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そして、物語は動き出す。
目覚めたものが何処へ向かうか、それは一人一人の思うがままに。
どうやらこの中には、村人が5名、占い師が1名、霊能者が1名、守護者が1名、聖痕者が2名、狂信者が1名、智狼が2名いるようだ。
おお、どうやら全員、揃ったようじゃな。 皆に大事な話がある。
先日から噂になっておるので、皆も聞いておるやも知れんが……この地に『人狼』と呼ばれる脅威が潜んでいるらしい。
噂の真偽の程は定かではない。 何事もないとは思うが、皆、念のため気をつけてな。
自衛団長 ギュンターが「時間を進める」を選択しました。
/*
……………_| ̄|○ il||li
いや、うん。
予想の範囲内ではあった、けど、ね。
やっぱり来るのか、智狼。
希望者居なかったか…。
/*
さて。
とれましたよ、占い師……!
いや、俺が希望する時って、案外いなかったりするんだが。
さて。
上手く、立ち回れますかっ!
そして、二年連続誕生日赤ログ回避成功。
そっちがでかい(お前。
/*
ごふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ラ神っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうせ誰かが阿鼻叫喚とか言ってるんだろうな。
そのとおりだ。wwww
―外・勝手口―
どうかしたじゃねえぞ。
黙って人になんか渡したままいっちまいやがって…
なんだ、お前さんこそなんかあったのか?
[イレーネへ言いながら手にしたままの布の包みを開いた。
フォルカーにあげたはず鉄紺と、自分のお守りの黄色がそこにあって
余程意外だったか「あ」と言って瞬いた]
ああ、空いてたらしっかりもらっておこう
[後片付けをするローザに悪いが頼むというように視線で訴えたり、ハインリヒの声にも手を振るだけに留めつつエルザと移動して]
不安。か。まあそれも正解じゃないかな
答えなんてないけど
─玄関前─
ファンが抗議って。
こんなとこまでやって来るって、ヒマというかなんというか……。
[何気に物言いが酷いわけだが、そこは付き合いの長さと気軽さが言わせるもの]
/*
智狼来たらやりたいことが浮かんでたのだけど。
これは相方さんと相談の上じゃないとなぁ。
何せ、やりたいのは「生きることよりも死を望む」だから。
後は因子の縛りに苦しむ描写。
理性と衝動の狭間をやりたい。
頑張れ自分。
―集会所・玄関前―
でも熱狂的なファンとかって、時に何しだすかわからないらしいしな。
まぁ、それだけヘルちゃんのこと気にいってるってことだろう。
オトフとしては複雑な心境か?
[なんとなくの疑問の言葉を後に付け加えたり。]
─外・勝手口─
[先の行動を言われると、押し黙る。説明するにもし辛いために言葉がなかなか出て来ない]
……………居辛かったんだもん。
[子供染みた──実際子供だが──言い分は、視線を落とすと共に紡がれ。その様子は拗ねていると言うよりは、後悔の念が強かった。視線を落としている間に発された、意外そうなハインリヒの声に顔を上げると、首を傾げる]
…もしかして、足りない?
[どこかで落としただろうか、と不安そうな顔をした]
―廊下―
んー、とりあえずアリバイ基準として一まとめって感じだろ?
こっからふるいにかけて怪しい奴を搾り出す、って事じゃないかなと。
[それは一応公平には見える。
ライヒアルトの余所者云々>>0:443に関しては、軽く頭を掻きながら。]
悪いな、閉鎖的な村じゃぁないんだが…ま、運が悪かったと思って暫く付き合ってくれ。
[そうこう言っていると、喚く少年の声に紛れて団長の声が聞こえてきた。どうやら集会場にやってきたようだった。]
―廊下―
風邪気味か?気をつけろよ。
[その場を離れるヘルミーネをどこか心配そうに見送った。どうしてくしゃみが出たのだろう。
先ほど玄関から彼女の筆名を呼んでいるかのような声が聞こえた気がするが、そのせいだろうか]
…結局、どれだけ集められたんだ?
[ぼやくのはそんな言葉]
―広間→廊下―
私も近くにしておこうかしら。
[階段の。空いていなければこだわることもないが]
答えなんかないか。
ユリアンはいつもそうね。
とぼけているようで、どこか哲学的なの。
[荷物を預け、何も持たない手で自分の肩を抱く。
ゾクリとしたのは廊下の冷気に触れたから。きっとそうだ]
あれは団長さんの声?
急いで行って、戻ってきましょう。
―広間→台所→広間―
いつもやってる事だから、気にしないでー。
[ユリアンの視線には笑顔で応じて。
食器や空き瓶を片付けた後、食料庫に追加のワインや飲み物を取りに行ったり、いつも酒場でやっているように空いたテーブルを拭いたりしている]
―二階:個室―
[最低限の物だけが置かれた一室の片隅に荷を下ろす。
半ば両親に持たされた荷物の中には、ペンなどの筆記具やノート、ナイフのほか、着替えや日用品がしっかりと詰め込まれており、薬もしっかりと入っていた]
……後で、飲まないと、な。
[慣れたものではあっても、薬を見ると溜息が出る。
涙の収まった眦を擦っていると、にわかに外が騒がしくなった。何事だろうと首を傾げながら廊下に出て、階下へ向かう]
─玄関前─
ですねぇ……熱狂って、怖いものですし。
[最初の方には何気なく相槌を打ち。
それから、投げかけられた疑問に、ひとつ、瞬く]
なんで、俺が?
[首を傾げる様子は、素か意図か。
足元の猫はそんな同居人をしばしじぃ、と見つめていたものの。
ふ、と何か感じたように、扉を見る]
……ん。
どうやら、待ち人もこられたようですね。
[少年の声に紛れ、微かに聞こえた団長の声に。
小さな声で、ぽつり、と呟いた]
─外・勝手口─
は?なんだそりゃ…
[居辛かった、という言葉には一瞬呆気にとられてぽかーんとしたが]
まあ、そんな時もあらぁな。
[に、と笑ってイレーネの頭に鉱石を持っていない方の手を置いた。
いつもはそのあとにわしゃわしゃっとやるのだが、今はただぽんぽんとするだけ]
いや、何でお前さんがこれを?
確かこいつは…フォルカーにやったはずなんだがな。
[顔を上げたイレーネへ、鉄紺を見せて首を傾げる。
預けておいた金緑石はともかく、こっちもいらないから返してきたのだろうか、と]
うん。労力を減らす。とても大事なことだ
[力説した]
哲学的か?なんか哲学のほうからごめんだって逃げられそうな感じだけどな
[やはり自分でそういいながらも自衛団員のダーヴや何時からか忘れたがこちらに住みだしたライヒアルトが見えて自分の荷物をもってる手をあげて挨拶して]
ん?ついにってことか。でもめんどいなぁ。
[とりあえず玄関先に追いやられた。
もう相手がどんだけ凹んでいるのかなんて、知りもしない。
ついでに言えば、中で話題になっていることだって、全く知らない。
しかし玄関先では、今までの様子とは違い、かなり躊躇ったようだった。
襟元のリボンを直したり、お前はどこの恋する乙女だというような態度。
当然、玄関に手もかけられない]
ああ、僕の心の神がこの中に――
[真面目な時とは変わって(といってもそんな時があるのかどうか、自衛団員に知る由はない)心酔しきった表情。
どうにもならなくなった自衛団員が扉を開けて、少年は頭を打ちつけた。思わず涙目になって、荷物を持たない片手で額を押さえている間に、軽々と玄関先に放り込まれる。
せっかく整えた髪も服も、ぼっさになってしまった。自衛団長がその後ろに来ていたことを、少年はまだ知らず、涙目で顔を上げた。
ちょうどそこに居た二人を見て、涙の零れそうな目をぱちくりとさせる]
いったー……鏡持ってません?
―廊下―
そ、その辺は団長と相談で…。
いやそこは俺が知ってるはずないんだけど。
[保障>>0:444云々にはそう言いながら、くしゃみしながら一人でさっさと二階へと引き上げていくヘルムートを見送った。]
あー人数は聞いてなかったなぁ、そういえば。
…まぁこれ以上集められはしないんだろうけどな。
[団長が来たみたいだと、耳に届いた声を聞いて呟いた。]
何かさっきから叫んでる声の主が最後ってわけかぁ?
まいっか。んじゃ俺は団長の所に行くな。
[また後でと、ライヒアルトに手を振ると団長の元へと向かっていった。]
―玄関前―
だろ?
[本人近くにいるから聞こえてるかもしれないけど。
あまり気にした様子ではなかった。だって当の本人は自衛団員との話とかで夢中っぽかったから。]
うん、まぁそんな気はしたが。
やっぱり素で返されると返答に窮するな。
[主人の様子を眺める猫に、同意を求めるように視線を送る。
返答はもちろんないけど、代わりに猫が向けた視線の先。
自分もそちらを見て]
ああ、ようやく来たようだな。
納得いく説明してもらえるんだろうな…。
―一階:廊下―
[行きよりは軽くなった足取りで階段を下りきった少年は、廊下に見えた人の姿へと近付いていく。自衛団員――ダーヴィッドもいたから、ちょうど良いだろうと。
しかし生憎と、傍に寄ったときには、彼はいずこかへと行ってしまうところだった]
なにか……あったんですか?
[近くにいた修道士に会釈をしたのち、ほんの少し、警戒の入り混じった視線を向けて問う]
― →階段付近―
…嗚呼、漸くお出ましか。
[玄関の付近まで来たところでギュンターの声が聞こえ、小さく呟く。
その場にいた2人の話の内容は知らず、擦れ違い様に視線だけ向け、エーリッヒには軽く挨拶をしてから階段を上がって行く。
扉が開いたのはその直後だったか]
─外・勝手口─
[頭に手を乗せられて笑われると、恥ずかしさもあってか唇を尖らせる。次いで鉱石について訊ねられると]
フォルが、ユリさんに呼ばれた時に預かって、って。
ハインさんから預かったものって聞いたから……。
[詳しいことは聞いていないから、知っている限りのことを伝える。そんな中、玄関の方から騒がしい声が聞こえたりして。もう一つ聞き慣れた声も聞こえた。見張りの自衛団員も気付いたらしく、イレーネに目配せしてくる]
ジジイ来たって。
ハインさん、中に入ろ。
[は、と白い息を掌に吐いて擦ってから、ハインリヒの袖を引いて中へと促す]
―廊下―
一理あるわ。
だから、自分で言ってたら世話ないでしょう。
[廊下を進み、玄関前に居る人達には会釈をする。
ダーヴィッドはここに来て初めて会うが、自衛団員だからとその時は不思議には思わなかった]
どっちにしても逃げようがないでしょう。
後でお説教混じりのを聞きたいの?
[ヘルミーネは先に階段を上っていただろうか。
肩から手を外し、急ごうというようにユリアンの袖を引いた]
─玄関─
[自衛団員に放り込まれた少年。
先ほどの声の主、なのは容易に察しがついた]
……俺は、生憎と。
[鏡といわれて、とっさに口にしたのはこの一言。
それから、翠は団長の方へ。
もっとも、猫は興味深げに少年をじぃぃ、と見つめていたが]
やあ、ギュンターさん。
お待ちしてました……というのもなにやら妙ですが。
ようやく、お話しいただけるんですか?
[問いかける声は、やや低い。
それに、団長は重々しい雰囲気でひとつ、頷いた]
ありゃなんだ。ヘルミーネ……ヘルムートの……
[身内か、と言いかけてやめた。
身内にしては、少し声のトーンが違う気がする。こんなに熱狂的な叫び声は、身内と考えるよりもむしろ]
ああ、団長様か。
いよいよだな。……あんたも頑張れよ。
[団長のもとへと向かうダーヴィッドを見送り、小さく息を吐いた。
そして――ほんの少しだけ、鋭い視線を玄関の方へと送ったのであった]
……ああ、分かる。
これが、『そういうこと』、か。
やってくれるじゃねーか、教会のジジィ共……
[それは、背中からひたりひたりと忍び寄るように。
それは、雑多な気配を瞬時に分断するように]
返事に窮する、って言われても。
[他に反応のしようなんてない。
エーリッヒの言葉に、そう、言わんばかりに肩を竦める。
その間にも、上へと向かって通り過ぎる者たち。
ちら、と階段の方を見上げた]
……とりあえず、ここで立ち話でできるものでもなさそうですし。
広間に移動、ですかね?
[提案は、場にいる者たちとそれから、やって来たダーヴィッドにも向けられた]
えー。エルザとかオト兄とかが聞いた話を俺にしてくれてもいいんじゃんかー
[怠惰な主張をしながらも袖を引くのには抵抗しない]
ってか、なんだかにぎやかなのが来てるみたいだな。
[自衛団長とは違う声になんとなくそんな感想を口にし、その場にいる面々には軽く会釈をした。]
―玄関―
[中に放り込まれた少年に視線をやる。]
貸すだけなら構わんが。
[そう言って、片付け終わった荷物の中から手鏡を取り出す。
女性向けのデザインだった。]
ほら、大丈夫か?
[一応心配するような声をかけながら、鏡を少年に差し出す。
オトフリートが大体言いたいことは言ったので、自分は団長に視線を向けるだけに、その返答を待った。]
─外・勝手口─
そうか―…。
[イレーネの返答にやや複雑な表情で頷いて、黄色はそのまま、鉄紺は布に包んでポケットに入れる。
自衛団員の様子と引かれた袖口に、ああ、と言って引かれるまま集会所の中へ]
しかし外は寒いな…。
[中と外の温度差に息をついた]
/*
ライの時も思ったんだが。
説明できるポジションは、こういう特殊設定ありの時はマジでラクだ。
……いや、いっつもいつもだと、しんどいんだけどね。
―玄関―
団長っ!ダーヴィッド=シュヴァイガート来ましたっ。
[入り口にはオトフリートやエーリッヒ、そして件の声の主がいたが、そちらにはちらと視線を向け目礼するに留め。
まず真っ先に入り口付近で雪を払っていたギュンターに敬礼をすると、>>23オトフリートに同意するかのように、広間へ行くように促された。
広間に全員が集まったら説明すると、団長は口にする。それはダーヴィッドにだけ言った言葉ではないようだった。]
解りました!………ん?説明?
[尋問じゃないのか?と一瞬思ったが、問う事はせず。言われるまま、他の団員と同様団長の傍に控えるようにしながら、広間のほうへと向かっていった。]
―広間―
……なんだか、また賑やかになってきたような?
[テーブルを拭き終えて、ミカンなどの果物を籠に山盛りにして運んできたところで、いまさらながら玄関の方向の騒ぎに気付いて首を傾げた。
その内に、ギュンターや他の面々が広間に戻ってくるのだろうか]
……元気だなぁ……。
[ダーヴィッドの様子に、ぽつり、と呟いて。
部屋は、余りを使うようだな、と半ば諦めながら、広間へと向かうべく、踵を返す]
……っと……。
[世界が揺らぐ感触。
身体がふらつくが、どうにか転ぶのは免れた]
―玄関前―
[後ろを気にするオトフリートの様子に、自分も気にしつつも、差し出された鏡に感謝のまなざしを向ける]
ありがとうございます。
助かりました。
大丈夫です。少し打ち付けただけですから。
[あの熱狂していた少年と同一人物なのかと疑いたくなるような落ち着きっぷりだった。
打ち付けた額というか頭というかを手鏡に映して、溜息を吐く]
赤くなってるし……。
乱暴でしたね。ありがとうございます。
[しっかり髪を手櫛で整えてから、お礼を言って差し出す。
今受け取れるようなら、今渡そうと。
しかし、視線の先が気になるようで自分も振り返り、不思議そうな顔で団長を見た]
/*
ええと。
相談は適宜中発言でも可、と言うことで初っ端から中発言で失礼します。
中身も外身も若輩者ですがよろしくお願いします。
中相談がお嫌でしたら出来るだけRPに乗せるようにします。
そちらの自分の正体についての自覚度をお聞きしたくて。
こちらはまっさら、何も知らない予定です。
他に要望があるのでしたら、遠慮なく言って下さい。
―二階・客室―
[玄関で何事かあっているのは知らぬまま、エルザたちが後方から来れば軽く手を振った。
一つ一つの部屋を覗き、空いているところに荷物を放り込む]
さァて、どんな話があるやらね。
[軽い溜息と共に部屋を出て、広間に向かうべく再び階段へ]
……なん、だ?
[先にも僅かに感じたそれ]
発作……じゃ、ない。
[それは、消えぬ病魔の蠢きとは違う]
…………まさ……か?
[掠めたのは、ひとつの予感]
ああ、まぁ気にしないでくれ。
[オトフリートには誤魔化しにもならないような返答を返し、
すぐにやってきた二階にいく人たちには軽く挨拶の言葉を返し、
こっちにやってきたダーヴィッドにも同じく軽い挨拶]
それもそうだな、先に行っててくれ。
俺は一旦荷物置いてくる。
[オトフリートの提案に、頷いて同意しながら、
自分は二階へとあがって、自室に荷物を置いてきた。]
―廊下―
そんなに簡単な話じゃないでしょう。
団員に引っ張ってこられたいの?
[怠惰な主張は却下して階上へ。
しっかりと聞いておかなければいけない気がしていた]
そうね、ちょっと騒がしいくらい。
あんな人滞在してたかしら。
[ちらりと見えたウェンデルの姿に小首を傾げ、二階へと上がった。空き部屋のうち一番階段に近い場所はユリアンに譲り、その近くの部屋を一つ確保する。
とにかく荷物だけ置くとすぐにまた一階へと戻ろうとした]
―広間―
[広間に戻れば、いつもそうしているように隅の壁に背を預ける。
散見された人影には、ちらちらと目線を送っていた]
…さあ、て。
始まりますかね。
[呟いた声は、存外に静かなもの]
─外・勝手口─
[ハインリヒの複雑な表情や頷き、ポケットに仕舞う様子を見詰め。何か拙いことをしただろうか、と不安顔]
そりゃあ、冬だし。
[寒いと言う言葉には身も蓋もない言い方をした。中に入ると、暖かさにホッと息を吐く。流石に袖口から手を離すと、気拙さは残っていたが、そのまま広間へと向かって行った]
─ →広間─
[やってきたダーヴィットも視界には入れた。
が、挨拶をするほど頭は回らない。
動き出すのを見て、自分も立ち上がり]
――大丈夫です?
[少しふらついた、先に声をかけてくれた人に、声をかけた]
手、要ります?
……いや、それ、気にしますけど。
[二階へ上がるエーリッヒには、こんな突っ込みを返したりしつつ]
……とりあえず、君も一緒に。
ここにいても、仕方ないしね。
[未だ名を知らぬ少年に声をかけ、ゆっくりとした足取りで、広間へと向かった]
─ →広間─
[玄関口の賑わいの中には聞き覚えのない声も混ざっている。
階段の傍に控えて遠巻きに眺めていた少年にも自衛団長が来たらしいとだけは知れて、すれ違う人々には軽く会釈をして、広間にそっと入り込んだ。
暖炉から離れた位置に陣取ったのは、湯たんぽにされないためかもしれない]
[二階へ戻る前、少年の豹変っぷりに少し戸惑いながら]
ああ、そうか。
大事ないのならいいんだが。
[手鏡を返してもらいながら]
君も容疑者の一人ってことか。
まぁ、細かい話は後だ、一緒に広間に行った方がいいぜ。
[そう告げて自分は二階へと]
やほーヘル姉。ようやっとのご到着みたいだね。
[エルザを階上に移動して同じく部屋を探してるヘルミーナに挨拶を交わし]
それは痛そうでやだなー。どうにかめんどくなくて痛くない道を探さないと
[探さずに素直に聞けということですが]
んー。わかんない。楽しそうな人かもな
[新たに来た人のことに首を傾げつつ階段に近い部屋を選び。ベッドに自分の荷物をほうり捨てるように投げ込んで、エルザの部屋にも荷物を、こちらには当然ながらちゃんと置いてから一階。そして広間へと戻っていく]
―集会所・広間―
…お前さん、ちったあかわいげのある事をいうの、覚えた方がいいぞ。
[身も蓋もない事を言うイレーネへ向かってぼそっと呟いた。
袖口を離す様子にもなんだかいつもとは調子が違うか?と思いながら、その後から広間に戻った]
――……。
[広間に戻ればテーブルに置かれたミカンが真っ先に目に入ったが、
その次に自衛団長の姿を見て押しだまる]
[エーリッヒが二階に行くときに、まさか自分の様子に不思議がられていたとは思っていない。
良くも悪くも、少年が変わるのは「心の神」に関するときだけである。実際、相当真面目なわけで]
そうみたいですね。僕も容疑者だとか伺いました。
ヘルムートさんもとか、ありえない…!
[ぐっとこぶしを握り締めた。しっかりそういうところは、子供らしい(?)様子。
しかしすぐに落ち着いて、彼を見送ると、オトフリートの様子に口を出し――まあいいか、と、深くの追求はしない]
ああ、そういえば僕はウェンデル・ハシェと申しますが。
そちらは?
―→広間―
― →広間―
[女が階下へと降りた時には、既に玄関での一悶着も収集が着いていた。
見張りらしい団員からちらちら向けられる視線に首を傾げながらも、当初の予定通り広間へと向かう]
/*
そうですね中身発言量は適当な感じで。
RPでいけるとことはいって、不安なときは中発言相談とか使いましょうか。
やりやすい形で行きましょう。こちらからは嫌とかは特にないです。
ちなみに、こちらの方は自覚あります。
─広間─
ああ……俺は、オトフリート=ポラースシュテルン。
これは、同居猫のユエ。
[ウェンデルの自己紹介に返しながら、広間の扉を開けて、中へ]
……ふう。
[中に入ると、椅子の一つに落ち着いてひとつ、息を吐く。
団長が話し出すのは、全員が揃ってからか。
僅かに、遅れてくる者もあるやも知れないが]
―広間―
探すよりも素直に聞いた方が早いわよって。
楽しい人…普段ならそれでいいけれど。
[呆れたようにユリアンに言うと部屋を出る。
同じくエーリッヒとも擦れ違えば挨拶などを交し。
人の集まる広間へと戻ってきた]
─広間─
可愛げのあることって、どんな?
雪降ってるから、って言った方が良かった?
[あまり変わらない表現を言いながら、ハインリヒの呟きに首を傾げた。暖炉から離れた位置に居るフォルカーを見つけてしまい、一度動きが止まるも、誤魔化すよに早足で暖炉へと近付き。冷えた身体を温めた。自衛団長である祖父にも気付いたが、暖炉へと近付いた頃には視界から外していた]
[それでもやがて始まる話、告げられる内容。
ここに集められる事になった切欠である、元鉱山夫の亡骸の状態。
そこから、自衛団長が導いた、ひとつの結論は──]
……はい?
『人狼』……って。
あの、御伽噺に出てくるアレ……です、か?
[一通り、話を聞いて。
最初に口をついたのは、そんな言葉だった]
―広間―
[荷物を置いてくると広間へと戻った。]
さて、お話を聞かせてもらおうかね。
[少年との自己紹介とか、もう一名まだ名前を知らない人物がいたが、後でいいだろうと。
まずは団長の話を聞くことにした]
―広間―
出戻りしちまった
[と片づけをして、みかんを出していたローザに一言いって]
いや、ここで探し出してみつけることが、これからの幸せに繋がるのだよ。
でもめんどい
[広間に戻ると先程まですわっていた椅子にくてーっと垂れた。相変わらずこいつはなし聞く気があるのか。って感じで]
ユリアン。ユリアン・カスト。よろしく。ウェンデル…くん?…ちゃん?
[新たに来た人に挨拶を返しつつ、地味に性別が判別できてない]
/*
物凄く「やっぱりか」と思ったのは内緒にしておきます。
それじゃあ中相談は適宜、と言うことで。
自覚あり了解しました。
誑し込むなり刷り込むなりご自由にどうぞ。
抗いますが。
まだ始まったばかりですが、方針等に希望はありますか?
個人的に、そちらにLWを任せたいのですが。
PC的にも死にに行く予定で考えています。
予定は未定なので、確定ではありませんが。
―広間―
[広間に入るのは少し遅れて。
見慣れない少年にちらと視線を向けもしたが、取り敢えずはギュンターの話を聞く為、近い場所の椅子を引いて腰掛ける]
…それで、御爺。
一体何のつもりだい?
[促すように口を開く。
話が進むにつれ、その表情は徐々に険しいものへ変わる]
[広間に戻ってきた面々には、必要そうなら飲み物を配るだろう。
自衛団長が顔を出せば、ミカンなどつまみながらきょとんと首をかしげて、話を待つ]
…………やっぱり、ギュンターのおっちゃん…ボケが始まった?
[話の内容を聞けば、心配そうな視線を向けてそんな事を呟くのだろうか]
[惚けた声に返るのは、真面目な面持ちでの頷きと、肯定。
犠牲者の受けていた傷痕は、人の手、獣の牙、いずれか一方だけでなせるものではないのだと。
故に、たどり着いた結論がそれ──人と獣、双方の力を持ち合わせるという存在によるもの。
ここに集められた12人には、元鉱山夫殺害の容疑だけではなく、『人狼』の嫌疑もかけられているのだと]
……いや、その。
ギュンターさん?
……本気で言ってる…………んですか。
[訳じゃないですよね、という言葉は。結局言えず、別の言葉に置き変わった]
ふぇ?…人狼?
[テンションが下がった。めんどくさそうさがまして、更に椅子に垂れた]
まあその元鉱山夫のおっちゃんのことを聞くと人間業じゃないみたいだけども、だからって飛躍しすぎじゃねーかなぁ
[野犬に襲われたとか。熊に襲われたとかとぼやくように呟く]
―集会場・広間―
……だめだこりゃ。
[少し前、呟きに言葉を返したイレーネに小さく吐息をもらす。
もうちょっと女の子らしくなった方がいい…とは言っても通用しないのはわかりきっていた]
――あ?
[玄関の方から広間へやってきた人々の中の一人を見て、思いっきり唖然とした。
いや、まさか、他人の空似だろう、とか、アイツ本人か?とか色々考えが過ぎっていたが、
その間、眉間に皺を寄せた苦い表情で…それは自衛団長が話す間にみるみる険しさを増していった]
なんだ、そりゃ…
[俄かには信じられぬ話に、懐から紙巻の煙草を取り出して口にくわえた。
露骨に金属色の石を二つ、煙草の先に近づけてカチリと叩きあわせ、
飛ぶ火花を煙草の先に何度か当てて火をつけた]
/*
やっぱりに引っかかりを覚えながら
適宜に行きましょうか
とりあえず方向性は接し方次第ということで、決めていきましょうか。
LW方向行くのは問題ありません。
後は流れ次第でですかね、やりたいことあればどんどん優先しちゃってください。
無茶振りきても構いませんし。
うぜぇな…、御伽噺だろうが…。
[思わず呟くコエ]
まぁ、いることは間違いじゃねぇけどな。
[頭をがしがしと掻いたり]
[先程とは違う椅子に座る。
ユリアンが学生らしい来訪者に名乗るのも聞こえたが、それよりも話の方に意識を奪われた]
人 狼 ?
[孔雀色を大きく見開いてその単語だけを繰り返した]
……まさか、とは、思ったが。
[とくり、と。
疼くのは、病魔の棲み処である、生命の中枢]
……単なる発作であって欲しかったんだが、ね……。
[どうやら、それは望めそうに無い、と。
その疼きが、はっきりと物語っていた]
―広間―
[広間に入ると、他の団員と共に部屋の隅に控え、団長の話が始まるのを待っていた。
待っていると、おそらく集められただろう容疑者、アリバイの無い人間が広間に集まってくる。
最初来たときにちらっと見たものの、おおよそ人を殺しそうな人相の悪い連中は、やはり居ない。既知も多い。
そうして語られる、殺人事件の内容。聞いていたらどんどん顔色が悪くなったが、倒れるのと吐くのだけは耐えた。
そうして自衛団が出した結論。
――――人狼]
え。
[思わず声が出たので慌てて口を塞いだが、隣の奴から小突かれた。]
あっれー。そんな結論になってたの?俺が寝てる間に。
いやまぁ確かにさ、あの傷は熊がつけたにしちゃ小さかったし、野犬がつけたにしちゃでかかったし、それに何か微妙な痕跡っていうのか、こう、なんていうか…………ぅぉぇ。
[ぼそぼそ隣の奴に、件の爺さんの傷の状態とか思い出しながら聞いていたら、やっぱり鮮明に血の色を思い出して、真っ青になって壁の方へと向いてゴンと額をつけた。ごくごく小さく、元気があればーと、呪詛っぽい何かを呟いている。]
[頭をがしがしと掻きながら]
御伽噺に、人狼ねぇ。
まぁ、普通じゃない死に方してたって事か?
[旅すがらいろんな話も聞く、そういう事件の話も聞いたことはある。
けれどもここで自分が巻き込まれるとは思っていなかった]
なんだかいまいち実感わかねぇな。
話が突拍子もなさ過ぎる。
─広間・暖炉傍─
[祖父に背を向けたような形のまま話を聞く。顔を見なくても、声色が真剣であるのを感じた。それだけに表情は訝しげに歪んだ]
……お伽噺真に受けてどうすんのさ。
ボケたと言うよりは、頭おかしくなったんじゃない?
[身内でありながらも、言葉は辛辣]
―広間―
あれ、先生。
――って。君、です!
まあ、さんでもいいですけどね。ちゃんはやめてください、ちゃんは。
カストさん? それとも、ユリアンさんが良いです?
[思わず見慣れた人をあらわす言葉を言うものの、とりあえずは文句だった。
しかしヘルムートの姿を見れば、思わず隠れる場所を探した。ソファの影とか移動する。
そこで話を聞いて、不思議そうな顔をした]
人狼?
そんな馬鹿な。今までそんな騒ぎ、出会ったことはありませんでしたよ。
ただの獣じゃないんです?
なァに、ふざけてんだい。
[一通りの話の後、女が発した第一声はそれ]
人狼だなんて、今時子供の脅し文句にもならないよ。
長い間待たせたと思ったら、そんな話をしに来たのかい。
まさか御爺がそんな冗談を言うとは…
[呆れたといわんばかりに連なる言葉は、ギュンター自身の低い声に遮られる。
少しも緩和しない険しい老人の表情に、女は暫し閉口する]
…本気で言ってるのかい?
そうだよ、お伽噺。
人狼なんて居るわけ───え?
[発した聲と聞こえたコエ。どちらかと言うと、聞こえたコエの内容に驚きを見せた]
居ることが間違いじゃないって。
と言うより、だれ、だ?
……で。
その上で、ギュンターさんは。
俺たちをどうする……いや。
[ここで一度、言葉を切る。
翠は、静かな光を宿し、団長を見据えていた]
俺たちに、どうしろ、と……?
[静かな問い。
それに対する直接の答えはなく。
ただ、『調査』を行い、結果が出るまでの間は集会場から出る事は禁ずる、と一方的な宣が返された]
……ってー。
それ。
本当に『人狼』の仕業だとしたら。
……俺たちの身の安全って、どうなるんですかね?
……冗談でいってるつもりじゃないみたいだな
[目を細め、浮かべる表情は普段とは似つかわしくない険しく睨みつけるようなものだったが]
そうなのか。ちょっと疑わしいぞ。ウェンデルよ
ということで別に俺もユリアンと呼び捨てで構わんから君かちゃんか判別つくまで名前だけでよんでおこう。
[そんなこといってる間にすぐに元に戻った
何がということなのだろうかと初対面で驚くだろうか]
そうよ。
あれは御伽噺の…。
[自衛団長の視線に、最後まで言い切ることが出来ない。
腕を組むようにして自分の肩を抱く]
そうよね。飛躍してるわ。
現実的じゃない…。
/*
予感がしていたのです。
接し方次第、了解しました。
本当に流れ次第なので、場合によっては生きることに執着するかも知れません。
無茶振り、そちらも何かあるならどうぞ。
頑張って穴埋めます。
とりあえず、おまかせで狼引いてるのでかなりノープランであることはお伝えしておきます。
……大体、調査って。
どうするつもりなんですかと。
……普通の方法じゃ、見つかるもんでもないでしょうに。
[声には出さない、けれど。
意識を掠めるのは、そんな思い]
……探せというのであれば……。
それを行うのは、俺の……。
[『務め』、という言葉。それは更に心の奥底にだけ響いて]
/*
なるほど。
流れ次第では踏み台にしようとしてもらっても、構いません。
はい、何かあったらこちらからも無理ない程度に行くかもしれません。
大丈夫です。私もおまかせですから。
にしても、なんかどれもこれも急だなぁ。おい
[ぶつぶつと述べたところで気づく]
…って、ダーヴ大丈夫か?吐くならここでするなよ。
つかそんなの思い出すな。
あまりにばかばかしい話すぎて付き合ってられません。
神はすべてお見通しです。
[問い詰めるオトフリートを見て、自分はまた話に戻る]
失礼な! 僕は列記とした男ですよ。
そりゃまだ背は低いですし、声はそんなに低くないですけどね!
目上の方に呼び捨てなんて出来ません。ユリアンさんでどうですか?
―集会場・広間―
悪いが俺はそんな御伽噺に付き合うためにこの村に来たわけじゃねえ。
調べもんの続きさせてもらうぜ。
[煙草をくわえたまま広間を抜けて廊下へ向かい…ウェンデルの横で立ち止まった。
じっと見下ろし――]
ウェンデル……なんで、おまえがここにいる。
[少し前に先生と言った声は耳には届いていなかったらしく、
どう見てもやっぱり本人だよな、と声をかけた]
んーー、んーー?
[聞こえるコエ、それは聞き間違いとかではなく]
ああ、同じような仲間に会うとはな。
こんなかにいるのか?
[そのコエだけではまだ相手の判別が付いておらず、
疑問に答えながら問いかけた。]
俺は、エーリッヒだ、商人の。
そっちはどこのどなたで?
[オトフリートの問いかけに対する団長の答え]
いやぁ、笑えないわ。
素敵な冗談だ、でも笑えない。だからその冗談は失敗だな。
[こちらかたの言葉は意図的に団長から無視された。
有無を言わさず、押し通すつもりなのだろう。
ここでごねても仕方がないかと思い]
そうだな、オトフの言うとおり身の安全は一番大事だ。
[身の安全対する問い。
団長はしばしの沈黙を経て、重々しく口を開く。
次の被害が出る前に、見つけ出す、と。
返されたのは、答えにならない、答え]
……そんな簡単に。
大体、確証があるわけでもないんでしょうに……。
[はあ、と。
零れ落ちるのは、大げさなため息。
とはいえ、ここで何を言っても、団長の決定が覆るとは到底思えず]
……やってられん……。
[ぼやくような声を上げた後、また、軽く胸元を押さえた]
[何故か隠れる少年が視界の隅に入っていたが、それを気に掛ける場合でも無い。
暫し睨むようにギュンターを見た後]
ハ。
阿呆らしい。
[吐き捨てる様に言い、目を逸らす。
それから視線は、問いを発するオトフリートへ]
―広間―
[ユリアンに抗議しつつ、しっかりソファの裏である。
ヘルムートの姿は視界に入れたり入れなかったり。何にせよ、憧れの人に対する態度は、少々乙女ちっくだ]
あ、先生。
僕がここに居てはいけませんか?
心の神に愛を伝えに来たんです。あ、もちろん勉強道具も持ってきましたし、ちゃんと休学手続きもしてありますよ。
[かくれんぼのような状態で見上げながら、にっこり笑った]
先生はどうしてここにいるんです?
