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― 二階/自室 ―
[男は嘘はついていなかった]
[過去に「場」が整い、覚醒した「獣」の何割かは、自らの正体を知られる事を恐れて、か、悲しんで、か…或いは身近にある故に早々に気付かれてしまったからなのか、己の肉親や、身近な者…時に最も愛する者を、初期の生け贄に選んだのだ、と、教えられもし、実際に目にもしてきたのだから]
天の配剤ってのは、見事なもんだ。
[薄く笑って、ナップザックの底、縫い付けて隠してあった、もう一つの布袋を解く。袋の中に隠されているのは、一振りの銀のスティレットと、赤い丸薬]
………神の祝福あれ。
[目を細め、十字架に似た短剣の柄に軽く口づけて、内懐に備えられた鞘に隠す。赤い丸薬は、胸のポケットに無造作に突っ込んだ]
─厨房→カウンター─
[ゲルダに視線を向けられて>>494、ひょいひょいとカウンターの方へ出て行く]
ま、ゼルギウスに見て貰うのはオレも同意かな。
ああ、器片付けて良いんだな。
[言ってエーリッヒが持って来た盆を持とうとする。
が]
………エーリッヒくぅん。
これ、なにかなぁ?
[オレはあるものを見つけて、エーリッヒににっこり笑う。
親指と人差し指で薬の袋をつまみ上げた]
薬、飲んで無いの?
―広間・カウンター傍―
あ、わ、ごめんなさい、……
[ゲルダを手伝おうかと立ち上がるが]
[座ってと言われ、迷った挙句に近くの椅子に座った]
[白猫の鳴き声を聞いて、視線はそちらに降り]
……どう、したの?
[いつかの見習い薬師とのやり取りを思い出してか]
[そっと問うのは彼女に]
―浴室―
ああ、久しぶり、だな。
[それから微かな笑みと共にかけられる言葉、一緒だというエーファの言葉はなによりも嬉しく、同じような笑みを返していた。
そっとエーファの体のあちこちに触れながら、向こうがくすぐったそうにしたならば、こちらもなにかむず痒さを感じたりと。
久しぶりにじっくりと感じとる姿は、微細な違いは確かにあり、それは自分たちだからこそ気づいたものか、あるいは他人にも裸の二人を並べてじっくりと観察でもすれば、気づくのかもしれない程度のものだったか]
―二階/個室―
見つけてから……。
[ライヒアルトの言い分>>488は多分正しい]
その通りね。
[見つけてしまったからこそ二人に打ち明けて
名乗り出ることを選ぼうとしている]
私が見つけて告発すれば……
その人は殺されてしまうのでしょう。
[思いは口にせぬまま困ったように眸を伏せた。
消え入るような声音が耳朶へと触れる]
――…ラーイ?
[言葉の意味を尋ねるようにおとうとの名を呼んだ]
司祭様も知っていただなんて。
[激情はすぐに冷めていく。
そうあれと教わり、そうあろうとしてきた成果だろう。
>>502クレムの手が乗れば首を振って、払うように]
子供じゃないから。離して。
……双花の片割れ。
やっぱり。クレム兄が、朱花。
[ブルリと震える]
俺だけが。何も知らなかったんだ……。
―浴室―
[向こうの手が頬に触れる頃、こちらも同じようにして頬に触れていて]
エー、ファ?
[かけられた言葉は決意の現れにも聞こえたが、それより他の何かも感じていた。
戸惑いを含んだ疑問は言葉に。けれど疑問の言葉はその名を紡ぐだけに。
それがなんなのか自分でもわからなかったから]
―二階/個室―
同じ気持ち、ね。
[兄弟の言葉に微かな笑みを見せる。
仲が良いとヴィリー>>455にも言われたことを思い出し
きょうだいだから思いまで似るのだろうか、なんて。
けれど続けられたクレメンスの言>>502]
まずはおにいさまから、って……
え……、おにいさまが、朱花……?
私が支えるべき、双花……。
[さらりとした告白に驚いたように目を瞠る]
―浴室→広間―
[それから、体を洗ったり済ませて元の服に着替えながら]
エーファ、後で着替え貸してもらってもいい?
