23 桜花散華─闇夜に散るは紅吹雪─
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教師 史人
[桜の香が、散る。
解ける、気配。
息を吐いて、刃を、引いた]
……って……。
[それと共に、手に走る、痺れ。
とっさに左手で右の手首を押さえつつ、よろめくように数歩、後ろに下がった]
細工物屋 玲
……鎮まりたまへ。
想い願い、その全てと共に。
[気付けば口にしている言葉。
過日、綾野が詠っていたのと同じように]
心静かに、穏やかに。
眠りのうちに鎮まりたまへ……。
小説家 榛名
[「立て、る？」と玲に訊ね、立てるようならその補助をし。
よろめく史人が目に入ると「あ…」と駆け寄りそうになる。尤も、傍で玲を支えているためにそれは行動へと成さなかったが]
………。
[涼の言葉を聞くと言葉は出てこず。ふ、と視線を逸らした]
研究生 孝博
なァ、･･･嘘だろ。
嘘ッて言えよ、なァ、
[何も見えてはいない。
何も聞こえてはいない。]
んな、ところで･･･ッ
[ただ失った力を求め、
足掻く力も段々と弱まり、
笑い泣きのような表情のまま動かなくなるまでに、それ程時間は*掛からなかった。*]
細工物屋 玲
――おやすみなさい。
[それは孝博に向けてか、巫女に向けてか。
或いはその両者に向けてか]
……ああ。
解けた、ね。
[呟き、倒れた椅子に凭れかかるよに*力を抜いた*]
学生 涼
[少し悩んで、少女はそっと手を伸ばしました。
もう動かない仲間の一人。]
『――でも、嬉しかったんだよ』
[誰も聞くことのなくなった声でささやきました。
*聲を使うのは、それっきり*]
教師 史人
……ああ。
終わった。
[蓮実の言葉に返しつつ、右手を見る]
……ったぁ……これ、しばらく運転とか絶望的……。
[その状態に、口をつくのは、やっぱり場違いな愚痴。
それから、動きを止めた孝博にふと目を転じ]
……寝とけ、もう、いいから……。
[零れたのは、小さな呟き]
旅行家 蓮実
[詞を口にする兄妹。を見守って]
ですね…お疲れ様です
[ただ孝博の最後を目にずっと入れ続けながら、史人にそう声をかける。所詮己は祭祀に関わる家のものではなく。だからこれからのことを考える。いやに疲れているが考える。こめかみをかき、窓から外を見れば、そろそろ暗雲が退いて*日が差すだろうか*]
小説家 榛名
[徐々に動かなくなる孝博。力が抜ける玲の傍でただじっと見つめ]
………。
[溢れる涙を零し続ける。悲しみの連鎖は止まれども、起きてしまった悲しみが消えることは無く。ただ、それを背負うことを心に*決めた*]
教師 史人
[小さく息を吐いて、目を閉じる。
血に濡れた手。
生み出す力を失した手。
それは、何を掴んだのか。
今は、それを確かめる術はなく]
……終わった、な。
[ただ、その事を確かめるよに、*呟いた*]
天のお告げ（村建て人）
桜の下。
いつの間にそこに現れたのか。
一人、佇む、緋色の影。
「……終わったか」
ため息混じりの呟きが零れ、そこに佇むものは梢を見上げる。
「……なあ。
お前はいつまで……ここに囚われる？
もう、解放し、解放されてはどうだ？」
静かな言葉に、答えるように。
桜はさわり、枝を揺らす。
天のお告げ（村建て人）
「……強情だな。
彼の者が何処の輪転にあるや知れぬというのに。
……いや、だからこそ、か？」
困ったものだ、と呟きつつ。
す、とかざされる、手。
「だが……いや。
私は、何も言わぬよ……傍観者故にな。
……ゆるり、眠れ。
目覚めることなく……」
かざされた手から舞うのは、緋色の光。
それは龍の姿となり、空へと翔け。
静かに、闇を切り裂いて──。
天のお告げ（村建て人）
─CAST─
葛木 史人 ・・・tasuku
野崎 孝博 ・・・akIka
九重 利吉 ・・・namen
切野 聡 ・・・cait
南部 涼 ・・・hishou
清水 裕樹 ・・・hisiro
八幡 琉璃 ・・・shuchan
西行院 晴美 ・・・syugetsu
紫堂 蓮実 ・・・S.K
葛木 玲 ・・・Mey
宗方 榛名 ・・・rokoa
朧 小百合 ・・・t_nuke
櫻木 綾野
小説家 榛名
/*
お疲れ様でしたー。
ここじゃあまり同村しない見慣れた人が居ることに笑いつつ。
まぁ利吉はなめさんだと思ってたよ、うん。
たすくさんはいわずもがなだし。
*/
教師 史人
/*
どうも、お疲れ様でした（礼）。
ストーリーエンド、これよりフリートーク解禁とあいなります。
何はともあれ、お集まりの皆様には、心より感謝を。
こんな強行突破企画にフルメンバー集まっていただけるとは思わず、企画として嬉しい限りでございます。
……んでも、色々とすいませんでしたorz
旅行家 蓮実
/*
お疲れ様でした
なんていうか裏目裏目にしかでなかった気がする。ってか全部そうだったのではないかとか己の行動。
すんませんでした
細工物屋 玲
/*
ええと、その。
とにかく謝るしか無いわけで。ごめんなさいーっ！
1日目以降の中身独り言はSNSにて。向こうに居る方はよろしければどぞです。全体後悔でID同じです。
*/
学生 涼
/*
メモでいいましたが、おつかれさまでしたー
言いまくっちゃったけど、こちらこそごめんなさい。
というか冗長的になっちゃってるなかで、最終日をいかに村側に情報を渡すかとか考えてたら、意味のわかんない動きにしかなんなくて、まわりに申し訳ない。
たかちゃん裏切るのは初期から考えてたからいいんだけども。
女中 小百合
中：
よいせ。おつかれさまー。
まぁ分かり難い守護ですみません。
あなたの事は守るから！ってタイプじゃなかったからね（ぁ
中身が思ってたのとだいぶ違ったー。
あってたの利吉琉璃玲史人聡だけだ。
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