情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[嘘のように噴出す血を見ることもせず、クロエの手の力が緩んだ隙に脱する。叫び声などもしったかもしれないが、しったことではない。ただ酸素を求め荒く呼吸をする。いい加減視界が白く見え始めていたが]
んじゃ…今から楽にするから。
[本当に。変なやつだろう。このようなときまでもそれはいつもの…それこそ、水を飲む動作。物を運ぶ動作。それら日常生活と同じに見える自然なものと同じように
眉間めがけて。刃を突き立てるのだから]
あー、そういえば…
[ユリアンの母親の話に生前の姿を思い出して]
綺麗だったよな、お前の母親って。
そうか…音楽は思い出であり、形見、なんだな…
[しみじみと呟いて]
大事なものが多いってのはいいことだと思うぜ。
少し羨ましいかもしれん。
─1階・広間─
[綺麗だった、というハインリヒの言葉に、にこり、と笑む。
どこか、あどけない、笑み]
うん……まあ。
最後の頃に歌ってたあの歌だけは、ちょいといただけないけど。
……羨ましい?
そう……かな。
…はぁ…やられそうだからやっちまったが。どうすっかな
[短刀をちらばっていた布で拭い仕舞い。息をつく]
こんなあっさり殺せるのが人狼だったらありがたいんだが…んーむ。
[とはいえ放っておいたら自分が殺されたので脅威としては人狼でなかったとしても大差ないわけだが]
ま、やっちまったもんはしゃあねえか。ここで俺が哀しむのも間抜けな話だしなぁ
[そんなことをいう流民。だっていつもできるだけ好きなように生きてきた。
今は隔離されていることと、生きるために誰かを殺すことが、己の行動に加わっただけで、基本的には変わらなく]
…でもさすがに放っておくのはまずいか?
[諸手を挙げて俺がやっちゃいましたー。てへ。とかいうのもおかしな話だが、隠してもばれた場合のリスクが危うい。などとクロエの死体をみて思うのはそんなことで]
[鮮やかな一撃に喉へと走る灼熱感。
痛みよりも先に全身の力が抜けていくのを感じる。
本能的な悲鳴は空気を震わせられたのかどうか]
(……ありがとう)
[自然に見える動きで刃が迫る。
それが鼓動あるうちに映った最期の光景]
――集会所外――
[怪しい。そんな話に、心当たりはあった。
ちょうど『共犯者』にしたときのことだろう。笑い飛ばす事は出来た。
けれど。]
……良いんじゃないでしょうか。
自衛団長さんのときも、……今日も、現場に来るのが早かった方です。
最初はビュルスさんでしたが、あれが演技なら、大したもの。
[そこまでで言葉は中断されて、ロミルダと同じく瞬く。
思考に耽っており、少女の声をもって、異変に気づいたといった風で]
―一階・広間―
[子供のように笑うのを見て自然と笑みが浮かんで。
だけど続いた言葉には少し表情を変えて]
最後の方の…って、あれか?
…あー、うん。
オレの場合、あまりいい思い出ないしなぁ。
[そう言って苦笑する]
―台所―
[作り方に、飲ませ方、その他色々と、面倒の見方も教わってみたり]
…って、ちょっとローザちゃん。
もしかしてこの子の面倒見っぱなしでほとんど寝てないんじゃない?
いいよ。俺、このまま預かっておくから、少し休んできなよ。
それとも、俺じゃあ頼りになりませんかね?
[冗談めかしつつも、断りにくい雰囲気を作り出し、台所から追い出した]
─広間─
[見据える瞳の先。
ふっと現れるクロエの姿。
その周囲には白き蓮]
……!
クーリェ!
クーリェ、おかお、みれた!
[喜びに溢れた声。
今まで他の人物を視た時とは比べ物にならない喜びようを見せる]
クーリェ! クーリェ!
[歓喜を含んだ無邪気な声で名を呼び、ソファーから立ち上がり。
視える姿に飛び付こうとして]
[ソファーから少し離れた場所に倒れ込んだ。
伸ばした手はクロエに触れることが出来ず]
…………。
[呆然とした様子で床に倒れ込んだまま、カルメンは動かない。
その横で、星の細工がころりと転がった]
[ゲルダの言葉にはひとつひとつうなずいていたが、それも中断され]
今、声が聞こえたです。
[首をかしげ、ゲルダを見上げて。
そのまま集会所近くまで歩いて行くと、人影が見えた]
あれれ。
ゼルさん、そんなとこで何してるですか?
