情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[変わっていると曰われてくす、とおかしそうに笑う]
変わり者なのは知ってるでしょ。
[同じ頃に村にやってきたアリョールは、気安く話しかけてくれるから仲良しなほう。
その相手の名前がリストにあるのを見たときにはため息しか出なかったけれど。
謝られてきょとりと瞬いた]
あら、邪魔だなんてことはないわ。
お茶を飲むつもりだったし、アリョールもどう?
[掃除をするといっているのに誘うのは、別に掃除をしなくてもいいと思っているからで。
沸騰した薬缶のもち手が木だからこそもてなくは無いけれど。
熱さを気にしないようにしながら持ち上げる]
[型くずれした上着のポケットはナイフ二つ分の弧を描く。
重さのままに、床に寝そべってしまおうかとも思ったが、
目が覚めたときに人が居たら気まずい。
起き上がるタイミングが難しいように思われた。
よろよろと椅子から立ち上がると、
なるべく人の気配がない方から屋敷を歩く事にした]
―二階/廊下―
[廊下に並ぶ扉、どの部屋が未だ空いているか
ひとつひとつ確かめねばならないと思った時、
聞こえたのは鍵と扉の開く音。
見えた姿は先ほど別れたフィグネリア>>124。]
やぁ。フィグネリアさん。……
[部屋の様子は――とでも声を掛けようとして、ぱちりと瞬いた。
最初顔を合わせた時にはあまり気になっていなかったのは、
あの時同じ場に居たタチアナにも意識が向いていたから。]
顔色が良く無いようだけれど――大丈夫かい。
……こんな状況だからってこともあるとは思うけれど。
[何処か青白く見える彼女の顔に。
先程アレクセイがタチアナに告げていたこと>>47を思い出す。]
[火からあげるところはやってくれたヴィクトールに、ありがとうと笑みを向け。
ポットに茶葉をいれたことを確認してお湯をいれた。
ふわりと紅茶の香が湯気とともにたちあがり]
……いいにおい。
[ぽつりと呟き。
薬缶をかまどへと戻して、かまどの火を消した]
あぁ、知っている。
[御互い様ということも、と付け加え。
漂う良い薫りに僅か眼を細めた]
む、う…。
私は、掃除が、だが…。
[手に持った、盥と布。
普段飲むことの無い嗜好品の芳しさ。
心の天秤にかけ、勝ったのは紅茶だったらしい]
頂こう。
[盥と布をその場に置いた]
[ タチアナ>>118に頷きを返しながら、沸騰した薬缶に気付くと、タチアナが手を伸ばそうとする前に布巾を差し出そうとした。
アリョールとは、村の墓守と村役場務めという立場上、ある程度の顔見知りだった。
先代と正反対で潔癖性な面を往々にして見ている。
その性格は結果的に墓地を綺麗に保つ事に繋がっていたろうか。
アリョールから向けられる感情は薄かったが、ヴィクトールからは何時も柔和な微笑みを向けていた。
二人の会話を邪魔するつもりはなく、]
無粋だなんてとんでもない。
タチアナが言うように、
お茶をどうだい。
[同じく、アリョール>>127>>131を誘う。]
[のそのそと、灯りを避けて歩く姿は、
ベルナルトに(知らず)描かれていた姿とも、
湖畔に赴く歩調とは似ても似つかない。
夜の静寂は男の気分を涼やかにする。
北の山から下りる冷たさを含んだ風が、
豊かな藍色の空にサァサァと葉擦れの囁きを呼ぶ。
しっとりとした草地を行く足はあんなに軽いのに。
まるで自分が夜に溶け込んだひとつであるようなのに]
…寝たい。
[どこか薄暗い隅っこで寝たい]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新