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レイス に 4人が投票した(らしい)。
ドミニカ に 1人が投票した(らしい)。
エレオノーラ に 4人が投票した(らしい)。
エレオノーラ は村人達によってたかってぶち殺された。
誰かが寝たまま起きなかったみたい。
しぶとい奴は レイス、 ユーリー、 ドミニカ、 グレゴリー、 オリガ、 ニキータ、 ウートラ の 7 人だと思っておこう。
―自室―
[自分に向かう力がはっきり形作るより、意識が先に飛んだせいか。
その力は引き寄せる力を失い、木の元に一気に戻っていく。
まさかその戻ろうとする力が、ニキータのそばにいたエレオノーラを巻き込むとは思っていなかった。
失敗した。
それ以上のことがわかるのは、意識を取り戻してからだった**]
― 中庭・木の傍 ―
[栄養を取り込もうとする木の力は、最初は、狙いの通りロランを飲み込んだ。しかしその後は…]
エレ…?
[手元にあって、自分に力を送り続けていた古い辞書が消えた瞬間に、瞳から金の輝きが消え、愕然と立ち尽くす]
…………ごめん…………
[それは、誰にあてての、詫びだったか。自分自身にも判らないうちに意識は闇に飲まれる]
[地に伏して、目覚めた時には、恐らく、感じた心の痛みは奥深くに沈み込み隠される]
[何が起こったのか?と問う者があったなら、木がロランとエレオノーラを取り込んだのだ、とだけ、答えるだろう。彼が真実を告げることも、レイスの名を口にすることも、まだ無い……**]
[現状を省みて、怖くないというのはまず無いだろう。
彼女に無理をさせるのは自分の信条からしてもいただけない。]
ごめんな、俺、戦闘特化型だから術とか使えなくてさ。
防護結界でも張れれば、キリルちゃんも自由に動けるはずなのに。
[多少は学んだものの、殆どは術式そのものが合っていなかった。
結果自分に施す類のものしか習得することはできぬまま今に至るわけだが、無理にでも習得しておくんだったと内心歯噛みしつつキリルに謝り。]
あー、でも心配しなくていいよ。
キリルちゃんのことは絶対守るから。
さっきも言ったけど、俺魔力だけはある方だし。
外にいるヤツらだって打開策探してくれてるはずから。
少なくともユーリーは何かしてる、絶対。
[強く言い切って微笑みかけたが、キリルからはどう返されただろうか。
紅茶を差し出されればありがとう、とお礼を言ってそれを受け取り口にする。
紅茶の温かさと香りを、暫し何も言わず堪能して。
ロランとエレオノーラまでもがこちらに来たということを知るのは、その後。**]
/*
ロランとエレオノーラ、お菓子の生る木の中にようこそいらっしゃい。
■木の内部現状 わかりにくい産業
・多分ニキータ操られてるんじゃね?と推測>>2:+14
・ねーさんは菓子の入った膜の中で小型化なう>>2:+31
・どうやら膜の中から出られないらしい>>2:+36ので、俺らは様子見しようとその場で休憩なう>>2:+45
俺とキリルちゃんがくっついてるのは俺の魔力でキリルちゃんの負担軽減してるためですあしからず。
あと>>2:+31以降のロールでうっかりねーさんが菓子食ってるとか書いちゃいましたがwikiによれば膜の中の菓子には触れないはずです。俺うっかり過ぎ。ごめん。
/*
wikiから転載 こっちにも。
•墓下
お菓子の木が栄養を摂るための空間です。
基本的に、歩いたりするだけでも普段の十倍近く疲労します。
ぐったりですが、殺されることはありません。
お菓子がつつまれてたみたいな薄い膜が、空間を構成しています。
今度は触れても破れることはありません。
膜の向こう側にはお菓子があるけれど、手に取ることはできません。
飲食はしなくても大丈夫なようですが、目の前にはお菓子があります。
何も入っていない膜は、だんだんとお菓子が出来ていきます。人が増えるとその分、増えます。
誰かが作っているようにも見えますが、人はどこにもいません。
膜の中に入ろうとしたら、しっかり取り込まれます。
みんな力を吸われて小型化、もしくは小児化します。
本性で居るのは楽ですが、どんな本性でもお菓子大になります。
*/
―レイスの部屋―
[部屋に満ちる水の力にイフリートが食い尽くされずにすんだのは、水を吸い上げようとするエント>>136と水を遠ざけようとしたセイレーン>>143のおかげでしょうか。
水が水蒸気になることで一気に膨らんだ体積がエントを吹き飛ばしていた>>142と気づくのは白に霞んだ視界がはれてからの事でした。]
チッ・・・まったく
どうなりやがった―・・・?
[黒い髪と髭の先に散る灰の白を首を振って落とし、辺りの状況を見回します。
エントは意識を飛ばしているのか背後に倒れており、逃げ場を求めた水蒸気に開け放された扉の向こうにはオリガとドミニカの姿が見えたことでしょう。
そして――掴んだ手の先にはレイスの姿も。]
―木の内部―
(…はぅぁ。)
[ぽてり、という音が似合いそうな感じに木の中へ落ちる一冊の本。
状況がよく分からずに、とりあえず人化して辺りを見回して…]
…あれ?
[やっぱり状況が分からなくて首をかしげた。]
[意識を失っていたのは、そう長いことではなかった。
言葉が届いて瞼が震え、ゆっくりと目が開く。自分の手がつかまれている事に気付くと、その先を視線は辿った]
……失敗、しまし、た。
[グレゴリーを見て、そっと告げた言葉。
悔いが言葉に混じる]
お怪我は。
[制御を失った力がどうなったのかまでは魔人にはわかりません。
とりあえず此処にいた面々が『持っていかれなかった』ことで表情の険しさが幾分か薄れました。
肩まで欠けた傷口からはチリチリ火花がチラつきますが、当人は気にする事もなく無事な方の肩にセイレーンを担ごうと―――したところでコチラを見上げる視線に気づきます。]
邪魔したんだから当然だ
まー、腕一本ってところか
お互い様かもしれんが
[とっさに掴んだ腕は荒ぶる魔人の熱にどうなっていたでしょう。
水や木の力がレイスを守ったかどうかまではわからず、逃げられることに警戒しながらもゆっくりと離していきます。]
[掴まれた腕は、肩のあたりまで、黒く焼けただれている。
防衛反応で水を使ってかばった部分はそこまで。
己の腕については特に何も言うことはない。
手が離れていっても、逃げることはしなかった]
……手出し、しないでと、言ったのに。
グレゴリーは、どうして、邪魔をしたんですか。
[眉を寄せて、見上げながら問いかける]
エレオノーラが、力に、巻き込まれてしまいました……
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