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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、未亡人 綾野 がやってきました。
[町の中央公園。
その中心部には、見事な枝振りの桜の巨木。
季節柄、枝にあるのは緑から赤へと色を変え、散っていく木の葉たち。
風が散らすその舞の只中、佇む女性はじっと、枝の一点を見詰めていた]
…………。
……始まるというの?
[ぽつり、紡がれるのは掠れた呟き。
雑踏に紛れ、消えてゆくそれに気づくものはいない]
…………始めると、いうの?
[再度、零れる呟き。
直後、まるでそれに答えるが如く。
ごう、と風が吹き抜ける。
風は枝を揺らし、葉を散らし。
そこに立つ女の長い髪をかき乱す]
……始めなければ、始まらないのではなくて?
ねえ……あなたは、答えを知っているのでしょう……?
☆舞台設定
首都圏からはやや離れた地域の、ごく普通の街。
街の中央公園には見事な桜の大樹があり、それが街のシンボルツリーとなっている。
公園からは、駅へと延びる通り(北)、繁華街(東)、ビジネス街(西)、住宅地(南)へ続く道がそれぞれ伸びている。
駅前通りには、見事な桜並木があり、シンボルツリー共々街の名所となっている。
それ以外の通りに何があるかは、言った者勝ちで。
1日目の桜開花以降は、どの通りも500メートル程進むと、壁のようなものに遮られて先へ進む事ができなくなる。
壁は無色透明、向こう側には続きの風景が見えているが、動く者の姿はない。
この壁は、憑魔と司の力が構築した結界であり、実質、公園を中心とした半径500メートルの空間は現実から隔絶された異界状態となっている。
電気や水道などのライフラインは健在。ただし、通信機器は壊滅しており、電話やネットは繋がらず、携帯は全て圏外表示。
☆狼側設定
・智狼
憑魔(ひょうま):人の抱える心の闇に宿るもの。心の奥の願望や欲望を刺激して、それを叶えるためにのみ、宿主を邁進させる。
願いを叶えるための力を宿主に与えるが、それと引き換えに正気は失われ、また、人を喰らわなければ生きて行けなくなる。
司を喰らう事でより大きな力を得られる。
・狂信者
桜の子(さくらのこ):憑魔と司が対峙する際に開く、季節外れの桜に現れる謎の童女・桜花の力の影響を受けしもの。
その力により、憑魔が何者に憑いたかを察知できる。
しかし、影響が不完全なため司が誰かまでは読み取れない。
一方に組するも、桜花同様傍観するも、自由に動ける。
桜花の影響のためか、桜の閉ざす空間において唯一、他者の血肉への渇望を感じぬもの。
憑魔や司のように強い力は持たないが、桜の花弁を操ったり、望んだ時に桜の側へ行く事ができる。
また、死者の骸を、離れた場所から桜へ捧げる事もできる。
※狂信者は食いログ作成ができません。
☆村側設定
・占い師、霊能者
司(つかさ):憑魔に抗い得るもの。自然の力を借り受け、それを自らの力に転ずる事ができる。
力を用いることで、常人にはあり得ない身体能力・治癒能力を発揮できる。
自らに宿った力を用い、憑魔を探す事が可能。だがその方向性は異なり、一方は生者を見極め、一方は死した者のみを見定められる。
自らの力で見出した憑魔を喰らい、滅する事が叶う。
・守護者
司(つかさ):憑魔に抗い得るもの。自然の力を借り受け、それを自らの力に転ずる事ができる。
力を用いることで、常人にはあり得ない身体能力・治癒能力を発揮できる。
自らの力により、他者を憑魔の襲撃から護る事が可能。
憑魔を喰らい、滅する事が叶う。
・村人
桜の結界に囚われたもの。
特別な力はないが、それ故に如何様な途も選べる。
あくまで人で在り続けるか、それとも異種を喰らってその異種となるか。
それは、自らの意志で定めること。
☆吊り・襲撃・墓下関係
【吊り・襲撃共にPL>PC視点で、盛り上がり重視の選択を。
委任は禁止しませんが、積極的な使用は推奨しません】
吊り描写は、基本的にはPC同士のキリング描写になりますが、それにのみ拘る必要はありません。