さすがにこれだけだと困るしな。
[こちらの希望は聞き入れてもらえたかどうか。
どちらにせよ、連れだって広間にもどることに]
殺されてしまう。
そうだけど。だけど。
[殺すのに躊躇いがあるのか。
ナータの諭しに声は小さくなるばかり。>>506
名を呼ばれた時に反応を示さなかったのは、クレムからの告白に気を取られていたからか。深緑は兄のような人をじっと見ている]
―厨房・カウンター近辺―
[そうこうしているうちにスープは温まり、それをお皿に移すと、カウンターまで運ぶ]
お待たせしたね。
パンとかも食べられそうかな。
[ゆるく首を傾げて尋ねる。エーリッヒには、やっぱり心配げな視線を向けて、とりあえずは先のごとく、頭に手を伸ばした]
─カウンター─
あい……。
[注意しろ>>509と言われて、流石にオレは大人しく従った。
からかいの種にしかならんものな、オレの場合は…。
その後、薬を飲んで無かったエーリッヒの返答>>511に、オレはまた翡翠を細める。
…やっぱコイツ何か変だよ。
爺死んでショックってのと、また違うくね?]
あー……そうか、そう言うのがあるのか。
んじゃ、はい。
これ捨てるわけにも行かねぇだろ。
器は片付けてくっから。
[オレは摘まんだ薬の袋をエーリッヒの前にぶら下げた。
返される翠の瞳にやはり違和感を覚える。
……既にラリってるとか、そう言うことは無いだろうな?]
ね…ゼル。
エーリッヒさん、診て差し上げた方が良いんじゃないかしら。
[少し離れたところから見える彼の様子はわからないけれど、白猫の鳴き声はどこか不安げで。
同じように不安げな表情を浮かべ、ゼルを見た。
団長の訃報には他人である自分ですら発作がおきかけた、近親者である彼のショックはいかばかりだろうと。]
― 二階/自室 ―
[暫く後、向かいの部屋の扉が開いた気配に、薄く扉を開け、隙間から廊下を覗く。遠目に見ても具合の悪そうなエーリッヒが、階下へ向かうのが見えた]
随分参ってるみたいだねえ。
[気の毒に、と、一瞬真面目に一人ごちて、その姿が見えなくなるのを待って、そっと部屋を出る]
[とりあえず、色々思うことはあるが。
後でエーリッヒさんとは オ ハ ナ シ が必要そうかもなぁ。なんて、寒気とかに襲われそうなほど綺麗な笑みを浮かべて]
そりゃもちろん、後で…ね。
どっちかというと精神のほうがまいってるだろうしね…
[そればかりは薬でどうこうの問題でもないし、飲みすぎはかえって毒となる。
いっそ強制的な意味で眠らせるほうが楽かもしれないなんて物騒なことも考えつつブリジット>>517に答える。
[十五年前、直接手を下した訳ではないが
少女だったナターリエの告発で見極めた相手が殺められた。
手を下した者と同罪で女の手は既に血塗られている。
神につかえる身でありながらその資格をその時手放してしまった]
――…誰も傷つかぬ道があれば良いのにね。
[小さな声で紡ぐおとうと>>513に柔らかな声で言い添えて]
[訊いてはみたけれど、白猫の言葉が解るはずもない]
[何だか元気がなさそうなのは感じ取れたけれど]
[白猫のもどかしさが伝染ったように、困った顔をして]
……え、と……
[振り返り、少し離れた位置にいる薬師を見た]
[同じタイミングで、ブリジットがエーリッヒのことを口にしていたか]
[エーリッヒの部屋から広間に戻るときに、
ヴィリーが言っていた伝承>>457は知っていた。
弟妹がもし、そうであって最初の者に選ばれたとしても、
すまない、と思いこそすれ、それが己の天命であると割り切ってしまうかもしれない。]
まぁ、言ってどうなるってわけじゃないし、
風呂に入ったりしなけりゃ浮かばない痣だからな。
[ラーイの言葉>>507に少しおどける様に肩を竦めた。
子供達のお風呂タイムは世話したりなんだりで、
一緒につかる、ということは記憶にあまりなかったから。]
今回はどうなるかわからん。
知っているのは、お前ら二人と、エーリッヒ、ヴィリーくらいなもんか。
残念ながら俺は、蒼花が誰かは俺は知らない。
[知ってる人間を指折り数える。
表立って蒼花を探せないのが痛いが、それはしょうがない。]
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