─広間・暖炉傍─
[ちら、と祖父の顔を覗き見ると、真剣な仕事中の表情だった。傷跡と言う状況証拠があるとしても、信憑性には足りない。それを確信させる何かを、祖父は知っているのだろうか]
……ジジイ、後で話がある。
時間空けて。
[何となく、その理由が脳裏を掠めた。それを確かめるべく祖父に進言すると、承諾の言葉が返って来た。暖炉にあたりながらも震える手。それを抑え込むようにして握り締めた]
[おとなしくしようと思った矢先、疑問に対する返答に]
つまりはあれだな。
おえらい団長様は、犯人さえ捕まればうちらの犠牲もやむを得ないと、そういいたいのか?
[強い口調のこちらの言葉には返される言葉はない。
そうしているとオトフリートが胸元を押さえる様子に]
おい、大丈夫かオトフ?
胸かなんか痛むのか?
[そちらに近寄った]
[集会所を出るのを禁ずるという宣告。そしてオトフリートが身の安全について聞かれての返答。思わず近くの壁に手を殴りかけて。止まる]
物に当たるのもよくない。自分の手も痛い。
[苛立ちを椅子に垂らし]
ま、なんもなければいいわけだし…
[抑えた手はエルザの肩をぽんぽんと軽く叩いて]
む、なら百歩譲ってウェンデルは男ということにしておこう。
じゃあ呼び名はそれでいいぞ。
[鷹揚に頷いて、ハインリヒとウェンデルが知り合い?と静かに眺めた]
/*
しりあすの合間にネタも投下。
ちなみに今回は、頭痛は感じません(何。
縁故強まった相手から黒出なければ、逆らう意思はないからね。
―広間―
……ほんっと、あほらしい話ねー。
[話を聴く気は9割くらい失せた。
溜息を零してそう呟くと、皆に紅茶やホットミルク、ワインなどを配って歩くだろう。
広間を出て行きかけてウェンデルに話し掛けたハインリヒの姿が目に止まれば、小首をかしげて]
あれ。街に残してきた彼女さんとかが追いかけてきたのかな?
[性別と年齢を考えて物を言いましょう]
だっだっだっ大丈夫だ!
未だかつて倒れたことはあっても、血を見て吐いたことはないのが俺の自慢だからなっ。
[自慢にならない事をユリアンに言っていたら、ギュンターに名前を呼ばれ慌てて顔をあげ振り返る。]
はっ、何でしょうか?
[仕事してる時、というか団長と対峙している時は一応真面目な顔をした。が、それもすぐに崩れる事となる。]
……………………うぇええええええ!?俺もっ!容疑者っ!?なんでまたっ!?
そんな、殺害現場を真っ先に発見し、うっかり気絶して前後の記憶がないだけなのにっ!?
[おかげでアリバイもありません。]
まったくだ。
仮に人狼が本当だとして、一緒に閉じ込められたあたしらは死ねッてのかい。
[明らかに棘を含む言葉を呟き。
椅子からゆっくりと立ち上がる]
で、フリー。
[オトフリートを呼ぶ声は妙に静かだった]
[エーリッヒが団長に向ける言葉。それへの反応は、予想していたもので。
ダメだこりゃ、などと考えていたら、声をかけられ]
え? ああ……。
なんでもないですよ。
軽い、動悸息切れです。
[笑って返した。嘘はついていない。一応は]
なか、ま?
何、それ。
[自覚無き仔は覚醒したばかりでありながら、きちんとコエを聞き、聲を届けて]
エーリッヒ……。
あの、奴隷商の。
……ボクは、イレーネ、だ。
[商人の部分には皮肉を込めた、警戒を乗せた聲。それでも、訊ねられると自分の名を紡ぐ]
どう言うことなの?
どうして、アンタの声が聞こえる。
どうして、ボクの声が届く。
[困惑の気配が聲に乗った]
自慢にならんぞ
じゃあ血をみないでいる今みたいな状態なら吐いたことあるんだな
[なんて慌てているダーヴィッドとは対照的に冷静にいったが]
って…お前も容疑者だったのかっ
[そんな驚きはくっきり同じ。
てっきり自衛団員としての仕事としてきてると思ってました]
―広間―
[寒いのか、暑いのか。少しぼんやりとしていた。
ユリアンに肩を叩かれ、ピクリと身体を強張らせる。
普段なら触れられても特に反応するでもないのに]
え、ええ。
普段冗談を言わない人からこういうこと言われると、気分が変になっちゃうものなのね。
ウェンデル…君、でいいの?
エリザベート=ルーベンス。エルザでいいわ。
[受け答えの仕方とハインリヒの呼び方からも年下だろうと判断して、今度こそ名乗った]
……ミーネ?
どうか、したか?
[そこに更にかかる、昔馴染みの声。
妙な静けさが、返ってこわい。
などと考えているのは、足元の同居猫にはお見通しのようだった]
―集会場・広間―
心の神って……っ、あ!
[ソファの裏に隠れている教え子の返答にはっとしてヘルミーネを振り返る。
そしてああ…と息を漏らして髪をくしゃくしゃっとした]
お前、掲示板の休講通知見てないのか。
俺はここの廃鉱の調査に来てんだよ。
[にっこりに顔を顰めながら答え、それからもう一度ヘルミーネを振り返った]
まあ、心の神への信仰は天晴れなもんだが…
騒ぎだけは起こすなよな。
いいか?
[くわえ煙草のまま、見上げるウェンデルを見下ろした]
百歩譲ることじゃないですよ。
一歩も譲らずとも女じゃありません。男です。
僕は修道士になるんですから。
じゃあ、ユリアンさんと呼ばせて頂きます。
[隠れている。
そしてローザの言葉に、不思議そうに首を傾げた。少女めいた風貌は、更に性別を反転させたようにも見えるが]
――?
先生、彼女さんいるんですか?
[なんとなく、目がきらきらしている。聞く気満々だ]
[ダーヴィッドも容疑者らしく、そちらに視線を送る]
ダーヴィーもこっち側に送られたか。
[他に広間にいる人たちを見回して眺める。
自衛団員以外の者は、先ほどもあったことのある人たちばかり。
見知らぬ二人はまだしも、その他の人たちは殺人を犯すような人には見えなかった。
少なくとも自分には。]
いや、それあんまりよくないだろ。
[思わずオトフリートにそう突っ込んだ。
専門的な医療知識もなにもないので、詳しいことはわからないが。]
まぁ、あまり無理はするなよ?
[体が強い方じゃないのは知っていたので、そのせいなのだろうと素人ながらに思った。]
それは疑ってくれというような状況と言わないかしら。
ダーヴィッドさん、災難。
[少し立ち直ったらしいダーヴィッドに同情の混じりの声を掛けた]
はい、ウェンデル・ハシェと申します。
[エルザにもしっかりと自己紹介をして、頭を下げる]
エルザさん、ですね。
よろしくお願いします。
おかしな状況ですけど、こういうのも神の結んだご縁なのでしょう。
あ、それはあったかもな。飲み過ぎた時とか。
まぁそういう時は当然記憶も一緒にサヨウナラだから、覚えてないんだが。
俺も 今 知った!!
[すごく驚いた顔で、言った。
やっぱり通達聞いてないのかよと、団員数名と団長は、背後で嘆息するしかなかったようだ。]
―広間―
あ。
[休講通知なんて聞いて、思わず視線をそらした。浮かれていて見ていなかったなんて言わない]
……調査なんですね。
何か面白いことでもお分かりになりましたか?
騒ぎなんて、僕が起こすわけないじゃないですか、心外です。
先生も生徒がいる前で、銜え煙草は禁止です。
[真剣な顔と声だった]
[エーリッヒの突っ込みに、返せたのはやや乾いた笑いだった。
乾いている理由は、言わずもがな、だろうが]
……いやあ、無理のしようがないでしょう、今は。
ここに留め置かれていたら、できる事も限られますし、ね。
ん…力抜け。こわばると疲れるぞ。
[なんだか怠惰なことをエルザにいって、二、三度肩をぽんぽんとしてから手をぷらーんと垂らして]
む、でもなぁ…
[譲る前にローザなんてしっかり勘違いしているしとか内心で呟きつつローザに訂正の言葉はいわないのは測りかねてるか面白がってるか。きっとどちらも
隠れてることとか神とかいうことには一切気づかず]
え、ハイン兄さん彼女いないのか。もてもてだって聞いたけどいないのか。
[ウェンディの期待してる様子を見て言う。なんだかもう色々まぜっかえしてます]
ああ、イレーネか。
[納得がいったようにその名前を復唱してから]
うーん、どうも俺、人狼らしいんだ。
旅先で一回あったことあるやつに、そう教えられた。
イレーネと同じように、このコエで話しかけられてな。
だから、俺のコエが聞こえるイレーネも人狼だってことだ。
人狼同士はこうやってひっそりと会話ができる、らしい。
俺も細かいこと知ってるわけじゃない、あまり深く突っ込まれてもよくは知らないんだ。
[それから最後はやや強めのコエで]
後、俺は奴隷商じゃない。
─広間・暖炉傍─
[祖父の発言に対する批判と、最後に連れて来られた金髪の少年の話題でごった返す中。長く深い息を吐くと、部屋の隅に置いてあった荷物を手に取る]
最初から出入り禁止にするつもりだった、って訳か。
道理で食料庫が埋まってる訳だよ。
[それは祖父に向けての言葉。皮肉が籠ったそれも、今の祖父は表情を変えないのだろう。容疑者を集めると決めた時から批難は覚悟していたのだろうから]
荷物置いて来る。
[誰に言うでもなく言葉を紡ぐと、広間を出て二階へと向かった]
なんだ、あの若造もかい。
[後ろで上がる声に呆れた声は出すものの、やはり最早驚きは無い。
少年の方面には今は注意は払っておらず]
ほほゥ。
動悸に息切れ、ねェ。
[エーリッヒに返していた言葉を繰り返しながら、ゆっくり昔馴染みに近付いて行く]
うっ、そうなのか?
[エルザに改めて指摘されれば、ぎくりと体が強張る。]
とはいえ、あれはもう俺に気絶してくれといわんばかりの状況だったからなぁ…。
とほほ、二人組みで見回れば良かったって事か……。
[そういったアリバイ作りについては、容疑者として集められた全員が言える事かもしれないが。]
よっしゃー。なら記憶がサヨナラする直前に迷惑ならんところに飛び込むんだぞ
そりゃ災難だったな。いや、俺もここにいる面々も結局災難ってことだけどな
[そんでついでに、驚き顔のダーヴを見つつ、その同僚も色々災難だろうと心中で付け足した]
―集会場・広間―
なっ!
[ローザの声が聞こえ、思わずくわえた煙草を落としそうになった。
…冗談じゃ、ない]
……い、いるさ、いるいる。
[煙草をくわえなおしたところでウェンデルに彼女がいるかと問われ、
奇妙な角度でこくこくと頷いた]
いろんな妨害にあってな、サンプルを収集し終えたばかりだ。
面白いかどうかはまだこれからだ。
[調査の過程を答えつつ、くわえ煙草禁止といわれれば]
あ…いんだよ、ここはガッコじゃねえんだから。
[まるで不良教師そのものの返答を返した]
[ダーヴィッドを巡る状況に、ある意味大物、なんて考えていたのはきっと、軽い現実逃避]
うん、そう。
ほら、俺、昔っから走るとすぐにばててたろ?
それと変わんないって。
[ゆっくり近づいてくる様子に、なんでもない風を装いながらこう返す。
……もっとも、誤魔化しきれるとは思ってはいないが]
─ →二階・空いている部屋─
[いつも通りの速度で歩き、二階へ上がり。空き部屋を確認してから、その一室へと入る]
………まさかとは、思うけど。
[それは先程頭を掠めた考え。祖父が人狼が居ると判断した理由。幼い時の記憶は楽しいこと以外ほとんど薄れてしまっている。その中で残っている悲しい想い出。思い出していたのは両親が死んだ時の*ことだった*]
まぁ、確かに無理も何もないよな。
[ギュンターの話、つまりはうちらを監禁して人狼が誰なのか探すってこと。
そしてその間の安全の保障はないと]
滅茶苦茶すぎるよなぁ…。
[落ち着こうとしてるのか、声は押さえ気味に]
そうだ、まだ名前知らないやついるんだった。
これから一緒になるんなら、名前くらい覚えておかないとな。
いい意味でも悪い意味でも運命共同体だ。
[まずは少年の方に行って]
よぉ、痛みは引いたか?
さっきは自己紹介せずに悪いな、俺はエーリッヒ。
君の名前は?
[丁寧な言葉でしゃべる相手のせいか、自然と丁寧にしゃべろうという意識だけが働いた。]
生まれた時からずっと男ですよ。
脱ぎましょうか?
[リボンに指を一本かけて、ユリアンを見上げながら首を傾げる――が]
確かに講義は人が結構? いたような気がしますけど。
モテモテだったとは知りませんでした。
彼女さん、いらっしゃるなら見てみたいですね。
/*
じわじわとせまりくるのがびみょーにこええwwwwww
しかし。
仕方ないんだけど、ptの減りがorz
説明担当やると、とにかくこれがきっつ……!
ところで。
双花と相方はどこですかね。
ええ、よろしくね。
神様の結ばれたご縁…。
[もう一人の聖職者はそこに残っていただろうか。
孔雀色は何となくライヒアルトの姿を捜していた]
良いご縁でありますように。
[ユリアンに二度三度と肩を叩かれ、息を吐きながら意識的に力を抜いていった]
いや、いい。これで女なら俺色んなやつに壊されるかもしれない。男でもそうかもだが
そしてなによりもなによりもそんなの見るとこっちまで寒くなりそうだ
[だから脱がなくていいということだが、後者のほうが力説してる辺り色々おかしい]
ほほぅ。そうなのか。
でもハイン兄さんが先生ね…どうりで子供にめんどうみがいいわけだ。
[フォルカーのこと、先程のイレーネのことを思い出しうなずく]
[多分ローザの言葉の意味が分かっていたら、冗談じゃないはこっちも同じせりふだったに違いない。]
本当に? 見たことないんですけれど、今度学校に連れてきてくれませんか?
きっと皆、喜ぶと思いますよ。先生に彼女さんいたんだって。
それとも学生さんですか?
[純粋に疑問符をつけた]
楽しみですね、結果。僕にも教えてください。
まだまだ、知識は足りませんので、お役には立てないと思いますけれど。
――でも、子供もいるでしょう?
灰が落ちたら危険です。
[退席した人とか、と。一応会釈はしていたようだ。
が、多分灰が落ちたら云々は、言っている本人も危険である。]
―集会場・広間―
いるってば!
[まぜっかえすようなユリアンの言葉に髪をくしゃくしゃーっとして声を上げる。
いるったら、いるんだってば、と]
あー…君も、やたらなことは言わないように。
…いいな?
[ウェンデルへ視線を向け、顔を顰めながら敢えて講義中の時のような口調で諭す。
もっとも…最後の一言だけは完全に素だったが]
でも普通はそんなダーヴィッドさんを疑ったりしないわ。
だってダーヴィッドさんだもの。
[それもある意味酷い評価かもしれなかったが]
いってらっしゃい。
[荷物を持ったイレーネに気付くと小さく声を掛けて見送った。
扉の近くにはハインリヒがいた。彼女話題は今この時の意識を逸らすのには格好で。小さく笑いかけた]
僕はウェンデル・ハシェです。
先ほどは鏡をありがとうございました。
少し痛かったですけど、大丈夫ですよ。
多分、もう赤くはないと思いますし。
[エーリッヒに見せるように、額の髪を分け、ぶつかったあたりを空気に触れさせる。
色はもう変わりなく白い]
さっきの鏡、贈り物ですか?
[ハインリヒの必死にも聞こえる声に、明らかに信じてないよ頷きを返しつつ見ればオトフリートにヘルミーナが詰め寄っている。
体調がなんとなく悪そう?とぐらいしかわからなかったが、そちらは任せてもきっと大丈夫と思って]
……フォルカー?
[だからでもないが、先程浮かんだ名の一人フォルカーのほうをみた]
少しでも苦しいとか隠して無理したら、後でぐりぐりな。
[とりあえずそれだけは*いっておいた*]
…嗚呼、そうだったねェ。
よーく覚えてるよ。
[昔馴染みの至近距離まで来て、見上げる。
上目遣いの目の奥はちっとも笑ってなかったり、襟元に手が掛かったりしているが]
で、その度に爺様や婆様に心配掛けてたコトはお忘れかい?
人狼らしい、って。
[絶句するよな聲。信じられぬと言う雰囲気で相手のコエを聞く]
そんな、今までアンタが来ても何も聞こえなかったのに。
なんで、急に……。
ボクも人狼だなんて……そんなの、嘘だ───。
[自分の在り方を否定した途端、胸から込み上げる何かと、突き刺すような痛みを感じた。誰も居ない部屋の中で、胸元と口を押さえる]
───ぅ、ぐ……。
………俄かには信じられないね。
人狼のことも、アンタが奴隷商じゃないってことも。
[言い切って、またくぐもった呻きを零した]
[ウェンデルの様子を見ながら]
そうだな、もう大丈夫そうだ。
[名前や周りの話題の様子から、男であることは分かった。]
いや、贈り物ってわけじゃないが。
俺は商人やってるかな、その商品のひとつってやつだ。
[そう言ってから、次にウェンデルが先生と言っていた人物]
っと、あんたにも自己紹介まだだったな。
俺はエーリッヒ、って聞いてたとは思うが。
[ハインリヒに自己紹介をした。]
―集会場・広間―
別に、そういうわけじゃねえよ。
[子供に対する面倒見のよさをユリアンに言われればぶっきらぼうに答えた。
しかし、灰が落ちたら危ないと言うウェンデルには返す言葉はなく…]
…あ、ああ。
[憮然とした顔で頷いて、くわえた煙草を手に持ち誰もいない方へと離した]
俺の彼女のことは秘密だ。なんでお前に教えにゃならんのだ。
調査の結果はわかったら教えるが…
[憮然としたまま、伸ばした手を口元に寄せて煙をぷかり]
おっけー任せろ!もちろん覚えていた時はそうするつもりだ。
まぁそうだなぁ…災難…うん、災難だな…。
[ユリアンに同僚まで同情されているとは思ってもいなかったが。
はぁとため息つきながら、天を仰いだ。]
よぉローザ。どうやらそうらしい…。
[なおつけられた渾名を聞く度に、そんな渾名の馬いなかったかとか思ったりするがそれは余談だ。]
いや団長はボケが始まるほど耄碌されてはいないぞ。まぁちょっと前より毛が薄くなってきたかなーって思ってはいるんだがぇっ!!!
[ごんと後ろから叩かれた。拳の主は言わずもがな。
ばたりとソファーに沈んだ後、エルザの声>>105が耳に届いた。
片手をあげて、あ、り、が、と、う、と5回振って返した後、力尽きたのかぱたりと手は*落ちた。*]
僕もそう願います。
運は良いほうですから、きっと良い縁だと思っていますけど。
[エルザの言葉に笑う。聖職者、が他にいると知ることはなく、軽く首を傾げるにとどまった]
――やたらな事ってなんでしょう?
[素っぽくハインリヒに聞き返す。
念を押されて、はい、と頷くも]
僕は男ですから、彼女じゃないですよ。
[脱ぐ脱がないは止められたので、指をリボンからはずしていた]
寒いですか? ここ、そんなに寒くないとは思いますけど。でも、僕が男だと納得してくれたならいいですよ、ユリアンさん。
いや、それは。
忘れて、ない、けど。
[返答する様子は、どこかかくかくしていた。
足元では、猫が「……ばーか」と言わんばかりの様子で尻尾を揺らしている]
ええと、ミーネ?
……その手は、なに、かな?
ローザさん、僕はウェンデル・ハシェです。酒場…ですか……。
[少し考えるように首を傾げて]
ジュースとかは要らないですけど、飲酒が良くなったらぜひ。
先生の講義は、人が多かったとは思いますけど、もてもてかどうかは分かりかねます。女生徒より男生徒の方が好いている人が多かったんじゃないかな。と思うんですが。
[言われたそばから何か言ってる]
信じる信じないは勝手だけども…、嫌われたもんだねぇ。
[やれやれといった口調]
ああ、なんか力の現れ方とか、影響がどうのとか説明あったような。
忘れちまったな。今回はそのなんかの条件がそろったんじゃないか?
[割かし適当な説明、自信も良くは理解していないことだからかもしれない]
少しゆっくり休んどけ、いろいろとありすぎて疲れてるだろうしな。
おやすみ、イレーネ。
―集会場・広間―
あ、ああ。わるいな。
[ローザに差し出された灰皿を受け取って、灰を落とす、が]
こら、くだらんことを聞くな…!
[ウェンデルに聞き始めた言葉に肩をすくめながら首を振った]
折角だから知りたいです。
可愛い彼女さんなら紹介してください。
[ちゃんと煙草を離すハインリヒを見上げ、にこりと笑う]
調査の結果はありがとうございます。嬉しいです。
――…あれ、大丈夫ですか?
[代名詞の調子ではなかった。驚くような様子で、倒れた赤い人を見た]
―集会場・広間―
まったく、困ったもんだな。
[エルザの笑みを受ければやれやれだと肩をすくめて笑い返せば、
商人の男から自己紹介を受け]
ああ、そういえばそうだったか。
そうだな、なんだかんだとあんたの名前は村ん中でも聞いた気がするよ。
なかなかやり手…いや、人気の商売人らしいな。
俺はハインリヒだ。
見ての通り、出来のよろしい教え子に恵まれたせんせーさ。
[自己紹介を返し、にや、と笑った]
……ジジイから話は入って来るから。
[その聲はどこか忌々しげだったか。その手の情報が早いのは職業柄。エーリッヒに関しては、疑いの内容が内容だけに厳重に注意されたのだった]
力の、現れ方?
なんだよ、役に立たないな。
[理解していない様子に悪態をつく。休んでおけと言うコエには、大人しく承諾の意を向けた]
……ちゃんと休めるかどうか分かんないけど、そうしとく。
…ああ、一つだけ聞かせて。
あのじーさんを殺したのは、アンタなのか?
[騒ぎの発端となった事件について訊ねた。もしそうじゃないとしたら……、そう考えて不安になったために]
ふゥん、そっかぁ。
ソレを覚えてて尚、動悸だの息切れだの起こすような真似を?
[声は通常の数段低い。
左手で襟元を掴んで引き寄せる]
何だったらあたしが今すぐ眠らせたげてもいいんだが?
[その傍らで右手は手刀を作っていた]
商品。
商人さんなんですか。
じゃあつかっちゃって、すみませんでした。汚してはいないはずなんですけど。
[先ほどの鏡を思い出して、首を傾げる]
綺麗な鏡でしたし、贈り物にしたら喜びそうですよね。
そういうものを、たくさん仕入れてらっしゃるんですか?
――珍しい本とか、あったりします?
―集会場・広間―
あいや、それはそれだ…
[ローザの笑顔にぴきん、と引き攣りながら言葉を返す。
ソファに倒れこんだ自衛団員を見て、ちょっと前の挙動不審な奴だと思えば]
なに、やってるんだ…?
[まさか自衛団員も容疑者の一人だったとも、無残な死体を目にしているとも知らず、ただ首を傾げた]
―広間―
幸運なのは良いことだわ。
ね。ありえないわよね。
[ウェンデルには微笑み返し、ソファーに沈むダーヴィッドを見てローザと頷きあう。
ふと頬に手を当てた。少し紅潮してきている]
ワインのせいかしら。
飲みすぎたつもりはないのだけど。
[様子を窺うように広間を見回すと、オトフリートたちのやりとりなんかも見えたりして]
他にお話が無かったら、部屋で休んで来ても良い?
すぐに調べることがあるのなら協力するけど。
[自衛団員に問いかけ首を*傾げた*]
いや、その。そういうつもりでは。
[低い声に、どう答えたものか、と。
思案する表情は引きつりがち。
構えられた手刀には、一瞬固まって]
いや、そこまでしなくても、いいから。
休む、うん、ちゃんと休みます。
だから大丈夫、大丈夫。
[必死で訴え、それから]
……それ、に。
もしかすると、他に理由があるかも知れんし、ね。
……できれば、その予想は外れてて欲しいんだが。
[ぽつり、と付け加えられた最後の部分。
それは、ヘルミーネもぎりぎりで捉えられるか、という程の小声]
……とにかく、まあ、なんだ。
ギュンターさんの話も一段落したようだし、上に行って休むから。
……この手を離してくれると、とっても嬉しい。
[それから、一転いつもの口調に戻って訴えかける。
いや、いつもよりかくかくとしてはいるのだが**]
[しかし憧れの人を目の前に、何一つ言えない情けのない態である。
ちらと視線を向ければ、なにやら取り込み中のご様子。
もちろん邪魔などするわけがない。]
本当に。
僕は運が良いらしくて、この村に来る時も色々な方に親切にしていただきました。
だから、安心して良いですよ、エルザさん。
[あとは話を聞くなり、何なり。
しかし今日は、どきどきするばかりで、憧れでもある心の神に思いの丈をぶつけることは*出来ないだろう*]
いい意味でも悪い意味でもな。
[人気という言葉にはそう返して]
よろしくな、ハインリヒ。
出来のいい生徒か…。
そうだな。
[先ほどの玄関での件があるので素直に頷けなかった。
けれども笑顔を向けられると、笑って返して同意の意を示した。
続いたウェンデルの言葉に]
いや、ウェン。ああ、そう呼ばせてもらう、が気にすることじゃない。
送りたい相手がいるなら安くするぞ?
[贈り物にしたらというウェンデルに笑いかけてから]
珍しい本か…、今手持ちの商品には目新しいそうなものはないが、
希望の本があれば今度仕入れてくるぞ?ああ、来冬になるけどな。
/*
んー。
二階の図も、作るようかしら。
そこら厳密に決めなくてもいいとは思うんだけど。
とりあえず、ねよう。
占先は、焦らず決めますか。
デフォのエルザは、なんかありさげにも見えるんだけど、どーなんだろか。
まぁ、なんとなく光景が目に浮かぶな…。
[そう呟くように言いながら]
役立たずとか、奴隷商とか、俺なんかすごい言われようなんだけど……、さすがに若干傷付くぞ…。
[ちょっとコエの調子は落ちていたかもしれない。]
ああ、あのじーさんか。俺が殺して食った…でいいと、思う。
[返答は若干曖昧なものだった]
たまに、そういうことあるんだよな。
満月近いと…、ああ、そうだ一つは月が関係するんだったかな。
[思い出したようにそう告げてから。
悲しそうな口調で]
俺だって別に殺したかったわけじゃないんだけどな…。
[ウェンデルに期待の眼差しで見られて]
まぁ、いきなりただではいかんからな。
気が向いたら声かけてくれ。
[くしゃりとウェンデルの頭を撫でた。
なんとなくそんな気分になったから]
んー、なんか疲れたから俺部屋に戻るわ。
なんかあったら教えてくれ。
[この場に殺人犯や人狼が本当にいるのなら、一人になるのは無用心だったかもしれないけど。]
じゃあな。
[広間を後にする様子は、普段より少しぼーっとしていたかもしれない。]
―集会場・広間―
俺の教え子に…変な本、売りつけないでくれよ?
[ウェンデルが珍しい本をとエーリッヒに聞いたのを聞いたとき、
脳裏に浮かんだのは、さて、どんな類の本か。
およそ教鞭をとる人間とは思えない想像は口にはしなかったが、つい開いた口から言葉が漏れた]
じゃァ如何言うつもりなんだい。
[ともすれば何らかの誤解でも招きそうな至近距離で睨め上げる。
否、雰囲気からそんな甘いものではないことを察することはできるだろうが]
…理由?
[それだけ近い距離だったから、昔馴染から零れる微かな声も辛うじて拾い、訝しげに繰り返す。
返答はあっただろうか]
[広間を去る前のこと]
変な本ってどんな本だよ……?
[聞き返せば、相手が返答に困るだろう事を推測しての問い返し]
まぁ、あんまり教育によろしくなさそうな本とか、無茶な要求だとさすがに仕入れてこないから大丈夫だ。
その辺は安心してくれ。
じゃあ、俺は行くぞ。
[手を振って自室へと*戻っていった*]
本当だろうな?
[ともあれ休むとの言に、構えていた右手をゆっくり降ろす。
と思いきや形を変えて、所謂デコピンをかました]
まァ、あんまり無茶するようなら…
ユエを頂くからな。
[勿論その際にはこってり絞ることは前提の上で。
足許の猫を見、妙な脅し文句を加えた後で、漸くオトフリートを解放した]
―集会場・広間―
あのねえ、ローザちゃん…。
俺がそんな酷い奴に見えるかい?
[両手を広げて首を振る。
ただ、本当に彼女がいたとしてもやっぱり同じような振る舞いをするだろうけれど]
おーけいおーけい、今彼女の心の声が俺に聞こえたよ。
許可するってさ。
…刺激的な夜に挑戦してみる?
[煙草を口から外してローザの方へ顔を近づけた。
ふわ、とワインの匂いがして、ぱちぱちと瞬いた]
…って、なんか変だと思ったらずいぶん飲んでんじゃねえの?
大丈夫か?
[問う声は心配げな響きを含んでいた]
だって、その通りじゃないか。
ボクは何も知らない。
知るための唯一の相手がこんな曖昧な情報しか知らないなんて。
[憤慨にも似た聲。言い分はかなり理不尽なものではあっただろう]
……なんでそこも曖昧なのさ。
肝心な部分の記憶が無いってこと?
───満月。
[月が関係すると聞いて、息を飲んだ。今は月が満ちる周期だからだ]
……自分の意志とは無関係、なんだ……。
[人狼とは全てそのようなものなのだろうか。そう考えて、聲のトーンが落ちる。ふる、と首を振る気配を乗せると]
───まだ信じられはしないけど、こうやって声が聞こえる以上、否定はし切れない。
ジジイは人狼を探すって言ってるけど、ボクらはこうして人の姿をしてる。
事を起こさなければ、何もない、よね?
アンタを突き出すことも出来るけど、記憶も曖昧なら、立証もしにくいし。
やり過ごすのが得策だと思うんだけど。
[そんな提案を聲に乗せた。それが実行に移せないと言うのを知るのは、まだ先の話]
あーあ。
ッたく、今日は疲れたね。
[両腕を伸ばし、軽く首を回す。
疲労度で言えば先程まで詰め寄られていた昔馴染の方が格段に上であるに違いない]
ま、あたしも休むとするよ。
[未だ残る者にはひらと手を挙げて、某方向からの熱い視線にはついぞ気がつかぬまま、女は広間を*去った*]
ああ、悪いな詳しくは知らないで。
こんなことなら、もっとよく色々聞いとくべきだったな…。
[実際に人を手にかけて、しかもこんな風に集められるようなことになる。
そんなことは思いもしてなかったから。
記憶がないと問われれば]
いや、記憶はある。そこじゃないんだ。紛らわしくてすまない。
俺であるような、俺でないような。
そんな感じ、殺したのは間違いない。
[意志とは無関係、その言葉は少し心に痛かった]
ああ、そうだな何も起こさないで済むなら、それに越したことはない。
でも俺は、もうすでに一人殺して食べてしまった。
いや、俺じゃないと、思いたいが。
[続いた言葉には]
突き出すにせよ、どうやって知ったのか。
聞かれれば困るのはイレーネだろ?
[でもまだ、今はなんとかなると楽観しているところも。
そう思いたいと願っていたのかもしれない。]
俺も疲れた、少し休ませてもらう…。
[それきり返すコエはしばし*途絶えた*]
自分であるような、違うような……?
[殺したのは間違いないと聞くと、ゾッとして両腕で自分の身を抱えた。自分もそうなってしまうのかと、不意に思う。自分が人狼であると信じ切れていないはずなのに]
───うん、何も、起きなければ。
[縋るよな、同意の言葉。そうならないで欲しいと願う]
……そっか、そうだね。
突き出すなんて、最初から無理だった。
[休むと言う言葉には、分かった、とだけ返し。直後、コエが聞こえなくなるのを理解した]
………ボクは、ナニモノなんだろう………。
[急に聞こえたコエ。急に話せるようになった聲。自分が人狼であると言うこと。それを信じ切れないで居る自分]
ボクが人狼なら、どうして、今まで───。
[何も無かったの? 問う聲に返るコエも教えてくれる人も無く]
[この歳になったから覚醒したのだと言うことは、この先も知ることは*無いのだろう*]
/*
えりりんは長々とごめんぬ。
表を早々に退席したのはpt温存のためでした、ひゃっふー。
明日起きたらジジイとのやり取り落とそう、そうしよう。
襲撃の切欠作っておかなきゃ。
―集会場・広間→―
[男のクズと聞けば僅かに口元を引き攣らせるが、間違ってもクズではないらしかった。
ふ、と転がるワインの空き瓶2本に目をやって、はあ、とため息]
これ一人で飲んだのか?
だったら飲みすぎもいいところだ…。
早いとこ、ローザちゃんも休みなさい。
[言い聞かせるように言って、必要ならば手を貸すか。
その後荷物を運ばせた自衛団員を捕まえて荷物を置いた部屋を聞き、その部屋へ]
やっと俺の時間だな。
[調査の続きをするつもりだったから、口にした酒量も思考に影響しない範囲を計算済み。
廃鉱の地図と周囲の地形図らしきものを広げ、それからサンプルの鉱石を削るための作業台をその横に。
サンプルの検証作業は集中力が途切れるまで*続くのだろう*]
―集会場・広間―
[少し前、漏れた言葉に返るエーリッヒの言葉に]
そいつは安心したよ。
俺の教え子が妙なこと覚えちまったら、一大事だからな。
[一番悪いことを教えそうな奴が何を言う、と言うところだろうがお構いなしに言ってにや、と笑って戻るのを*見送っただろう*]
/*
Σ!独り言全然つかってなかった!
というわけで幻夢国初参加のかでんつぁです。
去年半ばあたりにIDだけは登録させて頂いていたものの、
なかなかタイミングが合わずやっとお邪魔できました。
よろしくおねがいします。
初参加でこんないい加減なオヤジですみませ…
でもたのしくてニヤニヤしっぱなし、です。
気がつけば最年長(笑) めいっぱいオッサンします!
―広間→2階―
[溜息を吐かれれば、きょとんと首をかしげて。
その後、言い聞かせられれば「はーい」と渋々ながらも2階へ行って、空いている部屋で休むのだろう**]
―広間:片隅―
じ、んろー……………
[自衛団長から語られる、「御伽噺」の存在。
その話は、少年も、幾度も聞いたことがある。
恐ろしさにか、普段から白い顔色は、殊更に色を失っていた。
小さく呟いたきり押し黙り、周囲の声すら遠い様子で、険しく眉を寄せて虚空を睨み、胸――よりは高い位置、首元を飾るブローチに触れる。
呼吸は少し、浅い。喉が鳴った]
『人狼。
村の長たる者は、その牙より―――――……
己が力を以って―――――を』
[途切れ途切れの声が蘇り、耳の奥に、脳裏に響いている]
『ゆえに、村から出てはならない』
[終わりの一言は、強い意志を抱いたものだった]
……え。
[ユリアン>>107に名前を呼ばれて、少年は、顔を上げ目を見開いた。
図星、とばかりに身動ぎ、後ずさりするよう少しだけ身を引いた。手はブローチから離して、自分の頭を庇うように押える]
ぇ、えと、その、ちょっとだけ、だからっ、
薬、飲んでないから、だから、
…へいき、だいじょうぶ……っ。
[彼の言葉に思考の淵から我に返り、周りを見回してみると、オトフリートとヘルミーネが似たようなやりとりをしているのが見えた。星の先生は、反面教師にもなりそうだった。送る眼差しは、ついつい、仲間を見るものになっていた]
…………の、飲んでくる。
[そう宣言して、半ば逃げるようにして台所へ向かう。
いつの間にか幼なじみの姿はその場から消えていた。見回す視線がギュンターとかち合って、すぐに逸らす。
汲み置きの水をグラスに注ぐと、広間には戻らずそのまま二階へと*上がった*]
―広間―
呼び方は何でも問題ないですよ。
贈りたい相手は、居ませんよ。強いて言うなら神ですが。
エーリッヒさんにはいらっしゃらないんです?
