る事。
いいえ、母として、縁者としてしなくてはならない事は只一つ。
とりつかれた子を解放しなくてはならない]
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