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─ 廊下 ─
…………モリオン。
[祖父が行ってしまった後、小さな声でぽつりと呟く]
『どちら』……って。
何の事だと思う?
[聞いたって答えなんてない。
わかっていても、誰かに聞きたくて、口に出した。
問いと共に向けられていた視線も気にかかる]
…………何なんだよ、ホント、もう…………。
[わからない事が多すぎる。
けれど、このままではいられない、という感覚もある。
そのためにどうすれば……という所で、思考は先に進めなくなって]
……取りあえず、広間、戻るか。
それとも、なんか作るか……。
[それでもここで佇んでいても仕方ないから、と。
黒猫を抱え直してから顔を上げ]
あ、にーさん。
……別に……いつものとーり、わけわかんないなって。
そんだけ。
[廊下を進むイヴァンから向けられた言葉>>150に、どこか拗ねたような声をひとつ、返していた。*]
―広間―
[ライヒアルトの言葉>>147に頷く。
その手元、袖口に何かが見えた気がしたけれど、確認する前に隠れてしまったからあえて問う事もせず]
そうです、人狼を探す事ができる者。
[『幻燈歌』に印された者は他にも居るから、必ず居るとは限らない。
その懸念はイヴァンも感じたらしく、彼の思うこと>>148を口にするのを聞く]
そこなんだよなぁ……
人狼は探されては困るだろうし、居るとなったら真っ先に狙われるのはその人だ。
[席を立ち出て行こうとするのにどこへ、と言いかけ、今後について聞きにいくと聞けば止める理由もなく]
あ……確かに。
[とだけ零してその背中>>149を見送る]
結局は、自分たちで気をつけるしかないのかもしれない。
ここにいる人たちを疑うっていうのも、嫌な気分だけど。
[そう言いながら、また件の旅人を見遣る。
この状況で、他をまるで意に介していないようなところが気にかかり
そして、気にいらなかった。*]
─ 廊下 ─
[いつものとーり、と拗ねるような声で返してくるエーファに、イヴァンは思わず笑いを漏らす。
そこだけを切り取ると、いつも通りの日常のように思えたからだ]
じっちゃんが何やったのかはしらねーけど……エーファのこと心配してんだろ。
[ガキ扱いするな、と言う文句は聞こえていたから、そこからの推測だけで告げて。
擦れ違い際にエーファの肩をポンと叩く]
じっちゃんにしてみりゃ大事な孫なんだしな。
[反抗期みたいなもんかな、と思いはすれどそれを口にすることはなく。
言い逃げ染みた雰囲気でギュンターの後を追った*]
─ 広間 ─
[周囲から向けられる視線にも、旅人が動じる事はない。
状況をどうとらえているのか、虚ろな瞳からは読み取れないが]
……朱き花がいうのだから。
従わなければならないよ。
[周囲が主の方針のために騒いでいる、と判じた旅人は小さな呟きを落とす。
それが当然、と言った語り口調のそれは周囲にどう響くか。
もっとも、旅人はそれを意に介した様子もなく。
幽鬼のような足取りで広間を出て行く。
廊下に他者がいようがお構いなしで、向かう先は二階の自室。**]
─ 廊下 ─
……心配……なのかな。
[告げられた言葉>>155の一部を繰り返す。
それも感じてはいたけれど、でも、別の何かも向けられていたような気がして素直に受け取れなかった]
……ん。
[すれ違いざま、肩を叩きながらの言葉には何も言わなかった。
正確には言えなかったのだが、ともあれ、祖父を追って離れて行く背を見送って。
それからまた、小さく息を吐いた。*]
[「場」については『幻燈歌』にあった程度の認識しかなく
オトフリートの解釈>>129に相槌をうつのみ。
イヴァンが広間を出る前に残した言葉>>148>>149に
同意するように頷きをひとつ。
旅人の紡ぎが届けば>>156、軽く目を瞠る。]
朱き花――…
ギュンターさん、が……?
[まさか、と思う気持ちはすぐに薄れ納得へと変わってゆく。
中央教会から書簡が届いた理由もそれなら説明がつこう。
胸元の十字架を握る手に一度力が籠り、
ややして手は緩み、そのまま重力に従い落ちる。]
―広間―
[男の視線に気付いたか、相変わらず読み取れない表情のまま旅人が呟く>>157のを耳が拾い上げる]
朱き、花……?
って、貴方いったいなにを知って……!
[掛ける声が聞こえないかのように広間を出て行く背中を追う事はない。
旅人の言葉の中に、酷く重要な物を見つけたから]
朱い花……双花聖痕のことなのか……?
