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[口を尖らせる様子に、また浮かぶのは、笑み]
いや、言われそうな気がしたから。
それに、稼げてるって言っても、高が知れてるって。
[どこまで本当かわからない口調で、はぐらかすよに言って]
……て、自分でそれ言うかい。
[売れない、という部分に突っ込み入れつつ、繁華街方面へと歩き出す]
……とりあえず、食べに行く前に、こっちの補給だな。
[放している間に灰となった煙草を携帯灰皿に放り込み。
手持ち最後の一本を点けるかどうか、悩みながら片手で愛用のライターをもてあそぶ]
― 繁華街・スナック『桃』 ―
[酒と睡眠不足で荒れた肌を化粧で隠し、
甘ったるい香水をふりかけ店を開ける。
これが私の日常。
真っ先に現れたのは常連の男。これも日常。
くたびれた深緑のコートを椅子にひっかけ、
大きく机を叩くと血走った目を私に向ける]
あんた、もう出来上がってるじゃない。
[男の椅子の背もたれに手を置き、話しかける]
何があったの。
[肩を震わせ泣くように笑う男。
酒を出しそっと肩に手を置くと、とりとめのない愚痴が始まる。
――これも、日常]
6人目、巫女 神楽 がやってきました。
……。
[ゆっくりとした動作で、神社の境内にて、掃いても掃いても無くならない桜の花弁を、彼女は竹箒を手に飽くることなく掃いていた]
……だーーーーーーーっ!!
もう、やめ!やめ!
[いや。飽きた]
こんなのいつまで掃いてもしょうがないじゃない!
やってられっかーーーー!!
[そんなことを一人で叫ぶと、竹箒を適当に投げ捨てて、桜の方向を眺める。
神社からは、公園の桜がよく見えた。
それを眺めることの出来る立地条件が悪いとは思わなかった。
思わないはずだった]
……んとに……最近は賽銭箱に入っているお金も無くて、こっちは商売あがったりよ。
[ぶちぶちと零す言葉は、なんか色々なことに関係ありそうで全く無い単なる愚痴である]
─繁華街・自宅─
[しばらくの間は着替えもせずにベッドに転がっていた。
けれど次第に店からの声が耳につき、オレは眉を顰めた]
……やっぱ外行こう。
おっちゃんのところで時間潰すか。
[起き上がると部屋を出て、大きな音を残して外へ出る。
再び路地を通り、大通りへと出て。
百貨店の隣に居を構える、知り合いのラーメン屋へと駆け込んだ]
─ →ラーメン屋─
おっちゃん、いつもの支払い方で味噌ラーメンの大盛り。
「おぅ伽矢。まぁた抜け出して来たのか」
家に居ても煩いだけだし。
[扉を開けるなりオレは注文を店主へと投げた。
5年前に死んだ父親の友人でもある店主は、オレの姿を見るなり苦笑いを浮かべる。
このやり取りも、週に何度も行われるものだった]
しかしまあ、いつ見ても見事な桜よね。
樹齢にしてみたら、何年になるのかしら?
……だからっつーて、うちの台所事情が潤うわけじゃないんだけど。
なんかこー、景気のいい話でも無いものかしらん?
───と、と?
[桜をずっと眺めていると見かけるのは、最近になってよく見る姿の女性]
綾野さん……だったかしらね?
