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[一足先に、飛んだカラスはマテウスに気づいただろうか。
カァ、と短く、声を上げて]
[一方の相棒はと言えば]
……どうか……した?
[腕の中の声に気づいて、不思議そうにそちらを見やる]
[ユリアンが台所へ向かうのを見送り、男は深く息を吐く]
何やってんだ、俺は…?
[青年の腕を掴んでいた手が、ひりひりと傷むような気がした]
[カァとなく声に、カラスの存在に気づき]
よぅ。寒くなかったか?ところであれは何が知ってるか?
[返事が返らないとは知りつつも声をかける]
[リゾットを掬うためのスプーン。
それには、殺傷力などない。
くるりと回した。持ち手の側が、先端に来る]
[横で、小さな声がした。
エーリッヒが目を覚ましたらしかった。
翠玉が、ゆっくりと咲く]
[位置は、近かった]
[本来の彼ならば、油断などしなかっただろう。
もしくは、昨日、アマンダを殺した猟犬であれば。
けれど今は、身体にも精神にも傷を負い、その手元に武器はなかった]
食事、ですか。
いえ、今はそんなもの食べたくないので。
[張り詰めていた糸が切れて、おかしな方向に繋がりなおしてしまったと自分でも自覚している。それでも今は人狼を倒すと決めたのだ。
それまで食事など、そんな和やかな雰囲気を持つ場所に居るわけにはいかなかった。
...は神父をぎょろりと闇からねめあげながら、そんな真情を込めて呟いた]
[赤。
バランスを失って、椅子ごと床に倒れこむ音。
声はあがっただろうか。
聞こえない。
わかるのは、色だけ。
シルバーから手を離して、上から覆い被さる]
[手は、腰へ]
食べたくないじゃありませんよ。
[ミハエルの様子に、嘆息した]
いいですか、人は食べなければ生きられません。
ましてこういう状況にあるのなら、なおのこと。
食べないと思考能力も崩しますよ
[部屋の中に入る]
[白いハンカチ――四つにたたんだそれを差し出した]
これは、ノーラさんのです。
もしよければ、君が持っていてくれませんか?
俺が頭を打ったとき、冷やしてくれて。
[苦笑する]
そんな優しい人だからこそ、今、君が、ここでご飯も食べずにいたら、心配したでしょう
[うっすらと目を開け、瞬く。
寝起きの視界は靄がかかったようで。
泣き疲れたせいか、重苦しい頭痛。
ようやく焦点を結んだ視界。
目の前に立つ者の、その手の中にあるもの。]
[男は俯いて、手の平を開いて、閉じる。自らの感覚を確かめるように。顔を上げた時、何かの反射が目を射た]
………ユリアン?
[金髪の青年に近付いていくユリアンの姿が目に映る。その手元に銀の光]
[起き上がるエーリッヒ]
[それに歩み寄るユリアン]
[振り上げられる、そして振り下ろされる銀色]
[なにか、とても、いやな、おと]
……ユリアン!あなた…!!
[何が起きたのかわからない]
[問いに、カラスは怪訝そうにクァ? と鳴いて]
ああ……ちょうどよかった。
風邪ひきのお姫様を、保護してきたとこでね。
[マテウスに、冗談めかして返し]
なにか、へん、って……。
[イレーネの言葉に、僅かに眉を寄せる]
ごちそうさま。
ちょっと、戻るよ。
[今までは(緑色の敵以外は)そんな事はなかったのに、食欲がなかった訳でもないのに、残してしまったのは何故なのだろう。
居心地が悪かったのかもしれない。
痛みを恐れて従うことを選んだ以上、対の少女と、見分けられるという青年と、彼が証明した女性以外を信用してはならなかったのだから。
あの場には、それ以外ばかりだったのだから。]
・・・・・止めなきゃ、いけないんだ。
だから。
[暗い廊下に出てから呟いた言葉は、問いかけた少女には聞こえなかっただろう。]
[声。問いかけ。
内容はやはり、聞こえなかったけれど]
……僕は、人間だよ。
何の力も持たない。
奪われた。
あなたに。
何なら、あなたの力で、視てみればいい。
[左手を、彼の首に。右腕の痛みは感じない。
彼の手も伸びてきたけれど、気にしなかった]
[怪我の程度は、彼のほうが酷かった。それに、昨晩は雪の中にいたのだから、体調も崩していたのかもしれない。体勢と、その事が、有利に働いた。
そんなことばかり、冷静に考える]
[視線は二階を、遠く見ていたままだったが。]
[シスターの声に、僅かに感じた血の匂いに。][足は自然とそちらの方へ。]
何…?ユリアン?
[近づいて。]
[くぇ?と問いに返したカラスにやっぱり答えられないかと思いながらも]
なるほどな。そして王子様が救い出したというわけか
だが護衛もつけずにいくなど無用心だぞ
[とこちらも冗談めかして答え、そして、へん。といった言葉に軽く顔を顰めて、二人を見る]
[声に代わって、足は動き出す。床を蹴り、駆けながら、腰の後ろに差したダガーを抜く。咄嗟の行動にエーリッヒから取り上げた銃には意識が向かなかったのは]
やめろっ!ユリアンッ!!
[エーリッヒにのしかかるユリアンの肩を掴もうと手を伸ばした]
[ただただそれは焼け付くように。
もがく身体は震えることしか出来ず。
その銀は、眼球をやすやすと貫き、その奥まで達していたのだろうか。
喘ぐ。
もがく身体に覆いかぶさる体温。
相手の温かみに対して、自分がゆっくり冷えていくのがわかる。
零れ落ちる。
涙とはまた違うものがその深緑だったはずの瞳から。]
[バチン、]
[音がして、折り畳まれた刃が姿を現した]
「同じ力を使えるものは、
同時に二人居るはずが無い」
[彼の昨夜の台詞を、なぞる]
なら、あなたがいなくなれば――
[苦しかった。
それでも、言葉を紡いだ。
刃を振り下ろした。
位置はわからなかったから、出鱈目に。
ただ、まずは力を使うためのその右腕を、次に、胸を刺した]
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