必要に応じて、事故死・過失死も取り入れていただいてOKです。
襲撃描写は、赤ログ優先にて。
お手数ですが、赤組さんにはwikiの方に襲撃状況の書き込みをお願いいたします。
☆緋桜酔夢・進行中ページ
http://werewolf.rash.jp/index.cgi?%c8%ec%ba%f9%bf%ec%cc%b4%2f%bf%ca%b9%d4%c3%e6%a5%da%a1%bc%a5%b8
☆喰いログについて
通常の村では狼だけ、という事も多いのですが、この村では狂信者を除く全役職が作成する事ができます。
とはいえ、一部には条件などもありますので、ご注意ください。
・憑魔:実質制限なし。襲撃対象への赤での喰いログは自由に。キリング実行後、白ログで喰らう、というのも展開によってはありです。
・司:基本的に、憑魔に対してのみ可能。役職によって、微妙な差がありますのでご注意を。
・占い師:自身が黒ヒットした憑魔に対してのみ、喰いログ作成可能。
・霊能者:黒判定が出た場合、喰いログ作成可能。実質、ほぼ無条件。
・守護者:GJや占の黒出しへの居合わせなどで、相手を憑魔とPC視点で認識している場合、作成可能。
・村人:通常は不可。しかし、ストーリーの流れや展開如何によっては憑魔や司を喰らい、その力を引き継ぐ、という展開もあり。
☆死者の身体について
キリングないし、襲撃描写の後、以下のどれか適当なものを当てはめて描写してください。
どんな経過を経るにせよ、最終的に死体は消滅します。
・憑魔の糧
襲撃死者は憑魔に喰われます。とはいえ、全部喰わなくてもいい(極論すると、心臓だけでも十分なので)ので、それで残った屍は司による浄化or桜による取り込みを受ける事となります。
・司による浄化
司は知識としてその事を知らなくても、本能として、憑魔を浄化しようとします。
そのために憑魔の干渉を受けた(憑魔化したor憑魔に殺された)存在を、自然に帰す力を持っており、意識無意識に関わらず、それを行使しようとします。
とはいえ、これだと占霊守に死体処理班的な役割もついてしまうわけで、pt的な負担になるかと。なので、適宜桜を使うなどして、フォローはいれてください。
・桜に取り込まれ
司が関われない状況だと、こうなります。
いきなり咲いた桜は、憑魔と司、両方の要素を持ち合わせており、死せる者の血を吸って花を咲かせ、その身を自然に帰させる、という力を持っています。
この場合、死者の身体は、例えどこに合っても一定時間後に桜の根元に現れ、花弁となって消滅します。
桜の子は、死者の身体がどこにあっても、その場で桜に捧げる事ができます。
☆墓下
彷徨える霊魂の空間。
死者となってもなお、桜の結界からは逃れられず、ただ、現の様子を見続ける事となります。
☆進行関係
・プロローグ
当たり前の日常。当たり前の生活。
桜の大樹をシンボルツリーとする街で生きる人々が、当たり前の暮らしを送っている。
ある人とある人は、知り合いかもしれない。
親子や兄弟、友人や恋人。仕事の同僚やクラスメート。
あるいは、もっと深い何かを持つかも知れない。
勿論、全く知らないもの同士でもあるかも知れない。
ただ、一つ共通するのは。
後に、桜の開花に立ち会う者たちである、という。
ただ、それだけ。
※村入りしたら、メモに簡単な自己紹介を貼っておいてください。
簡易テンプレ
■名前:(フルネームと読み仮名)
■年齢:
■職業:
■設定:(PL視点での簡単な説明)
■希望縁故:(強制ではありませんが、好感情だけではなく、悪感情も一つか二つはとるようにしてみませう)
・1日目 48時間進行
前半
桜の大樹に一つだけ、季節外れの蕾がある、という噂が広まる。
桜の噂を広めているのは、街では見慣れない女性。
彼女は、桜の危険性を説き、近づかぬように、と警告を繰り返す。
その日の夜、桜を見に集まった者たちの前で、何の前触れもなく、満開になる桜。
突然現れた桜色の小袖の少女は、楽しげな唄を歌い、『始まり』を告げる。
それと同時に、力ある者は目覚め、あるいは動き出し、意識無意識定かならぬまま空間を隔絶する。