居そうに見えますが。
[目を輝かせて、本の話を聞いた]
冬なんですか。
僕はこの村にちょっと来ただけなので、他の場所の受け渡しでも問題ないですが。
今お持ちだというものも少し気になりますけど。手持ちが多くないですから…。
[自分のバッグに視線を落とした]
―広間―
じゃあ、食事の場でも開いたら如何です?
きっと先生の彼女さんが来ると言ったら、たくさん集まると思いますよ。
……神がご覧になっていますよ。嘘を吐いたら、罰が与えられますよ?
[ハインリヒに彼女がいるのかは、どうやら疑うようだ]
それに、僕は不健全な本なんて頼みませんよ。
勉強の本です。というより、資料ですか。
――。ちゃんと手持ちがある時に、お声かけをさせてください。
お疲れさまです、エーリッヒさん。
[上へ行くのを見て、頭を下げた。
自分はといえば、広間のソファの影から、心の神が上へとゆくのへ視線を送るばかり。
あつーい、ハートマークが乱舞しそうな視線に相手は気づくことなく、はぁっと大きなため息を吐き出して床に座り込んだのだった]
うー、なんて声をかければ良いんだろー…!
大好きです!それともファンです?愛してます?
どうしよう…!まともに言える気がしない…!
[ヘルムートという名前はどう見ても男性だが、声の調子やら身体から受け取る情報では女性である。
少年は、そこらへんをまったく気にしていない]
つ、次に会う時こそは!
[疲れている人のことを考慮してか、えいえいおーという掛け声は、小さなものであった。
部屋を借りて良いのだと知れば、遠慮なく二階へ上がる。扉が開いている部屋なら、誰も居ないだろうとあたりをつけて、そこに荷物を置いた。
灯りを点し、机に向かう。分厚い宗教の本は横に、まず始めたのは手紙を書く事。
出だしの文章は決まっていた。
「髪の短い君より、髪の長い僕へ」
綺麗な字で書かれていく文章は、後で出そうと机の上に。
封筒の宛名を見れば、家族だろうという当たりはつこう。
それからは本を読む時間。何度も捲られたページを追い、ノートに書き出して行く。
出来の良い生徒となるには、努力もまた必要である。が、疲れが出たのか、手は止まり、やがて机の上につっぷして眠ってしまうの*だった*]
/*
ポイントの減りがおかしい。
多弁になるつもりはなかったのだが。
そしていきなり双子設定です。
ベアトリーチェかなと思います。
仲は悪くも良くもないかなという感じです。
きっと誰かわかってくれると思っています。何も言わないでも。
/*
ライヒアルトとお話をしてみたいです。
神を信じるウェンデルと、神を信じない(恐らく狂信者な)ライヒアルトは、対比できるかもなと思いました。
役職的な意味ではなく、ウェンデルは狂信者なので、酷い対立となることでしょう。
聖魂者が取れていたら、堂々と表に出ようと思っていました。
「神は僕を見守って居て下さいました。これが証拠です」
とか、どーんと。正直今でもうざいのに、とてもうざいです。
関係ないけど今回のもっとも苛めたい人はライヒアルトです。
実は一度村が埋まった時に入ろうと思っていたのはエーファでした。
村長のお仕事を手伝う子でした。フォルカーの事は大切だけど、ちょっとうとましく思ったりもするような、普通の子でした。イレーネの態度は好ましいと思う反面、羨ましいと思い、女の子らしくしたくても出来ない自分と比較してしまうという。自分がその立場にいたなら女の子の格好をしたかったとか。
村の立場を考えて、恋愛も出来ない感じ。それでも、本当に誰にも言わないで恋人を作って、ひっそりと会うのが楽しみで、そのときだけ年相応の素直な顔を見せるという設定でした。
─広間─
……つもりというか、不可抗力?
理由、は……。
[繰り返される言葉。答えを紡ぐまでには、間が開く]
……外れている事を期待したいから。
今は、まだ。
[言いたくはない、と。呟くように言う瞬間の表情は、真面目なもの。
もっとも、その真面目さも油断した所に入ったデコピンに、へにゃりと崩れたわけだが]
……自分の身体の限界ぐらいは、わかってるんだがなあ。
って、なんでそこでユエ。
[ぼやくような声は、釘刺しと脅し、どちらに向けられたものか。
フォルカーにとっての反面教師になっている事など、気づく由もなく。
はあ、と大きく息を吐いて、広間を離れる昔馴染みを見送った]
―広間―
……へえ。
[人狼。
驚きの言葉を吐くまでもない。呆れたような目線を自衛団長にむけて、しばらく広間の様子を眺めていた。
機織りの女と目があったなら、小さく肩を竦めてみただろうか。
――修道士になる。
話しぶりから見て、どこぞの神学の学生だろう。直接口を挟む事はないものの、しばしの間彼の姿を視界に納めていた]
さて。
それじゃあ、俺もちょっと荷物の整理させてもらうぜ。
どうやら長丁場も覚悟しなきゃならんようだからな。
[露骨な溜息を残して、修道服の男もまた広間を去る]
─広間→二階・個室─
[ともあれ、ここにいても仕方ない、と二階へ。
予想はしていたが、部屋は大半が埋まっていた。
そんな中、奥まった辺りに空いている所を見つけて滑りこむ]
……ふう……まったく。
[一人、否、猫とふたりきりになると、大きく息を吐き。
窓の向こうにちらつく小雪をぼんやりと眺めた]
……『人狼』……ね。
[呟いて。先ほどから幾度となく抑えている辺りに手を当てる]
……それが、事実なら。
『務め』を果たす事に、躊躇いはない……が。
やはり、いい気はせんな……こう、見知った者が多いと。
[掠れた呟きに、猫がなぁう、と声を上げる。
珍しく不安げなそれに苦笑しつつ、傍らに膝をついて撫でてやる]
……大丈夫ですよ、ユエ。
……うん。きっと、大丈夫。
[呟くような言葉は、猫に、というよりは、自分自身に向いているような響きを帯びていた]
─二階・自室─
───ぅ、ぐ……。
[左手で口を押さえ、右手で胸元を握り締めて。どこか苦しげに表情を歪めた。縹色には薄っすらと、透明な滴]
……父さん、母さん……。
[小さな呟きは虚空へと消えて行く。今は楽しかった記憶はなりを潜め、悲しい記憶が身を支配し。それでも、確かめなきゃと、思考が働いた。荷物をベッドの上に置いたまま、部屋を出て一度階下へと戻る]
─ →広間─
[部屋に居るうちに既に数名が広間から消えていて。説明と言う一仕事を終えた祖父が一息ついていた]
……ジジイ、さっきの話。
時間空いたなら部屋に来て。
[端的に告げると、祖父は直ぐにこちらへと近付いて来た。そのまま案内するよに自室へと戻る。その間、祖父とは何も喋らなかった]
─二階・自室─
[部屋に祖父を迎えると、直ぐに扉を閉めて。どこに座るでもなくそのまま口を開いた]
単刀直入に聞くよ。
───父さんと母さんは、人狼のせいで死んだの?
[事故と聞いていた両親の死。祖父が自分を外に出したがらない理由。今回の事件の傷痕から人狼の可能性を強く見た理由。それらのピースを組み合わせ、浮かんだ疑問を口にする]
傷痕、見たことあるからそうやって確信を持って言えるんだろ?
父さんと母さんが死んだ時、ボクは二人の顔すら見せて貰えなかった。
見せたくない何かが、あったんじゃないの───?
[疑問を口にする間、祖父は黙り込んだままだった。真剣な眼差しでこちらを見ていた。イレーネもまた、真っ直ぐ祖父に縹色を向ける。長い沈黙を破ったのは、祖父の溜息だった]
[父には獣の爪痕が、母には人の手による傷痕があったと言う。祖父は、父の受けた傷痕が今回の被害者の傷痕と良く似ていたと言った]
爪痕と、傷痕───。
[想像しかけて、止めた。両手で身を抱いて、ぶると身震いする]
”死ぬ時は一緒が良いね”───。
[不意に聲に乗ったのは、生前母が父に言っていた言葉]
父さんは、爪痕。母さんは、傷痕。
もし、一緒に死ぬためにそんな傷がついたとしたら。
母さんは、もしかして……。
じん、ろう───。
[だったの?と言う聲は途切れた。何故かは分からないけれど、そう思った。自分が人狼だと言われたせいだろうか]
………ジジイが、ここに人狼が居ると思った理由は、分かった。
けど、本当に居るの?
これだけ騒いで勘違いでした、とかなったら、ホントにボケ疑われるよ。
[視線を落としながら言葉を紡ぐ。返って来たのは、だから調べるんだ、と言う言葉。視線を祖父へと戻し、縹色を細める。これ以上は何を言っても無駄と思い、祖父を部屋から出した]
[疑いを持つ祖父の目。怖いと思った。部屋から出す前に一つ、訊ねる]
…もし、人狼が居たとしたら。
どう、するんだ?
[恐る恐る、と言うよな雰囲気で訊ねる。少しの沈黙の後、祖父はその対処法を口にした]
───ころす、って。
そりゃ、お伽噺の人狼は凶暴だって言うけど。
ここに集められた人の中に居るにしても、ほとんどがこの村に関わる人なんだよ!?
殺すしかないなんて、そんな───。
[真剣な祖父の目は冗談ではないと物語っていて。その矛先が自分に向かうのだと思うとガタガタと身体が震えそうになった。それ以上何も言えずに居ると、祖父はそのまま部屋を出て行く]
[祖父が立ち去った後、何も言わぬままにベッドへと近付き、倒れ込む]
……喩え父さんと母さんが死んだのが人狼のせいだとしても。
ここに人狼が居るなんて───そんなの、うそだ。
[顔見知りの多い容疑者達。唯一疑えるのは評判の悪い商人くらいだった。人狼は居ないと願うよな言葉。ベッドのシーツに顔を埋め、ぎり、とシーツを*握り締めた*]
―二階/最奥の部屋―
[といっても、大した荷物は入っていない。
何枚かの衣服に申し訳程度の筆記用具、そしてぼろぼろになった聖書。
――使い込まれたからとの理由でもフォローできないかもしれない。それくらい、神の言葉を記した書物は損壊していた]
『お伽噺』……ってか。
ったく、どんな面して――
[噛み締めた歯の隙間から、低い呻きが漏れた。
いくら追放されたといっても、結局自分は修道士なのだ。
『仕事は与えられるだろう』。
やがて唇にうっすらと血が滲んでいる事を自覚し、修道士はそこでようやく全身に込められていた力を抜いたのだった]
[人狼の存在を否定したことで、また胸に痛みを感じる。ぐっと胸元を抑えつけた]
何で、ボクが───。
[人狼なんだ。己を呪うよな言葉は痛みにより聲とならなかった。両親が人狼と関わり死んだこと。母が人狼であった可能性。もはや信じざるを得ない状況となっていた]
/*
ポイントを一番自重しなければいけないのは僕かと思います。
しかしライヒアルトさんの設定がわからぬままは苛められまい。
僕が苛められる側になりそうですね。
弱い立場のほうからつきつき刺すようなことは大好きです(だめじゃん)
搦め手を使うべきか、初回吊りを狙うべきか。
/*
智狼:エーリッヒ・イレーネ
狂信:
占い師:
霊能者:
守護者:
聖痕者:
今のところ何かありそうなのはオトさん、と。
まぁ、中身がねぇ(何
ライさんも何かあるかな。
/*
>フォルメモ
やったもん勝ち!![ここで言うな]
そして予想通り隣にフォルが来た件。
ちなみに真ん中側に部屋を陣取ったのは、えりりんと二人で集会場を分かつため(意味不
陣営勝利目指してないんで、ささやかに皆を分断してみる。
―広間―
[ローザの声>>110が耳に届いたが、信用されている事にちょっと喜んでしまったので、幸せな事に後半の撲殺部分は脳まで到達しなかった。
とはいえ、ここにいる連中は大概みんな、そんな感じで疑えない。まさかあいつが…的な思惑。
それが当てはまらないのは他所から来た者、という事になるのだが。グラーツその1その2、ルディン、最後に集められた金髪の者。]
人狼かー…人狼、人狼…。
[うーんと顔は伏せたまま、ぶつぶつ呟いていたら広間から人はとんと少なくなっていた。
一応大丈夫かと様子見に、団員の一人が覗き込みに来たところで。]
そうだ!
[がばりと顔を上げて団員を驚かせてから。そいつが逃げないように腕ををひっ捕まえて。]
あーあのさ、悪いんだけど伝言頼めるか?
母さんに………団の仕事でしばらく帰れなくなるって。
人狼の事は言わなくていい。疑いが晴れればすぐ帰れるさ。
[頼むと頭を下げられると団員も断る事はせず、頑張れと軽く肩を叩かれた。]
おうっ、まかせろ。
[そう団員を見送ってから、自分も部屋を借りて休むことにした。]
―二階:個室―
[少年は喉の渇きに目を覚ます。
着替えはあっても、寝巻きまでは持って来ていない。目を擦りつつ寝台から起き上がると、傍の椅子に引っ掛けていたカーディガンを羽織り、ストールを緩く首に巻いた。
眠るときにもブローチは付けたままで、薄闇の中、首元で鈍い赤色を湛えていた。
その色が目に入り、鉄紺を返してしまったことを思い出す。
しかしそれより少年の思考を支配するのは、]
……人狼、か。
[その存在。
己の身を守るものなど、作業用の小さなナイフ一本くらい。この状況で、それを持ち歩く気にもなれなかった。
手ぶらのままに部屋を出て眠るものを起こさぬよう、足音を潜めて階下に向かう]
―二階:個室―
[みしみしっと骨が軋んだ。少年は顔を顰める]
――うぅ、僕の馬鹿。
[転寝がしっかりと睡眠に変わり、起きたのは疲れが癒えてから。
体は軋み、いつの間にやら下敷きにしていた本の痕が確りと頬に残されている]
水、飲もう。
あと温かいものを飲まなければ。
寧ろストレッチをするべき…か。
[背骨をパキリと鳴らして、顔を顰めた。廊下へ出て、階下へと向かうことにする。
左手は左の頬、つまり痕が残っているほうに当てられて、隠されている]
―一階:台所―
[階段を下りた先には、静寂が満ちていた。
廊下を歩み台所へと入り込むも、水瓶の中身は心もとない]
水、汲んでこないと……汲める、かな。
[体力に自信のない少年は、なんとも情けない顔をして独り言ちた。
ひとまず勝手口の扉を開いて押さえを置く。
外には見張りの自衛団員の姿があった。扉の開く音に目を向けた彼に小さく会釈をする。人狼の候補者として自分達を見ているのかと思うと、昨日より複雑な心中になった]
―一階:広間周辺→台所―
[階段をゆっくり静かに(そうせざるを得ない身体的状況)降りて、階下にたどり着く頃。
しんと冷えた一階で、風が動いたような気がした。より寒い。
頬から肩、背中の方へ手を移して、少し強めに抑えながらそちらへ向かった]
どなたかいらっしゃるんです?
[声をかけてから、ひょいと顔を覗かせた]
[少年が傍らの桶を持ち上げ、外へ出ようとしたところで声がかかる。
聞き覚えのほとんどない声に、思わず身が竦み、素早く向ける視線は警戒心の篭ったものになる]
あ、……えぇ、と。はい。
外からいらした方、でしたよね。
[見えた姿に、昨日、見かけるだけはした人物と悟り声を返せど、初見の余所者相手では緊張は解けなかった]
…………水が、必要ですか?
すみません、今、切れているみたいで……汲んで、きます。
─二階・個室─
[小雪のちらつく天気では、空の様子を見る事もできず。
結局、選べたのは早目の就寝。
翌日、目覚めを呼び込んだのは、猫がてちてちと頬を叩く感触]
……なんですかぁ、ユエ……。
[寝ぼけた声を上げてから、状況を思い出す。
そうだった、と嘆息して]
……はいはい、食事ですね。
ついでに、全員分の朝食作っておきますか。
[そんな呟きをもらしつつ、部屋を出て。
足を向けるのは、階下]
―二階/最奥の部屋―
[顔をあげた。
小さく身震いをする。昨晩はそのまま眠りこんでしまったらしい。
やれやれと掌で顔を覆って、腰を上げる]
……。
[そのまま無言で、廊下に続く扉を開いた]
―個室→外―
[普段から寝起きはあまり悪くないのだが、流石に今日は起きて溌剌とした気分にはならなかった。多分枕が違うからだ。
部屋を出ると、見張りに立っていた団員に軽く挨拶を交わす。普段どおりの返事が返ってきたものの、視線だけは複雑なのは何となくわかった。向こうもまさかねぇ、といったような面持ちのようだ。そのまま外へ出ていき呼び止められかけたものの、裏の方へ足を向ければ向こうも何も言わなかった。
外にあった納屋から農業用の桑を持ちだし、槍術の型を取った。
この雪の中上着を脱いで一通りの型を終えると、井戸の水を汲みタオルを水に濡らして汗を拭う。
朝の日課が終わると少しは気分も上向きに修正された。]
ふぅ、今日は暖かいくらいでよかったなぁ。
[周囲は雪だらけだが、寒さはあまり気にならないようだ。]
―一階:台所―
驚かせました? 申し訳ありません。
危ないですよ。
[桶を持つ様子に、肩を抑えながら笑いかける]
外から来たなりこんなことになった、運が良い筈のウェンデル・ハシェといいます。
君に似た人を知っている、気がするけど。
僕がやります。そんなに防寒具を着込むっていうことは、寒いんでしょう?
寒さには強いんで、休んでて下さい。
君のような子供には、荷が重いと思いますし。
昔家にあった古い絵本。
そう、確かそれは――人狼の話だった。
絵本の狼はぎらぎらした目を持っていて、大きく裂けた口から鋭い牙を覗かせ、赤くて長い舌を垂らし…とにかく恐ろしい姿で描かれていた。
あたしだって当時は女の子だ。
夢にまで出てきそうな化け物なんかより、猫とか犬とか、ふわふわした可愛らしいものの方がずっと好きだったに決まっている。
それでもその本を何度も読んでいたのは、お気に入りのページがあったからだ。
朱蒼聖花。
黒と赤で構成された絵本の中、その異質な色だけが鮮やかで綺麗に映った。
だけど、病弱だった母の傍でその本を開いていると、何故だかいつも哀しそうな顔をされた。
嫌いなの?と訊くと決まって首を振り、髪を撫でてくれたけれど。
そんなこともあって次第に読まなくなり、母が亡くなった頃にはその存在すらすっかり忘れていた――
―二階・個室―
[昨日荷物を放り込んだのと同じ部屋で、女は目を覚ました。
下ろした髪をかき上げて、額に手を当て暫し沈黙]
ッたく。
今になって思い出すたァね。
[ややあって洩れるのは小さな声。
軽く頭を振った]
…ともあれ、湯浴みでもしたいところだが。
[暫し思案の素振り。
部屋を出て、階段を降りて行く]
─二階・廊下─
[開いたのは、自分が出てきた向かいの部屋の扉。
他の部屋に誰がいるかなど、把握はできていないのだが]
おはようございます、ですかね。
[とりあえず、挨拶の言葉は、投げた]
―二階/廊下―
[振り返った男と目があった。
おや、と瞳を細める]
天文のセンセイ……
何だ、部屋近かったんだな。
[立ち位置から推測するに、丁度廊下を挟んで正面といったところだろうか。
自身も廊下に出て、部屋の扉を閉める]
――ああ、お早う。
昨日は調子悪かったように見えたが、大丈夫か?
―一階:台所―
危ない、って。
だいじょうぶです、……これくらい。
[そういっては見せるものの、少年の声音は、自信がなさそうだった]
…………運が良いはず、ですか。
フォルカー・アルトマン、です。
……僕自身は、外には出ませんが、父は村長を務めていますし……母は町の出ですので、そちらの方面か、も――……………
[奇妙な相手の「自称」を復唱するときには、目が丸くなった。
朝の光に近しい場所からまだ薄闇の残る方向へ目を向けていたときには気付かなかったが、近い距離にもなれば、彼の頬に残る痕はよく見て取れる]
…、 …………、
[微かに、ぷ、といった感じの、小さな、笑いを孕んだ息が漏れる。
変わりかけた表情は、桶を持つのとは逆の手を口許に宛がい、顔を背けることで誤魔化した。つもりだった。
汲んできます、と再度言って、開いた勝手口から外へと出る]
[井戸に向かおうとして、上着を脱いだ赤毛の自衛団員の姿>>167を見つけた]
……………さ、む――……
[そう、の二音は口の中で消える。
見ているこちらのほうが寒いとばかり、挨拶をするより前に、身を震わせた]
─二階・廊下─
どうやら、そのようですね。
[部屋が近い、という言葉に肯定の頷き]
え、ああ。
ちょっと、動悸息切れ起こしてまして。
今は落ち着いてますから、大丈夫ですよ。
[体調を問われ、にこり、と笑いながら返す。
猫が物言いたげに尾を振るのは、気づいていたがスルーした]
―一階:台所―
ぜーんぜんっ、大丈夫そうに見えませんよ、君。
運は良い筈なんですよ。最初に出会った商人さんに、あっちだよって教えられて行ったんですけど森の奥にいっちゃって。
そしたら親切な人達が何人か居ましてね。指輪一つと引き換えに、ここへの道を教えてくれたんです。
そうじゃなきゃ、きっと来れなかったんで。
[方向音痴らしい。それ以前に、きっと問題はあるが]
……お母さん? へえ、町の人なんですか。僕が住んでた町でも嫁いでいった女の人はいますけど、お母さんのご家族の方は町に住んでいたり? したら面白いですね。
あれ、何かあります?
[笑われた。様子に、首筋をもうちょっと揉み解すようにして不思議がる声。
本人に思い当たる節はないようだ。忘れっぽい。
わざわざ顔を背けられて、追うように覗き込もうとしたりしたが、逃げるのは止められなかった]
――なんだろ?
[不思議そうに首を捻るばかりだ。とりあえず水差しの中身を確認し、心持ち肩を落とした]
―二階/廊下―
動悸息切れ……
まあ、人狼だなんだって言われたらそりゃあびっくりするわな。
[猫が尾を振っている。
そちらをちらと見てから、小さく苦笑を浮かべた。
とりあえず、階段の方に向かって歩き出そうと]
―一階・玄関―
[階段に差し掛かる頃に扉が開く音がしたが、振り返ることはしなかった為に、誰かは把握できず。
玄関の扉を開けると見張りらしき自衛団員が数人立っていた。
冷気に眉を顰めつつ]
ほら、アンタら。
そんなトコにぼーっと突っ立ってないで、湯でも沸かしたら如何だい。
見張り?
んなモン1人いりゃァ十分だろ。
[要は自分で沸かすのが面倒だからやれ、ということ。
結果、一番年若い団員が奔走する羽目になった]
/*
一つ突っ込ませてもらうと。
空いたところに入れるって言うけど、どこも空いたところなんだよ!!
早いもの順で突っ込めよ、と思ってしまうせっかち。
この手の譲り合いはずるずると長引くんだもん。
ちゃっちゃと決めようぜー。
[運が良い、とは到底思えない発言内容>>175に突っ込みを入れる度胸は、生憎と少年にはなかった。せいぜい「それは違うだろう」と言いたげな瞳で見つつ、はあ、と生返事をするくらいのもの]
ぇ、と、はい、そう、です……っ
[逃げる前に、最初の疑問に答えることは出来た。
不思議そうな声には答えなかった、と答えられなかった、が半々]
─二階・廊下─
……ですよねぇ。
[理由はそれだけではないけれど、触れる必然はなく。
同意の頷きを返すと、黙ってなさい、と言わんばかりの視線を猫に向けた]
と、寒いところで立ち話していてもなんですね。
食事の準備もしないと。
[階段へと向かおうとするライヒアルトの様子に、自身の目的を思い出し。
ゆっくりと、階段へ向けて歩き出す]
嗚呼、寒。
[扉を閉め、吐いた息は余韻で白い]
さて、沸くまでにゃ未だ時間掛かるだろうし…
[呟きつつ、一階の廊下を歩き出す。
向かうのは広間や台所の方角]
―外―
よおフォルカーおはよう。…どうした?寒いのか?
薄着してるからじゃ。
[身を震わす様子が見えたのでそう返す。自分が原因とかは勿論露ほど思ってはいない。]
丈夫じゃないんだから、無理すんな。
何か用事か?
[桑を壁に立てかけ、上着を取り身に着けながらそう尋ねた。]
―二階/廊下―
食事か、有難い。
俺も、水の一杯でもいただこうかな……
[歩調はオトフリートに合わせるように。
やがて階段に足はかかっただろうか。
そこで急に、思いついたかのように振り返った]
天文のセンセイは、人狼って信じるか?
――今回の事件がそうだ、って訳では、なくて。一般的な認識の問題として。
水だけでも飲むかなぁ…
[水瓶からグラスへと水を移す。小さな音を立てて、少量の水がグラスの中に溜まった]
んー、僕が飲む前に戻ってこなかったら困るし、あの子も飲みたいだろうし。
それにもしも神が飲みたいと仰ったら…の為に、取っておきましょうかね。
[少し伸びると、またパキパキと音がした。重い息を吐き出した]
何か適当にやっていいんですかね。
料理にも水は必要だと思いますけど…そもそも材料どこ。
[台所の勝手口はまだ開いている。寒い空気の流れは、先程よりも顕著だ。
さすがに他より薄着の少年の指先が冷え、用意しておくかと取ったグラスが、がしゃんと手からすべり落ちた。
運の良いことに、怪我はないが]
―外:井戸の近く―
いえ、ダーヴィッドさんの、格好……が。
……僕は、十分、厚着……………だと思います。
[少年は、己の肩を覆うストールを軽く引いて、示してみせた]
水を、汲みに。
台所の水瓶の中身が、底を尽きそうだった……ので。
[言いながら、もう片手に持っていた桶を揺らす]
/*
桑 鍬←こっちだよ、ね。
うーん、一応出ておくかなぁ。
低速で動いてればpt消費も抑えられるかな。
あ、くそ。
さっきの後1pt抑えておけばえりりんと同じ発言とptだったのに。
―一階・広間―
[待ち時間を潰すつもりで広間に入ったところで、台所の方向から音が聞こえる。
そちらに足を向けた]
如何した?
[広間と台所を繋ぐ入口に立ち、中を覗き込んだ。
少年の前、割れた破片が視界に入り、眉を顰める]
…怪我は?
─二階・廊下─
他に、する事もないですしね。
料理って、やってると気が紛れますし。
[呑気な口調で呑気な事を言いながら、階段へ。
そこで向けられた、問い。
翠の瞳が、ほんの少し険しさを帯びて細められる]
……一般的な認識として……ですか。
その前提であれば……信じていない、とはいえないかな。
むしろ、『いる』と。
そう、認識しています。
―一階:台所―
[片付けるには身をかがめなければならない。
一日、椅子で寝た少年はいやーな顔をしたけれど、仕方ないかと頭を下げた。
足音が聞こえる。手を大きな破片に伸ばす。怪我をしない自信は、あったが]
あ、はい。大丈夫です。
ちょっと手が滑っちゃって――
――……あああああ!!!
[心配かけてすみませんとか言おうとした言葉がすべてぶっ飛んだ。
まさかこんな風に初対面とかとか何かいろいろ考えているようで、テンパってしまう様子。拾おうとしかけた破片でちょっと手を切ったが、深くもないし血はにじむ程度。確かに運は良い。が、ある意味悪い。
落ち着くことなんて出来るわけもなく、高揚した頬で(しかもそうすると余計に本の痕がくっきり見える)叫ぶように言った]
愛してます!!!
/*
なんか色々楽しすぎる。
しかし聖痕の位置を未だ決めていないのであった。
右脇腹とかやってみたいけれど、見えやすいところの方がいいかなぁ。
―外:井戸付近―
俺?んーそんな寒く感じないんだけどなぁ。
ストール着てても寒いくらいなら、コートでも着て……
あー水か。なら俺が運ぼう。桶をそこに置いてくれるか?
[フォルカーの持っていた桶を見てそう返すと、井戸の中に釣瓶を落として水を入れ引き上げた。]
…そういやフォルカーも容疑者、なんだよな。いやまぁ俺もなわけだけど。
人狼……フォルカーは居ると思うか?あの中に。
[それは世間話のひとつのように口にのぼった。]
─二階・自室─
────っくしゅん!
[目覚めはくしゃみと共に。ベッドに寝転がったまま、眠ってしまったらしい。鼻を啜りながら起き上ると、両手で二の腕を擦った]
……さむ。
あのまま寝ちゃったんだ。
[昨日とは別の意味でぶるりと震える。部屋に備え付けてある小さな暖炉。それに近付くと、火を熾し薪を入れた]
……火より食べ物の方が良いかな。
[温かいものが食べたいと思った。しっかりお腹も空いている。けれど、やっぱり寒くて暖炉の前からしばらくは動けなかった]
俺は、基本的に見えるものしか信じたく無いんだが。
……見えないものでも、見た事の無いものでも、信じざるを得ない。
――まあ、覚悟はできてるさ。
[『いる』。
オトフリートのその返答に、どこか鷹揚な調子で頷いた後。
大きく伸びをして、一気に階段を下りた]
水よりも、あたたかいものを飲んだ方がよさそうだな。今日も寒い。
……そういえば昨日のお茶、美味しかったよ。
―一階・台所―
[声を掛けつつも台所に入り、身を屈める少年の傍まで来て]
無いならイイが。
ほら、危ないからアンタはあっちに…
…ッ!?
[代わりに片付けようと破片に手を伸ばしかけた。
ところで、急な絶叫にびくっ身を竦ませ]
…ハイ?
[更に続いた言葉にぱちりと瞬く]
―外:井戸の近く―
……体が強くなったら、そうなるのかな。
[ダーヴィッドが先程置いた鍬を見て、呟きを落とす]
ぇ、 あ、でも、僕が……
[口で止めたものの、彼の動きのほうが早い。
釣瓶に汲み取った水を手持ちの桶へと移す作業はフォルカーがしたものの、重い桶を持ち上げるだけでも一苦労で、一人で水瓶をいっぱいにするには、たっぷり一時間はかかりそうだった。はあ、と溜息を吐く]
……はい。
あの日は、出歩いていて……亡くなった方のところにも、足を運んだ、ので。
[容疑者と言われれば、疑いの理由を端的に話す。
続く問いかけには息を飲んで、]
……………思いたく、ありません。
[否定、ではなく願望を、口にした]
[開いたままの勝手口。台所からの叫び声>>187はよく響く。
内容までしっかりと聞こえていたものの、咄嗟には意味を解せず、目を丸くするばかりだった]
……ハシェ、さん?
[ぱちくり、瞬く。
見張りをしていた自衛団員も、何事かと声のした方へ目を向けていた]
……覚悟、なんて。
まだ、『ここにいる』とは限らないでしょうに。
[希望的観測も含めた言葉を、のんびりとした口調で言って、階段を降りてゆく]
ですねぇ、この時期は仕方ありませんが。
いえいえ、気に入っていただけたなら幸いですよ。
[お茶への礼に、返すのはやはりどこか呑気な笑み。
先に過ぎった険しさは、一見すると見受けられない]
―一階・台所―
思い返せば一年前!
どうして僕はすぐにヘルムートさんが好きだと気づかなかったんでしょうか…!
奏者かと思い買いに走り、しかし違ったときのあの絶望ったら!
あ、危ないですからお手を出さずに。どうか危険なことはなさらないでください!
[置いていっていることに気づくわけがない少年である]
あなた(の曲)に出会えてから、僕の人生は変わりました!
すべて神のお導きのおかげです!
本当はこのような場所で、このような状況でお会いするつもりはありませんでしたが、嗚呼。神に心配をさせてしまうとは僕はなんと情けない…!
本当に大丈夫ですから、どうぞ神はご心配をなさらずに。嗚呼、お水などお飲みになりますか?
[本人を前に神とか言ったうえに、曲とか補足は口から上らなかった。正直、言葉足らずもいいところで熱烈な愛の告白となっている]
― →一階/廊下―
…あー、いや、そうだ、そうだったな。
限らないって前置きしておいて…申し訳ない。
どうにも悲観的になっちまってよ。
[のんびりとした彼の口調。
もう一度苦笑を湛えて、肩を竦めた]
……賑やかな奴はいつでも賑やかにやるもんなんだなあ。
[詳細は分からないが、広間か――台所の方から、叫びじみた声が聞こえる。
多分あの神学生なんだろうなとか、そんな事を推測しながら廊下を進む]
―外・井戸付近―
はっはっは、努力次第で好転もするさ。
[フォルカーの体調の事を詳しくは知らないが。褒められたように感じたのでそう言った。
自分で出来ることは自分でしましょう、は母親のモットーで。自分もそれに伴い、フォルカーが桶に水を移すのを見てはいたが、やっぱりちょっと大変そうに見えた。吐かれたため息にポンと肩を叩いて。]
とりあえず今はそれだけあれば十分さ。後で俺か団員がいっぱいにしとこう。
…そっか、ならフォルカーが爺さんが生きてた時に会えた最後の奴だったのかもな。
[正確には、最後から2番目になるのだろうか。フォルカーが犯人でなければ。
願望には、うんうんとこちらも頷いて。]
そうだよなぁ、この中に人狼がなんて言われても……
耳か尻尾が生えてりゃ解りやすかったのに。
[真面目にそう言った。悲鳴だか叫び声だかが聞こえたのはそのあたりだったか。]
おっと何だ?
まさか早速人狼が、ってわけでもなさそうだけど…。
水も汲んだし、行ってみるか。
[そう言い自分が桶を持つと、フォルカーを促すように台所の方へと向かっていった。]
─ 一階・廊下─
いえいえ。
まあ、いきなりこんな事になっては、已む無しでしょう。
[苦笑する様子に、こちらも肩を竦め]
賑やかなくらいで、いいかも知れませんよ。
……とはいえ、一体何がおきているのやら。
[内容までははっきり聞こえないが、声からしてウェンデルなのは察しがついていた。
ともあれ、どうせ行くつもりなのだから、と歩いていく]
ああ、広間の暖炉もおこしておかないと、ですね。
あ、嗚呼、
…えーと。
神なんてそんな、大層なモンじゃなくてだね…
[怒濤の告白?に女は祿に口を挟めず、内容は何処まで理解できたやら。
下ろしたままの髪を指で弄りつつ困惑する様は、昔馴染ですら見れば珍しいと思えるであろう。
それでも相手の頬に寝痕を見つけ、僅かに口許が緩む]
…オーケイ、坊や。
水は要らないから、取り敢えず顔でも洗って来なさい。
それに、そっちも手当てしないと。
[尚も続きそうな話を、手を上げて遮った。
示すのは僅かに切れた相手の指]
―外:井戸の近く―
はい、御願いします……
[些細な作業すら苦労することにフォルカーの眉が下がる。いっぱいにするとの言葉はありがたく受け取って、任せることにした]
あのときは……元気だったのに、どうして、
[元鉱山夫のことを思えば、つい、涙腺が緩みかけてしまい、頭を振った。
ダーヴィッドの台詞は真面目に言うからこそおかしくて、笑みが浮かぶ]
……それだったら、きっと、
そもそも人里に来ないんじゃないかな。
[少年が桶を持っては辿り着くまで時間のかかることは容易に分かる。だから桶は素直に明け渡して、促しに従い、彼と共に台所へと戻った]
─二階・自室─
[台所の熱烈な告白が部屋まで届く筈もなく。下に降りるのは身体が温まってからにすることにした。荷物の中から一冊の本を取り出す]
母さん……。
[それは母が生前書き続けていた日記。鍵が付けられたそれは、両親が死んでから一度も開けたことが無い。今日初めて、読んでみようと思った。暖炉の前に椅子を置くと、それに座り日記の鍵を開ける。部屋にページを捲る音だけが響いた]
―一階:台所の勝手口側―
[押さえを置いておいた扉から中を覗き込むと、顔を紅潮させているウェンデルと、先程はいなかったヘルミーネの姿が見えた]
……ハシェさん、ヘルミーネさん……
何か、ありました、か?