[ロミルダからは、倒れたクロエはまだ見えない。
ただ不思議そうに言って、近付いて行く]
どうした、カルメン…
[不意に立ち上がったカルメンを見て、彼女が呟く名前を聞いて]
…クーリェ?
クロエ、か?
見えるのか、あいつが?
[カルメンに見えた、ということ]
[それは]
[絞められていた首を軽く手で触れる。痕は多分できているだろう。]
ま、ここは素直にいうことにして、洗うか
[結局当初の目的を思い出して散らばった布を集めだそうとしたところでロミルダから声が聞こえ、振り返って]
何って…そうだな…殺されかけたから逆に殺した。
[誰をとも言わずに、答える]
─1階・広間─
ん、そう。
[あれか、という問いに頷く。
水面に映る月、そこに想いたくす恋歌。
向けられる相手は、顔も名も知らぬ父。
それでも、その調べは何よりも強く焼きついているのだけれど]
いい思い出、ない、って……。
[ふと浮かんだ陰り。
それを、振り払おうと明るめの声を上げるのと、カルメンの声が響くのと。
それはどちらが先だったか]
[肉体を失った記憶は幾つかの場面を蘇らせる]
『この歳になっても見定めることができないとは』
『教会のために生きるのです』
[集められた少年少女たち。力なく落ちこぼれてゆく]
『私はそんな』
『必要な犠牲だというのが分からないのか』
[不快感を示す恩人。父とも思った人]
『神父の仲間だ。奴もきっと』
[夜道を走る。滑った足元。崖を転がり落ちてゆく]
『陸の神はどうにもな』
『信じる信じないは本人の自由だよ』
[荷物の置くに眠る聖印。忘れようとした信仰]
声、ですか。
[歩き出すロミルダの、一歩後をついて進んでいく。
無邪気に問いかける少女。
声をかけた先には、散らばっている布と、ゼルギウスの姿が見えた。
身長差もあり、視界は少女とは少し異なっていて]
――…ロミルダちゃんっ、
[問いかけた当人の答えが返ってくるか否かと言ったところで。
見るなとばかり、引きとめようとロミルダの腕に手を伸ばす]
……クーリェ。
クロエが、みえた……って。
[言葉の意味、それを捉えて。
しばし、言葉を失う。
手の中からオカリナが滑り落ちそうになるのを、どうにか支えてテーブルに置くと、倒れこむカルメンの側に行って、傍らに膝を突く]
カルメン?
カルメン、大丈夫……か?
―外―
ふぇ?
[あまりにあっさりとゼルギウスがいうものだから、ロミルダはすぐには理解ができず]
…ころした?
[きょとんとしてまたたいて、地面に目を落とす]
て、おい!
[転んだカルメンの側に行って]
大丈夫か?
[呆然としたままのカルメンに、驚かさないように手は触れず、声だけをかけて]
[記憶は流れて消えてゆく。
そして嬉しそうに笑うカルメンの姿が見えた]
カル…。
[手を伸ばしても、もう触れられない]
カル、ごめんね…。
[呆然と倒れているカルメンの頭を、触れられない手で撫でる]
[当初の目的どおり、水を口に含む。
そして、汲み置きの水の桶に、持って来た薬瓶の中身を数滴垂らす]
ま、飲み水に使われるかどうかも分からないし。
オオカミさんが嗅ぎ分けてくれるかも分からないけど。
疑心暗鬼は大切だしねぇ。
あぁ、こういうことは君にはまだ早いから、覚えちゃだめですよっと。
[に、と微笑みなから、抱えた赤子に微笑みかけて、広間に向かう]
─広間─
[クロエに触れられない。
どうして、何故、そこに居るのに。
頭の中が混乱する。
表情も徐々に困惑の色が現れ]
………………。
クー、リェ?
なんで、さわれない、の?
なんで、なんで、なんで……。
なんっ、で、さわ、れ、ない、のぉ…!
ふ、ぇ……ぅ、わあああぁぁぁぁぁん!
[困惑の表情のまま、瞳から大粒の涙が零れ出す。
周りの声が聞こえぬのか、そのままわんわんと子供のように泣き始めた]
―広間―
[満腹ゆえか眠りについた赤子を優しく抱え、広間に入る]
って、あれ?
どしたの?
[床に倒れたカルメンと、その傍らの二人を見て、瞬き、首を傾げた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新