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―集会所・玄関前―
自分のガキのことを心配しねえ親なんて、いないと思うんだがな。
[伏せられたフォルカーの視線に、調査前に村長へ挨拶に行ったときのことを思い出した。
鉱床調査のことと、その可能性について説明をしたとき、
その表情からはちゃんとした村長だと思っていたのだが…]
っと、ああ、すまないな。つい手が出ちまう性分なんでね。
嫌ならもうやらないさ。
[フォルカーの頭に乗せた手を引き、自分の髪をくしゃり]
[しかしすぐに思い出したように「ああそうだ」と口にしてポケットを探る]
困らせた詫びといっちゃなんだが―……。
[そう言って丸く磨かれた小石を二つ取り出した。
ひとつは金属的な光を持つ鉄紺色、ひとつは反対に透き通った白。
鉄紺はぽつぽつと小さな星のような白斑点を持つ鉄鉱を含む固まりで
白は混ざり気のない石英の欠片]
さっきこれが気になってただろ?
残念ながらこいつは俺のお守りみたいなもんだからやれないが、
お前さんがよければこっちならもってっていいぞ、どっちかでも両方でも。
[反対の手にさっきはじいていた黄色―金緑石を持って見せながら、
鉄紺と白を差し出した]
そう思うなら言葉に気をつけとけ。
まだ、俺相手だからよかったものの、相手によっちゃ大変なことになるぞ。
[エルザの忠告に重ねるようにして言ってから]
夜のアリバイね…。
まぁ、家族暮らしのやつとかあるんだろうな。
俺は宿屋の主人がアリバイ相手にならなかったけどな。
[宿屋の主人が申し訳なさそうにしてたのは、そのこともあってだろう。
ローザの問いかけには]
ああ、ワインでいいや。
ワインならなにか肉とかもあると嬉しいな。
オト兄堅いなー。
今は人を集めてるだけみたいだし大丈夫だよ
それに、一人暮らしとか結構多いみたいだしたまにはいいんじゃないかな?
[そんなことオトフリートにいいながらも、こいつやる気があるのかとばかりにソファに垂れている]
─台所─
塩分多かったり、味が濃いのがダメ……なんだっけ?
[思い出すよな、探るよな。そんな雰囲気で疑問符を交えながらオトフリートに答えた。ローザに対してはオトフリートが突っ込んだので割愛して。自分が名を呼んだ人物に意識を向ける]
───そう言うことする人じゃないから。
きっとこんな時だからこそ、贔屓するものじゃないと考えてるよ。
[台所の出入り口まで顔を出して、ユリアンへと返した。それだけを言うと、また台所へと引っ込む。話題が続くのを拒否するかのように]
―広間―
ありがとう、ローザちゃん。
[荷物はそれほど大きくない。足元に置いてきちんと座り直した。そういえば食事も抜けたままだったと空腹を思い出す]
それが普通だわ。
ん、もう。
何も知らない人が聞いたら何事かと思うでしょう。
[口で謝っても真剣味が無いユリアンに、小さく溜息]
確かに多少辛口なことはあるけど。
そういえば上の部屋を使えばいいのかしら。
私も泊まったことなんて無いから。
[困り顔のエーリッヒに自然と話を逸らされる。
人参を一口齧りながら足元の荷物を見て、天井を見た]
いやいや、エーリッヒの兄さんだからこそ言ったんだよ
[つまるところ確信犯]
ありゃ、エリ兄さんはそりゃ災難だったね。
まあ俺は家族もいねーしどう転んでも呼ばれちまってただろうけどな
[諦めたように口にしつつ]
イレーネいるってのはそうみたいだな。頑固なんか褒めるべきか
[台所に引っ込むイレーネをみつつ話を返す風でもない感想のように答えた]
─台所─
集められているだけとは言っても、集められている理由を考えれば、楽観視はできんでしょうに。
[どこまでも気楽なユリアンの言葉に、は、とため息を一つ]
うん、そう。
お菓子なんかも、案外危ないのが多いんですよ。
[確かめるようなイレーネには、肯定の言葉を返し]
……俺も、実感はわいてませんね。
あの爺様には、子供の頃に世話になったし……そういう意味でも、なんともいえないものがありますよ。
[間を置いて返されたローザの言葉に、は、と息を吐く。
死体の状態については、詳しくは聞かされてはいないが。
どうやら、『普通』でなかったことだけは、うかがい知れていた]
―自宅・自室―
うーん…あかい………はっ。
いやぁ――――!!あわわわわ、こっちこないデ―――!?
[どんな夢を見ていたのか。汗だくになってがばと起き上がると、すぐ傍に驚いた顔の母親の姿があった。]
!!!!!
……………………はぁ、はぁ。
…何だ、か、母さんか…おお脅かさないで…。
[母親のほうは息子の奇声なんぞいつもの事といった様子でやれやれと肩を竦めると、自分を訪ねて来客が来た事を告げ部屋を出た。]
客?オレ尋ねて来るって事は―――。
団員か?
[急にはっとした顔になると、慌てて寝間着から何時もの制服に着替えて玄関口までやてきた。階段の最後の段を踏み外して膝をしこたま打った事は、黙っていたがいい音と涙目になっていたのと膝のさすり具合ですぐバレたかもしれない。]
双生児 フォルカーが村を出て行きました。
13人目、村長の息子 フォルカー がやってきました。
―集会所:玄関前―
……心配、してくれているとは、思います。
でも、父は、村の長ですから。
[村の資源に可能性を見出せるならばと村長は調査を承諾したのだろう。もっとも、余所者には良い顔をしない人でもあったが、露にするほど子供でもない]
嫌、じゃ…………ない、です、けど、ぇ、えと、
[ハインリヒの手が引かれると、フォルカーは今触れられていた箇所に己の手を宛がった。嫌悪の色はなく、むず痒そうにしている]
?