― 一階/廊下―
仮にも神学校の学生が……
[休学措置はとったとか、そんな会話は耳にした気がするが。
呆れたように溜息を吐く。
――もちろん、自身もあまり他人の事をとやかく言えない立場である事は自覚済みだ]
ああ、そうか。食事出しても食べる場所が冷えてたらアレだもんなあ。
人がいなかったら、俺が暖炉起こしておこうか?
[ひょいと首かしげ]
―台所―
嗚呼、お早う。
[勝手口に立つフォルカーらを見て、軽く手を上げた。
訊かれたことにはやや口篭り]
…何というか。
グラスを割ったようでね、片付けようと思ったんだが。
― 一階・廊下→広間―
[神学校の、という言葉には、僅かに苦笑するのみに止めた。
あまり深く突っ込むのもどうか、というか、突っ込んでも意味がないような気もしたから]
そうですね。
それじゃ、そちらはお願いしますよ。
[問いに頷きながら広間の扉を開け、中へ]
[しばらくページを捲って、ふと、ある文字に気付く]
『村が閉ざされてしまうと場が構築されてしまうかもしれない。
それを避けるため、冬の間は外に出ることに決めた』
…場が、構築されてしまう…?
場って、なんだろう……。
[それが書かれていたのは父の下に嫁いできて直ぐの日付けだった。その時から、母は自分の正体を知り、何かを危惧して冬の間だけ村を出ていたらしい。日記にはぽつぽつと、自分が人狼であるよなことが書かれていて。人狼と言うものを知る手がかりが無いかと、没頭するように読み続けた]
あ。
……おはよう、ございます。
[挨拶を忘れていたと、少年は恥じ入り小さな声で言う]
ぁあ、グラス……怪我は……?
あと、箒と、
…あれ、でも、さっきの声は。
[怪我の心配に片付けに、移ろう思考は最終的にひとつの疑問に落ち着いた]
―→台所付近―
[こちらが亡くなった元鉱夫の事を思い出すと顔が青くなって、顔を振った。生前の姿は赤にかき消されて、今はまだよく思い出せない。
フォルカーに人里に来ないと指摘されれば、ああそれもそうかと頷きなおした。「フォルカーは賢いな」と言いながら、水をいれた桶を持ち、台所までたどり着くとそこには、ヘルムートと最後の来訪者がそこに居た。挨拶されてこちらもひらと片手をあげて。]
おはようヘルムートさんと…ええと悪い、まだ名前聞いてなかったが、ハシェ殿?
[フォルカーが呼ぶのを聞きそう口にしながら、とりあえず桶の水を水瓶へ移した。]
はっ、
す、すみません!取り乱しました!
[顔を真っ赤に染めた。感極まって少しトリップしていたらしい。
言われた言葉にこくこくと頷くと立ち上がりもう一つのグラスにいれていた水を見る。
その時漸く戻ってきたフォルカーに気付いた。]
手当て? あ、お気になさらず!かすり傷ですし、すぐに血はとまります!
ですが、ええと…水場はどこでしょう?
外ですか?
―回想・自室―
[ウェンデルに最後かけられた言葉を思い出す]
今ある本ね…、
[荷物の中に残っている本は私物でなければ、童話の本が2,3冊]
まぁ、今度でいいだろうな。
[そのままベッドに転がり、目を閉じた。
脳裏に浮かぶのは先ほどの話]
人狼ねぇ……。
[微妙に感じる違和感は、その言葉のせいだろうか?そんなことを考えたり。
気づけばそのまま眠りに落ちていた]
[死人の話題にダーヴィッドの顔色が変わったのは見えたが、フォルカーは何も言えなかった。
今は目の前の事態が頭の中を占めている]
……ぁ、はい。
すぐそこに、井戸が。
……………ついでに、お顔を洗ってこられると、
[いいかもしれません、という続きは俯いて。
ウェンデルの顔を、正視出来なかった]
―回想―
[部屋のベッドで休んでいた時、不意に聞こえたコエにコエを返す]
死ぬことなんかより、生きること考えた方がいいぜ。
死ぬのは悲しいことだ。本人じゃなくて周りの者がな。
[返したコエは呟くように小さく、届いたかどうか。]
―回想―
[少し後に聞こえたコエにかけたのは心配するコエ]
大丈夫か?イレーネ?
見つからなければいいんだ。うまく隠れてな。
今までそうやって、俺も生きてきた。
今回ばかりは人死にでてるから、ちょっと難しいかもしれないけどな。
[少ししてから、呟くように]
悪いな…、厄介ごと起こして……。
恨み言なら、いくらでも聞いてやる………。
[言うだけ言って、コエは途絶えた。眠りについだのだろう。]
―自室―
[暫くして、どれくらいの時間がたっただろうか?
目を覚まし窓の外を見るといくらか明るく見える]
さすがに、起きるか。
[頭を掻きながら目を覚ます。
気分はあまりよくなかった。]
手紙…、書くの忘れるとこだったな。
[机に向かうと、紙にペンを走らせた]
申し遅れました。僕はウェンデル・ハシェと申します。
[フォルカーの後ろからやって来た人は昨夜倒れた人だと認識している。心配そうな顔をしたが、水の移る様子に安心して笑う]
お元気そうですね。
えぇと、顔を洗って手を洗ったら片付けます。大丈夫です。
[フォルカーの説明を頷いて聞く。年より幼い様子だが、本人はまったく気にしない]
ありがとうございます。ちょっと行ってきますね。
――?顔も洗いますけど。やっぱり何かついてます?
「子供達へ
元気にしてるか?
俺は今いつもの村にきている。
ここはのどかでいい場所だ。それに不思議と惹かれるものがある。
今度そっちにいけるときは、また何かおもちゃとか買っていってやる。
じゃあ、皆いい子にしてるんだぞ。」
[少し考えてから二通目を書く]
「緊急で頼みたいことがある。
俺が死んだら全財産をあの孤児院に寄付してくれ。
この手紙が証文になるはずだ。
今村で厄介な事件に巻き込まれた。生きて帰れる保障がないようだ。
万が一を考えて頼む。
お前を信じている。」
あたしは大丈夫だが…
…そんなコト言ったって、傷口から黴菌が入ったら大変だろ。
嗚呼、井戸は外だ。
[フォルカーに言って、少年にはやや眉を顰めつつ言った。
神認定は取り敢えず置いておくらしい]
そうだな。
細かい破片もあるし、掃いた方がいいか。
嗚呼、踏まないようにな。
[立ち上がるついでに、フォルカーやダーヴィッドにそう言った。
続く問いには肩を竦めて横に首を振るのみだ]
わかった。
[頷き返して、広間へと足を踏み入れる。
流石に冷えていた。
暖炉の前に無造作に足を運び、懐のマッチ――流石に準備くらいはしている――を擦り、放り投げた]
[手紙を書き終えるとコエをかけた。
自分の仲間であろう人物に]
おはよう、起きてるか?
気分はどうだ?
こっちはあまりよくないどな。
[いい返答は期待していない、返ってくれば程度の思いで。]
―自室→玄関―
[薄い封筒に入れられた手紙が二通。
宛先は一つは孤児院に、もう一つはどこかの町の弁護士にあてたものだった。
封筒を手にして階段を下りると、玄関前に自衛団員が見張りに立っていた]
寒い中ご苦労だな。手紙出しておいてくれ。
外に出られないんだからそれくらいやってくれよ。
[薄い封筒を二通、宛先の為か警戒の色を見せられ。
中身を確認したいと言われた]
ふざけるなよプライベートまで干渉する気か?
監禁の次は覗きか、いい趣味してるな。
[起きたときから、どこか気分よくなかったせいもあるだろう。
言葉は棘のあるものに。向こうも寒い中の見張りでイラついていたのかもしれない。
返された言葉はこちらを罵倒するもの、奴隷商人のくせにと言われて完全に頭にきた]
………、ここに、
[ウェンデルの疑問に、少年は自分の左頬を指し示す]
痕が。
……眠るときはベッドで、になさって下さい、ね。
[黙っていたことに申し訳なさそうになりながら、小さく言った。
己の疑問の答えは得られなかったが、強いて突き止めようとはせず]
掃除用具、外でしたっけ、中でしたっけ……
[薪小屋のほうだろうかと首を捻るが、思い出せない。
破片を避けるため、廊下への扉は使わずに広間へと赴いた]
─広間→台所─
[広間に入り、暖炉の方はライヒアルトに任せて、妙に賑やかな台所へと顔を出す。
猫は、冷えた空気を感じたのか、暖炉の前に素早く陣取った]
……て、大分賑やかなようだが。
何か、あったのか?
[場にいる面々を見回し、問いかける。
視線は、昔馴染みに向いていたやも**]
[その言葉を吐いた自衛団員の胸元に掴みかかり、壁に押さえつける。
懐から取り出したナイフを突きつけて]
もう一度言ってみろよ?
俺がなんだって?もう一度言ってみろよ?
[相方らしい自衛団員は下手に手出しが出来ず、少し距離を置いたところで落ち着けよと声をかけてくる]
ふざけるなよ、お前達は気楽だよな?
俺達が殺しあって死ぬのでも見学してたいのか?
[今ここで彼に言っても、なんにもならないことはわかっていた。
それでも今は抑えられなかった。
押さえつけられた団員は、少し息苦しそうにしながらも視線をそらした。
答えられる言葉なんてあるはずもないから。
声は大きかったので、広間の方にも届いていたかもしれない。]
俺の目を見て、答えろよっ!
[ふと思いついて、日記の最後のページを開いてみた。母が死ぬ前に書き記したもの]
『場が構築されてしまった。
村で起きなかっただけ、良かったのだろうか。
イレーネやお義父さん……。
村の人を巻き込まずに済んだのだから──』
───……。
[はたはたと、静かに涙が零れた。唇を強く噛む]
───場が、構築されたら、良くないことが起きる、のかな。
結局詳しいことは書いてなかった。
人狼が……ボクらが場と言うものに関わってるのは確か、みたいだけど…。
[寝てしまう前に聞こえたコエ。彼だけのせいではないのだと、今なら理解出来た。自分は、人狼の仔なのだから]
あ───、おは、よう。
気分は……あまり良くないよ。
今、母さんが残した日記読んでた。
[コエには聲を返し。自分が今読んでいたもの、場についてのことを伝える]
場が構築されたことで、母さんは、父さんと一緒に死ぬことになったみたい。
”場”って言う言葉に聞き覚え、ある?
[自分よりは知っているだろうかと、コエの主に訊ねた]
―台所―
ん?ああ、俺は丈夫なのが取り柄だからな。
[他の団員に「唯一の」と頭につけられる取り柄でもあるが。
昨日のあれを見られていた事とかすっかり忘れていて、何故心配されているのかは疑問に思ったものの、名を名乗られると。]
おっとこっちも名乗ってなかったな。
俺はダーヴィッド=シュヴァイガート。自衛団員だ。
[井戸の場所は説明されているようなので、特には言わずに見送る事に。
足元にちらばった破片をヘルムートに指摘されれば、注意しながら歩いて。]
ああ、掃除用具なら中のを使った方がいい。そっちの方に置いてないか?
[とフォルカーに勝手口扉の陰になっているあたりを指差した。]
[聞いた瞬間、フォルカーの手を追うようにまた手を当てる。
最初は少し気になっていたものの、今では痛みがないから余計に恥ずかしい。
かぁっと、頭のてっぺんまで血が上った]
ぼ、僕はなんて馬鹿な事を――!
あ、ありがとうございます!
[言うなり、台所から外へ走っていく。
井戸の方へ聞いた通りに向かい、――さすがに外だ。声が聞こえた気がして首を傾げた]
―一階:広間―
……ぁ、オトせんせい、
[向かうときには、ちょうど、天文学者とすれ違った。
疑問の解決は少年には上手くはかれず、台所の面々に任せることとした。
ダーヴィッドの声は聞こえていたものの、広間にいる人の姿が目に入り、]
グラーツさん、……おはようございます。
[暖炉の火を起こすライヒアルトに、挨拶した。
傍の黒猫にも同じように。
その声は、玄関からの声に消えそうな程だったが]
中
表でけっこうやりたい放題やってるから独り言使ってなかった罠(
表出るのは今回はちょっと遅らせ気味でいいかな?
CO無しで食われるのもそれはそれでよいかとか思ったんだけどどうでしょうk
…いやそれは流石に霊能者引いた意味がないか。
流石に団長の霊は見とこう。うん。
母さんの日記…?
[コエの調子は疑問系だったが、尋ねるような様子ではなかった。]
場か……、聞いたことある気がする
[しばし考えながら、自室を出て階段に向かい]
ああ、そうだ思い出した。
人狼に対抗するための力?みたいなのがあってそれがそろうとだったかな。
殺し合いになる…?だったか…そんな感じ…?
[言っている間に、その言葉はあまり自分にとって気分のいいものじゃなかった。
どこか機嫌悪そうな色を含み、そして手紙を団員に渡した後、揉めることになった
向こうにもこっちの様子が聞こえてるかもしれない]
─二階・自室─
[読み進めるうちに零れ落ちる涙。ごしごしと目元を擦って日記を閉じた。忘れずに鍵もかける]
───……。
[言葉は出なかった。気になって日記の一番最後、両親が死ぬ前のものを読んだのだが、その最後には祖父と自分に対する謝罪の言葉が連なっていて。それがまた心を締め付けた]
……何か、飲み物貰って来よう。
[少し気分を変えるように呟くと、部屋を出て階下へと向かう]
―広間―
[マッチの火はすぐに大きくなった。
いつの間にか隣に陣取っていた黒猫を眺めていると、玄関の方の怒声に混じって少年の声が耳に届いた]
お早う。
[暖炉の火にあたりながら、口元に薄い笑みを浮かべて]
───殺し合い、に。
[ひゅ、と息を飲んだ]
……母さんは、この村に場が出来ないように冬の間、外に出てた。
村は冬になると外界から隔離されてしまうから、って言うのが理由みたい。
もし、隔離空間が場に関わってるとしたら───。
[今の状況がそうなるのではないだろうか。その言葉は聲として出すことが出来なかった。信じたくない部分も多々あったために]
……ところで、何怒鳴ってるの?
[団員の声までは聞こえないが、不機嫌そうな声が聞こえて、訝しげに訊ねた]
―台所→玄関―
お、オトフリートさんもおはよう…って今度は何だ?ちょっと行ってくる。
[オトフリートがヘルムートに向けた問いは気になったものの、同僚の声もするものだから気になって玄関の方へ。
たどり着いた先では、グラーツその1が団員にナイフを突きつけているのが見えて、流石に驚いた。]
お、ちょ、グラーツ殿その1何やってるんだ!?
[うっかり心の声が漏れてるが、そんな事気にせず後ろからエーリッヒを羽交い絞め同僚から引き離した。その隙に締められていた団員の方は、もう一人に手をかされて起こされた。]
……説教をお聞きするとき以外で、
ゆっくりお会いするのは…………
はじめて、の気がします。
[閉鎖的な村の人間特有の警戒心を若干孕みながらも、世間話でもしようと開いた口も暖炉に近づこうとした歩みも止まり、壁越しに玄関の方へ目を向けた]
……なにか、あった…………ん、でしょうか。
─ →玄関傍廊下─
[階下に降りると、玄関の方が騒がしい]
…なに?
[不思議に思い、玄関へと向かうと、自衛団員と言い合うエーリッヒの姿]
ちょっと、何してるの───。
[駆け寄ろうとしたが、ダーヴィッドが駆けて行く方が早かった。それに続くように傍へと寄る]
/*
囁きについて。
あくまで人狼同士の囁きなわけだから、当人同士の声しか聞こえないよね、と言うことであんな描写。
通信機じゃないんだも。
―広間―
そう言えば、そうか。
……とんでもない事に巻き込まれたもんだな。あんたも、俺も。
[説教の時よりも、若干口調は荒い。
暖炉の火が十分大きくなったことを確認し、ようやくフォルカーの方にしっかりと向き直った]
もう一人のグラーツ……商人のにーさんだろうな。
自衛団相手に何かやってるんだろ。
[少し気になるのは事実だった。
少年が向くのと同じ方向へ、自身も目線をそらす。しかし立ち上がる事はない]
―台所―
[少年――ウェンデルの名乗る声は女の耳にも届いていた]
あ…ッと、転ぶなよー?
[駆け出して行くウェンデルに声は届いたか。
小さく息を吐いた。
箒はフォルカーが取りに行ったようなので、再び屈んで大きな破片だけ拾い集め、纏めて捨てておく]
さァね。
[その最中に姿を見せたオトフリートには、軽く肩を竦めてみせるだけ。
それでも昔馴染みの目には、常よりもやや上機嫌に映ったかも知れない]
…何の騒ぎだ?
[そんな様子も、外の騒ぎが届けば鳴りを潜めることに*なるのだが*]
[後ろから突然羽交い絞めにされて、掴んでいた団員を手放す。
掴まれていた団員は、その場に倒れこむようにして咳き込む。
殺す気かよと言われて、固まる]
いや、わりぃ……、ちょっと熱くなりすぎた。
[もう一人に大丈夫かと助け起こされる団員。
ナイフを懐にしまうと]
ダーヴィー、その1ってなんだよ…。
[呟くような声、それはもう平時と同じような調子だっただろう]
迷惑かけた、もうしないから離してくれ。
あんたも悪かったな、手紙は頼む。
[まだちょっと咳き込んでいる団員は、恨めしそうな視線をこちらに送っていたが、
向こうも非があることは自覚してたいのだろう。黙って頷いた。]
よぉ、イレーネ。
[いまだダーヴィッドに羽交い絞めにされたまま、
傍によってきたイレーネに右手をよぉとあげた]
こいつが奴隷商とか言うから、俺が切れた。
[色々と端折った説明だが、なんとなくのことは相手に伝わるだろう。
自分を快く思っていないイレーネには、印象を悪くさせたかもしれないが]
ああ、遅れたけど、
イレーネ、ダーヴィー、おはよう。
[今はもう落ち着いた様子を見せていた。]
えぇ、本当に。
……グラーツさんは、この村で冬を過ごされる…のは、初めて、ですよね。
ふだんは、静かで……雪景色のきれいな場所、なんですけど。
[修道士の口調の異なりに、少年が目を見張ったのも束の間。
巻き込まれた、との言には表情を曇らせた]
もう一人の……
[呼び方が少しおかしくて、笑いの呼気が混ざり、すみません、と謝罪を口にする]
呼ばれるほうも、混乱するでしょう、か……
修道士さまの、ほうが………それか、
ぇえと、ライヒアルトさん、と及びしても……?
[駆け寄ったことで何があったのかは理解出来て]
騒ぎ起こしたら目をつけられちゃうよ。
やり過ごさないとボク達……。
[聲に不安が乗った]
[こちらに来たイレーネに気づくと、手はふさがっているので上げられずに「やぁ嬢おはよう」と声だけかけた。
エーリッヒの謝罪が聞こえ、おちついた様子が見えれば手は離した。]
え?いやいや何でも。同じ名前が二人だから番号振ってるって事はないよ?
…まぁイラついてるのはわかるが、そういうのをいきなり持ち出すのは勘弁してくれよなー…。
傷でもついて、血が出たら大変じゃないか。
主に俺が。
[何か言いながら、はぁと大きくため息はついた。ほっとしてだ。]
[会話をしているうちに、騒ぎも収まったらしい。
気になりはしたが、台所の事を思い出して、ライヒアルトに断りを入れると踵を返した。
ダーヴィッドに言われた通り、勝手口の傍から掃除用具を見つけ出して、小さな破片を掃き集める。
一連の作業が終わると、ようやく水で喉を潤して、大きく息を吐きだすの*だった*]
─玄関─
……おはよう、じゃないよ。
[暢気に挨拶をするよに見えるエーリッヒに、睨みが向いた]
アンタはそう呼ばれるのが嫌だろうから、仕方ないのかも知れないけど。
彼らに手を上げるようなら、許さないよ。
[相手が自分より大きい大人であっても、臆することなく言い放った]
言ったとおり。
手紙頼もうとしたら、中身見せろって。
もめて、向こうが奴隷商って言って、俺が切れた。
[大分落ち着いたのか、先ほどよりは詳しい説明だった]
隔離空間か…、
俺がこの村に何か惹かれたのも、関係があるのかもしれないな。
あんま話すべきことじゃなかったな、悪い。
[かけられた心配するようなコエには]
ああ、悪い気をつける。
なんかあったら俺のことは知らない振りでもしとけ、
あれなら俺のこと糾弾すれば、仲間に見えなくなるんじゃないか?
[最後の言葉は冗談めかすように]
[手を離されると、後ろを向いて、視線はダーヴィッドの方へ]
俺とライヒで一号二号かよ。
漫才コンビじゃねぇんだから…。
[思わず口を滑らすダーヴィーの様子に、完全に怒りは収まって、
続けて聞こえた言葉に今度は逆にあきれた様に]
おまえなぁ…、理由がそれかよ。
広間いってなんか飲み物、後食べ物も欲しいな。
[そう言って、立ち去ろうとした時には笑みがこぼれていたかもしれない。
ダーヴィッドの横を通り過ぎる時に、ぽんと背中を軽く叩き]
ありがとな、色々と。
[別に向こうは意識してやったことじゃないのだろうけど、
今はダーヴィッドに感謝の言葉を小さく呟いた]
[イレーネの睨みには臆することなく。
立ち去ろうとしてかかった言葉に立ち止まり]
そんなこと、よほどのことがなければしないよ。
[ついさっき掴みかかったばかりだけど。]
気をつけるさ、いきなり後ろから刺されたたまったもんじゃない。
人狼だの殺人犯だの以前の問題になるしな。
団員も神経質になってるからね…。
失礼なことをしたことは謝るよ。
[詳しく聞いたなら、先とは違い謝罪も入れて。冗談めかした言葉には真面目な聲で返した]
そうだね、アンタに引きずられて、って言うのは勘弁だ。
同種であれ、アンタに執着するようなものは何もないし。
……でも、誰も傷付かないなら、それに越したことは無い。
アンタ含めて。
[隔離空間についての話題は、気にしないで、とだけ返しておいた]
譲もまぁそんな怖い顔しない。
俺のおかげで何事もなかったんだから。
[自分で言うなよと団員から突っ込みが入ったが、そこは同僚にいい顔して返した。
エーリッヒの呆れた声にはあっはっはと明後日の方を向いて。]
まぁその、外から来た人は苗字で呼ぶから、一緒に来るとごっちゃになるのがね。うん。
大丈夫だ、ちゃんと呼ぶときは同じように呼ぶからな!
[理由については、苦手なものは苦手なんだよとちょっと情けない顔で文句言ってから。]
あー誰か居たみたいだから、暖まってるだろうしそうした方がいいかもなぁ。…そういや食事は誰が作るんだろ。
[呟いたら、エーリッヒに背中を叩かれ礼を言われた。
当然よく分かっていなかったが、おうと笑顔で返事した。]
無理もないのかもな。イレーネが謝ることじゃない。
いきなり人狼がいるとか言われて、あの様子だと確信もあるんだろうしな。
[謝罪の言葉にはそう返して]
それでいい、俺は最悪死んでも金は残せるしな。
それにきままに旅を続ける行商人だ。死んでも深く悲しむようなやつもいない。
イレーネには、家族もいれば親しい仲の人もいるしな。
[冗談めかすような口調で返すコエ、少し意味ありげでもあったけど。]
何事もなく、傷つかずか…。
そうだな、不要な騒ぎ起こさないように、なるべく、気をつけるわ。
[そうコエにするのは少し心苦しかった、
それに加えて少し自信もなかった。すでに一人自分は手にかけている身だから]
二人いるときに、どう対処するのか見ものだけどな。
[ダーヴィッドに返したのはそんな言葉。
おうと返された笑顔に返したのは笑み]
食事は、何も言わなかったらオトフとか作ってそうだけどな。
別に自分で作っても構わないしな。
ああ、ダーヴィッドは無理して作らなくていいぞ。
包丁で指切って倒れそうだからな。
[そして、さっきまで感謝の言葉を述べていた相手に、結構失礼な事を言った。]
まぁいい、腹減った。
あんたらも少し言葉に気をつけて欲しい、こっちも気をつける。
[最後にもう落ち着いたらしい団員に、そう声をかけて広間に向かった]
……信用ならない言葉だね。
[余程のこと、がどんなことを示すかまでは分からないが、印象は良くないためにエーリッヒにはそう返した]
もしアンタが後ろから刺されるようなことがあったら。
それはアンタの不徳とするところだ。
人のことは言えないけど、疑われてる身なんだから、自分の行動には気を付けた方が良いよ。
[縹色が冷えた雰囲気を湛えてエーリッヒを見つめる。ふ、とダーヴィッドに視線をずらすと]
…ダーヴさんはいつも気楽だよね。
[ふぅ、と溜息をついて視線を逸らしたとか]
まぁ、容疑者候補の中で、俺のこと悪く思ってるのは、イレーネくらいなものだけどな。
[そう言いながら足は広間に向かい]
はいはい、気をつけますよ。
[聞こえたイレーネの声に、後ろ手に手を振って]
心配してくれてありがとうな。
[そう言い残して広間に*入っていった*]
確信、は……ジジイは、あるみたい。
人狼が付けた傷を、実際に見たことあるみたいだから。
[昨日のことを思い出し、聲が震えた]
金は遺せるって、遺す相手が居るんだ。
ボクは……確かに家族は居る、けど。
……今はジジイに頼れないよ。
[呟いて、聲のトーンが落ちた。親しい仲と言われても特に反応は無い。特定の誰か、と言う意味には捉えていないようだ]
うん、気を付けて。
ボクも、バレないように、気をつける。
二人居たら堂々とグラーツって呼ぶぞ、どっちも。
[紛らわしい事請け合いである。]
あーオトフリートさん料理出きるのか、流石一人と猫暮らし。
そういやローザも居たし何とかなるのか……って、何で知ってるんだ?
[どうやらエーリッヒが言った通りの事が行われた事があるらしい。先に広間に戻るエーリッヒの背を見送り団員の方へと視線を向ける。向こうも大丈夫そうなのを見てから、最後にイレーネに。]
気楽、って程でもないんだけどなぁ。
とはいえ何をいっても始まらなんわけだし。
とりあえず中に戻って食事でも取ろう。腹が減ってたら、気も落ち着かないっていうからなっ。
[思春期に当たる少女の思惑なんぞ知らない気づかないばっかりで。ぽんとイレーネの頭を叩いてから、広間へ移動しようと*足を向けた。*]
そうか、団長の一言があれば皆信じるかもな。
[それはなおさら、今の時点が好転しないことを示していたけど。
金の話には、]
一応な、家族とかじゃないけどな。
[そして広間に向かいながらかけるコエ]
家族とか、俺にはいたことがないからよくはわからないが、
見てる限りでは、お互い血だけじゃない、絆で結ばれた大切なものなんじゃないかな?
頼れないのは、つらいかもしれないけどな…。
[かけるコエは少し優しさを含んだ色だったかもしれない]
まぁ、お互い気をつけてだな。
何かあったら言ってくれ、これも何かの縁だ、できる限り力になる。
[そして広間に*戻っていった*]
一度受けた印象はそんなに覆らないよ。
[エーリッヒの背に言い放つのは、そんな言葉]
アンタの心配をしたわけじゃない。
他の人がアンタの不徳で手を汚すのが嫌なんだ。
[感謝の言葉にも棘のある言葉が返った]
……ダーヴさんが料理したら惨状になるだけだよね。
[そこだけは同意するらしい]
ん、ご飯は食べる。
お腹空いて降りて来たんだ。
[ダーヴィッドの言葉には素直に頷き。頭を叩かれると擽ったそうにして笑った。移動するダーヴィッドについて行くよに広間へと向かう]
/*
先にお伝えしておきます。
明日ほとんどいません、たまにこちらだけなら反応返せるかもしれません。
更新前後もちょっと怪しいので、ご迷惑おけかします。
ジジイ以外はまだ半信半疑みたいだけどね。
団長がそう言うから、って人が多いとは思う。
…ふぅん、家族ではないんだ。
[相手のことを探るつもりはないため、それだけに留め。続いたコエには嫌そうな雰囲気を乗せた]
………何か反吐が出るようなことを言われた気がする。
ボクらの間にそれがあるとは思えないな。
両親が死んだ後、ボクを育ててくれたのは確かにジジイだけど…。
[見えないところで唇を尖らせた。不満は大量にあるらしい]
縁、か……。
確かになかなか無い縁だ。
ボクも気が向いたら力になるよ。
[言い分はどこまでも自分勝手だった]
/*
了解です。
赤はてきとーにぼやいたりしておくので無理はしませんよう。
更新については明日は無理に表に合わせる必要はないと思うので大丈夫かと。
描写も表優先ですしね。
―回想―
いや、飲んでないから悪いんだろう
[頭を庇うようにする仕種に垂れながらも苦笑して]
ああ、そうしとけ。オト兄さんは見習っちゃいけない。あれは悪い子のすることで、いつまでもお婿さんになれなくなるぞ
[兄貴分を悪い子よばわりかよとか。婿になれないとかなんか間違ったこといいながら、フォルカーを見送り、しばらくしたらだらーっと自分の部屋へと入った]
─ →広間─
[広間に入ると、まずは一応の挨拶を。暖炉の傍に猫を見つけたなら、近寄って挨拶代わりに一撫でした]
ご飯って、皆食べたの?
まだなら今作ろうと思ってたんだけど。
[居る者に訊ねて、まだと聞くなら台所へと向かう。他に誰かが作ると言うのなら、その手伝いもすることだろう]
―二階 自室―
よし、これでいいな
[何がいいのか。それはすぐわかるだろう。
部屋より出る。そして階段を降りようとして]
ぬぁぁ〜〜
[なんだか間延びした声でだだらーっと階段を落ちていく。
身体中に防寒具をのように着込み目だけだすようにした服厚着しまくりゆきだるまのようになってるユリアン]
─広間─
[台所へと向かう前。玄関の方から何かが落ちる大きな音が聞こえた]
…今度は何?
[落下音に交じり、間延びした声も聞こえてたためにジト目になりつつ。広間の扉から玄関の方へと視線を投げる]
…………何やってるのさ、ユリさん。
[姿かたちは直結せずとも、声で判別して呆れたよに言った]
―廊下―
[どったんばったん。階段下で仰向けに倒れて止まる]
…迂闊だった。動きづらいだけじゃなくて足元が見づらかった。
[しかしクッションまみれな厚着なため痛みを感じる様子は見せず、仰向けでばったりしている]
─台所─
[常よりも、上機嫌に見える昔馴染みの様子。
瞬きの後、首を緩く傾げた。
とはいえ、問うたところで容易く答えは返らないのも察しているため追求は止めておこうか……と、思ったところに聞こえてきた、騒ぎ]
……なんだ?
[疑問に思うものの、ダーヴィッドがそちらに向かったようなので、そちらは任せる事にした。荒事であれば、自分は邪魔になるのはわかっていたから]
……気が立ってる……のかね。
[そんな呟きをもらしつつ、足元の破片を避けて食料庫へ。
じゃがいもやらなにやら、食材を選び出して来た頃にはちょうど、フォルカーが片づけを終えていたか]
ああ、なんかよくわからないが、お疲れ様。
食事の準備するから、皆は広間で休んでいて。
[調理台の上に食材の入った籠を置きながら、かける声はやっぱりのんびりとしていた]
お。その声はイレーネ。おはよう。
目覚めて着替えて降りてきたんだが、失敗した
[もこもこの服でもぞもぞ起き上がろうとして]
…イレーネ。ついでだから助けて
[厚着過ぎて起きれませんでした]
/*
いろいろ節約もーどおん。
しかし、act@19。
ゆるっといこー。
しかし、なんというか。
久々に賄い系だなー。
思わずドイツ料理のレシピサイトとか漁ってしまう。
[おまえ]
─広間・扉傍─
何をどうしたらそんな状態になるんだか。
…あ、良いや、言わなくても良い。
[ユリアンのことだから、と容易に理由は想像出来た。助けて、と言われると更にジト目になって]
………転がって来たら?
ボクご飯作らなきゃいけないから。
[拒否しました。ユリアンの返答も聞かずに広間へと戻って、そのまま台所へと向かう]
─ →台所─
え、それは…っていいのか。残念、でもないが…ってご飯作るのか。
それも大事だ
[見送るというのは態勢的に無理だったが、
転がるというのになるほど。とためしにごろごろしてみる。
なんだかいい感じに進めた]
むむ、お前は…オト兄のとこのユエ。おはよう
[現在またしても仰向け状態で見上げながら猫にも挨拶してみる]
/*
助けない子でごめんよ(笑)
ライさんとか、絡みたいのに、タイミングが合わん…。
と言うか尖がりすぎた、反省。
こっから先が問題なのよな。
ジジイ死んでも泣かない、とか言ったけど、泣くことになりそう。
哭いて、吼える。
―台所―
また妙なコトになってないと良いんだがねェ。
[首を傾げながらも、オトフリートに同じくダーヴィッドが向かうのに任せる。
細かな破片を片付けてくれたフォルカーには礼を言う。
そのうちにウェンデルも戻って来るか]
嗚呼、それじゃァ任したよ。
[オトフリートにはあっさりと言って、台所を後にした。
向かうのは広間ではなく廊下の方]
─台所─
[野菜を洗い、手際よく切っている所にやって来た人の気配に、手を止める]
やあ、おはようございます。
食事は、今作っているところなんで、もう少しお待ちを。
[にこり、笑ってからまた手を動かす。
そんな様子は、肩書きを変えた方が、と言われても、文句は言えないかもしれない]
─台所─
[ヘルミーネとは入れ違うよにして台所へと入り。他に残る者が居たなら挨拶を。オトフリートが料理をしている様子に縹色を瞬いた]
おはよ。
もう作ってたんだ、ご飯。
何か手伝うことはある?
[既に終盤らしい状態に、せめて食器の用意でもと声をかけた]
―一階・階段傍―
[イレーネと入れ違えば、軽く挨拶などはしたか]
湯もそろそろ沸いたか、…
[着替えを取りにひとまず部屋に戻ろうとする、その先に待っていたのは奇妙な光景]
…お早う、ユエ。
[転がっている何者かから視線を外しつつ、挨拶するのは傍の黒猫]
のわっ。
[なでようとした手は空振って、加わる重みに揺れるのは、確かにボールのように感じただろう]
びっくりした。イレーネにふられたのを慰めてくれるのか。いい子だなー。ユエは。
[なんだか勘違いとかしつつ前向きになでたりする]
─台所─
ええ、ユエに食事を作れと起こされまして。
[冗談めかした口調で言いながら、下ごしらえの済んだ野菜とベーコンを鍋に入れて軽く炒めた後、煮込みにかかる]
ああ、それじゃ、パンとジャムの用意お願いできます?
