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うん。労力を減らす。とても大事なことだ
[力説した]
哲学的か?なんか哲学のほうからごめんだって逃げられそうな感じだけどな
[やはり自分でそういいながらも自衛団員のダーヴや何時からか忘れたがこちらに住みだしたライヒアルトが見えて自分の荷物をもってる手をあげて挨拶して]
ん?ついにってことか。でもめんどいなぁ。
[とりあえず玄関先に追いやられた。
もう相手がどんだけ凹んでいるのかなんて、知りもしない。
ついでに言えば、中で話題になっていることだって、全く知らない。
しかし玄関先では、今までの様子とは違い、かなり躊躇ったようだった。
襟元のリボンを直したり、お前はどこの恋する乙女だというような態度。
当然、玄関に手もかけられない]
ああ、僕の心の神がこの中に――
[真面目な時とは変わって(といってもそんな時があるのかどうか、自衛団員に知る由はない)心酔しきった表情。
どうにもならなくなった自衛団員が扉を開けて、少年は頭を打ちつけた。思わず涙目になって、荷物を持たない片手で額を押さえている間に、軽々と玄関先に放り込まれる。
せっかく整えた髪も服も、ぼっさになってしまった。自衛団長がその後ろに来ていたことを、少年はまだ知らず、涙目で顔を上げた。
ちょうどそこに居た二人を見て、涙の零れそうな目をぱちくりとさせる]
いったー……鏡持ってません?
―廊下―
そ、その辺は団長と相談で…。
いやそこは俺が知ってるはずないんだけど。
[保障>>0:444云々にはそう言いながら、くしゃみしながら一人でさっさと二階へと引き上げていくヘルムートを見送った。]
あー人数は聞いてなかったなぁ、そういえば。
…まぁこれ以上集められはしないんだろうけどな。
[団長が来たみたいだと、耳に届いた声を聞いて呟いた。]
何かさっきから叫んでる声の主が最後ってわけかぁ?
まいっか。んじゃ俺は団長の所に行くな。
[また後でと、ライヒアルトに手を振ると団長の元へと向かっていった。]
―玄関前―
だろ?
[本人近くにいるから聞こえてるかもしれないけど。
あまり気にした様子ではなかった。だって当の本人は自衛団員との話とかで夢中っぽかったから。]
うん、まぁそんな気はしたが。
やっぱり素で返されると返答に窮するな。
[主人の様子を眺める猫に、同意を求めるように視線を送る。
返答はもちろんないけど、代わりに猫が向けた視線の先。
自分もそちらを見て]
ああ、ようやく来たようだな。
納得いく説明してもらえるんだろうな…。
―一階:廊下―
[行きよりは軽くなった足取りで階段を下りきった少年は、廊下に見えた人の姿へと近付いていく。自衛団員――ダーヴィッドもいたから、ちょうど良いだろうと。
しかし生憎と、傍に寄ったときには、彼はいずこかへと行ってしまうところだった]
なにか……あったんですか?
[近くにいた修道士に会釈をしたのち、ほんの少し、警戒の入り混じった視線を向けて問う]
― →階段付近―
…嗚呼、漸くお出ましか。
[玄関の付近まで来たところでギュンターの声が聞こえ、小さく呟く。
その場にいた2人の話の内容は知らず、擦れ違い様に視線だけ向け、エーリッヒには軽く挨拶をしてから階段を上がって行く。
扉が開いたのはその直後だったか]
─外・勝手口─
[頭に手を乗せられて笑われると、恥ずかしさもあってか唇を尖らせる。次いで鉱石について訊ねられると]
フォルが、ユリさんに呼ばれた時に預かって、って。
ハインさんから預かったものって聞いたから……。
[詳しいことは聞いていないから、知っている限りのことを伝える。そんな中、玄関の方から騒がしい声が聞こえたりして。もう一つ聞き慣れた声も聞こえた。見張りの自衛団員も気付いたらしく、イレーネに目配せしてくる]
ジジイ来たって。
ハインさん、中に入ろ。
[は、と白い息を掌に吐いて擦ってから、ハインリヒの袖を引いて中へと促す]
―廊下―
一理あるわ。
だから、自分で言ってたら世話ないでしょう。
[廊下を進み、玄関前に居る人達には会釈をする。
ダーヴィッドはここに来て初めて会うが、自衛団員だからとその時は不思議には思わなかった]
どっちにしても逃げようがないでしょう。
後でお説教混じりのを聞きたいの?
[ヘルミーネは先に階段を上っていただろうか。
肩から手を外し、急ごうというようにユリアンの袖を引いた]
─玄関─
[自衛団員に放り込まれた少年。
先ほどの声の主、なのは容易に察しがついた]
……俺は、生憎と。
[鏡といわれて、とっさに口にしたのはこの一言。
それから、翠は団長の方へ。
もっとも、猫は興味深げに少年をじぃぃ、と見つめていたが]
やあ、ギュンターさん。
お待ちしてました……というのもなにやら妙ですが。
ようやく、お話しいただけるんですか?