あの人が、だから
[『幻燈歌』にも印されたそれを口にすれば、解るものには意味は通じるか。
ギュンターが、そこに示された光の者の一人であると]
だけど、どうしてあの人がそれを…?
[旅人への疑念は深まるばかり。*]
─ 廊下 ─
……ここで、ぼーっとしてても仕方ない、か。
ユリさんに薬湯、煎じてあげないと。
[そんな場合じゃないかも知れないが、病人は病人、患者は患者だ。
だから、と割り切り自室へと向かおうとして]
……あ。
[広間の方からやって来る人影に足を止める。
こちらが何か言う間もなくすり抜けて行く様子は、人ならざる幽鬼を思わせ、声をかけるのも躊躇われた]
わけわかんないと言えば、あの人もだけど。
……何なんだよ。
[はあ、と大きくため息ひとつ落とし。
とにかく今は、と自室へと足を向けた。*]
─ →ギュンターの私室 ─
[複雑そうな、受け入れ難いような雰囲気のエーファ>>157に苦笑する。
親の心子知らずならぬ、祖父の心孫知らず。
その逆も然りか。
詳細は聞こえていなかったが、何か擦れ違いでも起こしているような気もする。
しかしこれ以上外野が何か言ってもエーファも納得し得ないだろう。
イヴァン自身ギュンターに聞きたいことがあったため、足は止めずにギュンターが向かったであろう私室へ]
じっちゃん、少し良いか?
歌い手さんのことなんだけど。
[扉をノックして入室の許可を得ると、目的を口にして指示を仰ぐ。
冷所であれば安置も問題ないだろうということで、歌い手が滞在していた客室に安置することになった]
分かった。
…で、じっちゃん。
エーファになんか言ったん?
えっらい拗ねてたぞ。
[そう言葉を向けると、見られていたか、と苦笑された。
ただ苦笑するだけで詳しいことは語らないため、イヴァンもまぁいいか、で済ませる]
ここらは家族の問題だろーから口は挟まないけどさ。
飯抜きにならねーと良いな。
[けら、と笑って見せてからギュンターの部屋を辞す。
その後はそのまま外へと向かい、歌い手の遺体の移動を開始するのだった*]
―広間―
[旅人を見送ったなら、同じような呟きを零す声>>158が耳に届き]
ライヒアルトさん……?
どうか、しましたか?
[胸元の十字架に触れていた手が落ちていくのに、何か思うところがあるのだろうかと。*]
─ 回想 ─
[屋敷の中に残ると伝えると、>>96侍祭から頷きだけが返された。
会話からは彼も残るだろうと思っていたから、外へ向かっていかれるのは唐突に思えたけれど引き留めるまでには至らず。
自分と同じくこの場に残ったエーファに向けた問いかけは、>>107言葉こそ大丈夫と返されたけれどその表情は力無く]
…えぇ、大丈夫。
昨日教えてもらったばかりだもの、流石に覚えてるわ。
[>>108少年の願いに頷きを返し、微笑む。
あまり他人が厨房を弄るのは嫌だろうとは思うから、苦笑混じりではあるけれど]
すぐに用意して持っていくわね。
[大丈夫だからと繰り返す少年に、了承の頷きを返して厨房へと向かった]
─ 回想 ─
[厨房に入ると茶器と、茶菓子を乗せたトレイを用意して。
湯を沸かし、茶器と茶葉を温めて大き目のポットたっぷりに湯を注ぎ蓋をする。
充分に蒸らした所で茶葉を出し、トレイに乗せて広間に戻ると外に出ていた人達も戻ってきていて]
外は寒かったでしょう。
中からも温めた方が良いわ、お茶をどうぞ。
[そう声をかけて、所望された人に茶を淹れて。
エーファがユリアンを気遣う声に気付くと、まだ熱が下がらないのかしら、と案じる視線だけ向けた。
外に行っていた人達に、何を見たのか確認したい気持ちはあれど、皆どこか言い難そうに見えて問う事が出来ず。
先ずは空いたカップを片付けてから──と思った所で広間にギュンターと>>120初めて存在を認識した男性が現れた]
─ 回想終了 ─
─ 広間 ─
[ギュンターに続いて入ってきた方は誰なのかしら、と思うも確認するような状況ではなく。
ギュンターから語られる歌い手の死と、死に至った傷のこと。
月光の下で歌い手が謡った『幻燈歌』に綴られた存在──『人狼』を殺さなければ、ということと]
ころ、す、って。
…ここにいる、私たち、を?