※桜開花イベは、集まり具合にもよりますが、1日目前半の21時くらいから始める方向で。
無理にその時間に居合わせなくても大丈夫です。
間に合わない場合は回想を回す、などの補完をお願いします。
駅前通りの桜は咲きません。咲くのは、シンボルツリーである大樹のみです。
なお、赤ログでの覚醒タイミングは任意です。
後半
桜の開花後、公園を中心とした区画が隔絶される。
取り残された者たちは、脱出の方法を模索するが、その中で桜見物に来ていた者たち(一般人NPC)の死や変異を目の当たりにするやも知れない。
※一般人NPCについて
一般人NPCの扱いは特に制限はありませんが、2日目前半くらいまでの間にPC以外は全滅するものとします。死因は主に以下の二つ。
・憑魔化して暴走
憑魔化して暴走する場合、理性的な思考は完全に抜け落ち、他者の血肉を求める存在として扱ってください。
外見的な変貌は一切なし。あくまで、人の姿形が保たれます。
・憑魔化したPCないし、一般NPCに喰われる
文字通りです。赤ログで食らったり、上記の暴走と絡めて突発イベントに使ったり。
・2日目 48時間進行
桜への警告を発していた女──綾野が、命を落とす。
その姿は、何者かに喰らわれたかの如き様相。
桜色の小袖の少女が歌う中、人にして人ならざるモノたちの存在がより強く現実味を帯びてゆく。
力あるもの、力なきもの。
それぞれが生きるための術の模索を要求されてゆく。
※赤組は、綾野襲撃描写をまとめの方に記載してください。
こちらは、1日目の時点で投下していただいてもOKです。
3日目以降 24時間進行
生きるための、命の交差が始まる。
己が役割のため、己が望みのため。
そして何より己が生きるため。
文字通り、命を喰らう交差が。
エピローグ
物語の終幕。
何者が生き、何者が死するとも。
桜は散り、結界は解かれ行く。
※最終生存者によるエンドRP終了後、軽く〆のナレーションとキャストロールを投下します。それ以降は、フリートークモードへ。
女性──綾野の呼びかけに、答える声は、今はなく。
ただ、どこか、遠い所から響くよに。
リィン…………と澄んだ、鈴の音がひとつ。
風に紛れ、雑踏の内へと消えてゆく──。
2人目、フリーライター 礼斗 がやってきました。
……あ、ふ……。
ねむ。
[口を開けば、零れて落ちるのはこの一言。
眠気覚ましの友とも言うべきカップの中は、既にカラ。
……更に言うならば、買い置きのドリップパックの袋も、やはり、カラ]
……ある種の危機的状況、か。
ここは、眠気を堪えて原稿を書いちまうか、それとも買い物に行くべきか……悩むな。
[言いながら、カップの隣に置いた黒い煙草の箱を引き寄せる。
外に出るか否かは、その残量次第やも**]
村の設定が変更されました。
3人目、漫才師 史人 がやってきました。
[狭いアパートの床に寝転がったままで、取り出した携帯を操作する。
表示されたのはいつもの番号。
きっちり2回のコールの後、電話の繋がる音がした]
あ、オレオレ。
……誰が詐欺だよ。表示で分かんだろ。
[仕事の時の数倍やる気のないツッコミを返した。
軽く眼鏡を押し上げる]
お前さ、今度ピンで出るのっていつだっけ?
おー、そっか。じゃあまだ時間あんな。
後でネタ合わせしよーぜ。
こないだの新作ももーちょい調整したいしさ。
[首を動かし、机の上に目をやる。
茶色いノートの端が見えた]
……んなあからさまに嫌そーな声出すな。
確かにお前単独の仕事多いかも知らんけどさ、ライブも近いんだしよ。
はいこれ確定事項なー。異議は認めません。
[相手の抗議を流してけらけらと笑う]
……うい、そんじゃまた。
遅刻したら殺すかんな。
[二言三言の後で、今一度念を押してから、携帯の電源を切った。
そのまま両手を上に上げ、軽く伸びをする。
携帯が手から滑り落ちて音をたてた]
あー、飯食ってねーや。
道理で腹減るわけだ。
[呟きとは裏腹に、今暫くは動き出す気配は*なかった*]
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