そちらはまだ、手をつけていなくて。
[ユリアンに飛びついた猫は、揺れる様子に楽しそうにその上で飛び跳ねていたり。
ヘルミーネの声が聞こえたなら、なぁう、とご機嫌な声で挨拶を返した]
─台所─
ユエったら、良い子だけどご飯の催促はするんだ。
[ついクスと笑いを零した。手際良く料理を続ける様子を少し覗き込んだりしつつ]
あ、うん。
じゃあ用意して先に広間持って行くね。
[頼まれると快諾し、籠やトレイを手に食料庫に目的の物を探しに行く。人数を考えながら量を調整し、それが終わると一度広間へ行ってテーブルにパンとジャムを置いて。今度は皿やフォークなどの食器の準備に取り掛かった]
…なんだアンタかい。
[声で漸くユリアンだと判別できたらしい。
安堵か呆れか息を吐く]
朝から何やってんだい。通行の邪魔だよ。
ユエの遊び相手なら、もっと広いトコでやったげな。
[しかし不慮の事故だとは思わなかった]
いやいや、昨日フォルカーと寒さについて話した時ゆきだるまみたいに着込んでみたらどうなるかなーって思ったんだよ
[そして思っただけで留めなかったから今に至る]
確かに邪魔だ。でも別にわざとじゃなくて階段から落ちた上起きれなくなってね。
…だからヘル姉。助けて
[ユエに揺らされながらイレーネと同じく助けを求めた]
─台所─
そこは、ちゃっかりしてますんで。
[零される笑みに、返すのは苦笑。
手元を覗き込む様子には、僅かに首を傾げたりしつつ。
てきぱきと動いて準備をする様子には、慣れてるなあ、と呑気な事を考えていた]
なんつーか、さァ。
…アンタもあの若造に負けず劣らず阿呆の子だねェ。
[ユリアンの説明を聞き終えて一言。
何の脈略もなく引き合いに出される某自衛団員]
助けろッて言われてもなァ…
[手助けを求められれば眉を寄せ、本当に面倒そうな顔をした]
面倒臭いから放っといていいか?
[実際口にも出した]
─台所─
オトさん、その料理は大皿で出すの?
個別で皿に盛っちゃうなら今並べるけど。
[家では勿論家事担当であるため、この手の作業はお手の物。食器棚から食器を取り出しながらオトフリートに訊ねた]
えー。気になったら探求あるのみでしょ。
[誰を引き合いに出してるかはなんとなく察したのは秘密である]
うわ。めんどくさいっていわれた。イレーネだけじゃなくてヘル姉にも振られちゃったよー。ユエー
[飛び跳ねてるユエをひしっと抱き上げる。そして片腕で捕まえるようにもったまま既になれたように反転して道を空け。背中に器用にユエをのっける]
どっかいこうと思ったんでしょ。どぞ
―夜中/2階→台所―
うー…やっぱり眠れない。
いつもはまだ働いてる時間だもの。
[皆が寝静まっているだろう時間帯。
部屋に入って少し休んではいたが、眠れそうに無いので台所に下りてきた。
小麦粉やバターを用意して、何かしら作り始める。
夜明け近くになって部屋に戻る頃には、スコーンやクラッカーなどの焼き菓子が台所の隅に積まれていただろうか]
─台所─
ああ、食べる量はみんな違うでしょうし、まとめて出した方がいいでしょうね。
[実際、作っている当人は少食だった。
下手をすると、グリューワインだけ飲んで終わり、という事もあるが、その辺りは多分猫のみぞ知るところ]
しかし、これだけの量を作るのは久しぶりなんで。
どうにも、感覚が鈍っているかも。
中
他所事しながらログに置いてかれないようちらみしてるんだけど。
>>246ユリアン
何かすごい文章になってるよ!
器用だな。
[端に避ける様子に少しばかり感心した声を上げる。
そして素直に通り過ぎようとしたが]
…よく考えりゃ、此処通る度にこのやり取りする方が面倒だ。
ユエおいで。
別のトコで遊んで貰いな。
[仕方ないといわんばかりに首を振り、振り返る。
ユエを呼び、ユリアンの上から退いたなら]
ほら、起きろ。
[改めてユリアンに手を差し述べた]
―昼過ぎ/玄関→酒場―
[明け方に眠り、昼過ぎに目を覚ませば。
集会所から出かけようとして、自衛団員に止められる]
何よ、父さんの様子を見に行くのもダメだっての?
へぇ〜、ふぅ〜ん……
……………おっちゃんたち、たしか5日前の夜に、酒場でクダ巻いて、同僚の悪口言ってたわよねぇ?
ギュンターのおっちゃんが人使いとかも言ってたわよねー?
それに、見回りの途中でうちに寄って、お酒買って行ったりもしてるわよねー?
ギュンターのおっちゃんに告げ口して、ついでに噂話の種になってたおっちゃんたちに一言一句違えず、伝えちゃおうかしら。
[にっこりととても良い笑顔で自衛団員たちにそんな交渉(脅し)を始める。
数分後には、自衛団員が付き添うという条件付で酒場の様子を見に行く事が許されるだろうか]
―昼過ぎ/酒場―
あー…父さんってば、またここで寝てる。
まったく、あたしが居ないとすぐコレだ。
[自宅スペースのある2階ではなく、酒場のテーブルに突っ伏して寝ている父親を見れば呆れたようにため息を吐く。
あまり酒に強くないはずの父親が、深酒した痕跡があるのは、ローザが疑われて集会所に連れて行かれたからだろうか。
父親を叩き起こして、明け方に作っておいたクラッカーを押し付け。
ついでにクラッカーに載せて食べるための具をいくらか用意してから、「また様子見に来るから」と言い残して集会所に戻ろうとすれば。
父親から、店の酒を持っていくように言われて、付き添いの自衛団員にも手伝わせて、大量の酒を集会所に運んでおくだろう]
うん。天才的でしょ
[冗談っぽくいいつつも、次の面倒という言葉には納得する。]
そういやそだな。ここ廊下だし、自分の部屋で倒れてりゃ迷惑でもなかったんだろけどなぁ
ありがと、ヘル姉
[手を借りて、自分ももう片手と両足をとじたばたさせつつ起き上がる。…あまり手に負荷がかからない辺りでうつぶせなら起き上がれていたとか気づかれるかもしれない]
─台所─
それじゃあ大皿用意しておくね。
[オトフリートの返答に応じて作業台の上には大きな深皿を置く。運ぶためのトレイには、人数分の食器等を乗せた]
普段は自炊してるの?
だから手際が良いのかな。
[嫌味ではなく、尊敬するよな眼差しでオトフリートを見た]
よし、良い子だ。
[素直に降りた黒猫はもう片手で撫でておく]
どうせならその身体能力、もっと有効的な使い方を…
…てーかオマエ、今1人でも起き上がれたんじゃないのかい?
[変わってユリアンの方は軽く睨みつつ、貸した手を途中で引っ込めるようなことはしなかった]
[もちろんくろねこが降りた後起き上がりました]
いやいや、ちゃんと普段は使ってますよ。熊狩ったりとか
[冗談とも本気ともつかないことをいいつつ、睨まれいわれた言葉に、一瞬空白が生まれて]
……そんなことないよ。ヘル姉
─台所─
[向けられる眼差しに、浮かぶのは苦笑めいた表情]
ええ、何せ、猫とふたり暮しですからね。
手際は……帰郷してから、祖母の代わりに炊事をやるようになったら、そのまま慣れてしまいまして。
[返す言葉は冗談めかしたもの]
オマエの言うコトは本気なのか冗談なのか時々分からないんだが。
それにしても不格好だねェ。
[起き上がるのを待って、腕を組んだ。
ユリアンの格好を上から下まで見て]
…なんだい今の間は。
[最終的にじとりとした目で顔を見た]
─台所─
そうなんだ。
やっぱり手際良くなるには何年も続けなきゃいけないんだね。
[冗談めかした言葉も、イレーネに取っては吸収すべき事柄。納得するよに頷くと、トレイを持って広間のテーブルへと置きに行った]
―広間―
[台所の方から、食器を動かす音が聞こえてくる。
水だけもらえればいいと思っていたが、やはり腹も空いた。
タイミングを見計らい、よいせと腰を上げる]
─台所─
まあ、後は。
強いて言うなら、気持ちの問題、かな?
[納得するよに頷くイレーネにこう言って。
野菜の煮込みの味を見て、用意された大皿へと盛り付ける]
……さて、後はお茶を用意すればいいか。
それは証明する手立てがない今は、聞く側の感じるままに、かな。
でもユエは喜んでくれたよ。
[なんでかはしらないけれど、単に自分がここまで懐かれてないって思っただけという]
いや、なんでもないさー。
ヘル姉の優しさにしんみりしてただけだよー
[間延びした声は胡散臭さ抜群だ]
/*
ちなみに、上の発言するまで、レーネと同ptでした。
もうすぐ、デフォルトptは使い切るねー、あはははは。
……自重できてねぇなorz
もう、あれだ。
喋りが素なもんだから、ついついセーブが効かなくなっとるorz
まァ、巨大な鞠みたいだからねェ。
そらユエも飛びつくさ。
[同意を求めるように黒猫を見る]
…そっかそっかふーん。
[口ではまったくの棒読みながらそう言った。
しかし言葉とは裏腹、身動きが取りにくそうなのをいいことに、鼻を摘もうとユリアンに伸ばした手は届いたか如何か]
/*
ちなみに部屋割り、ユリアンが隣だと何か起こるんじゃないかと期待を込めた、というわけでは…あります。[あるのか]
あとウェンが隣に来たら面白いんじゃないかなーとか。
─台所→広間─
気持ち……か。
[言われて、ちょっとだけ悩んだ。けれど意識は直ぐに今の準備へと移り、広間のテーブルに食器の乗ったトレイを置く]
あ、ライさん。
もう直ぐご飯出来るよ。
好きな分取って食べてね。
[腰を上げたライヒアルトに告げると、テーブルの上に食器を並べて行った]
巨大な鞠。なるほど
[ユエをみようとした。大きくで足元がみえないのであらぬ方向を向いて]
ぬぁ。ぁにするのー
[のけぞって避けようとしたが、大きくてあっさり壁にぶつかり引けませんでした。鼻声で抗議する]
―広間―
よぉ、イレーネ。
悪いな、作らしちまって。
[結局火に当たっていただけだったので、ほんの少しだけばつの悪そうな笑顔を浮かべた。
テーブルの上に並べられた食器を眺めながら、何だかんだで食事の到着を楽しみにしている]
─台所─
[『気持ち』の意味は、果たして少女に届いたか。
そんな事を考えつつ、茶を淹れるための湯を沸かし始める]
……ま。
こればっかりは、周りが言葉で教えても、かな。
[言葉で説明しても、理解は追いつかないだろうから、と呟いて。
大皿に盛り付けたそれを、広間へと運ぶ。
猫の姿がない事には、あれ、と首を傾げるものの。
とりあえず、お茶と猫の食事の準備のために、また台所へと引っ込んだ]
どっち見てんだい。
こっちだこっち。
[鼻を摘んだまま、ついでに猫のいる方にユリアンの首を向けた。
再度強く引っ張ってから手を離す。
暫く鼻に赤みが残るかも知れない]
まァいいか。
次からは起こしてやらんからな。
[そう勝手に完結してから、ユエにはひらと手を振って、さっさと階段に向かう]
─広間─
あ、お礼ならオトさんに言ってね。
ボクは食器運んだりしかしてないから。
[ライヒアルトのバツの悪そうな笑みにふるりと首を横に振った。食器を並べ終えたところで料理の盛られた大皿が運ばれて来て。ちゃっかり先に自分の分をよそっておいた]
[ちなみに『気持ち』の意味を理解したかは甚だ疑問]
うわっいてて。こっちぁのか。ユエー
[鼻をつままれたまま、顔を移動させたが当然ながら見えないけど声だけかけてみる]
はーい。
ありがとーヘル姉ー
[赤くなった鼻には気づかずに手をぶんぶん大振りにふった]
んじゃ、ユエ。いくか
[と聞けば素直についてきてくれるのか。
それとも歩く姿に跳ねるボールを想像して飛びついてくるのか。
のっそのっそと広間へと向かい。姿については、挑戦してみたとか聞く人からすれば当然いい加減なことを言いながら食事を*いただくのだろう*]
[猫、階段へ向かうヘルミーネになぁぅ、と鳴いて尾を振った。
その声で、ユリアンに位置は伝わるかも知れない。
すぐに動きそうだが]
─台所─
[一方、その同居人はといえば、また端切れを駆使して猫の食事作り。
この辺りは恐らく、無駄を出さない主義だった祖母譲り]
……しかし、備蓄はだいぶあるが。
滞在が長期になるのは正直、辛い、な……。
[ぽつり、と。零れ落ちたのは、こんな呟き。
手は自然、胸元を押さえるよに]
……そう、なる、と。
『動く』べき……なのか?
―広間―
いや、でも一応手伝いしてるじゃねえか。
偉いよ。ありがとな。
[自分の分をよそう、その様子が微笑ましい。
笑み混じりに彼女を眺めた後、視線は料理の盛られた大皿へと移る]
/*
と、悩んでたらびみょーにずれた。
まあ、補正できる範囲か。
ていうか、後1時間。
……呪いの飴、使うようかなー(汗。
─広間─
ボクが出来るのはこれくらいだから。
[偉いと言われると、照れたように笑った。料理を盛るのをライヒアルトに譲ると、食器を乗せて来たトレイを片付けようとしたのだが]
……ユリさん、椅子に座れるくらいに脱いでからじゃないと食べさせないからね。
[座るのにも苦労しそうな姿に、そんなことを言って食事をお預けした。鬼]
/*
>オト
すみませんすみません、ありがとうございます。
お返し出来なくてごめんなさい。
後1時間なら頑張れると思ったんだ…!
―自室―
ん…。
[ゆっくりと身体を起こす。
蟀谷の辺りを指で押さえ首を振る]
何なのかしら。
一瓶も空けてないのに。
[村の男達と飲み比べても負けない程に酒には強かった。それが昨日はあの程度で酔ったようになり、今も頭痛を感じていた]
寝過ごしもしちゃったみたいだし。
[ピシャリと頬を叩く。
気合を入れて着替えると部屋を出た]
―二階・個室―
[背後からの声に僅かに口許を緩めつつ。
階段を上がり、部屋に戻る。
纏めていない髪をうっとおしそうに手で上げながら、荷物から着替えを引っ張り出して]
嗚呼、そう言えば持って来てたな。
[共に転がり出たのは古いオルゴール。
懐かしげに目を細めた。
それを机の上に置いてから、再度部屋を出て階下の浴室へ向かう]
―広間―
………。
……。
あはは。
[ユリアンの様子には、とりあえず声を出して笑っておいた。
それから、皿に盛られた料理をそれなりの量いただいて。
席に座り、食べ始める]
何か腹に入れると落ち着くもんだな。
/*
ちなみに、占い先はけっこー悩んでる。
エーリとかライヒは、流れで対立作れるポジだから、占いたくないんだよなぁ。
どっちも、なんかありそーな雰囲気だし。
ポイントは、強縁故のミーネをいつ占うか、なんだが。
ここは白黒どっちきてもおいしい。
エルザもなんかありさげだしなー。
PC視点で理由付けがしやすいんは、ダーヴとか、ハイン辺りかね。
そこらの二択で考えてくかなー。
つか、双花はどこやw
─広間─
[トレイを持って一度台所へ。作業台に置くと、オトフリートに先に食べる旨を伝えた。呟きは当然、聞こえていない。直ぐに広間に戻ると、よそった皿の前に座った]
お腹が空いてるとイライラしたりするからね。
食べると本当に落ち着くから、不思議。
[ライヒアルトに返しながら、よそった料理を一口。食べた瞬間目が輝いた]
―広間―
[広間につくとそこにいた人たちに適当に挨拶をした。
向こうからも適当な挨拶が返ってきたりとか。
ユリアンが奇怪な格好で入ってくるのには、もはや突っ込まない。
廊下の方で聞こえた音もあれが原因だろうし、廊下に出て行ったものがすでに突っ込み済みだろうから]
悪いな、イレーネ、オトフ。
[イレーネが皿を、オトフリートが料理を運んでくれば、礼の言葉を述べて。
適当な量をとって、元の席に戻り食べ始める。
ライヒの呟きに]
ああ、そうだな。
[先ほどのこともあるので、ことさらそれを強く感じていたかもしれない。]
/*
このタイミングで『動く』となると、オトさんは占い師か。
霊能者と守護者はまだ動かないだろうし、見えるとしたらそこかな、と。
流石に狂信者のブラフではあるめぇ。
―廊下―
おはよう、ヘルミーネさん。
[右手を上げて挨拶した。着替えを持っているのを見て僅かに首を捻り、すぐに納得した顔となる]
浴室もあるのかしら。
ご一緒しても良い?
[朝からゆっくりと入る習慣は無い。
ただ外に出ないで顔を洗えるならばと、そんなつもりで尋ねた]
/*
ああ、後ギュンター襲撃はどっちでいきましょうか?
私はどちらでもかまいません。
描写はそうですね。
遅れてからで全然いけますので。
―広間―
何があったのか……詳しくは聞かんが。
今はもう、落ち着いたのか?
[呟きに返る言葉。
顔をあげ、商人の男に向かって低い声で問うた]
―二階・廊下―
自衛団の奴に言っといたから、そろそろ沸いてる頃かと思ってね。
[朝から一騒動もあった傍らで、さらりとこき使った発言]
ん、そりゃァ構わんよ?
[エルザ本人の意図は知らないが、何も気に止めた様子は無く快諾した]
─台所→広間─
……え?
あ、ああ。冷めないうちに、どうぞ。
[ふ、と思索に沈んでいた所にかけられた、声。
はっと我に返り、こう返した頃にはイレーネは既に広間に戻っていた]
……悩んでいても、始まらん、な。
[ため息とともにこんな呟きを落として。
沸いた湯で茶の準備を整えると、それを広間へ運び。
もう一度戻って、猫の食事を手に取った。
当の猫はユリアンが着込んでいる間は、しっかりボール扱いで遊んでいたりする訳だが]
心配かけて悪いな。
ちょっと団員ともめただけだ。
[ちょっとどころの騒ぎじゃなかったけど。
目撃していたイレーネはどう思っただろうか?]
今は大丈夫、落ち着いた。
大人しくするようには…、努める。
/*
お風呂ー……。
入れる日は来るのだろうか。[そんな余裕無さそう]
←こんなジャリンコがサービスカットしても誰も得せんて
/*
ですね、そんな感じはします。
きっとまた気絶してくれるのでしょう。
誰も積極的にやりそうになかったら、自作自演することにします。
いきなり閉じ込められて、人狼だ、だもんなあ。
気持ちはわかる。
……だが、早まった事はしない方が……って、俺が言える事でもねえな。
[淡々と食事を口に運びながら、淡々と、――少し、苦笑交じりに。
イレーネからエーリッヒに向けられる視線が気にならないと言ったら、ウソになるが。
オトフリートが広間にその姿を現わせば、ひらりと手を挙げた]
先に頂いてるぜ。
ありがとよ、天文のセンセイ。
―二階・廊下―
上手に使ったのね。
[騒動の事は知らなかったが、サラリと言うヘルミーネに愉しそうに笑った]
ありがとう。
お湯に余裕があったら、私も身体まで拭いてしまおうかしら。
[快諾を貰うと一緒に歩き出した]
[イレーネのジト目には視線をそらしつつ]
んっ、うまいなこれ。
オトフはどこ行ってもやってけそうだな。
料理の才能あるやつは、それで食っていけそうだしな。
[話を逸らすようにそんな話題。
視界の端では、ユリアンが猫に遊ばれていたかもしれない]
/*
オトフがどうしてもポトフに見えて来る(爆
とても美味しそうだ。
でも狼なのできっとポトフよりオトフの方が喜ぶ(何
―少し前―
うんまぁ。忘れてくれると有難いんだけどなぁ。
[イレーネにも指摘され、遠く明後日の方を向いた。
昔っから血は駄目だった。人は当然だが、動物やら肉から落ちる血も駄目だった。
なんでこんなに血が駄目なんだろうと、自分でも不思議に思って両親に聞いたが、二人とも首を傾げるばかり。唯一答えをくれたのは、もう亡くなった祖母だった。]
『お前が男だから。女だったら血に強かったのにねぇ―――』
[そんなことを最初に心底残念そうに言われたので、母親の服を着たらものすごい勢いで母に怒られた。
生涯最初で最後の女装目撃者が母でよかったとは後になって思った次第。
そんな昔の記憶の断片を、ちらっと思い出しながら歩き、一緒だったイレーネを見送ってから、自分は手伝い禁止なので広間の方へと行きかけて。]
…とと、鍬だしっぱなしだったな。
[一旦入り口の方に戻ってから外に出て使った物をしまった。大回りしたのは料理の邪魔をしない為。]
水汲みもしないとなぁ。…まぁ後でいいか。
[そうして鍬を納屋にしまってからまた入り口から回って中に戻ると、広間へと入っていった。]
─広間・暖炉側─
[呼ばれた猫は、遊び飽きたか食事を優先したのか。
なぁ、と鳴いてこちらへと]
ああ、いえ。
現状で、俺にできるのはこれくらいですから。
[ライヒアルトには、笑ってこう返して。
エーリッヒの言葉には、僅かに苦笑する]
どこ行っても、って。
……俺はもう、ここを離れる気はありませんけどね。
ああ、今の処遇は納得いかないな。
[ライヒアルトの言葉に同意するように返しながら、
口にする食事は暖かく、心もゆったりとした気分になっていく。
広間にダーヴィッドが入ってくると]
さっきは世話かけて悪いな。
[そう声をかけた]
まァね。
どうせ暇そうだったし、使わにゃ損だろう?
[本当に暇だったのかは兎も角、にやりと笑ってみせる]
そうするといい。
足りなかったら、また沸かさせりゃいいさ。
[などと言いながら、相手に合わせて歩みを再開した]
― →一階・浴室―
―浴室―
そうね。
あんな話でこんな扱いをするんですもの。
その位はしてくれてもきっと罰は当たらないわ。
[そして浴室に着いてから]
…あ、拭く物を持ってこなかった。
[普段ならばしないような失敗に額を押さえた。
使えるように置いてあるなら一枚借りようと脱衣所の中を*探す*]
─広間─
[もぐもぐもぐ。何も言わず食べ続けたのは、食事の場の雰囲気を必要以上に悪くしないため。家事をする側として、食事時に険悪な雰囲気が漂うのは避けたかった。その代わり、目で訴えていたけれど]
あ、ダーヴさん、ご飯出来てるよ。
[姿を見つけて、手を振った。猫に餌をやるオトフリートには]
オトさん、これすっごく美味しい!
今度レシピ教えて貰っても良い?
[レシピが知りたいと、強請るよに言った]
あのイレーネさん。
そんな目で見られてるとすっごい食べずらいです。
[さん付けしながら微妙な丁寧語。
食事をする手は止まってなかったけど。]
―少し前・台所―
[戻って来たらオトフリートとイレーネが食事を作り始めるようだった。
邪魔をしてはならないと、早々と退散することにした。
フォルカーの掃除には大変感謝をし、転ぶ心配までさせてしまった心の神には、何度も何度もお礼を言った。
騒ぎはよく知らぬままに、誰かと会えば挨拶を。
一度部屋に戻り、体をほぐすストレッチをして、身だしなみを整えた]
―広間―
よう、丁度いいタイミングみたいだな…ぶ!
[運ばれる料理に、機嫌よい顔をして中を見たら雪だるまならぬ服だるまがいたので吹いた。]
誰だお前!?ってユリアンかよ!
部屋の中でそんな格好熱くないのか?
[暖炉のある部屋だと、汗でもかいてんじゃないかと思いつつ。
イレーネに手を振られると、おーと返して空いた椅子に腰掛け、盛られた皿から自分の分を適当によりわけた。]
ありがとなー嬢。作ったのも嬢か?
[と尋ねたりしながら、エーリッヒの声が聞こえると、いんやと手を振り返して。]
騒ぎに担ぎ出されるのも仕事のうちだからな。慣れたもんだし気にすんな。ただ…いやいいや。うん。あんまり団員を刺激するような真似はしないでくれると助かる。
[詳細を語らなかったのは、蒸し返すのはどうよというのと、食事の途中で口にする話題でもなかったからだ。
気を取り直し食事を前に置いてから。]
いただきます。
[きちん手を合わせるのは習慣だ。]
食べ辛いって言う割には手が動いてるみたいだけど。
[聲にも呆れを乗せる]
ホントにちょっとじゃ済まないっつーの。
確かに、飯を食う事くらいしかやることがないってのは事実だな。
[オトフリートの言葉に、しばしの間考えてから、そんなことを返した。
新たにやってきた自衛団の青年――ダーウィッドの様子には、相変わらずだなと口元を緩めたりしてみる]
─広間─
ううん、作ったのはオトさん。
ボクは食器並べたり運んだりしただけだよ。
[ダーヴィッドの問いに、ゆるりと首を横に振った]
オトさん、手際良いし料理も美味しいの。
羨ましいなぁ。
[料理を食べる度に目が輝いている]
―浴室―
…おや、珍しいねェ。
[エルザの上げた声にはそんな言葉を。
自分の抱えたものを捲ってみるものの、当然ながら一枚しか無い]
確か備え付けのやつが無かったかな。
[そう言いながら自らは身に着けているものを脱いで、一足先に浴場の方へ]
─広間・暖炉側─
[広間にやって来たダーヴィッドには、どーも、と短く挨拶をして]
ん、レシピですか?
正確な分量とかはない適当ですけど、それでもよければ。
[レシピを知りたがるイレーネの様子に、くすり、と笑う。
先ほど、手元を覗き込んでいたのも、その辺りかな、と。
過ぎったのはそんな考え]
―2階・個室―
[机の上には広げられたまま、所々マーキングされた数枚の地図。
それから砕かれた鉱石と、数本の試験管に少量の試薬。
それと…少々荒い文字で所見の記されたノート。
しかし地図にマークをし、鉱石を砕いて試薬を使い…
それらの所見を記した人物の姿は机の側にはなかった。
ではどこにいたかというと…ベッドの上に大の字になって大いびきをかいていたわけで。
きっと、そのいびきはかすかに廊下にも漏れていたのだろう]
……まあ、そうですよねぇ。
[ライヒアルトの言葉に、肩を竦める。
考えるような間は、特に気にした様子もなく]
それでもまだ、夜に晴れてくれれば、俺はマシですが。
他の皆さんは、そうも行かないでしょうし。
[ユリアンに律儀に突っ込むダーヴィッドの姿には、さすがなと思ったとか]
ああ、悪い。
変わりに向こうにも、同じこと言っておいてくれると助かる。
[ダーヴィッドが容疑者でありながらも、自衛団員であることから、
そんなことを頼んだり。
他の自衛団員と違い、まだ好感が持てるのはその人物ゆえか、同じ容疑者の立場からだろうか。
オトフリートからの返答があれば]
そうだな、オトフにはここで天文学者やってるのが、一番あってるのかもしれないな。
ああ、悪い意味じゃないぞ。
―2階・個室―
…ぐかっ………んぁ……あ?
[自分のいびきにびっくりして目を覚ます。
ある程度見当をつけてベッドに倒れこんだのは一体何時頃だったのか。
そもそも、倒れこんでから今の今まで夢すら見ないままだった]
っあ…今何時だ?
[薄ぼけた視界を巡らして髪をぐしゃぐしゃとかく。
ある場所にない時計を探しながら、そこが自分の部屋でも、
慣れていた宿の部屋でもない事を思い出した]
あー…そうか。
[よろよろと立ち上がって大きな欠伸を一つ。
ぱちん、と頬を叩いて何度か瞬きをくりかえした]
―浴場―
[薄い布を湯につけ、絞ってから手早く身体を拭いていく]
ん。
[途中でふと眉を顰めて、右脇腹の辺りに視線をやった。
けれど特に何の異変も見られない]
…気の所為か?
[首を捻り呟く。
何事か問われたならば、何でもないとかぶりを振っただろう]
─広間─
勿論、それでも構わないよ!
ありがとうオトさん。
[オトフリートの承諾に、歳相応のはしゃぎようで答えた。家事の中でも料理は好きな部類らしい。礼を述べると、先程までエーリッヒへと向けていた不穏な視線はどこへやら。嬉々とした様子で料理を食べ続けた]
―2階・個室→階下・広間へ向かう―
よっしと!
ああもう、本当に僕の馬鹿…。
[まさか頬に寝痕のついた状態で心の神との初対面を果たすとは。
印象悪かったに違いないと、今更悔んでも遅い。
そういえば食事の用意をしていたなと思い出して、立ち上がる]
だいぶ楽になりましたけど…ストレッチは凄いですね。嗚呼、それでも……。
[溜息は重い]
――そうだ! サイン貰えますかね!
[思い出してあわあわと鞄をあさる。中には楽譜があった。本人が見たらどの曲かはすぐにわかろう。
もちろん、買ったものだ。即決で。
丁寧に保管されているらしく、楽譜は折れ曲がったところなど一つもない。かといって読まれていないわけでもないのは、少しよれたような紙質からも読み取れる。
大事に持って、部屋を出た]
─広間・暖炉側─
……わざわざ、付け加えんでも。
[悪い意味じゃない、と注釈するエーリッヒに苦笑して]
真面目な話、ここで見れる空に敵うものを、俺は見つけられなかったから。
ここでのんびりするのが一番いいかな、って思ってますよ。
[他にも理由はある、けれど。
それは、他者には言う必要もない事。
食器を空にした猫がなにやら物言いたげなのは、例によってスルーした]
ほら、食べなきゃ生き物は生きていけないからな。
[言い訳にもならないことを言ったり。]
信用できなくてもいいが、気をつけはするさ。
俺からイレーネに、危害とか不利になること、するつもりはないしな。
[それから5分も掛からずに、女は脱衣所に戻った。
入る時と同様、衣服を身に着けるのは早い]
嗚呼、くそ。
こういうのは苦手なんだよなァ。
[むしろ髪を纏めるのに時間が掛かったりしていた。
ならば切れという突っ込みは、過去にも黙殺されて来たらしい]
―広間―
[ライヒアルトがこっちの様子を見て口元緩めてるとかは露知らず。視線が合えば軽く上げ挨拶を返し。
イレーネの返事を聞くと、へぇと感心した様子で。]
へーこれが噂の。
[どんな噂だか。オトフリートの短い挨拶にも気づくと、どーもとこちらも返してから一口、口元へと運ぶ。]
あ、ほんとだ美味い。店で食うのといい勝負だな。
[そう美味い美味いいいながら、目を輝かせるイレーネをちらと見たりしたり。ふと。]
…何か近所のお姉さんに料理を教わろうとしてる女の子の図って感じだなぁ。
[とか暢気に言った。微笑ましいという意味なのだが、言葉に突っ込みどころはきっと多い。]
[猫から逸らした視線が向いたのは、承諾にはしゃいだ声を上げるイレーネの方]
……そこまで喜ばれるとは。
まあ、俺も、誰かに味を伝授できるならそれはそれで幸い、かな?
[料理の大半は、祖母に習ったもの。
それが、自分で途絶えるのは、いささか心苦しかった。
自分で家庭を持って子供に、という発想は、どうやらないらしい]
そりゃあ、そうだけども。
[理由になってない、とまでは突っ込まずに置いた。今は機嫌も良いために]
巻き込みさえしなければ何しても良いけど。
他の人をこれ以上傷付けるようなことは許さないよ。
[これ以上、と付けたのは、既に元鉱夫を手にかけているのを理解してのこと。自分は周りを手にかけない、と思い込んでいるが故に出た言葉ではあるが]
―2階・個室―
[叩いた頬をさすりながら机の上を見て、検証結果と所見を見直す]
まあ、大筋そんなもんだろ。
[窓から遠くの景色を見て、無精髭をひと撫でしたら、腹が鳴った]
……―腹減ったな。
[無精髭をごしごし擦りながら部屋を出ようとするが、
さっぱりしたいとも思って荷物から着替えを取り出した。
それから改めて部屋を出て、着替えを抱えて階下への階段をノソノソと降りていく]
―1階・広間―
[こそっと覗いてみる。どうやらヘルムートはいないようだと認識すると、もうちょっとちゃんと覗いてみる。
美味しそうな匂いに、ぐぅ、と腹が鳴った。
楽譜はノートの間に挟まっている]
お邪魔しても良いです…?
[聞くでもなく小さく呟いてみたり]
─広間─
でしょ、美味しいよね。
[ダーヴィッドの評価には賛同するよに言い。次いで言われた事には首を傾げた]
オトさんはお姉さんじゃないよ?
[きょとりとした表情で言う。オトフリートに意識を戻すと]
美味しいものは自分でも作ってみたいもん。
色んな料理作れるようになりたいんだ。
[嬉しげに言いながら、皿の中を空にした。御馳走様、と手を合わせる]
─広間・暖炉側─
……どんな噂ですかっていうか、なんでそこで例えになるのが「お姉さん」。
[ダーヴィッドの言葉に、入れた突っ込みのポイントはそこだった。
それから、扉の開く気配にそちらを見やり]
やあ。
食事できてますよ。
[呟くように問うウェンデルに声をかけつつ、猫の傍らから立ち上がった]
─広間─
[食器を片付けようとしたら、お腹が鳴る音が聞こえた。視線をやればウェンデルが広間を覗き込んでいる]
どうぞ?
ちゃんと全員の分、あるはずだから。
[はず、とついたのは色々と食べる量に差があるため]
いろんな料理、ですか。
[嬉しげな少女の様子に、自然、表情は穏やかなものに]
それじゃ、俺が教えられるものは、お教えしましょうか。
今は、時間もありますし。
―浴室―
探してみます。
[目に付く位置にはなくて、棚を調べてみたり。
何枚か重ねられたのを見つけ、纏めて出せば取り落としたり。
本当にどうにかしている。溜息を吐きながら畳み、ようやく服を脱ぎかけた所でヘルミーネは早々と出てきてしまった]
髪の毛、手伝いましょうか。
[一度手を止めて笑いながら言う。
広がった襟元から肌とは違う色が僅かに覗いて見えただろうか]
昔それで揉めたがあってな。
[そんなことを言いながら、オトフリートの村に対する感想に耳を傾けて]
そうだな、この村は俺も気に入っている。
雰囲気もそうだし、周りの景色も、住んでいる人達も感じがいい。
今は色々とあってあれだが、それでも好きだな。
[素直な自分の感想を述べて、なんとなく猫に視線をやる]
おかわりやらなくていいのか?
[そう言ったところでウェンデルが広間にやってきて]
よぉ、オトフ特製の美味しい料理が待ってるぞ。
……最悪、今しか時間がない、という事にもなりかねないし、な。
[小声の呟きは、心の奥底にのみ落ちる]
『務め』を果たすとなると、また、ここに負担がかかるだろうし、それに……。
[自衛団長の話が事実であれば。
『視る』力を持つ自身が生きられる可能性は、限りなく低いから。
もっとも、それは今は考えたくはないのだけれど]
―広間―
[オトフリートとイレーネに言われて、嬉しそうににっこりと笑う]
それじゃあ、お邪魔します。
お手伝い出来なくてすみません。お片づけは手伝います。
[さっきグラスを割っていたことを思い出すかもしれないが、そこはそこ。普段ならそんなことはない、と自分では理解しているものの、相手がどう取るかは別である。
中にお邪魔して、料理を眺める。
手のノートをどうしようか考えたが手放すことはない。
先ほど怪我した右手には、心配をかけないようにか、治療した証拠か、小さなガーゼが貼られていた]
/*
手際悪い。自己嫌悪。
他にも人のいる所で出したかったのですが、明日も昼間は顔出せそうになくなってしまったのでこの機会を使わせていただきました。
もうお一人が見えてないのはログ読めてないせい、じゃないといいな…。オープンしすぎも嫌がる人はいらっしゃるはずなので。
嗚呼。
悪いけど頼めるかな。
[バツが悪そうな表情で、エルザの方を振り返る。
僅かに視界を掠めた色に]
…ん?