[ギュンターの宣告は皆にとっても思いもよらぬものだったのだろう。
誰も声を発する事無く聞いていたからか、>>121旅人の呟きは女の耳にも届いた。
躊躇の無いその声音に思わず視線を向ければ、虚を宿した瞳に息を飲み]
(…こわい)
[小さく落とした呟きは、女の近くに居ない限り拾われることは無かっただろう]
─ 広間 ─
[震えを感じ、身体を庇う様に腕を抱く。
その間にも広間に居合わせた皆は、ギュンターから言われた事について言葉を交わしている。
>>128『場』が出来た、とか>>143光の者、とか声は聞こえるけれど、上滑りする様に頭に入ってこず。
どうして皆、そんなすぐに話しあえるのか、信じられないで狼狽えているのは私だけなのか。
誰かに助けを求めたくてもどうしたらいいか分からない、そんな思いで視線を巡らせれば>>141オトフリートと目が合って]
…歌い手さんは。
どんな風に、殺されていた、の?
[女の目からは、ギュンターの言葉を受け入れているのは外に出ていた人達が主に見えて。
その死を間近に見たことで、ギュンターの言葉が信じられるのかもしれないと思い、問いかけた*]
─ 自室 ─
[自分と祖父のやり取りがどう思われているかは知る由もなく。
自室に戻ると棚から数種類の薬草を取り出し、昨日とは違う分量で束を作る]
これで効かなかったら、もうちょっと強めに、かな……。
んー……ここにあるのだけで何とか、ってなると、ちょっと辛いかも。
[現状ではそうするしかないのだが、厳しいなあ、などと思いつつ薬草を紙に包んでポケットへ入れる。
それから、視線は窓の方へと]
……そういや、さっき。
薔薇……咲いてたように見えたの、俺の気のせい……なのかな。
[広間から見た薔薇の様子に、小さく呟く。
この時期にはさすがに咲かないはずなんだけど、と思いながら、今はやる事をやろう、と厨房へ]
そーいや、みんなお茶しか飲んでないし。
……ご飯も作らないとなあ。
[食欲があるかどうかはわからないが、食べなければ身が持たないから、と。
日常が遠のきつつある状況で──いや、だからにこそ、意識は日常へと向いて行く。*]
[オトフリートの声>>163に困ったような笑みを浮かべ]
分からないことだらけだな、と。
オトフリートさんの言うように
旅人である彼が如何して朱き花が誰か知っていたのか。
ギュンターさん自身が明示しなかったことを
彼が居ない場でいった意図も、見えない。
――…掴めぬ人だな、と。
[あの旅人に関しての所感をぽつと漏らし]
それから、謳われる双花聖痕について、
少し、思うことがあって……
[取り留めなく考えていたのだと、明かす。]
[カルメンが歌い手について
オトフリートへと問いかける>>167を聞けば、
その姿を思い出しそっと目を伏せる。
外から戻ってきた時に振舞われたお茶>>165は
すでに飲み干しカップは空になっていた。
テーブルに置いていたそれを手に取り]
ごちそうさま。
片付けてくるよ。
[そういって、広間を後にした。]
─ 厨房 ─
さって、と。
どーしよっかなぁ。
[厨房に入り、取りあえず用意するのは大鍋と薬缶。
薬缶には薬草と水を入れて火にかけ、食材を入れた箱とにらめっこを開始する]
食べやすいものがいいよな、多分……。
スープはまた多目に作り置きして、と。
[ぶつぶつ呟きながら料理をするのはいつもの癖。
考え事は口に出してまとめるのが常だから。
黒猫はいつものように厨房の隅に陣取り少年を見守る態。
ただ、その尾はやや落ちつきなく揺れていた。*]
―広間―
[ギュンターの、そして旅人が残した言葉は人々の中に消えない波紋を残す。
それぞれが動く中、カルメンと目が合えば>>167、その表情には困惑と怯えの色。
ここに居る中で唯一の女性、一番繊細な人。
安心させようと口を開く前に、歌い手の死について問われ言葉が詰まる]
君は、知らない方がいいよ、カルメン。
あれは……人に出来る事じゃない。
[できるなら、その心に傷は残したくない。
それでも聞きたいと言う様なら、一言「腹部を裂かれていた」とだけ伝えるだろう。
そうして、不安そうに表情を曇らせたなら、無理にでも笑って見せようか]
君の事は殺させないよ。人狼にも、誰にも。
まぁ、いきなり女性に手を上げるような無粋な人はいないと思うけど。
[励ましにも慰めにもならないような言葉は、きっと救いにもなりはしないけれど。*]
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