[詫び、と口にする男へと、逸らしがちだった少年の視線を引き戻される。
取り出された二つの石には、分かりやすいほどに目が釘付けになった]
わ、ぁ。
[感嘆の声を小さく漏らして、両のまなこに、白と鉄紺、二つの色を映し込んだ]
もって……いい、んです、か?
[ハインリヒへと向ける目は、信じられないものを見るものになった。まるで、宝物を与えられるとでもいうよう。普段なら出る遠慮の言葉が出てこないのは、強く興味を惹かれている証拠だった]
…………こっちの、星の閉じ込められた、みたいなの、
[鉄紺を指差しながら、いいですか、と最後の一言は小さく、窺うよう男を見やる]
あ、あと……お守りって、
そんな大切なものなのに、じろじろ見て、ごめんなさい。
あたしとしちゃァ、それを受け入れる度量の広さも欲しいトコだねェ。
[エーリッヒを横目に澄ました顔で言って、手にした人参スティックを囓る]
嗚呼、困ったよ。
急に呼ばれたモンだから、折角浮かんでたメロディが飛んじゃってさ。
アンタはイイね、気楽そうで。
[ソファに凭れるユリアンに目を向けた]
でもそうして顔は売れるからトントンだと思わない?
[口調は真剣と冗談半ばで、エルザに首をこてりと傾げてみせて]
それもっと却下。
ちゃんづけのほうがまだいい。というよりも呼び捨てとかにはなんでならんのだろうか
[猫が手を出すような速さでローザにきぱっと言う]
―自宅・自室―
おお、おはよう友よ。
分かってる、分かってるって!例の元鉱夫の………名前何だっけ。
ともかくあの爺さんが死んだ事についてだろう?
分かってる、分かってるって!俺は現場の第一発見者だからな。そりゃ団長も、もっと詳しく話せとおっしゃるわけだ。
さあ行こうか!………ん?荷物?すぐ戻るんだからいらないだろう?
じゃ、俺は先に行くぞ。膳は急げというからな!
[と尋ねてきた団員の話を殆ど聞かず、玄関にかけてあった厚手のコートを羽織るとさっさと集会場の方へと向かって行った。]
「――だから、第一発見者のオマエも容疑者なんだってば!!」
[という団員仲間が背中に向かってかけた声は、不幸にも届いていなかった。]
─台所─
[オトフリートから肯定を得られると、合っていたことに安堵の表情になる]
お菓子は…砂糖とか、バターとかがダメなのかな。
安易にお菓子はあげられないんだね。
……あ、オトさん、キッシュ。
[会話に夢中になり、つい料理のことを忘れていた。そろそろ出来たんじゃないかと、オーブンを気にしながらオトフリートにも声をかける]
俺もここに泊まるのは初めてだな。
上に個室の部屋あるみたいだぜ、俺は荷物多かったから早速一室もらったしな。
[エルザの足元の荷物を見てから]
あれなら、ユリアンに運んでもらえばいいんじゃないか?
[そう言ってユリアンに視線を向けてから]
ユリアン、それで俺のこと信用してるから、とか続けるつもりじゃないだろうな?
[確信犯なユリアンに咎めるような視線を送ってから、ため息ひとつ。
出したのは諦めたような言葉]
まぁ、いまさらユリアンに言っても仕方がないか……。
しかし、お互い災難同士だな。
しかも死んだ爺さんからは、品代ももらい損ねてる。
集められてる理由〜〜?事件があって、アリバイがなくて
…………ぉぉっ。容疑者だった
[オトフリートの言葉に一つ一つ考えるように呟いたりするというずっとその話題であったのに興味がないことに大してのとんでもない落差を披露して]
でも潔白ですんで別にいいんですよ
[やっぱりへたりと垂れました]
――集会所内――
[集会所からは、賑やかな声が漏れていた]
邪魔する。
[そう一言言い放って、扉を開けば]
……何だ何だ。随分集まりが良いじゃないか。
酒でも酌み交わしそうというか…ひょっとして、新年会の誘いだったのか? あのイカツイにーさんの伝令は。
[何も聞かされぬままに集会場に来る羽目になったが為に、眼前の様子に瞳を丸くする。
そうこうしているうちに身上書を渡されたので、ペンを手に取った]
確か、たまねぎとか長ネギとかニンニクとかもダメだったようなー?
中毒おこすとかなんとか、聞いた事があるんだけど。
[ポテトを揚げ終えて、鶏肉を油に投下しながら。
猫の食べ物についての話に口を挟んでみる]
―広間―
トントン、かなあ。
悪名が売れちゃったら商売に響かないかしら。
[ポリッとまた一口齧って、ユリアンへ同じように首を傾げた。
ユリ坊呼びには口元を手で押さえて笑った]
─台所─
ええ、その辺りかな。
俺たちの身体で当たり前にできる事ができなかったり、思わぬ影響受けたりしますからね。
[この言葉に、猫は「デリケートなんだよ」と言わんばかりに澄ました様子で一鳴き。
その様子にお前ね、と言わんばかりの視線を向けてから、オーブンの事を言われ]
……っとと、そうでしたそうでした。
ここで焦がしたら、元も子もない。
[はっと我に返ったように言いつつ、厚手のミトンを用意する。
オーブンの戸を開き、料理の出来上がりを見る様子は、やっぱり学者の肩書きにそぐわないかもしれない]
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