[訝しげに目を細めた]
─広間─
ホントに!?
食器片付けたらメモ持って来るから、ちょっと待ってて!
[オトフリートの提案に、更に喜色を浮かべた。急くようにして食器を台所へと持って行くと、壊さないように、それでも手早く洗い上げて。一度部屋に戻り、メモやら筆記用具やらを抱えて広間へと戻って来た。興味のあることとなると、とても速い]
―→広間へ―
[階下に下りれば鼻腔をくすぐる食事の匂い。
ふんふん、と鼻を鳴らしたらまた腹が鳴る。
…浴室よりも空腹を満たすことを優先する事にして、
髪の毛ぼさぼさのまま、広間にのっそりと入っていく]
おはようさん…食事、誰か作ってくれたのか?
[目を擦りながら声をかけた]
―集会所・広間―
ただいまー。
ちょっと酒場に戻ったついでに、お酒とか色々持ってきたよー。
[酒瓶とジュースなどが詰った箱を抱えて戻ってきた。
ワインの他にウイスキーやブランデー、ウォッカ、ニホンシュなどがあるようだ]
あぁ、確かにオトちゃんは近所のおねーさんって感じ。
ヘルさんと一緒にいたら、一歩間違うと近所の若奥さんって感じになるけどねー?
[聞こえてきた会話には、そんな事を言い出す]
[もめた事が、というエーリッヒの言葉には僅かに苦笑するのみ。
気質的に、色々とあるのだろう、と。過ぎったのはそんな
推測。
村に対する彼の評には、やや、目を細めた]
ああ、ユエは大丈夫ですよ。
[それから、視線は猫へ。
猫は相変わらずじぃぃ、とこちらを見上げていた。
曰く「お前が飯食え」の視線だったりするのだが]
ああ、そんなに気にしないで。
怪我してるなら、水仕事も無理にしなくていいですし。
[猫から視線を逸らしつつ、ウェンデルにはのんびりとこう返した]
おはよう、オトフが料理作ってくれたぞ。
[ハインリヒにそう答えたところで、ローザの姿も見えて]
ローザもおかえり、お酒か悪いな。
よく外出してもらえたな。
まぁ、職業柄いろいろ弱みでも握ってるのかな?
[そんなことを口にしながら]
せめてコックとか、そういう感想にした方がいいんじゃないか。
[もっとも家庭的なイメーじは確かにあり、それはつまり母親的なものなことは否定できないわけだけど。]
―広間―
おぅ、まかせとけ。
[エーリッヒにはそう返した。まだ自衛団仲間との関係は良好だ。というか、こいつが人狼なわけないじゃんおおげさだなぁと思われているのが現実か。
イレーネとオトフリートから、同時に似たような突込みが返ってきたので、仲いいなとか思いながら。]
オトフリートさん、お兄さんって感じはしないからなぁ。どっちかというとお姉さんってか…奥さん?
[疑問系になりながらも言った。他意と悪気は微塵もない。
ウェンデルに気がつくと、食事の手を止めようと短く挨拶し、再び食事を再開し軽く平らげた。]
ご馳走様。美味かったですと。
[再び手を合わせた。]
/*
そう言えば、ヘルムート(ヘルミーネ)をヘルさんと呼ぶのを見ると、どちらかと言うとヘルガを思い出す。
ここ二人と、カルル・カルメンのところだけ、略称被るのよな。
村に両方居ないなら特に問題無いけども。
[特に深くは言及はされなかったため、そのことはそのまま置いてく事にした]
俺だって、できれば穏便に済んで欲しいさ。
それで済むならな……、保障は…できないかもしれない…。
[少し落ちた調子のコエ]
もう、戻れないのかもしれないしな……。
[最後には呟くようなコエ、
若干感傷的なそんな気分になるが、それはすぐにローザ達の登場で吹き飛んだかもしれない。]
……そんなに、慌てなくても。
[喜色満面。
そんな感じで慌しく動くイレーネの様子に微かに笑みつつ。
新たにやって来た者たちには、どーも、と手を振り]
……だから、君は俺を何だと思ってますか。
[ローザには、やや渋い顔で突っ込みを入れた]
すごいですね。本当に。
[エーリッヒの言葉に、食事を見ていた視線をそちらへと向ける]
あ、おはようございます。
オトフリートさんが作っているのは少し拝見しましたが、こんなになるのは流石に予想外でした。
[空いている席に座らせて貰って、膝の上にノート(間に楽譜)を置く]
お邪魔します。
―浴室―
ヘルミーネさん、前から苦手って言ってたから。
[切ればいいじゃないか、と言った誰かさんが睨まれていたのも含めて覚えていた。自分も髪を伸ばしているので、その苦労を知らない発言に同じようにムッとしたものだった]
何かついてます?…ああ。
[ヘルミーネの視線を追いかけて頷いた]
今日は目立っちゃってるのね。
昔からある痣だから気にしないで。
[朱に近い色は鮮やかすぎたかもしれない。だが怪我やそういうものではないのだと、笑って首を横に振り襟元を直した。
それから櫛を手にとってヘルミーネの髪を梳いてゆく]
近くで見ると一層光っているみたい。
こんなに綺麗なんだもの、切るのは勿体無いわ。
[手際よく髪を纏めながら少し羨望も混めて言った]
――確かにここまで料理が出来ると、夫というより奥さんですよね。
[周りの話題にしっかりと同調した。
その場にいる人たちにちゃんと挨拶はするし、返す。
テンションは今は落ち着いていた。勿論、頬の痕もない]
先生、朝遅いですね。
[やってきたハインリヒにはそんな言葉も。
自分も手元に取ったばかりではあるが。
オトフリートの言葉に悩むように手元に視線をやって、]
いえ、怪我といてもちょっとぶつかった程度ですし。滲む程度の傷でしたから。
ヘルムートさんに心配かけたくないですからこうしているだけで……。
でも消毒もありますから、それなら拭くほうのお手伝いをしますね。美味しい料理なのに、何もしないのは申し訳ないです。
―回想 広間―
[当然のようにかじゃれつくユエをなでるにも難しいので、遊ばせたいように遊ばせながら入ればいつもの定位置の椅子に座ろうとして苦戦する。そんなとこをイレーネに見られたのが運の尽きか]
ぇ…そんなー。これ着るのにどんだけ苦労したと思ってんのさー。
[情けないような間延びした声でイレーネに抗議。
しかし椅子には座れない。ライヒアルトの笑い声とか、いつのまにかオトフリートに呼ばれて去っているユエを背に、仕方なしに少しだけ脱いだ。とはいえぎりぎり椅子に座れる程度に、そんで食事に参加できたのであった]
誰だとは、友人の顔を見忘れるとは失礼な。
ん?いや、実は俺寒がりだしな。
[きぱっという、ダーヴィッドの心配を余所に実際額から汗とかでてないとか。ある意味病気にも思われるかもしれない]
そうか、大丈夫ならいいが。
[それきり猫から視線ははずした。
それが思う気持ちは、結局のところわかりもしないわけだし、
飼い主の方がなにかと詳しいだろうから。
ウェンデルと片付けの事が話題に上がれば]
ああ、片付けは俺がやっておく、
オトフの言うとおり、怪我してるなら無理するな。
―広間―
お、ルディン殿とローザ、おはよ?
[どことなく寝起きっぽいハインリヒの様子に、挨拶は自然朝のそれとなる。
手にした酒瓶やら何やらを見て少し驚いた。]
あれ、ローザは一旦戻ってたのか?
なんだ、戻ってもいいなら俺も一旦家に戻りたかったんだが…。
[とはいえ自衛団員だからこそ、団長の命令には従わなければならない。やはり戻れるのはもう暫く後になるだろうか。]
/*
つうか。
時空竜の時はさんざん「おとーさん」言われて。
今度は奥さん扱いかいwwwwww
毎度まいど、不思議方向にいぢられるよなあ、このキャラ使うと。
[それから無言で食事をぱくぱく。とはいえ服装のせいで苦戦したのは言うまでもなく]
よ。ローザ。なんか色々もってきたな。
だな。オト兄さんはいいお嫁さんになるなぁ。
[なんだかほのぼの周囲に追従した]
……戻れないって、何。
[呟くよなコエは耳に届いた。不安に聲が揺れる]
別に、人を襲わなければ生きていけないってわけじゃないんでしょ?
そうだとしたら、アンタはとっくに誰かに殺されてるはずだ。
食事にしても、こうやって皆と同じもので済んでる。
[そうやって言えるのは、おそらくはまだ衝動を体験していないためだろう]
―広間―
[ローザがオトフリートが若奥さんみたいだというのが聞こえて
にやにやとそちらをみたりしつつ、エーリッヒから食事のことを聞いて]
ああ、そいつはありがたい。
俺も食っていいのか?
[いやあ、わりいなと思ってるあたり、きっちり食べる気でいた]
朝遅いって…ずっと検証しててさっき起きたんだから、
しょうがないだろう。
[朝遅いという教え子には憮然としつつ、髪をかきながら欠伸を向けた]
―広間―
ああ、おはようさ…あれ?
[広間で食事をしている自衛団員から挨拶をされて、言葉を返しながら首を傾げる]
あれ、あんた……なんで俺らと一緒に飯食って…?
もしかして、俺らと同じなのか?
[ダーヴィッドをまじまじと見た]
─広間─
あれ、ローザさんお帰り。
[外に出てたのか、と縹色をぱちくり。飲み物が詰まった箱にも驚くよに目を瞬かせた]
聞ける時には聞いておかないと。
チャンスは逃がしちゃダメなの!
[オトフリートの言葉にはいつも以上に力を入れて言った。書くものを示すと、早速教えてと強請る。言ってから、ハインリヒの姿にも気付いて挨拶した。優先順位は挨拶より料理らしい]
まぁ、なんだ。
オトフいじめもその辺にしとけよ皆。
[とりあえずオトフリートに気を使いながら言った一言。
逆にひどかったかもしれないけど。
ローザの言葉を聴けば]
そうか。
まぁ、頼めば食事の配達くらいはしてくれるんじゃないか?
俺も手紙頼んだしな。
…朱蒼聖花?
[痣というには鮮やかな朱色。
目にした直後に零れた呟きは小さく、エルザには届いたか如何か]
いや、まさかな。
[やはり小さく首を振る。
気にしないでと言われれば首肯して、髪を整えてもらう為に背を向けた]
…そうかな。
特に何かしてるワケでも無いんだが。
[髪を梳かれるのがくすぐったくて目を細めつつ、髪を褒める言葉にはそう返す。
その合間も、時折脇腹に手を遣るのは無意識か]
はーい。でも料理がおいしいのは本当。
ご馳走様でした。拘束されていやーな気分だったがいいこともあるもんだなぁ
[エーリッヒの言葉に素直に返事しつつものんびり呟く]
ああ、悪い、独り言。
不安にさせたのなら悪い。
まぁ、帰れないとそれなりに心配するやつはいるしな。
[戻れないの意味を別にして、そんな事を言ったり]
そうだな、年中襲ってたらそりゃ大問題だ。
今までそんなことはなっかたしな。
今も、そうだな落ち着いている。
さっきの時も殺したり食ったりしたいとは思ってなかった。
[そう自分にも言い聞かせるようでもあった]
―広間―
先生って一限の講義、お持ちでしたっけ。
[とても酷い認識を見せた。少なくとも少年は出ていないらしい]
女性はやっぱり、料理って好きなんですね。
[イレーネの様子を見ながら、そんなことを言った。
が、手元の食事に意識はしっかり向いている。
食事量は、多くないが、口をつけていれば気付かれないだろうとまったりしている。
食べる量で文句を言われた事はあるらしい]
/*
エルザさんの方がご飯でした。[だからご飯と(以下略]
美味しいご飯は食べたいけども。
所在を知らぬまま喰う、でも良いんかな。
とりあえず初回はジジイだし、流れ見ながら考えればいっか。
[なんだかもう、否定すればするほど泥沼な気がしてきたので。
奥さん云々は、スルーしようと心に決めた。
多少、遅かったかもしれないが]
料理自体は、俺が好きでやってるんだから、気にしなくてもいいんですが。
それに、そんな状態で手伝わせたら、俺がミーネに突っ込まれそうですし。
[ウェンデルには、軽く肩を竦めてこう返す]
おはよ。ハイン兄さん。
そういえばハイン兄さん女性の口説きかた教えてー
今日イレーネに振られちゃって。
…いや、でもヘル姉には振られなかったから大丈夫なのか?
[意見をまとめてないままハインリヒに聞きながらも自分で疑問符を浮かべたりとしてる
周囲からすれば振られただのまたこいつは何かいってると知ってるものは思うでしょうが、知らない人。
ウェンデルがどう聞こえるかはしらない]
礼はオトフに言ってくれ。
[ハインリヒにそう言ってから、
ウェンデルの申し出には]
ああ、じゃあ拭くのだけは手伝いお願いしようか。
なんてか、きっちりしてるんだな。
[漏らしたのはそんな感想。
最初の印象が強かったためか、やはり違和感を感じる]
―広間―
いやまぁ、一番最初に亡くなった爺さん見つけて、ちょっとこうなんていうか、前に亡くなた爺さんの嫁さんに事情を聞きに夢の中まで行っていた間、一人だったもんだからアリバイがなくて。
[用は気絶してたという話。]
まぁそんな理由で俺もこっち側なんで宜しく。
…なんていうか、濡れ衣着せられてる人の気持ちが良く分かるな。うん。
[逸らされた言葉の意味を、未だ訝しげに思ったまま]
それなら、良いけど。
[続く言葉もただ聞いて。何故か、言葉を返すことが出来なかった。聲にしないため、抱いた不安が拭えないままで居ることは、伝わらなかったかも知れない]
あたしもオトちゃんの料理貰おうかなー。
ハインさんも食べるなら、一緒に用意するね。
[台所に向かう前に、ハインリヒがどのくらいの量を食べるか一応確認しておくだろうか]
―浴室―
[呟きは聞き取りきれなくて小首を傾げる。
追求までしなかったのは、脇腹に回された手が見えたから]
羨ましいわ。
私なんか放っておくとすぐに傷んじゃう。
はい、これで。
…ヘルミーネさん、怪我か何かされてます?
[一度でなく二度三度と目にすればどうにも気になって問いかけた]
[食事を終えて]
ああ、オトフ。
俺にもお茶くれ。
[皿を片付けようと立ち上がりながら、そう声をかけて、
聞こえたユリアンの声に、視線は思わずウェンデルに向いたかも知れない。]
[エーリッヒの言葉には、一瞬だけ、へにゃり、と力なく笑った。
この場にいる者は知らないだろうが、幼い頃にも女と間違えられた経験は少なくないから。
ある種の悟りは開いていた]
……なるほど。
それは確かに、真理ですね。
[力説するイレーネの様子には、少しだけ苦笑しつつも頷いた]
じゃ、とりあえず、それからでいいですかね?
[視線で示すのは、大分減った大皿の料理]
ミーネ?
[誰だろう、と、首を傾げる。
本名を知らない少年だった]
そんな状態っていうほど、酷くもありませんよ。
細かい怪我はしょっちゅうしていますし。
さすがにもっと深かったら、僕も安静を選びます。
…でもエーリッヒさんがお片づけのお手伝いをするなら、あまり大人数でも駄目ですよね。
[オトフリートに言いながら、どうだろう、と伺うようにエーリッヒを見る。
と、お願いと言われて、ほっとしたように口元を緩めた]
じゃあ、拭く担当で。
一応寮生活して長いですから。偶には自炊もしますし、感謝の為の労働は行って然るべきです。
[少年本人には、そこまでアレな自覚は無いようだった]
[食べている手が止まったのは、ユリアンの言葉を聞いてだった。
ものすごい不思議そうな顔でハインリヒを、そしてイレーネを見比べる]
先生、犯罪だと思います。
ヘル姉って、もしかして……。
ヘルムートさんです?
[ユリアンを見た。
ちょっと目が据わってきた。
たとえ先生だとしても、ナンパするのは許せないらしい(濡れ衣だと少年が知るわけもない)]
─広間─
うん、まずはあれから!
[縹色の瞳を輝かせてオトフリートに応じる。ユリアンに振られたとか何とか言われているが、耳に入っていないようだ]
―広間―
[いよう、とイレーネへも挨拶をしたが]
なんだよ、俺より食い気かよ…つれねえなぁ
[と笑いながらからかうか。
ウェンデルの突っ込みに、どうだったっけと首を傾げ]
研究室に泊り込むことはけっこうあるが…
言われてみりゃ1限の担当はないな。
[考えて、ちょっと意外そうに答える。
まぁ、むしろ好ましい状況だと思っているのだが]
―浴室―
そうか。
綺麗な髪だと思ってたけど、結構苦労してんだねェ。
…お、サンキュ。
[終わったとの言葉に、礼を言って立ち上がる。
指摘され、初めて気付いたように手を外した。
そのままひらりと振って]
…ん、いや。
なんと言うか、変な感じがするんでね。
さっき見た時は何も無かったし、大丈夫だと思うけど。
へ?
[まさかこの話にウェンデルから反応がくるとは思ってなかったので少し気の抜けた声を出し]
……ヘルムート
[そういえば曲を出すときはヘルムートだったなと思い出して納得したように頷く]
おお。そうだぞ。ウェンデル
なかなか大変だったけど、最後はきいてくれたしね
[最初はめんどくさそうな顔されたしとか。思い出しつつ、誤解を深めていくのであった]
―広間―
おお、そうだな。
悪いな、オトフリート先生。
[若奥様扱いに同意してたことにはちょびっと悪かったと思うところがあるのか
エーリッヒに言われて素直にオトフリートへ礼を言う。
それから台所へ向かうらしいローザの問いには]
ああ、俺は…けっこう腹減ってるな。
大盛りだと嬉しいんだが
[一度お腹をさすって、へへ、と笑みを見せながら答えを返す]
…なんで俺がお前さんに口説き方を伝授せにゃならんのだ。
[口説き方を教えろと言うユリアンを見て顔を顰め、
しかも相手がイレーネだと聞けばさらに顰め、
さらにはヘルミーネには振られなかったとか言うのにさらにぎゅう、と顰めた]
…お前さん、一体何が言いたいんだ…。
[その表情のまま、首を小さく傾げる]
ああ、お茶はお待ちを。
まずは、こちらが先ですから。
[お茶を、というエーリッヒに軽く返して。
不思議そうなウェンデルには、逆に不思議そうに瞬く。
本名を知らないとか、気づいてはいない]
それなら、いいんですが。
じゃあまあ、片付けは分業、という事で。
[怪我の程度の事を聞くと、ひとまずは納得する。
片付けの分担はエーリッヒがまとめてくれたので、それ以上は言わずに]
はいはい。
まあ、そんなに難しくはないんですけどね。
[向き直るのは、瞳を輝かせるイレーネの方。
夢中になっている様子に自然と口元を綻ばせつつ、レシピの説明を開始する]
ああ、なんか俺の方がいろいろ力になってもらってるな。
[呟くようなコエ]
悪いな色々と……。
情けない大人でな。
[詫びる気持ちとか、情けない気持ちとか、色々と混じって複雑な感情の篭ったコエ]
─広間─
[オトフリートの説明を真剣に聞いて、その都度メモを取って行く。周りの声も耳に入らないくらい熱心なその様子は、オトフリートが終わりを告げるまで続く*ことだろう*]
受け持ち、無いんですか。
やっぱり朝が遅いから…
[と、勘違い継続しておく。勘違いかどうかはわからないが]
良かったですね、先生。
[しかしながらユリアンが植えつけた、ヘルムートさんナンパ事件(違)は、どうにも強かった]
最後は聞いてくれたって、何をです?
ナンパなんて不純な行為をですか?
[そんなことしてたら、と考えて、ハインリヒへと視線をやったが、分からない様子の先生を見て、瞬きを。
首を傾げる]
―広間―
まあ、子供を口説くのは…犯罪というか…
問題はあることに違いはない。
ちょっとまて、俺は別にナンパしようとなんてしてないぞ…?
[据わった目でユリアンを見た教え子に、
俺は関係ないからな、とすこし身構えた]
さんきゅ。
[ローザから取り分けた料理を受け取って、うまそとにやり。
いただきます、を言うが早いか食べ始めた]
ウェンはしっかりしてるんだな。
[自分の子供時代のことを思えば、しっかりとした生活を送れてるんだなと、
少し感傷的な色を含んでいたかもしれない。]
ああ、あれだ。
ユリアン、あまり誤解招く言い方はやめとけ。
[ユリアンに僅かに据わった目で見る様子に気づき、
一応の忠告、それが聞き入れられるか、聞き入れられても事態を好転させるかはわからなかったけど。
オトフリートの返答が聞こえて]
とりあえず食器片付けてくる。
他に食い終わった奴いたら持って行くぞ?
[広間から逃げるように皿を持って台所へ、他に食べ終わった人がいれば一緒に運ぶだろう]
え?いや、この中で一番知ってそうだと思ったからですよ。
助言があるとありがたいものです
[ハインリヒの顔を顰める様子を不思議そうにみながら率直にいう]
んーとですね。困った…
[そんなとき助けてもらう方法とハインリヒにいいかけた言葉はウェンデルに阻まれた]
へ?いや?何がって、えっと手を取ってもらえて、その後起こしてくれて
って、ナンパ?
[なんの手をとったとか、起こしてもらったとかははしょりまくっている]
―浴室―
ヘルミーネさんにそう言って貰えると嬉しいわ。
[指摘してすぐ手を離すのを見て誤魔化してるわけでもないようだと思う]
そう、大丈夫ならいいのだけれど。
こんな状況だもの、無理はしないで下さいね。
[自分も何故かは自覚していなくても多少の不調を感じていた。
だから心配そうに言うと立ち上がったヘルムートから離れ、今度こそ服を脱ぎ支度した。左肩、朱の痣は確かに綻び始めた花の様。
髪を洗う道具は持っていなかったので、やはり手早く身体を拭いて同じように服を身に着け直した]
ユリちゃん、ユリちゃん。
それ多分、訊く相手間違えてるよー。
ハインさんより、エリちゃんの方が手馴れてそうな気がするー。
[口説き方を聞き出そうとしてるユリアンと、ハインリヒと、ついでにその場にいるエーリッヒとオトフリートを見比べてからそんな事を言った。
年下のウェンデルはともかく、ダーヴィッドも選択肢には含まれない認識のようだ]
……特に何か力になったつもりはないけど。
情けないと思うなら、そうならないように実行に移せばいいじゃないか。
[感情の籠るコエを聞きつつも、返したのはそんな言葉。詫びを入れるくらいなら、と考えるのはその性格からか。その後、ちょっとした料理教室が始まると、集中により発する聲も*減って行った*]
ミーネ? さん、って、誰です?
[回答は得られなかったので、まったく思い当たる節のない少年は問いかける。オトフリートの顔を見上げた]
はい。
オトフリートさんはどうぞお休みになっていてください。
作っていただく手間を考えると、それでもまったく釣り合っていないようですが…後は気持ちということで。
[ハインリヒが身構えるのに、本当だろうか、という目を向ける。
が、しばらくして、ユリアンへと視線を移した後で、小さく笑った]
そうですよね。
先生、良い人ですから。
[が、ユリアンの言葉に、わけがわからなくなってしまうのだった。
食事に戻りかけた手が止まる]
/*
あ、ト書きがヘルムートに(汗
せっかく普段と変えてみたのに。
そして長く拘束しちゃってごめんなさい!
先に移動されてもよいという描写を上手く含められませんでした。
しっかり、なんですかね?
寮ではこれくらいしないといけませんでしたから。
家ではそういう事はなかったんですけど。姉がやっていたので。
[エーリッヒの様子に首をまた傾げる。
まあいいや、という認識になったらしい。
ユリアンに対しての忠告に、誤解なのか違うのか、余計にわからなくなったが、まだ食べている少年は食器を後で持っていくと伝えるのだった]
む?誤解って…そういや確かに略してる部分とかあるけれど
なんでウェンデルはこんなに様変わりしてんのかな
[エーリッヒの忠告を耳にしながらも首かしげ]
お。ってことはエリ兄さんのがいいのか。
ってどっちだろな。俺もわからん
[ローザがくびかしげた内容には頷いた]
―広間―
うん、うまい。
…しかし、大盛…すぎないかい?ローザちゃん…。
[食べかかった手をはた、と止めて盛られた量をじっと見る。
でも減っているものは減っている。再び手は料理を口へ運び始めた]
俺は別に毎朝遅いわけじゃねえさ…
そりゃー、毎日寄り添ってくれるカワイコちゃんがいれば…別だがな……。
[ウェンデルに勘違いに突っ込みをいれつつ、なんだか自爆した気がした。
誤魔化すようにげほげほと咳き込んだ]
なんだ、お前さん…あのレディをナン……口説きでもしたのか?
[間違ってもナンパとは言わないのは身についた癖か。
軽すぎるとかえってもてなくなったりするから、らしいが]
[台所に行く前にかかったローザの言葉に]
さぁ、俺に聞かれてもな。
第一女性に不自由しないようだったら、今頃一人身でいないはずだろ。
[自分の職業のせいだろと言われれば返答に窮するが]
それに俺に言い寄ってくるのなんて、大抵は金目当てのやつばかりだよ。
あ、食器の片付け任せた。何か人数多そうだし。
[代わりに後回しにしておいた水汲みをしようかとは思っているのだが。
ユリアンの話は何時も通りだが、周辺の反応に対してフォローできる材料は持ち合わせていなかったので見てるだけ。]
あ、ローザこっちもお茶くれないか?
[ついでとばかりにこちらも頼んで。
ハインリヒの同情的な顔には、こちらもうんうん手を組んで頷いた。]
あーうん、大変といえば大変だったかな。
[主に気絶した自分を運んだ同僚らが、だが。
濡れ衣もいい所、にはこちらも大いに頷きながら。]
全くだ。俺があんな現場作れるはずないのになぁ。
[きっと作ろうとした傍から気絶する。
ともあれ皆似たような状況なんだなぁと、改めて認識せざるをえなかった。]
[イレーネの熱心な様子に、こちらもつい力が入る。
それでも、煮込みの他に幾つかのレシピを教えたところで、一つ、息を吐き]
……まあ、後は実践して作ってみる、という事で。
言葉で伝えるよりも、その方が早いですし、ね。
[こんな言葉で、ひとまず切り上げて。
食事を終えた人々のために茶を淹れてから、先送りにしていた自分の食事にかかる]
ん? ああ……ミーネっていうのは、君の尋ね人の事ですよ。
ヘルムートは筆名で、本名はヘルミーネ、っていうんです。
[ウェンデルの疑問には、何気ない口調でこう返す。
続いた言葉には、そんなに気を使わなくても、と思ったが、それは言わずにおいた]
ユリアンさんがヘルムートさんをナンパしたんです?
恋愛は自由意志だとは思いますが……!
思いますが……!!
[ふるふる、と、フォークを握った手が震えた]
不純な行為は駄目です!
嗚呼、大丈夫だよ。
無理はしないさ。
[アイツじゃあるまいし、とは心中に止めたとか。
離れる背を見送ったが、花が見えればやはり視線はそちらに向かう]
…やっぱり、似てんなァ。
[古い記憶が過ぎり、眉を顰めた。
意識せずに片手は右脇腹を擦る。
程無くエルザが戻って来たなら]
そう言えば、食事ができてるようだったが。
[如何するか問うように視線を向けつつ、元の服を抱えた]
そうだな。
まぁ。なるべくがんばる。
[コエを返し、オトフリートから料理を教わっているのには気づいたので、
それ以上は黙って、自分は食器を手に台所に向かった]
[わからないというようにじっとみつめるウェンデルに少し考えるようにしてから]
む、ナンパ……だったのかはいまいちわからないが、俺は純粋だったぞ。
[結局まとまらず出た言葉に反応。確かに純粋に助けを求めました。]
―台所―
[広間の喧騒から離れて食器を手に台所へ、入る前に再度振り返り]
ああ、洗い物新しく出たら持ってきてくれ。
[台所に入ると、食器を洗い始めた。
広間からウェンデルの言葉が、こちらにも聞こえてくる。]
こっち来ていて正解だったか…。
[呟くようにもらす声]
えー。
エリちゃん美人さんだから、絶対顔目当ての人のが多いと思うよ。
[『金目当て』云々という部分には、首をかしげてそんな事を言う。
それはそれでどうだろう、という気もするが。
ハインリヒの大盛すぎないか、という言葉には]
あれ、多すぎたかな。
酒場に来るおっちゃんたちの大盛っていうと、大抵それくらいだからついー。
[ちなみに、酒場に来るおっちゃんたちは大概が元鉱夫だったりする。
ダーヴィッドにお茶を頼まれれば、ついでに皆にもお茶を配るだろう]
[ユリアンを巡る状況はわからないので口は挟まない。
実際、見ていないからなんともいえないわけで。
唯一の目撃者である猫はと言えば、素知らぬ顔で暖炉の前で身体を伸ばして大あくび。
もっとも、猫に伝える術はないわけだが]
―浴室―
そうね、ヘルミーネさんはしっかりした人だもの。
[対比として浮かべたのは誰だろう。
背に注がれていた視線には気づかないままだった]
いい匂いしてましたね。
作らなくても食事があるのって何か新鮮。
[特にそれが朝食なら]
行ってみましょう。
[ヘルミーネの返答を受けながら、広間へ向かおうとした]
―広間―
[教え子に「いい人」と言われて苦笑した。
まあ、なんだかんだと生徒には手を焼く方らしいが…
尻の辺りがむずむずしてきて椅子の上でずりずりと尻を動かした]
あ……なるほどな。
[ウェンデルとユリアンを交互に見ながら、あ、そうかと教え子の心の神を思い出した。
間違ってもヘルミーネを口説いたけどなんて冗談を言わなくてよかったとこっそり思いながら、
どう転ぶのか敢えて何も言わずににやりとしただけだったが…]
お、おい…
[フォークをふるふるとしながら握るウェンデルの様子に目をぱちぱちさせた]
不純。
[自分がいわれたわけでもないのに、ドキッとした]
そうなのか。なら自分で痛い目見て血として肉とすればいいってことなんだな
[得意げな表情に少しむっとして見返しながらもそれ以上は深く突っ込まず]
…んむ。じゃあ誤解を解くようにいうとだな。
階段から転げ落ちて起きあがれなくなった俺は偶然その場に女神の如く現れたイレーネに助けを求めたが、俺の言葉が悪くって去っていったのだな
[とか、自分が悪いからとイレーネに悪印象を持たせないようにしつつイレーネについては説明したり]
んで、その後、慈母神のように降臨したヘル姉に助けてもらったってことだな。
[なんでこれで振られたとかくどくとか。更にヘルミーナの神修正をあげてるとか知らない。]
中
あ、しまった。
ヘルムートの本名ヘルミーネだった。
やぁうっかりうっかり
[ずっとヘルムートって呼んでましt]
―広間―
[ダーヴィッドが頷きながら言うのに、やれやれだと眉間に皺を寄せた。
あんな現場、というからにはなにか普通ではなかったのかもしれない、と
そんな風に思いながら]
あの現場…って。
余程だったのか?
……ああ、別に詳しく知りたいわけじゃないから
ムリに思い出さなくてもいいけど。
[そういえば昨晩とか挙動不審だった様子を思い出し、
下手なことは振らないほうがいいかもしれないと、手を横に振って無理するな、と]
顔目当て…ねぇ……。
[先ほどこちらに来る前に、ローザに言われた言葉。
そういえば金と顔って、語感が似てるようなとか思ったりしながら食器を洗っている。]
しかし、かっこいいとかじゃなくて美人とくるとはな……。
[金目当てでくるのは、親父とかそういうのもなので……
背筋にぞっとしたものを感じて、それ以降そのことは思考から飛ばした。]
[フォークをぎりぎり握りしめた手は、開いたりはしなかったが。
ついでに攻撃もしなかったが。]
純粋…なナンパですか?
[ユリアンの言葉に、クエスチョンマークがあたりに飛んだ。
が、説明の言葉に、納得した顔をして、力が抜ける]
良かったです。
ヘルムートさんを害するようなことがあったら、とっても許せませんでした。
でもさすが、ヘルムートさんですね…!
やっぱりあの方はすばらしい……
[うっとり。恋する乙女の顔になった。
が、すぐに料理へと取り掛かりなおす。
早くしなければ手間をかけてしまうと、一生懸命食べた。]
本名、ヘルミーネさんって仰るんですね。
[オトフリートの言葉に、ようやっと反応して。
しっかりと頭の中に叩き込む]
ありがとうございます教えて下さって。
でもどちらでお呼びしたら良いんでしょうか。
[途方にくれた。
ハインリヒが照れているのは、あまりきちんと理解していないものの、にこりと笑って]
だからそこそこ人気があるんじゃないですか。先生の講義。
[何を思ったかなど、わかるわけもないが。
ぷるぷるしてた時に見られていても、そんなの気にしない。が、不純という呟きには、首を傾げるのだった。何で繰り返すんだろうと]
――ごちそうさまでした。とても美味しかったです。
― →廊下―
それは利点だね。
お蔭で食事作る手間が省ける。
[頷きながら、エルザに続いて浴室を出て歩き出し]
嗚呼、先に入っててくれるかな。
服片付けて来るよ。
[広間の手前で一度立ち止まり、エルザに言った]
―台所―
[食器を運んで、]
はい、エーリッヒさん。お待たせしました。
どうしたんです?
[なんか顔色が青いような気もした。
洗い終わったような食器を拭く布を探し、一枚ずつ取り掛かることにする]
―広間―
…だろ?
[ころころと笑うローザの声ににや、と笑みを返し、
それからユリアンを見て]
そいつにあった口説き方ってのがあるのさ。
俺のやり方がお前さんに通用するかってーと…
[またローザの方を見、ユリアンが口説くとしたら…と言うのを聞いて]
…しないみたいだな。
[またユリアンの方を見ておもしろげに笑った]
うん。無理。どんなかしらないけど
でも多分ストレート
[ローザの言葉になんとなくわからないままでも同意して]
害することなんてヘル姉にしないさー。
[後が怖いからとかは飲み込んだ。そのためそんな印象もウェンデルに与えることはなく]
んじゃそろそろ着替えるか。一度試したし
[といって、もこもこの雪だるまもどきは二階の自室へと*さっていった*]
─広間─
……そこまで。
神格化するもの……なんだろうか。
[くるくると変わるウェンデルの様子に、ごくごく小さな声でぽつり、と呟く。
多分、距離感の問題もあるのだろうが、その辺りはどうにもピンとこなかった]
ん、ああ。
それは、君の呼びやすい方でいいと思いますよ。
[途方にくれるウェンデルには、こう返す。
明らかに量の少ない食事は終わっていたから、言葉に甘えて食器を預けると、再び暖炉の側へと向かい。
物言いたげな猫をぽふり、と撫でつつ、何か思案するように*目を伏せた*]
[自分が持ってきた分は洗うのを終えて、
すでに拭き始めた頃、ウェンデルが台所にきた]
誤解は解けたのか?
