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―翌朝/エルザの部屋―
…………え……るざ、さん?
[床に広がる血の朱。
その中に仰向けに倒れているエルザと、エルザの肩を撫でているユリアン。
何が起きたのか、すぐには理解できなくて――否、理解したくなくて。
呆然と呟いて、数度瞬いた]
……ーーーーー!!
[状況がようやく理解できれば、言葉にならない悲鳴を上げた。
最初の犠牲者のときも、ギュンターの時も、話でなら亡くなったその状況も聞いていたけれど。
話に聞くのと、実際に目の当たりにするのとでは、まったく違う。
悲鳴を上げた後、ほかの誰かが来るのが早いか。それとも、許容量を超えた状況に頭の中の安全装置が働くのが早いか。
その状況に耐え切れず、扉に凭れるように、気絶するだろう**]
─ →広間─
[広間へ向かうと、まずハインリヒが居ないことに少しだけ息を吐いた。また何か言われるかと、少し警戒していたために。ご飯が出来ていることを知ると、いつもよりは少なめに、食べやすいスープなどを中心に貰い、腹を満たして行く]
あ、まだユリちゃんしかいないなら、「騒がしい気がして」はおかしかった。
まー、もう投下&確定しちゃってるからしょーがない。
てきとーに脳内修正しておいてくださいなーっと。
団長の孫 イレーネは、助教授 ハインリヒ を能力(襲う)の対象に選びました。
[遅々として食事を進めていると、幼なじみが戻ってきた。
あ、と小さく声を上げ、隙を見て、彼女に小さく問いかける]
……レーネ。
今朝、……………何、言おうとしたの?
[疑問の内容は、己が誓いを口にしたときのこと。
感謝の前、消えた言の葉。
答えが得られようが得られまいが、口数は少なく、食べ終えた後には自分で片づけをして広間を後にする]
[自室に向かう前に自衛団員の一人を捕まえて、父の――村長の真意を問うた。
答えは「村長は自衛団の判断に同意した」と、ただ、それだけだった]
……そう、ですか。
[教えてくれたことには礼を言い、唇を噛み締め、部屋へと戻った]
―二階:自室―
[室内に入ると、先ずは備え付けの暖炉に火を点した。
荷物の中から取り出したナイフは小さく、護身用にすらなるか怪しかったが、鞘に収めたままポケットに入れ込む]
……………、
[上着を脱いだだけで眠る支度はしない。
寝台の上に腰を落ち着けると、首元から外したブローチを両の手で握り込んだ]
……エーファ、今度こそは、
[祈るにも似た姿勢で呟き、*視界を閉ざした*]
フォルカーみたいな可愛い子供が欲しいなー。
そして村長…我が人狼なら、真っ先にぬっころしたい。
こんな可愛い子供になんて態度とってるですか、と。
立場上、仕方がない――とかなら、ちゃんとそれらしい伝言か手紙のひとつも出さなきゃだめでしょー。
/*
ここでひそりと独り言を挟んでおく。
占:オトフリート
霊:ダーヴィッド
守:ユリアン?
朱:エルザ
蒼:σ(´∀` )
狂:フォルカー?
狼:イレーネ?
狼:ハインリヒ?
昨日は守狂逆かと思ってたが、今日の感じを見てこっちに。でもまだ迷う。
狼組は分からん。特にハインはただの勘。
ああ、少しは信用してほしいものだね。
俺は一応、イレーネのこと仲間だと思って大事にしてるつもりだぜ。
[それは冗談なのか、本気なのか。
部屋の中でささやきかけるコエ、そして皆が寝静まるのを静かにベッドに横になり待った。]
―自室―
[その日はそのまま自室に戻りベッドに横になる]
何事もなく、ずっといけるのが一番なんだけどな…。
[呟く声、その願いはかなわないことだと、すぐに思い知らされるのだが]
[夜、皆が寝静まった頃に部屋を静かに後にした。
向かうのはエルザの部屋、場所は知らなかったけども匂いでわかった。
獣としての意識と共に、力が強くでているせいだろう。]
ここだな…。
[音を立てないように廊下を歩き、ドアを開ける。
中には寝たままのエルザの姿、その姿を見ていると心の中で何かがはじけた]
はははは。
[思わずもれ出る笑い声、口の端が持ち上がり。
ドア閉めながらすばやく近寄る。]
[異変に気付き、エルザが目を覚ます。
こちらを見ると何でというような表情を向けていた、気がする。
声を上げるよりも先に、その喉を裂いて、記憶に残るのは血の赤と、そのご馳走を目の前にした感動のみ]
悪いな、腹が減って…うずいてしかたがないんだ。
[エルザに襲い掛かり、床に押さえつけて、その肩口に食らいつく。
口の中に甘美な味が広がりそのまま首を絞めて殺した。
何度も肩の部分を食いちぎり租借する、そのたびに腹と心が満たされていく]
はぁ…、この感じ……たまらない…。
[暫く、赤に染まった部屋に佇み余韻に浸る]
ああ、いつまでも…いられないな。
[血に塗れた靴を拭き、部屋を後にすると自室に戻り着替える。
脱いだ服は丸めて荷物の中に入れた。後で機を見て処分するなりしようと。]
―翌朝・自室―
[翌朝目覚めると、ぼさぼさの頭をかく。
すっきりとしない、目覚めの悪い朝]
はぁ……。
[ため息を付きながら身支度を整え、部屋をでると開けられた扉にもたれかかるようにローザが倒れていた。]
どうした?