[問いかける声は、やや低い。
それに、団長は重々しい雰囲気でひとつ、頷いた]
ありゃなんだ。ヘルミーネ……ヘルムートの……
[身内か、と言いかけてやめた。
身内にしては、少し声のトーンが違う気がする。こんなに熱狂的な叫び声は、身内と考えるよりもむしろ]
ああ、団長様か。
いよいよだな。……あんたも頑張れよ。
[団長のもとへと向かうダーヴィッドを見送り、小さく息を吐いた。
そして――ほんの少しだけ、鋭い視線を玄関の方へと送ったのであった]
返事に窮する、って言われても。
[他に反応のしようなんてない。
エーリッヒの言葉に、そう、言わんばかりに肩を竦める。
その間にも、上へと向かって通り過ぎる者たち。
ちら、と階段の方を見上げた]
……とりあえず、ここで立ち話でできるものでもなさそうですし。
広間に移動、ですかね?
[提案は、場にいる者たちとそれから、やって来たダーヴィッドにも向けられた]
えー。エルザとかオト兄とかが聞いた話を俺にしてくれてもいいんじゃんかー
[怠惰な主張をしながらも袖を引くのには抵抗しない]
ってか、なんだかにぎやかなのが来てるみたいだな。
[自衛団長とは違う声になんとなくそんな感想を口にし、その場にいる面々には軽く会釈をした。]
―玄関―
[中に放り込まれた少年に視線をやる。]
貸すだけなら構わんが。
[そう言って、片付け終わった荷物の中から手鏡を取り出す。
女性向けのデザインだった。]
ほら、大丈夫か?
[一応心配するような声をかけながら、鏡を少年に差し出す。
オトフリートが大体言いたいことは言ったので、自分は団長に視線を向けるだけに、その返答を待った。]
─外・勝手口─
そうか―…。
[イレーネの返答にやや複雑な表情で頷いて、黄色はそのまま、鉄紺は布に包んでポケットに入れる。
自衛団員の様子と引かれた袖口に、ああ、と言って引かれるまま集会所の中へ]
しかし外は寒いな…。
[中と外の温度差に息をついた]
―玄関―
団長っ!ダーヴィッド=シュヴァイガート来ましたっ。
[入り口にはオトフリートやエーリッヒ、そして件の声の主がいたが、そちらにはちらと視線を向け目礼するに留め。
まず真っ先に入り口付近で雪を払っていたギュンターに敬礼をすると、>>23オトフリートに同意するかのように、広間へ行くように促された。
広間に全員が集まったら説明すると、団長は口にする。それはダーヴィッドにだけ言った言葉ではないようだった。]
解りました!………ん?説明?
[尋問じゃないのか?と一瞬思ったが、問う事はせず。言われるまま、他の団員と同様団長の傍に控えるようにしながら、広間のほうへと向かっていった。]
―広間―
……なんだか、また賑やかになってきたような?
[テーブルを拭き終えて、ミカンなどの果物を籠に山盛りにして運んできたところで、いまさらながら玄関の方向の騒ぎに気付いて首を傾げた。
その内に、ギュンターや他の面々が広間に戻ってくるのだろうか]
……元気だなぁ……。
[ダーヴィッドの様子に、ぽつり、と呟いて。
部屋は、余りを使うようだな、と半ば諦めながら、広間へと向かうべく、踵を返す]
……っと……。
[世界が揺らぐ感触。
身体がふらつくが、どうにか転ぶのは免れた]
―玄関前―
[後ろを気にするオトフリートの様子に、自分も気にしつつも、差し出された鏡に感謝のまなざしを向ける]
ありがとうございます。
助かりました。
大丈夫です。少し打ち付けただけですから。
[あの熱狂していた少年と同一人物なのかと疑いたくなるような落ち着きっぷりだった。
打ち付けた額というか頭というかを手鏡に映して、溜息を吐く]
赤くなってるし……。
乱暴でしたね。ありがとうございます。
[しっかり髪を手櫛で整えてから、お礼を言って差し出す。
今受け取れるようなら、今渡そうと。
しかし、視線の先が気になるようで自分も振り返り、不思議そうな顔で団長を見た]
―二階・客室―
[玄関で何事かあっているのは知らぬまま、エルザたちが後方から来れば軽く手を振った。
一つ一つの部屋を覗き、空いているところに荷物を放り込む]
さァて、どんな話があるやらね。
[軽い溜息と共に部屋を出て、広間に向かうべく再び階段へ]
ああ、まぁ気にしないでくれ。
[オトフリートには誤魔化しにもならないような返答を返し、
すぐにやってきた二階にいく人たちには軽く挨拶の言葉を返し、
こっちにやってきたダーヴィッドにも同じく軽い挨拶]
それもそうだな、先に行っててくれ。
俺は一旦荷物置いてくる。
[オトフリートの提案に、頷いて同意しながら、
自分は二階へとあがって、自室に荷物を置いてきた。]
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