[ここに来たということは、そういうことなのだろうと思った。
新しく持ってきた食器を洗いながら]
残った分拭くの頼む。
[ウェンデルにそう頼んだ。]
[ローザにお茶を貰い、ユリアンとウェンデルの小劇場やらハインリヒの奮闘やら、イレーネとオトフリートと猫の様子やらまったり見ていた。
この状況だけ見ると、人狼の話も容疑者の話も、全部が全部嘘のように思えてくる。
だが団長は一人あの時難しい顔をしていたし。
根拠もなく不当に人を扱う人ではない事は十分承知していた。]
…うーん。
[とはいえ考えることは得意ではない。
暫く考えていたが、何も思いつかないので。]
水汲んでくるかなぁ…。
[そう呟くと、食器は任せて今度は台所へ向かい、桶を持ってから外に出た。
程なく桶は水でいっぱいに満たされる*事だろう。*]
―広間―
はい、それじゃまた後で。
[広間の前でヘルミーネと別れる。
借りた柔布一枚を手に広間へ入った]
ちょっと遅くなりすぎたかしら。
まだ残っていたら私もご相伴させて。
/*
さ、て。
占い先は、どうするか。
エルザが朱花なら、そこは外すとして。
難しいとこじゃのー。
理由がつけやすい所は、展開的に白だしたくないしなー。
まあ、あれだ。
いきなりやっちまったら、表ではエルザ占った事にして間を繋ぐのもありだろ。
無意識に力が寄ったとか、そういう逃げ道もあるしな!
[神格化とか、しないわけもなかった。
オトフリートのそこらへんの言葉は聞いておらず、呼びやすいほうでという言葉に頷き、お礼を述べる。
運んだお皿は、危なげなく持っていっていた]
はい、遅くなってすみません。
誤解は……
不純なことはなにもなかったようで、ほっとしました。
[お皿を丁寧に拭きながら、答える]
もし不純な事があったとしたら、僕は許せそうにありません。
もちろん、ヘルムートさんが望んでいたのなら、問題はないですけど。
[エルザと別れて少し後]
ッくしゅん。
[何故か1人になったらくしゃみが出た]
…もう湯冷めしたか?
[首を捻りながら一度個室へ戻る。
部屋に服を置いてから、改めて広間に*向かった*]
―広間―
人気なんかないほうが、俺は楽でいいんだがな。
[ウェンデルがそこそこ人気のある講義だと言うのを聞き、
やれやれと無精髭を生えているのと逆向きに撫でる]
あのカッコ、なんだったんだ…
[結局突っ込むタイミングを逃したままの雪だるまもどきを見送りながらぼそり。
入れ替わるようにやってきたエルザへは]
ああ、まだ残っているからもらうといい。
うまいぞ。
[そう言いながら、よう、と手をあげて大皿を示した]
ああ、ユリアンは悪い奴じゃない…と思う。
[いまいち言葉に自信はなかったけど]
あとヘルちゃんは、そういうのしっかりしてるから大丈夫だと思うかな。
[そんな話をしながら、食器を洗い終えると、ウェンデルと一緒に食器を拭き。
それも終わると]
ありがとうな、ウェン。
手伝ってくれて助かった。
[笑いかけて、その頭を一旦撫でてから、広間に戻った。]
―広間―
[広間に戻るとエルザの姿が見えて]
エルザちゃんも来たか。
ああ、そうだ服、取ってくる。
[そこで服のことを思い出して、二階に戻り手持ちの服を何着か持って、再び広間へと戻ってきた]
食べ終わった後にでも、適当に見て気に入ったのあったら言ってくれ。
[そして自分はオトフリートからお茶をもらえば、それを飲みながら広間で*まったりとしているだろう*]
―広間―
動けなかったら結局寒くなるって前にも言ったのに。
[服だるまユリアンは初見ではなかったらしい。
溜息交じりにすれ違い]
ありがとうございます。
ヘルミーネさんもすぐに来るはずですから。
[大皿を示すハインリヒに微笑んで近くへと座った]
あー、食べきれないようならムリはしないでー…?
[ハインリヒが特盛を半ばお茶で流し込んでる様子には、苦笑を零し。
ユリアンの口説き方についてのハインリヒとユリアンの反応には、うんうんと頷いた]
美味しかったー。
オトちゃん、ご馳走様ー。
[いつの間にやら食事を終えれば、オトフリートに礼を言ってから、食器を台所に運ぶ]
悪い方だとは思っていませんよ。
面白い方だと。
少々、慣れない物言いをされていますけど。
[ナンパとか、と、言って]
ヘルムートさんのことは、信頼しています。とても素敵な方ですから、大丈夫だと思ってはいるんですが、それでも嫌なんです。
[食器を拭くのもやはり最後は一緒になる。
やがてすべてを棚に戻して(さすがに背丈の問題で、そこはお任せが多かった)頭を撫でられれば、少々困った顔をする]
エーリッヒさん、僕のこと、何歳だと思っています?
確かに他より小さいかもしれませんが、一応16なんですよ。
洗ってくれて、ありがとうございました。です。
[そうして広間へと戻ることに]
―広間―
[ローザが台所へ持っていくのに、手伝いますか?とは尋ねて]
ある程度人気があったほうが、学校をやめたりしなくて良いから、良いんじゃないですか?
[ハインリヒの、ちょうど台所へいく前の言葉を返した。
少年が座っていた椅子には、ノートが置かれている]
―広間―
…ああ、かの女史もここへやってくるのか。
[近くに座ったエルザをぎくっとした表情で見た。
今はそこに居ない教え子が戻ってきて、ヘルミーネと遭遇したら
いかなることになるのだろうかと]
いやいや、女性に取り分けてもらったのを残すのは、
男としてはマナー違反だからな。
[ローザの声と苦笑へは平然とそう言ってのけ、フッ、と笑う。
特盛は残り3分の1程度にはなっていたか]
―広間―
ありがとう、エーリッヒさん。
ローザちゃんも見るわよね。
先に選んでて。
[ヘルミーネを待ってから食事を始めようとして、食事の終わっているローザに声を掛けた]
ええ、一緒にお湯を使わせて貰って。
先に着替えを置いてくるそうです。
[ウェンデルの熱狂は目の当たりにしていないので理解していない。
不思議そうな顔でハインリヒに答えた]
―広間―
………おまえ、なぁ。
[台所へ行ったローザと入れ違いに戻ってきたウェンデルが言った言葉に口元を引き攣らせる]
俺はただの先生におさまってるような器のせまーい男じゃないんだよ。
フィールドにロマンを求める自由人なの。
だから、人気が無い方が都合がいい。
[しかし]
まあ、それでも辞める羽目になるのは勘弁だな…
[食うに困るようになるのはごめんだ、と肩をすくめる]
―広間―
[エーリッヒが店を開く様子を、しっかりしてるなぁと思いながら
自分が浴室へ向かおうとしていたことを思い出した]
俺は着替えよりも身体を流したいぜ。
[うーん、と両手を上げて背筋を伸ばしたらぱきぱきぴきぴきごり…!と鳴る。
ああ、気持ちいい、と手を下ろしながら息をついた]
なんだ、二人はもうさっぱりした後か。
[どおりで湯上りのようなほてほてした感じがする、とエルザを見る。
不思議そうな表情に首を傾げるが、ああ、と小さく笑ってから]
まあ、面白いものが見れるかもしれないな。
[戻ってきたウェンデルの方を目で示し、にやりと笑った]
[食事の準備が為される間は階上の個室にいたため、着膨れのだるま騒動を目にすることは、残念ながら、なかった。
休憩してから下りるつもりが、いつの間にか眠り込んでしまっていたらしい。
太陽の位置に、そんなに長くはないようだということは知れたが、暖炉の火は起こさず、しっかり毛布を纏っていたわけでもないため、身体は幾分冷えている。
他人のことは言えないと、小さく笑った。
腹の虫が騒ぐまではいかずとも空腹も覚えて、ゆっくりと一階へ下りていった]
― → 一階:広間 ―
[扉をそっと押し開き、冷たい空気を入れてしまわないよう、素早く身を滑り込ませる]
……え、…………っと、おはよう、ございます。
[御辞儀をして、か細い声で挨拶をする。
朝食も大分終わりかけている雰囲気に、視線を彷徨わせた]
―台所→広間―
[使った食器を洗って片付けた後、夜中に焼いておいた薄焼きクッキーやスコーン、ビスケット、ピーナツ煎餅などを皿に盛り合わせて、広間に置いておく]
お茶のおともにどうぞー。
―広間―
ええ。先に使わせていただきました。
浴室は廊下の奥にありますよ。
[身体を流したいというハインリヒに場所を教え、ウェンデルを見てまた首を傾げた。しっかりした所しかまだ見ていないから、予測がつかない。
フォルカーが入ってくるのに気がつくと、ふり返って手を振る]
おはよう、フォルカー君。
私も今朝は遅くなってしまったの。ご一緒しましょう?
[そうこうしているうちにヘルミーネもやってくるだろうか。
面白いものが見れてしまったら食事はまた少し遅れるの*かもしれない*]
じゃあ、先に見せてもらおうかなー。
[エリザベートに声を掛けられれば、そう頷いて。服を持ってきたエーリッヒに見せてもらう。
赤いワンピースや淡い緑色のブラウス、紺色のコートなどを見た後、淡い水色のノースリーブシャツとチェックのスカートを手に、価格交渉を始めるだろう]
―広間―
おはようさん。
[やってきたフォルカーを見て手をあげながら言葉を返す。
ローザがお菓子を置くのを見て、さんきゅう、と声をかけた]
いつのまに作ってたんだ、こんなの。
[早速手を伸ばしてクッキーをつまむ]
ああ、浴室はそこにあるのか、わかったありがとう。
それじゃぁ俺もいってくるかな?
[浴場の場所を教えてくれたエルザへはそう言って、
皿に盛られた料理の最後の一口を放り込んだ]
[朝食だけかと思えば、運ばれて来たお菓子の類。
少年のまなこがぱちぱちと瞬いた]
……すみません、何も、しなくて。
[同時に申し訳なさがこみ上げてきて、つい、謝罪が口を付いて出る]
ぁ、はい、エリザベートさん……
よかった、仲間が、いて。
[エルザの誘いに、ほっとしたように答える。
自分の分の食器を取り分けることだけはして、空いている席へとついた]
[ハインリヒとエルザの会話が聞こえれば、面白いものってなんだろうー?と首を傾げるだろう。
フォルカーが顔を出せば]
あ、フォルカー。おはよー、よく眠れた?
[などと言って近づき、頭を撫でてみようとする]
夜、中々寝付けなかったから、作ってたの。
酒場は夜遅くまでやってるから、いつも寝るの明け方だし。
[いつの間に、というハインリヒの言葉にはそう応じて。
フォルカーの謝罪の言葉には、ひとつふたつ瞬いて首をかしげ]
あたしは、暇つぶしに作ってただけだよー?
口に合えば良いんだけどね。
ご飯作ってくれたのはオトちゃんだし。
……ぁ、ルディンさん。
昨日は、…………すみませんでした。
その、直接、お返しできなくて。
[鉱石学者からの挨拶を受けた少年、眉を下げながら言う。
今日は石は見られないのかと、ちらちらと視線が向いてしまった]
……ぇ、えと。
一度、起きたんですが……つい、二度寝、を。
[改めて言うと随分恥ずかしいことと思えて、俯いてしまう。
その折に頭を撫でられて、きょとりと瞬いた。はにかんだ表情が浮かぶ]
…………撫でやすい、ですか、僕の頭。
[ハインリヒのほうも見て、問う]
―広間→浴場―
ごちそうさん。
うまかったよ、ありがとな。
[暖炉の側にいるオトフリートへ礼を言い、
食器を片付けるために立ち上がった]
へえ、うまいもんだ。
…さすがに、もう余裕はないがな。
[ローザが口に合えば…と言うのを聞き、
食べ過ぎたとお腹をさすりながら、へらっと笑た]
…返す?
[フォルカーの視線になんだっけ?と思うがすぐに石のことだと思い至る]
ああ、それは別に構わないんだが…
[ポケットをごそごそとして昨日の包みを出して開く。
鉄紺が顔をのぞかせた]
お前さん、こいつもいらねえのか?
俺はこっちは…おまえさんにやるつもりだったんだがな。
[首を傾げた]
……そっか。
酒場のお仕事って、夜遅く……ですよね。
[ハインリヒに向けた言葉を拾って、少年は納得の頷きをした]
後で、食べさせて…いただきます。
…………きっと、合うと。
[ローザの口から出た名前に視線を動かすと、オトフリートと、何やら熱心に何事かを教わっているイレーネの姿が視界に入った。星の話に興味があるのかと思えば、聞こえてくる単語は料理に関するもののようで、不思議そうに首を傾げる。
声をかけることはせず、ありがとうございます、との感謝と、いただきますを口にして、食事に手を伸ばす]
[見えた鉄紺に、分かりやすく縦長の瞳が輝く。
小さいながら、声をあげそうにもなった]
……い、ぇ、
その、……………欲しいです。
[逡巡したものの、願望を素直に口にする。
窺うよう、幼なじみのほうを見て、目を戻すといつも以上に声量を落として]
ちょっと……レーネと、喧嘩……?しちゃって、それは、貰ったものなんだ、って、上手く…………伝えられなくて。
[一緒に「返して」しまったのだと、言葉足らずに伝える]
―広間―
[フォルカーのこそっとした視線が向けられる方を見れば
イレーネがいて、なるほど、ケンカかと小さく笑んだ]
なんだ、そうか。
じゃあほら、持ってろ。
[包みと鉄紺を差し出し、空いてる手でフォールカーの頭を撫でようとする。
やっぱり、撫でやすいなと思ったのは思っただけ]
うん、初めて撫でたけど撫でやすいねー。
ついでにもふりたいけど、それは食事の後にでもゆっくりと?
[フォルカーに頷いて、笑顔でそんな事を言う。
やっぱり小動物扱いっぽい]
甘いものが苦手な人がいるかもしれないから、一応ほんのり塩味のお菓子も焼いてみたけど。
少し作りすぎちゃったから、余裕が出来たらつまんでみて下さいな、っと。
……あ、でも晩御飯が入らなくなるような食べ方はしちゃだめよー?
……喧嘩っていう、か。僕が、悪い…んですけど。
[もごもごとはっきりしない口調で付け足す。
差し出された石は丁重に受け取り、カーディガンのポケットにしっかりと仕舞い込んだ。
頭を撫でられるのは嫌いではなくとも、やっぱり複雑そうな表情になってしまう]
……もふ、る。
のは、ちょっと。
[もふる、という行為がどんなものか分かっておらず、困惑の色を浮かべて言う]
……………はい。
たくさん、食べるのは得意じゃ、ないから……なるべく、少しだけ。
でも、せっかくだから、いただきたい、です。
[素直に頷きながらも、食べたいということを伝えることは忘れない。
朝食と向かい合って、動かす手はゆっくりとしていたものの、小食ゆえというより、一つ一つ味わってのもののようだった]
[しっかりと味わったあとには、ごちそうさまの一言。
自分で食器を片付け、宣言通りに少しだけ、ローザの作ったクッキーを摘む。スコーンはおやつどきにでも、紅茶と一緒がいいだろうと手はつけなかった。おいしい、との感想を彼女に告げ、腹も随分と膨らんで来たあとには食休憩。
暖炉に近い位置に座り込んで、ぼんやりと*思考に耽り始めた*]
うーん。もふるのはダメかー。
[フォルカーの反応には残念そうに呟いて。
クッキーの感想を聞けば、良かったと笑顔を浮かべる。
その後は、空になった食器があれば片付けて洗ったり、暇つぶしに夕食の準備としてパスタでも手打ちしたりでもしているのだろうか**]
/*
こんな時間に起きた。
そしてフォル来てた、うわぁん。
しかしどんな顔して会えってや、って話。
……あれ、ハイン退席符無い。
大丈夫かな。
/*
部屋反対隣がハインさんだった
名前三文字に挟まれた。[だから何]
そしてローザさん。
うどんがアウトなら煎餅もアウトだと思います。
―回想・台所―
まぁ、多少変なところがあるのは、俺も思うな。
[ユリアンに対する話はそう答えながら。
食器を拭き終えて片付けながら]
ヘルちゃんのこと、そんだけ好きになったんだな。
[もらした感想はそんなもの、頭を撫でて困った顔をされれば]
ああ、別に子ども扱いしたつもりじゃないんだがな。
[無意識に、そういう気持ちもあったのかもしれないが]
気分を悪くしたのならすまなかった。
次からは、気をつける。
[謝って広間へと戻ろうと。
途中すれ違うローザに、ウェンデルが声をかけて、
その様子を見ていたので、自分から何も言わなかった。]
―回想・広間―
んっ、フォルカーも来てたか。
おはよう。
[服を持ってくると、広間にはフォルカーがいて簡単に挨拶。
エルザの言葉に、ローザが早速服選びを始めて。]
ああ、その二着だったら……
[即金で出せそうな、手ごろな値段をローザに示して]
悪くない値段だろう?
[通常の服の相場からいっても、それは半額以下の値段でもあって、
特に問題なければその値段で*取引しただろう*]
─広間─
[材料や手順を聞いては書き記し。いくつか教えてもらった後にかかる声]
うん、やってみる。
ありがとうオトさん。
作ったら食べてもらうから覚悟してね。
[何を覚悟するのかと言う突っ込みは入っただろうか。笑んで礼を言うと、書き記した紙を両手で揃えた。ふと広間を見回すと、新たに来た者が食事を始めてたり、いつの間にか服屋が開かれていたりして、縹色を瞬く]
[その中で食事する幼馴染を見つけて、眉根を寄せた。それは不快感に顔を歪ませていると言うよりは、どこか悲しげな、寂しげなものだったか。ハインリヒやローザに撫でられる様を見たなら、少しむっとしたことだろう。紅茶を貰い、スコーン確保すると、両手で持って小動物よろしくもぐもぐと食べ始めるのだった]
なにさ、ちやほやされて。
[聲にも乗せなかった言葉、感情。羨望と嫉妬。それが何を示すのか、当人はまだ知る由もなく]
―回想・広間―
[差し出した石をしまい込む様子に、やっぱりぽふぽふと。
ただ、複雑な表情に力を込めてぐりぐりとはしなかったが]
お前さん達くらいの頃は、俺はもっと派手な喧嘩してたけどな。
[もちろん相手が女の子だったわけではないけれど、と笑う]
さて、と。俺もさっぱりしてくるかな。
[エーリッヒの広げた服を見、さらにローザが塩味の…と言うのも聞こえ
じゃぁ、とそれを一つ手にして口へ放り込む]
お、俺はこっちの方が好みだなぁ
[うめえ、と言いながら着替えを小脇に抱え、皿を片付けに台所へ。
洗ってしまったなら、その足で浴室へ向かう]
―浴室―
[がらっと開けて脱衣所で手早く衣服を脱ぐ]
うあー……あぁ。
[洗い場で体を洗い、気持ちよさそうに唸りながら湯をかけ…。
頭のてっぺんから足の先まで洗うつもりだからばしゃばしゃとした水音はしばら*止まらないだろう*]
―広間―
なんだ、勢揃いじゃないか。
[広間に入り、小さく笑う。
とは言えその殆どが既に食卓を離れていたけれど。
空いた席に座り、遅い食事を取り始める]
ん、美味い。
[会話なども挟みながら、口にするのは朝食の残りか、ローザの菓子か。
常ならば昔馴染の食事量を確かめたりもしただろうが、食事中女の視線はエルザに向けられることが*多かった*]
/*
さすがに手打ちうどんは突っ込みいれるよ、と言いたいところだが、実は1村で出されている件(何。
さってえ、とりあえず前振りだけはいれとくかあ。
……て、元ネタ探してこにゃ。
しかし、ptと発言数がおめでたくて喋りたくな(待。
オトフリート
56回 残1234pt
残しとこう。
─広間─
……覚悟、って、なんの覚悟ですか。
[イレーネの言葉>>459には、苦笑しながら突っ込みを入れて。
食事を終え、暖炉側に寄ってからは片手で猫をじゃらしつつ、出される菓子やら開かれる服屋の様子をぼんやりと眺めていた。
遅れてやって来た昔馴染みがエルザを気にする様子には、やや、怪訝なものを感じるものの、その場で問う事はせず。
しばし、広間の様子を眺めた後、ゆっくりと立ち上がった。猫が何事か、という感じで、その動きを追う]
……ああ、ちょっと、部屋に戻るだけですよ。
寒いから、ユエはここにいなさい。
[にこり、笑ってこう告げて。
場にいた誰かに猫の相手を頼むと、確保した二階奥の部屋へと戻った]
─二階・個室─
[部屋に戻ると、持ち込んだ鞄の奥から素焼きの小皿を一枚と、黒い布に包まれた棒状の物を取り出す]
……もし、『人狼』がいるならば。
『力あるもの』は目覚める──つまり、俺の『力』も発動する。
しかし、いないならば、何も起きない。
手段として、どうかとは思うが。
これが一番、確証を得易いのも、事実だしな。
[小さく呟きながら包みを解く。現れたのは、奇妙に波打つ刃を持った一振りの短剣。
その刃を左の手首に掠らせ、滴り落ちる紅を素焼きの小皿に受ける]
……我が身に宿りし『真視の血』。
彼の者の真実を、我が前に示せ。
[小さな呟き。それに呼応するように、小皿の真紅が煌めきを放った]
……さて、どうなる、か。
このまま、何の変化もなければ、いいんだが……。
[そうであってほしい、という思いを込めて呟きつつ、紅を滲ませた手首に簡単な手当てをする。
包帯は、見え難いように袖で隠しておいた]
さしあたっては。
どうやって、これをミーネに気づかれずに乗り切るか、だな。
[ため息混じりの言葉は妙に、切実な響きを*帯びていた*]
/*
さて、問題です。
今回の占判定アクションは、何気に二度ネタですが。
オリジナルはどこでしょー。
……まあ、同村してた人も何人覚えているやら。
独り言に埋めて表に出さなかったロールだからなぁ。
それじゃ、私も選ばせて貰おうかしら。
[食器を片付け、服を見始めたのはローザの交渉が終わった後。淡緑のブラウスに施された刺繍にも長く見入っていたが、最終的に選んだのは複雑な模様が織り込まれた白いボレロだった]
え、それでいいの?
[値段を聞けば驚いてエーリッヒに確認する。
それでも自分の予想より更に高い品物だとまでは気付けなかった]
―回想・台所―
変。
というか、言葉が不自由だったりするのでしょうか。
[ユリアン評には、少し首を傾げる]
ヘルムートさんは、とても素晴らしい方です。
僕はあの方の曲と出会えて何度神に感謝したでしょう。
不注意の怪我にも気を使って頂いてしまって!
[続けようと口を開いたが、少しむせて止まった。
頬をそめて語っていたが深呼吸したあとは普通通り]
取り乱しました。
別に嫌ではないですよ。
年齢まで勘違いされていたら嫌でしたけど。
こちらこそ言葉足らずですみませんでした。
まあ、複雑な心境ではありますが…
/*
さーてと。
そろそろ、真面目に占先きめんとなぁ。
[アクションだけ先行させてまだデフォのままだったりする]
まだ、「本気で探す」には至ってないから、縁故占いもありかなぁ。
黒はでなそう?なんで、さっくりミーネいってもいいかも。
フォルカーはまだ占いたくない。
っつーか、相方能力者はどーこでーすかー?
2日目になったら、出てきてくれるとは思うんだが。
天文学者 オトフリートは、音楽家 ヘルムート を能力(占う)の対象に選びました。
/*
とりあえず、ここでいこう。
なんかありそうだけど。
もし事故っても…………まあ、なんとか適当に逸らせるしな。
―集会場・浴室―
[脱衣所で洗った身体を拭いていた。
フィールドワークを好むだけあって、背中にも筋肉が程よくついている。
肩から腕にかけて所々傷痕があるのは商売柄落石などで傷を作ることが多いからか。
いずれにしても学者というイメージからすると、若干逞しい体つきではあった]
髭を剃らんとイマイチさっぱりした気がしねえが…まあ、今は調査中だからな。
[無精髭を擦りながら鏡を見つめてぼやく。
一度調査に出かけると、終えるまでは髭を剃らない。
それが一種の願掛けになっていた。
服を着替え、首にタオルをかけたまま浴室を出る。
片手で髪をタオルでわしわしとしながら廊下を進み、階上へ向かう]
―集会所2階・自室―
[自分の部屋に戻って着替えた衣類をバサリとザックの横へ放ったとき、
はずみでザックのポケットからころんと小瓶が転げ出た]
あ?何だっけか。
[首を傾げてそれを拾い、中を見る。
瓶の中には小さな白っぽい石の欠片。
ラベルには廃坑の最新部から発見と記されていた]
…いけねぇ、こいつを調べんの忘れてた…!
もしかしたら…
[その意味を思い出してバタバタと机へ向かう。
煙草をくわえて火をつけたなら、地質学のハンドブックをとりだして、
その石の欠片の特徴が示すものは何だったかと*調べはじめた*]
/*
……うん?
ウェンは消し忘れじゃなくホントに寝たのかしら。
オンにはなってないね。
とりあえずどう動こうかしら。ら。
今日はける前にはお風呂入りたい。
/*
ハインのひとは無理ナシで、ですよ!
[いや、ここでいっても]
実際、三連休っていうのは出かける予定とか多いものなのだし。
……うん、そんな中でフルメンバーってだけでも感謝しているのです、くろねこは。
─二階・個室─
[手首の偽装─というには無理があるが─を終えたところで、短剣は再び黒の布に包まれ鞄の奥へ。
素焼きの小皿は備え付けの机の隅に、鞄の陰になるように置かれた]
……さて、と。
あ、そうだ。
[一通り終わった所でふと、ある事を思い出し。
鞄の中からノートと万年筆とを出して机に向かった]
[書き記したのは、体調に関するメモ書き。
治療を打ち切る代わりに、定期的に体調や状況を報せるように、と主治医に言われており。
帰郷してから六年間、それを途絶えさせた事はなかった]
……次の分も、出せればいいんだけが、ね。
[ふと過ぎるのは、記す度に考える事]
……忘れると、うるさいですからねぇ。
[しばし時間をかけて何やら書き込んだ所でこんな呟きをもらしつつ、ノートを閉じる。
誰がうるさいのか、は口にはせず、ノートは再び鞄の中へ。
それから、視線は窓の向こうへと]
……静かなもの、ですね。
このまま、静かであり続けてほしいんですけれど。
―外・井戸付近→台所―
『血は警告。それより先に踏み込むなという啓示。
見てはいけない、それより先を見てはいけない。
お前は男だから、きっと…上手く出来ないからねぇ…。
だけど―――』
だけど………んー?
婆ちゃん何て言ってたっけ?
[とか考えながら釣瓶を引いていたものだから、水は途中で零れて桶の中身は半分くらい。手間をかけたおかげで、時間がかかりながらも、台所の水瓶はいっぱいにしておいた。]
よし!こんなもんだな。
…しっかし団長、何か手でもあるのかな。この中から人狼を探し出すって…。
[結局のところ、団長がどう『調査』するかは聞かずじまい。
台所を片付け組みの邪魔をしないよう通り抜け、団長に話を聞きに行こうかと、集会場内を探したが生憎不在だった。
すぐ戻るだろうという事だったが。]
………困った、することが無い。
[風呂にでも入ればいいのだが、こんな時間から風呂はちょっとなぁ、というのもあり。
結局広間に戻って茶を貰い、暇そうにしていたら>>463オトフリートに黒猫の相手を頼まれたのでそのまま一緒になって遊んでいた。]
―→広間―
─広間─
[もぐもぐもぐ。スコーンを食べ終えると紅茶を一口。気付けばレシピを教えて貰ったオトフリートの姿は無く、猫だけが残されていた]
ユエ、置いてかれたの?
[やり取りは聞いていなかったから、そんなことを言って猫に近付きしゃがみ込んで喉を擽る。ゴロゴロと鳴く震動が指に伝わった]
[イレーネが黒猫に手を差し出すのを見て、こちらは手を離しイレーネに任せた。
そっちの方が猫が喜びそうな気がしたので。
再び手が空いたので、置いておいた茶をずずと啜ったり、暖炉に薪をくべたりしておいた。]
―広間―
[脇腹に感じる違和感はそれとして、食欲が落ちるなどということも無い。
食事の間にも幾人もが広間を出入りしていた。
エルザが台所に立つ頃にはとうに食事は終わり、女は食卓からソファに移動して]
楽しそうだねェ。
[ダーヴィッドやイレーネと戯れる黒猫を、頬杖を突きながらそれとなく見ていた]
─広間─
[猫はダーヴィッドの手から自分のところへと。猫の両脇を手で支えるように持ち上げると、猫に少し不満げに鳴かれた]
ごめんね、苦しかったかな。
[腕の中に抱え直すと、ヘルミーネの座るソファーへ]
ユエ可愛いもん。
飼い主さんはどこ行っちゃったんだろうねー。
[後半はユエに向けて。ヘルミーネの隣に座ると、猫を膝に乗せた]
―二階自室―
ふぅ。結構よかった気もしたが、動けないから結局寒いな
……あれ…?なんか前にもこんなことをいったような
[暖かいけど身軽な格好に変えたところで、首をこてりとする]
…むぅ…なんか色々忘れてるような。
まあいいか
[気にせずに部屋から出た]
[置き去りにされた猫としては、構ってくれるなら誰でも歓迎だったとか。
先に散々ユリアンで遊んだためか、いつもよりは大人しい、かも知れない]
[一方、猫の同居人はと言えばのんびりと階下へ降りてきて]
……はあ。
やっぱり、ダメですか。
[監視つきなら観測に戻れないか、と自衛団員に交渉して、ダメ出しをされていたりする]
……ああ、はいはい、わかりましたわかりました。
大人しくしてますよ。
[やはりというか、朝方の騒ぎやら何やらで団員も落ち着きはないらしく。
結局、早々に退散するハメになっていたりするのだが]
―広間―
そうだな。
飼い主と違って素直だし、ねェ。
[隣に座る猫とイレーネに口許を緩める。
当人が今まさに何か隠している事は知らないけれど]
アイツなら、部屋に行くとか言っていたと思うが。
[言いながら、ユエの目の前で人差し指をゆらゆら動かした]
[二階廊下より階下へと下るが、一体なにをしようか。などと思っていたところ]
ん?オト兄。さっきはご馳走様。
何か話してたみたいだけど、駄目だったみたいだね。
というかなんか自衛団員の様子がおかしい感じだな。やっぱ容疑者ってことで…なのかな
[今朝のエーリッヒとの一悶着をしらない...は単純に容疑者ゆえにかと思っている]
―一階:広間―
[不機嫌そうな幼なじみを見つけた少年は、ちょっと怯えた様子になる。声をかけるには見えない壁がある気がして、口を開けない。
体が十二分に暖まった頃、ふと思い立ったように立ち上がり、妙に真剣な顔をして広間を出ていった]
[少年は、何かを探すよう周囲に視線を彷徨わせながら一階を歩き回ったあと、玄関から外に出る。
自衛団員の一人に声をかけられたが、集会所の近くにいると答え、代わりに団長の行方を尋ねた。無言のままに指し示される方角に目をやると、東に生い茂る針葉樹林を睨むようにして立っている老爺の姿が見えた。
軽く会釈をして団員の横を過ぎ、ギュンターの傍に寄る]
ギュン爺さま……、
[消え入りそうな声で名を呼ばれ、老爺は振り返る。
二の句を継ぐことが出来ず、暫しの静寂が訪れた]
……爺さま、
人狼は……ほんとうに、……………いるの。
[問いかけの語尾は上がらない。
団長は素気なく広間で説明した通りだと答えるだけ。
ぎゅ、と、少年の拳が硬く握られた]
でも……!
…だったら、どうして――……………どうして、
僕は、あの人を護れなかったの。
[人狼が現れし時、護り手の力も発現するという。
それなのに。
少年は、死んだ元鉱山夫に迫る危機に、気づけなかった]
……………、
[言葉は最後まで音になりきらず、少年は、引き結んだ唇を震わせる]
……あの中に、人狼なんて、いるはずない。
[長い沈黙の間を空けて、人狼自体の存在は否定せず、願望だけを口にした。
老爺は何も言わず、首を左右に振り、その場を去る。
彼の表情を見ていたのは、少年だけだった]
─広間─
部屋なんだ。
それじゃそのうち戻って来るかな。
[ヘルミーネの返答に猫を撫でながら推察して。指の動きを追う猫の様子にクスクス笑った]
と言うか、素直じゃないんだ、オトさん。
[一旦聞き流しかけて、素直じゃないと言う言葉にまた笑う]
─ 一階・廊下─
……っと。
[仕方ないから広間に戻るか、と思っていた所にかけられる声]
ああ、ユリくん。
いえいえ、お粗末さまでした。
[ご馳走様、という言葉に、にこり、と笑い]
ええ……ロズ嬢が一時帰宅できたようなので、監視つきなら観測に戻れないかと聞いてみたんですが、ダメでした。
様子がおかしいのは……今朝方、ちょっと一悶着あったから、ですかね。
色々と、気が立ってるのかもしれません。
―広間―
平和だなぁ。
[猫と戯れる女性陣。なかなか穏やかな風景で、人狼の話題など出るはずも無く。
ヘルムートの一言に、ちょっと意外そうな顔をした。]
オトフリートさんて、素直じゃないのか?
別にひねくれてるようには見えないけど…。
[言いながら、視線は指のほうに動き。
黒猫と同じように追っていた。]
ああ、ローザが…なるほどなるほど。
あれはローザなら出れただけでオト兄も出れると思ったら駄目だよ。
[なんとなくローザがどうやって出たのか想像がつきつつ]
へ?一悶着?そりゃしらなかった。
仕方ないって言えば仕方ないだろうけど…人狼かぁ。
オト兄は人狼っていると思う?