[嫌な予感がしてそちらに駆け寄る。]
―翌朝・エルザの部屋前―
[近くによると鼻に付く匂い、部屋の中を見ると]
……っ…。
[エルザにすがるユリアンの姿、部屋いっぱいに広がる赤い……、
その状況からエルザがもうこの世にいないことは見て分かった]
ユリアン…。
[気遣わしげにそっと声を*かけた。*]
─広間─
[もぐ、もぐ、と食べるペースは遅い。不意にフォルカーから訊ねられると、ぇ、と小さく声を漏らした]
……………。
[しばらくの間、言うかどうかを迷う。長めの沈黙の後、口にしたのは]
……前に言った”絶対”が、出来なくなりそうな、気がして……。
あれだけ大口叩いたのに、出来ないってなったら、フォルに嘘ついたことになっちゃうから。
それで……。
[言おうとして言えなかったのだと、そう告げる。それはあの時言おうとしていたことの半分だけ。残りの半分はまだ、隠したまま。答えた後はお互い口数少なく、黙々と料理を口にする。フォルカーが広間を出た頃に食事を終え、使った食器を片付けた]
―翌朝―
[いつの間にか、少年は意識を失っていたらしかった。
気怠さを覚えながら身を起こし、手のうちのブローチに目を落とす。変わらずにある赤色に漏らしかけた安堵の息は、咳に取って代わる。幾度か繰り返したあと、胸を押さえながら寝台を下りた]
だい、じょうぶ――… 今日は、でも、
[蘇るのは自衛団から下された通達。
見つけないと。
呟き、若干ふらつきながら廊下へと出て行き、]
……………?
[違和感を覚えた。
歩んでいくと、階段のすぐ傍、開いた扉の一つに気付く。内へと向けた眼差しが捉えるのは、兄のように慕う青年の姿と、周りを彩る、異質な色彩]
ユリにい――……………
[か細く名を呼び、室内に一歩、足を踏み入れる。蹲る青年の影に隠れ、よく見えなかった、色彩――生命の赤の持ち主が誰であるかは、そのときに知れた。
命を奪われた女の名を象ろうと唇が動くが、音にならない]
『我らは牙を退ける宿命を背負うもの』
『されど、護れるのは、たった一人だけ』
『犠牲を厭うのならば、』
[分かるだろう、と。
少年の父親たる男は、幼い我が子に、真っ直ぐに視線を向けて、言った。
聡い子供は容易に意図を悟った。
されど、怖いと、出来ないと、泣いて、首を振っていた]
[けれど、今は。]
――……………っ、
[元鉱山夫の時も、自衛団長の時も、死を、しっかりと目にしたことはなかった。
凄惨な光景に息を飲み、口許を押さえる。
咄嗟に振り返った先には流れの修道士が居て、彼にぶつかりかけた。
そのとき、ライヒアルトがどんな反応を示したか、少年は覚えていない。
遠かった]
人、狼、
……………れても、……さなきゃ、意味な……
[自衛団を呼ぼうとしてか、階下に向かおうとした黒衣の背を見つめ、無意識に呟きを漏らす。聞きつけ、足を止めた彼へと、足は動き、手は伸びていた。
普段の少年からは考えられない力で持って突き飛ばす]
[その直ぐ先は、階段だった]
[ゆっくりと、一段一段、下っていく。
まだ、息はあった。
しかし表情の失った少年は地に伏す男を見下ろし、
その手でもって、生命の炎を掻き消した。
喉へと付きたてられたナイフ。
引き抜くと、想像以上に多い血が溢れ出て、
少年の衣服を、顔を、床板を赤く染めていく]
[悲鳴はあがらない。
物音に、目を覚ました人物はいたかもしれない。
呼吸が途絶えたことを悟ると、少年は修道士の傍を離れて、玄関の外へと出る。以前より遠巻きに集会所を見張る、自衛団の姿が見えた]
……新たに、犠牲者が出ました。
それとは別に、容疑者の一人の処分を。人狼かは、判明していませんが。
遺体の検分と処置を、望みます。
[まだ幼さを残す、なのに淡々とした声が紡がれていく。
犠牲者は機織りの女性、容疑者は流れの修道士。死者の情報を口にする少年の普段との違いにたじろぐ彼らを見据える瞳は、血の赤よりもずっと、深かった]
――次期村長、フォルカー・アルトマンとして命じます。
早急な、処置を。
[有無を言わせぬ気迫を持って言い渡し、フォルカーは集会所の内へと戻る。
浴室で「汚れ」を洗い落とす少年の目に、*涙はなかった*]
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