─ 一階・廊下─
あはは……ですよね。
[何となく、その辺りは読めていたので、同意の笑いは乾いていた]
ええ、まあ、俺も詳しくはしらないんですけどね。
[軽く、肩を竦め、それから。
向けられた問いに、ほんの少し、翠を細める]
ん……ここにいる、とは思いたくはありませんが。
『人狼』、それ自体は『いる』、と。
そう、思っていますよ。
流石にユエ置いたまま忘れる、なんてこたァないと思うが。
戻って来なかったら貰ってあげてくれ。
[イレーネに対して勝手にそんなことを言う。
指は猫の目の前を彷徨った挙句、額の白い月をつん、と軽く突いた]
いやァ、捻くれてはいないがね。
色々と強がって無茶すんだよ。
チビの頃はよく雪に埋もれてた。
[その昔馴染をよく連れ回していたのは自分だったりもしたのだが、無論そんなことは言わない。
ダーヴィッドを振り返り、指につられていたことに気がつくと軽く噴き出した]
─ 一階・廊下─
うんうん。なかなか強かだよな
そういうところがいいんだけど
[詳しく知らないと肩を竦めるのには、そうかと思うだけで終わり]
俺もいてほしくないんだけど……なんかその言いかた…
オト兄。冗談をいうのは俺の役割だぞ
[なんだかえらそうにいって]
でもそういえば人狼と対峙するものとかがいたとかいう話だよね。人狼を見抜いて落雷を落としたり、霊を呼び寄せて腰を痛めたり、人狼を前にすると突如ムキムキになって誰かを守ったりするの
[真顔で言う。
それは御伽噺の話題のはず…なのに記憶がぐっちゃぐちゃである]
─広間─
あ、それは大歓迎。
こんな可愛い子が来てくれるならボクも嬉しいし。
[ヘルミーネの言葉に半ば本気で頷いた。うちにおいでよ、と言いながら猫を撫でる]
強がって、かぁ。
……最初から諦めたりしり込みしてるのとどっちがマシかな。
[口を尖らせて小さく呟く。手はずっと猫を撫でていた。噴き出すヘルミーネに気付くと、視線を追ってダーヴィッドを見て。どうしたんだろう、と首を傾げた]
─ 一階・廊下─
はあ。そうなんですか。
[そういうところが、という言葉には気のない声でこんな事を言って]
冗談じゃないから、俺が言えるんじゃないですか。
[偉そうに言われると、真面目に返した。傍目、非常に妙かもしれない]
って、ユリくんユリくん、何か色々混ざってますが……。
実際、そういう『力』を持つ者もいる、といいますね。
見抜くもの、見極めるもの、護るもの。
『人狼』の伝承には、必ずと言っていいほど、そう言った『力あるもの』の存在が語られています。
[妙に混ざった物言いに苦笑しつつ。説明する口調はどこか、他人事]
[団長が去ったあと、少年はその場にしゃがみ込む。
降り積もる雪の上に手をついて、指を折り曲げ、白を掻き寄せる。
まなこから落ちた滴が雪を溶かした]
……、…強く、ならなくちゃ。
[決意の籠った呟きを漏らし、立ち上がって、上着の袖で目もとを擦る。雪を払いきらないままに、来た道を辿り玄関へと向かった]
―一階・廊下―
[玄関の扉を潜り一端個室に戻ろうかとしたところで、階段付近にいる二者が目に入る]
オトせんせい、ユリにい。
……こんなところで、…何か、ありましたか?
[広間に行かずこの場で立ち話をしていることに、不思議そうに首を傾げた。
服に付着した雪の結晶が、はらりと落ちる]
うん。いい個性だろ
[気のない返事にもきっぱりと特に意識せず答えた後]
む………冗談だったら俺が言うけど、冗談じゃないからオト兄が…
そういや俺も色んなとこで暮らしてるときに聞いたことあったような
[認めていいものか否か。難しい顔をする]
ってぇことは…じゃあ見抜くもの。見極めるもの。護るもの?も…
いや、その前に落雷とか落とさないのかっ。
[がびーんとした。]
―広間―
[黒猫の貰われ先。オトフリートが居たら何ていうだろうとか思いながら。ヘルムートが猫の額を小突くと寄り目になったので目をしばしばさせた。
雪に埋もれたオトフリートを思い浮かべると、何となく、らしい、気がしたのでちょっと吹いた。
逆にこっちが吹かれてるとかは思ってもみなかったので、イレーネと顔を見合わせてこっちも首を傾げるのだが。]
ふむ、強がるのと諦めるのとか…。
俺としては強がるというか、当たって砕けろみたいなのがいいとか思うなぁ。
[とか言ってみた。]
おー、良かったじゃないかユエ。
オマエの生活は安泰だ。
[笑う。
鳴き声を上げた猫の額を2、3度更に突いた後、頭を撫で回した]
さァ、如何だろうな。
強がられると後が大変だが。
[軽く肩を竦めた後、冗談めかして付け加える。
指を今度はダーヴィッドの方に向けて、くるくる回してみる]
─ 一階・廊下─
……と。
ああ、フォルくん。
いや、何かあった、というわけでもないんですけど。
何となく、行き会ったままに立ち話を。
[不思議そうに首を傾げる様子に、端的に状況を説明して]
外にいたんですか。
ちゃんと、温かくしないと……ここで風邪をひいたら、辛いですよ、色々と。
よ。フォルカー。何もないぞ。
俺が呼び止めて、ちょっと現状についてのことを話してたとこ。
[オトフリートに続くように説明]
そういうフォルカーは外にいってたみたいだけど、何かしてたのか?
[もらうもらわないの話に、猫はこてり、と首傾げ。
でも「ほっとけないしなー」とか。
そんな雰囲気が伝わるやも]
[そして、猫にそんな風に思われているなどついぞ知らないその同居人はといえば]
ええ、伝承や御伽噺は、各地に残ってますから、聞いた事はあるんじゃないかな。
[個性云々についてはさらっとスルーしつつ、こう言って頷く。
後に続いた疑問には、ほんの少し、険しいいろを翠に宿し]
……もし、『ここにいる』のであれば、いても不思議はないかな。
って、落雷が重要なんですかっ!
[そこには突っ込んだ。何となく]
……らくらい?
[二人の会話の中で、少年が拾えたのは極一部。
玄関の方角に目を向け、天気が悪くなるのかと首を傾ぐ]
ぁ、……はい、ちょっとだけ。
[オトフリートにはそう答えるも、少し、というには随分と冷気を身に纏っていた]
せんせいのほうこそ…
無理、なされてません、か。
─広間─
[ダーヴィッドとお見合いになった。向こうも首を傾げて来る。良く分からなくて、今度は反対方向に首を傾げた]
当たって砕けろってのは……うん、ボクもそっちのが良いな……。
出来るかも知れないことを諦めるのは、ヤダ。
[話の内容が多少ズレた気もするが、ダーヴィッドの言葉に同意を示し。何かを考えるよにまた唇を尖らせる。その後に小さく溜息をついた]
強がった後は、意地を張り続けるから?
[肩を竦めるヘルミーネには、そんな疑問を投げかける]
ん?いや、俺のはこうもっと…なんだっけか。
近くの町で人狼がでたとかだったっけか。真実かどうかもわからんかったけどね
[だから忘れてたのだろうか?と自分で自分に内心で首をかしげる。そんな違和感を表には出さず]
いや、だって、そんなのできたら凄いじゃないですか。
仕組みを知りたいです。
[突っ込まれても負けなかった]
もしもいたら…いや、いないほうがいいのかな。今回の場合。雷見れないけど
[どっちにしろ見れないです。]
……………何、ってわけでも、なくて。
[ユリアンからも問われて、口ごもる]
ギュン爺さまと、
……お話ししてた、だけで。
人狼の、存在に、ついて。
―広間―
[ヘルムートの指の動きを、目でぐるぐる追った。意識して追っているのかどうか。
暫くぐるぐる追っていたら、ゆっくりふら〜と、頭が背ろに倒れていって。
ごちん!]
んぁ゛!?
[いい音と共に床に沈んで、少しの間お花畑に招待される*事となる。*]
―台所―
パスタを作るの?
それなら…。
[男性陣も揃っているのだから、夕飯用は肉をたっぷり使った料理にしてみようと思った。
牛肉と豚肉の角切り肉、ジャガイモとタマネギとパプリカを炒めて。鍋に移すとブイヨンスープにトマトピューレを加えてコトコトコトと煮込み続ける。
グーラッシュは母から教わった味。母は祖母から、祖母は曾祖母から。そんな料理だった]
葉物まで揃えてあるなんて。
自衛団の人達も気を使ってくれてはいるのかしらね。
[ローザがいれば会話しながらの料理となっただろうか。
人狼のことなど忘れて、普段と同じように]
─ 一階・廊下─
ちょっとだけ、というには、随分冷えてるような気もしますけど。
[フォルカーの返事に、掠めるのは苦笑。
続けられた言葉には、僅かに翠を瞬いて]
……俺ですか?
別に、無理はしてませんよ?
……自分の身体の事は、理解した上で動いてますから。
[にこり、と笑う。
尺度が自分中心であるのが問題なのは、棚に上げた]
うん。落雷だ。
[フォルカーに頷いたよ。力強く。そして心配は何人もするのはなんなのでやめつつも、フォルカーにの言葉には同意してオトフリートを見る。袖に白いものが見えた気がするが、気にしないでいた]
人狼の存在、か。
同じだな。俺も今オト兄とその話してたとこ
……そうなんですか。
[近くの町で、という言葉に、少しだけ翠を細め]
そりゃまあ、できたら凄いとは思いますが……さすがに、それはないでしょう。
ん……そうですね。
いない方がいいんですから、やはり。
[あくまで雷に拘る姿勢にには、妙に呆れるものの、こう言って、一つ頷いた]
いやいや、ぶっ倒れたのを家まで引き摺って行くのがね。
[イレーネの問いにはさらりと何か言った。
頭の後ろで腕を組んで、ソファに凭れる]
まァ、でもな。
動くのためらってるだけなら、こっちから手ェ引っ張ってやるなり、尻蹴ってやるなりすりゃァ、多少なりと動いてくれんじゃないかね。
ちょっと面倒じゃあるけどな。
その辺り無茶する奴は予告なんざ無いから、それこそどーしようもない。
[溜息はちょっと深かった]
/*
時間経過は分からないけど、お昼省略(爆
いや、必要なら簡単なものを間に作ったことにしようかと。
だって作りたかったの、グーラッシュ。
夕方のうちにこの描写まで出来たら良かったな。
─広間─
[ダーヴィッドがゆっくり後ろへと倒れて行くのを見て]
あ。
[声を漏らす。良い音がした]
ちょっと、ダーヴさん大丈夫!?
[猫を座っていたソファーに置くと、ダーヴィッドの傍へと駆け寄る。反応は無い]
………どうしよ。
[視線は、ヘルミーネへ]
―一階:廊下―
……ぇ、と、
[苦笑と共に言われてしまえば、少年の眉が下がる。
言い訳は上手く思い付かなかったようだった]
でも…… 昨日、ヘルミーネさんが。
叱られていた、ように見えました。
[しかし笑みを見ても納得出来ないと、反面教師を思い出して言う]
[そんな目の前でダーヴィッドに撃沈されれば、流石に目を見開いた]
…あー。
なァにやってんだか。
[髪をかき上げて、再び溜息]
放っといても邪魔になるし、ソファに寝かしてやるか。
悪いが手伝えるかい?
[イレーネに尋ねつつソファを離れ、頭の方へ向かう]
─広間─
……そっちなんだ。
[強がる云々についての返答を聞くと、少し呆れが出た。次いで言われた言葉には、表情に少し翳を落とす]
───引っ張れるなら引っ張りたいよ。
でも……なかなか上手くいかないね。
[自分の性格が起因しているのは理解していた。諦めたくなくても、口を開けば悪化させてばかりで。そんな自分を嫌悪する]
うん。そう…あれぇ?
…どうなったとかなんかその後も聞いたことあった木がするんだけどなぁ
[オトフリートの細まり見る目に気づかず腕を組んで首傾げたが、まあいいかと考えなおす]
ですよね。絶対どこかに仕掛けがあると思うんですよねー
[それ既に特別なとこないんじゃないかとか]
まあ、できないみたいだから仕方ないか。
いやだっていないってことは、人狼もいないってことになりません?
もし人狼だけいてそういう人たちがいなかったら最悪ですけどね。
─広間─
[沈んだ雰囲気で居たけれど、ヘルミーネに言われてハッと意識を向ける]
あ、うん。
[ヘルミーネが頭の方へ向かったので、自分は足の方へと回って。ダーヴィッドの足を手で持ち上げようとする]
―広間―
[煮込む時間には多少手が空く。
おたまを右手に持ったまま、広間の様子を覗いてみた]
何かあったの?
[伸びているダーヴィッドに孔雀色を丸くして。
イレーネやヘルミーネ、ソファにお座りしている猫を見て首を傾げた]
─ 一階・廊下─
[口ごもる様子に、小さく息を吐き。
昔馴染みとの事を出されると、軽く、頭を掻いた]
まあ、ミーネとは、昔っからあんな調子ですから。
[実際、何かあればいつも世話になっていたから。
それが今でも続くのは、已む無しなのだろうけれど]
一応、昔よりは丈夫になってるんですよ?
外で五年暮らして、多少は鍛えられたんですし。
[冗談めかして、笑う。一応、嘘は言っていない]
……ん、まあ、その辺りは後でゆっくり思い出せば。
[首を傾げるユリアンには、こう言って。
仕掛け、という言葉には苦笑する]
ええ、そういう事ですね。
『力あるもの』がいなければ、『人狼』もいない。
……どちらかだけ、という話は聞いた事がないから……大丈夫、だとは思うんですけれど。
[言いつつ、思案の素振りを見せ。
それから、軽く首を振る]
……まあ、それよりも。
ここで立ち話を続けるのもなんですし、広間で温まりませんか?
[過ぎる幾つかの思考、それを振り払うように。
二人に向けて、こう提案した]
嗚呼、物理的に迷惑なんだよ。
[ダーヴィッドの方に歩み寄りながらも、同意を求めるようにソファの黒猫をちらと見たり]
まァ、まだ先はあるからね。
今すぐは無理でも、焦る必要は無いさ。
[イレーネの沈んだ様子に苦笑めいたものを零しながら、そう声を掛ける]
─広間─
えーと。
[運搬スタンバイしたままでエリザベートに訊ねられ、少し考える]
………いつものおっちょこちょいが出たと思ってもらえれば。
[説明としては酷い話だ]
─広間─
物理的に……なるほど。
[同意を求めるよなヘルミーネの視線を追い、猫へと向く。何となく納得した]
───その先で変化があれば良いけど。
[先は分からないから、とまた息を吐いた。吐いた後に思い切り息を吸い込むと、ヘルミーネの動きに合わせてダーヴィッドの足を持ち上げる。ちょっと辛そう]
同じ……
…その話になるのは、しかたないよ、ね。
[同じ話題、というユリアンの言を受け、頭を上下に揺らす。
人狼と、力有る者の存在と。その「御伽噺」は少年も知っており、口を噤んで聞いていた。
オトフリートの軽い口調には未だ疑いの残る表情をしていたものの、外に話題が及べば、まなこが揺れる]
……せんせい、
外に行って……じゃなくて、すぐに、強くなれる方法…………ない、かな。
[小さな小さな声で、問いかけた。
提案に抗う理由はなく、大きく頷いて、オトフリートが動くのを待って歩み出す]
オト兄もヘル姉に迷惑かけないぐらいにならないとお婿さんになれないぞ
[そこだけはきっぱりと言ってみた]
そだね。いつか思い出すかな。
うん。それなら…まだ最悪だけは防げるのかな。
[力あるものが例えいたとしてもよかったとは思わないけど]
賛成。
フォルカーとオト兄が倒れたら俺ヘル姉とイレーネに三枚に卸されるからね
[広間へといこうと提案するオトフリートに頷いて広間へと向かった]
―広間―
そう。
ダーヴィッドさんだものね。
[猫の同意の声も別の意味に取れてしまった。
だから説明に対する反応も哀しいもので終わった]
大丈夫ならいいけど。
ああ、手伝うわ。
[急いでおたまを置いてくると、イレーネを手伝うためにダーヴィッドの足の方に向かった]
大丈夫だと思うケドね。
向こうだって、何も思ってないワケじゃないだろうし。
[多分な、と付け加える。
イレーネが辛そうにしているのを見て、一度動きを止めたが]
嗚呼、悪いね。
[手伝いに来てくれたエルザに礼を言う。
その反応にはやはり小さく笑いつつも、2人が足を抱えたのを確認してから、再び移動を開始する]
[フォルカーの小さな問いかけに、一つ、瞬く]
すぐに……ですか。
ん……『どんな強さを求めるか』によるんじゃないですかね。
身体的な強さは、すぐには得られはしないだろう、けれど。
気持ちの……心の強さ、なら。
強く望んで、道を定める事で、得られるかも知れません。
[返す言葉が、少年の望む答えになるかはわからないけれど。
自身の思う事を、そのままに告げて]
……だから、どうしてそういう発想になりますかと。
[きっぱり言うユリアンには、呆れたようなため息をつき]
……ですね、最悪だけは。
そも、そうならないであってほしいんですけど。
[こう言って頷くと、三枚云々には触れる事無く、広間へ向けて歩き出した]
─広間─
[エリザベートが手伝ってくれたお陰で負担は減り、どうにかダーヴィッドを運ぶことが出来た]
……だと良いけど。
[ヘルミーネの言葉にそう返して、はたと気付く]
……………ボク、誰のこと言ってるか言ったっけ?
[言ってないはず、と縹色を瞬いた。当人、隠してるつもりだったようです]
―回想―
[エーリッヒの示した価格には、二度三度瞬いて]
え、ほんとにその金額で良いの?
[もとが幾ら位の代物か、それなりの額で予想していたので値切るつもりはあったが。
吹っかけるつもりで言おうと思っていた価格よりかなり安く提示された価格に驚いた。
さすがにそれ以上値切るのは悪いので、その価格で買わせて貰うが]
………エリちゃん、これってエリちゃんが赤字なんじゃないの?
[仕入れ価格より安いんじゃなかろうか、と問いかけてみたかもしれない]
まぁね。そんな理由でここに集められたんだし…そのわりにどう調べてるかさっぱりわからんのだが…
[フォルカーに同意しつつも、それもあるからか妙に実感も湧かない。とはいえそれを受け入れているといえば違うまま、強くなりたいという言葉には口を挟まず興味深そうにみている]
―広間ー
よっと。
[まだ成長期の少女よりは力があるだろう。
三人がかりでソファまで運ぶと、ダーヴィッドの顔を覗き込んだ]
布濡らしてきておきましょうか。
[縹色を瞬くイレーネを見て、ヘルミーネを見る。
何か相談中だったのだろうかと、それとなく一度席を外した。
途中で少し鍋をかき混ぜたりもしてくるが、それほどは時間を置かずに戻ってこれるはずだ]
……ほんとうは、心も、体も。
でも、いま、必要なのは……………
きっと、
[心の強さ。
続きは少年の、心の中で。
胸上の布地をきつく掴みながら、オトフリートの言を一音たりとも逃すまいと神妙な表情をして聞き、道を定める、と反芻するよう小さく繰り返してから、首肯した。
考え込むよう俯いて、後について歩む。
広間への扉が開けば、眼前の光景に意識は奪われるのだが]
―台所―
[数種類のパスタを手打ちしている時にエルザが顔を出せば、提案に嬉しそうにうなずいて]
それも美味しそうだねー。
じゃあ、そっちはお願いしようかなぁ。
あたしは、ホワイトソースとミートソースを作ってラザニアでも作ろうかなーと思ってるよ。
何種類か作り置きしておけば、スパゲティとかサラダとか色々作れるしー。
─広間─
ありがとうエルザさん。
布お願い。
[手伝ってくれたエリザベートに礼を言い。一息つくよに息を吐いた。ダーヴィッドはそちらに任せ、大人しくしていた猫を抱え上げる。猫が居た場所に座ると、また膝に乗せてその背を撫でた]
[如何にかダーヴィッドを寝かせて、手を打ち払う]
やれやれ。
嗚呼、助かるよ。
[エルザが台所に行くのを見送る。
女にとっては聞かれても気にすることでは無いので、気を使われたとは知らないけれど]
…言ったも何も、1人しか思い当たらないね?
[イレーネに向き直れば、にやりと笑ってみせた]
―台所―
[ダーヴィッドがぶっ倒れた音は聞こえていたが、ホワイトソースを作るために牛乳と小麦粉を火にかけていたので、手を離せず。
後でその時の状況を聞けば、ホワイトソース作るのを替ってもらって手伝いに行けばよかった――と思うだろう。
酔いつぶれたおっちゃんたちを担いで運ぶのも仕事柄慣れているので、多分ダーヴィッドの1人くらいは何とかなった筈]
/*
にゃあん。
匂わせはどこらへんからやれば良いのかが。が。
赤と連動させても匂わせ出来なければ周りに伝わらないわけだし。
相方さんも多分隠れるには定評のある人だからこっちががっつり出ちゃっても良いとは思うんだけど。
やっぱりジジイ襲撃してからかなぁ。
先に黒出しされたらどうにもならんが。
……はっ、月の描写してない。
やろう、やろう。
─広間─
[向けた言葉に対する、少年の様子。
それにどこか、懐かしげないろを浮かべた翠を向ける。
けれど、それは短い時間の事]
……って。
何か、あったんですか?
[開いた扉の向こう、広間の様子に。
思わず、口をついたのはこんな疑問の声だった]
─広間─
〜〜〜〜〜っ。
[一人しか思い当たらないとヘルミーネに言われると、何も言えずに少し縮こまり。上目遣いで睨むよな形に。やや顔を伏せる形になっているが、赤くなっているのは分かることだろう]
そりゃ、まあ自分に聞いてみたらわかるかも?
[発想については冗談めかしてそんなこといって]
うん。最高は何もないことだね。
[頷いて、オトフリートたちに続いて広間に入って]
―広間―
む?何かあったの?
[オトフリートの後ろにいるので未だ広間の様子は見えない]
―台所―
それも美味しそう。
食べてくれる人が沢山いるとまた作るのも楽しいわね。
[そんな会話をしながら料理をしていたローザに、広間で何があったかを伝えて。まずは布を取りに浴室まで行った]
大丈夫よ、ちゃんと運べたわ。
イレーネちゃんだけじゃ大変だったでしょうけれど。
[交代すれば良かったというローザに笑う。
鍋を何度かかき混ぜて広間に戻った]
─広間─
……どういう意味ですか、それは。
[冗談めかしていうユリアンには、ため息混じりの突っ込み一つ]
何か、というか。
ダーヴくんが……倒れたか何か?
[見ただけでわかるのはそれだけなので、とりあえずそれだけ答えつつ、自分は猫の方へと]
ハハ、若いねェ。
[イレーネの態度には微笑ましげに目を細めた。
扉が開くのはその直後か。
座ったままで振り返る]
嗚呼、阿呆の子がぶっ倒れただけだ。
[入って来た者からの疑問符には、やっぱり過程をはしょり、尚且つちょっと酷い説明を返す]
―一階:広間―
[ユリアンの三枚発言は少年には分からず、首を傾げるばかりだった。
オトフリートの声に誘われて一歩横に動いて室内を覗き込み、ソファに寝かされているダーヴィッドに目を瞬かせた]
ダーヴィッド、さん?
[何があったのかと周囲に視線を動かすと、俯き加減の幼なじみが見えて、おっかなびっくり、と行った様子ながら足を向ける。
自然、猫の方へと行くオトフリートについていく形になり]
……………レーネ、だいじょうぶ?
[彼の後ろから、そうっと問いかける]
―広間―
[廊下側から入ってきたユリアン達に濡れた布を見せて、ソファに寝かされたダーヴィッドの額に乗せた]
どこか打っているなら、そっちを冷やした方がいいのかしら。
[説明は直接見ていた二人のどちらかがするだろうと思っている]
─広間─
[広間に戻って来た人達を見て少しおろりとしたけれど、それを隠すよに]
ダーヴさん、頭ぶつけたの。
いつものおっちょこちょいで。
[ヘルミーネの端折った説明に加えて言ったが、碌な説明でもなかった]
内緒。そういうのは考えてから言わないとね
って、ダーヴが倒れたのか。
またなにかやらかしたのか?まああいつは丈夫だから大丈夫だろうけど
[続くヘルミーナとイレーネの説明にやっぱりという感じで、一度ダーヴを見て
それからいつもの椅子へと座った]
─広間─
[オトフリートが近付いて来たので、膝に乗せていた猫を差し出しつつ]
な、何でもない…。
[かけられたフォルカーの声にまた少しだけびくっ。さっきまでの話と今までの罪悪感が相俟って、いつもの気勢が無い]
─広間─
ぶっ倒れた、って、なんでまた。
俺が上に上がる前は、別になんともなかったのに。
[思いっきり省略された昔馴染みの説明に、呆れたように問いを重ねる。
それから、退屈そうにダーヴィッドをつっつく猫に気づいて、こらこらと言いつつ抱え上げた。
抱えられた猫は物言いたげに、左手首の辺りをじい、と見ていたりするのだが]
―台所―
そっか、ならいいんだけど。
……ダービーちゃんってば、今度は何やったんだろ。
[ちゃんと運べた、と聞けば頷いてからそう呟き首を傾げる。
「何があった」ではなく「何をやった」という発想なのは、相手がダーヴィッドだからだろう。
ホワイトソースとミートソースが出来上がれば、パスタシートと一緒に大きな皿に交互に敷き詰めていき、オーブンで焼き上げるだろう**]
……左様ですか。
[ユリアンに、それ以上の突っ込みをいれるのは諦めて。
追加される説明に、なんだかなあ、と思いながらダーヴィッドを見る。
猫を差し出した時のイレーネの様子に、多少の違和感はあったものの。
フォルカーが声をかけている事もあり、口を挟むのはやめておいた]
ぶつけたのは後ろ頭だったかな。
ま、命にゃ関わらんだろ。
[エルザに軽ーく言いつつ、ユリアンに同調する様に言った]
何って。
ちょっとからかってみたら目ェ回したんだよ。
こんな風に。
[一応ちゃんと説明して、オトフリートの目の前で指をくるくる。
嘘みたいな本当の話だった]
―広間―
[交わされる会話に耳を傾けたりしながら。
適当に食事と菓子を腹の中に納めたところで、唐突に席を立った]
……美味しかった。ありがとよ。
[厨房から新たな食事の気配が漂うのを感じつつも、ゆっくりと席を立ち、その実まっすぐに広間を出る。
向かった先は、二階の自室]
─広間─
[猫が見た先をつられてじっと視線を向けたが、直ぐに意識は別へ]
ミーネさんが言う通り、目を回したみたいだよ。
後ろに倒れてって、頭ぶつけてた。
[良い音したよね、と同意はヘルミーネへ]
―広間―
まあそうですね。
ユリアンの言うように、頑丈な人だし。
私、向こうを仕上げてきちゃいます。
[けれどすぐに気を逸らして。
ヘルミーネヤイレーネの説明に一度呆れ顔でダーヴィッドを見ると、後は任せて台所へ戻って*いった*]
/*
ギャグるならダーヴさんの腹の上に座るとかあるんだが、流石にやらない(笑)
ミハエル使ってたならやってたことだろう(ぉぃ
[目の前でくるくると回される指に、瞬き一つ]
それで倒れるって……。
[他の誰かなら、思いっきり疑ったろうが。
何故か、否定の突っ込みが出てこなかった]
……まあ、彼は基本的に頑丈だし。
余ほどの大当たりがなければ、大丈夫……か。
[何気に酷い認識してるかも知れない。
猫の視線に気づくと、何気ない風を装って、床に下ろす。
ヘルミーネが首を傾げているのは、見ないふりをしてみた]
―一階:広間―
[少年にとっては頼れる人物たるダーヴィッドに対する皆の評価に驚きもしたが、今気になるのは、幼なじみの様子のほうで]
……何も、ない……………なら、いいんだけ、ど。
[昨日の遣り取りを思い出せば、フォルカーの側にも気まずいものがある。
自然、迷うような口調になった]
元気、ない、みたいだから。
今の状況じゃ……しかたないのかも、しれないけど。
─広間─
ホントに、何でもないから。
[何故かフォルカーの顔を見れぬまま、ぽつりと返す。顔の赤みはまだ少し残っていたかもしれない]
……この状況で底抜けに元気なのはユリさんとダーヴさんくらいだと思う。
[何だか酷い評価を口にする。本当はローザもと言いたかったが、後で怖い目に遭いそうなので止めた]
―広間―
イイ音だった。
[イレーネの視線に頷いてみせた。
フォルカーが話し掛けるのが見えれば、仄かに笑って視線を外す]
まァ、そんなワケで大丈夫だろ。
…それはそれとして。
[どんな訳なのかも置いておいて、昔馴染の腕から降ろされる黒猫を見る。
それから何故か視線が合わないオトフリート本人の顔を、暫く無言でじっと見ていた]
─広間─
……そうか。
[イイ音、という評価に返せたのは、そんな短い言葉だけだった]
まあ、意識も戻りつつあるようだしな。
[魘されているらしき声に、ちら、とそちらを見て同意する。
下ろされた猫はまた、ダーヴィッドをてちてちとしていたり]
……ええと。
どうか、したか?
[そんな猫に視線を向けたまま。無言で視線を向けてくるヘルミーネに、やや引きつった声で問いかける]
……うん。
[繰り返される返答に、いつもと少し違って見えることを気にしながらも、フォルカーは大人しく引き下がる]
元気でいられる、って……強いことだと、思う、な。
[評価に対するフォローというより、本心といった口調。
浮かぶ表情は、苦笑めいたものだった]
……………その、……昨日、は、ごめん。ね。
[大分間を置いて、ぽつりと謝罪を口にした]
[既に突っ込むのを諦めてるオトフリートにうんと精一杯頷いて]
ダーヴならどこ冷やしても大丈夫だろ。きっと。
[なんか酷いことをいいつつあっさりと台所に向かうエルザを見送って]
…はっ…はは…くく…それでって…すげーな
[ヘルミーナの説明から想像しつつ笑いをかみ殺そうとして漏れている]
おいおい、酷いなイレーネは
俺だってこんな状態でそんな底抜けに明るいなんてことないぞ
これでも色々考えてるんだからな
[でもまあ垂れながらいっても今までの行いとあわせて説得力皆無であろうか]
─広間─
………ただのバカかも知れないよ。
[変わらずに在れるのが強いと言えるのは理解出来る。けれど口をついて出るのはそんな言葉。素直じゃないのは自分だと、さっきの話を思い出した。次いで謝られると、俯いた状態の表情が歪む]
───なん、で、フォルが謝るのさ。
[謝らなければいけないのは自分なのに。そこまでは言葉に出来ず、く、と息を飲んだ]
[ユリアンの噛み殺し損ねた笑いが聞こえたり、猫がダーヴィッドで遊んでいるのが目の端に見えれば、少し溜息も洩れるか。
だがその間も昔馴染みから視線を外すことは殆ど無く]
…何か隠してるコトがあるんじゃないかい?
[相手の問い掛けの後にも長い沈黙を落とした末、一言]
馬鹿
[ずーんとしてみる。そんな振りして垂れる]
む、言い返せないっ。でも本当のことだぞ
[ぴしゃりとした言葉に唸りつつ言った]
[猫は同居人の状態など素知らぬふりで、ダーヴィッドをてちてちてちてち。
楽しそうだ]
……隠し事?
なんで、そう思うかな?
[長い沈黙を経て向けられた、問い。
苦笑しつつ、逆に問いを投げ返した]
―広間―
[夢の中のお花畑には死んだ祖母が居た。ええええ俺早くも死んだ!?と一瞬思ったものの、手招きはしていないのでちょっとほっとした。
ただその顔は、何時も見ていた穏やかな顔つきとはちがって、険しい顔で。婆ちゃん、なんでそんな怖い顔してるんだ?と夢の中で尋ねたが、それには答えず可憐な花畑に似つかわしくない顔のまま。
怖い顔の祖母と対面するとちょっと落ち着かない。
困ったように視線を彷徨わせていたら、祖母がゆると口を開いた。]
『血は警告。それより先に踏み込むなという啓示。
見てはいけない、それより先を見てはいけない。
お前は男だから、きっと…上手く出来ないからねぇ…。』
[出た言葉は、昼間思い出していた言葉。
それはずっと昔まだ子供のころ、血が苦手な理由を祖母に聞いた時に返されたものだった。]
うん、ユリにいは、色々考えてる……よね。
オトせんせいとも、話してた、し。
[当の本人が垂れているのも気にせずに同意する少年だったが、]
……落雷、はよくわからないけど。
[その部分にはやっぱり疑問を抱いたままだった]
『だけど、もしその先を見てしまったのならそのときは―――――』
[と言いかけられた所で目がさめ、がばと勢いよく起き上がった。]
……はっ、死んだ婆さんが花畑の中で立ってる姿が見えた…。
[危なくはなかっただろうが危なかったとよく分からない感想を口にしながら額を拭うと、思いがけず冷たいものに触れたのでうひょぅと驚いた。瞬間タオルは額から落ちて胸の辺りに転がり落ちる。
それを手にとってようやくきょろと辺りを見回すと、自分がさっき居た所とは違うところに寝かされているのにやっとこさ気づいた。]
あー……誰か運んでくれたのか。悪い悪い。
[誰が運んだのかは知らないが、そう広間に居た者に向かって申し訳なさそうに頭を掻きながら謝った。]
/*
あれ。
2個もらって、800……?
400代までへっとったんか、俺????
……飴、5個って。
占い師だと無駄に多弁の法則が発動しとるんかい、コレ。
―回想・広間―
ああ、遠慮なく選んでくれ。
[エルザが服を選ぶ様子を、何とはなしにお茶を飲みながら眺めて待ち]
ああ、それなら……くらいでどうだ?
[利益無視の値段、それでもこの村での今年の採算は、赤字にならないだろう。
エルザに笑いかけながら]
ああ、大丈夫。
それにこれで、エルザちゃんがもっといいもの作ってくれるなら、安い投資だ。
[半分冗談めかした言葉。続けてローザに示した額にも驚かれれば]
さぁな、ローザちゃんのご想像にお任せする。
まぁ、そう思うなら今度サービスでもしてくれ。
[そうローザにも言った]
―広間―
[その後は広間の入れ替わり立ち代りに、適当に挨拶とかしながら、
お茶を飲んで自分はまったりとしていた。
広間の様子はあまり見ていないらしく、ぼーっとしながら考え事をしている風に。
何が起きてもさした反応は示さず。]
なるようにしか、ならんかね……。
[ぽつりと呟く一言、
再び周りに意識が向くようになるのは、*もう少し後のようだ*]
レーネ、
[辛辣な評価を口にする幼なじみに、少年の眉が下がる。
窘めるよう名を呼べど、それ以上は言わないのは、勇気のなさゆえか、本心ではないと思っているからか、当人にも曖昧な部分だった]
ぇ、っと……
[謝る理由を問われると、言葉に詰まった。
視線が横へ、逸れかけて、戻る]
……僕が、弱いせいで、
レーネに……いろんなこと、言わせちゃった、から。
フォルカー。お前はいい子だっ
[近くにいたらむぎゅしてたろうが手が届く範囲ではなく
諦めた]
落雷は勘違いから発生したものでな。
結局そんなのなかった…
[とフォルカーの疑問に残念そうに説明する
その最中に起き上がったダーヴにまたたく]
…おお、ダーヴ。おはよう?
一応聞くけど大丈夫か?
……勘、て。
[返された一言に、何となく力が抜けた]
……そりゃまあ、何から何まで明かしてる、とは言えんけど。
[猫の様子は視界の隅にあるものの。
今は、そちらに意識を向けている余裕はなかった]
…そんなこと、ない。
[いい子と言われると照れ臭いようで、少年はふるふると左右に首を振る]
そ、……っか。
残念、だった、ね?
[残念、というべきなのか分からず、終わりは疑問形になった。
ユリアンの台詞に釣られて、ダーヴィッドの方を心配そうに見やる]
─広間─
[ダーヴィッドが突然起きたのには驚いたが、意識は未だフォルカーへ]
───……。
[窘めるよに名を呼ばれると、それ以上は何も言わず。謝罪の理由を聞くと、膝の上に置いてあった手をぎり、と握った]
……ボクは、フォルに謝って欲しいわけじゃない。
そうやって謝るくらいなら、変わる努力してみせてよ───!
[言いながら、ソファーから立ち上がる。同じような高さになったフォルカーの目を縹色で見詰めた。思っていたことを遂に口にしてしまった。何だか泣きそうになって、表情が歪む。気付けば身体が動き、握った拳で目元を拭うと廊下に続く扉へと駆け出していた]
呆れる前に、いままでそれが何回図星だったか数えてみなよ。
[実際如何だったかは知らないが、そんなことを言い放った]
そーいやこないだも何か「言いたくない」とか言ってたしさァ。
…やっぱりお前の方が面倒臭いよ。
[額に手を当てて嘆息。
フォルカーたちの方をちらと見つつぼやいた]
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