なんだっけ。確か、「桜の……」
[途中まで言いかけて、頭を捻り]
忘れた。なんか難しい漢字だった気もするけど、別にそんなの覚えて無くても支障は無いし。商売の基本は、顔と名前を一致させることよ。うん。
[神職のくせに、非常に生臭いことを考えて、ふと目を離した隙に、綾野の姿は消えていた]
あら。もういない。
不思議な人だけど、すぐに見えなくなっても変には思わないのよね。
なんか存在感の薄そうな人だし。多分、学校とかでは、教室の隅っこに気づいたらいるようなタイプ。
[なんか言いたい放題である]
……せっかく、近くに来たんだから、お守りの一つぐらい買っていって少しは経済状況の向上に協力してくれてもいいのに。
[なんかまたブツブツ言い出し始めました]
ま。いっか。
とりあえず、お仕事はここまでにして、お茶でも飲んでこよっと。
[そこらに捨て置いた竹箒を拾ってから、神楽は神社の中に入り、お茶の*用意を始めた*]
[とりあえず、多少予定変更・軌道修正。
近くのコンビニへと方向転換し、煙草を買いに行く。
なければないで何とかなるが。
気分転換には必須なのも事実で]
さて。
……どこ行くか。
[黒の小箱を補充した後、口にするのは呑気な言葉。
どうやら、決めずに歩き出していたらしい]
─繁華街・ラーメン屋─
[しばらくして出て来た大盛りの味噌ラーメンを、オレは綺麗に平らげる。
成長期としては、この量は丁度良いか少し足りないくらいだ。
食べ終わると器を持って、勝手知ったると言うように厨房の奥へと入った]
洗い物の他は何やれば良い?
「客が来たら注文取りと、出来上がったラーメン運んでくれ」
ん、いつものだな。
[店主の返答に短く返すと、オレは自分が使った器を始め、流しに積まれている食器類を洗い始める。
オレはここに来るといつも臨時のバイトのようにして店の手伝いをしていた。
報酬はお金ではなくラーメンだったが]
― 繁華街・スナック『桃』 ―
[常連の男の愚痴は、後から現れた客に遮られる。
内心ほっとしながら新しい客の相手を始める。
店の女の子、ユリは身内に不幸があったと数日間店を開けている。
彼女の叔母は何人いるのだろう。既に5人は亡くなっている。
彼女がいないと一人で店を切り回さねばならないわけで……]
伽矢が手伝ってくれればねぇ……
[小さく溢す。
店内のテレビはお笑い番組を映している。
若手芸人達が面白くもないギャグを連発していて、憂鬱な気分を加速させる]
―繁華街―
おっけー仕方ない。
今度の雑誌読んでパクることにするよ。
[などとふざけつつ、ひらひらと手を振る]
まーあれだ。
アイツもぶつかったんがあやみんで命拾いしたよなー。
[呑気な口調で後に続けた]
まーたそんなこと言っちゃって。
[はぐらかすような口調に、人差し指で相手の肩をつついてみた]
売れてねーのは事実だもん。
現にこうして歩いてても、滅多に声とか掛けられないしさ。
相方と一緒ならそこそこあるけど。
[突っ込みにはやはりにやりと笑いながら、手の中で冷めた缶を弄ぶ]
あんまり吸うなよ?
[それから煙草に目をやって、あまり聞かれるとも思っていない忠告をした。
コンビニに行くことは特に反対もしない]
[礼斗がコンビニで買い物をしている間、温くなったコーヒーのタブを空け、一気に飲み干した。
缶は近くのゴミ箱へ]
……って決めてなかったのかよ。
ノープランでついて来ちゃったじゃん。
[呑気な口調に手で突っ込みを入れた]
[湯気の沸き立つ湯飲みを片手に、縁側へと移動。
座布団を敷いて、正座で座り込み、庭の木々を眺めながらゆっくりと飲み始める]
はー。落ち着いた。
まー、全く持って忙しい事態はないんだけどね。
もうちょっとこー、目も回るぐらいに忙しくならないもんかね。
既存の巫女服の改造でもしてみたら、お客様も増えるだろうか。
腋の見えるような服とか。
[それはそれで人は来るだろうが、明らかに間違った方向性ではある]
─繁華街・コンビニ近辺─
……そも、最初は作る気で出てきたんだ。
いざ、外食しようと思うと閃かん。
[突っ込みに真顔で返してみたり。
実際、最初は自分で作るつもりだったのだから、仕方ないと言えば仕方ない]
そーいう史さんには、どっかアテ、ないの?
……。
[それからしばらく、ボーッとすごしていたが、フと何か気になる気配を感じて、近くのカーテンの帯を見たが]
ブボッッ!!
[思わず、茶を吹いた]
あ、あんた、それは違うよ。
[笑みを浮かべながらそんなことを言ったが、そこには何も無い。
いや。より正確には、普通の人には何も見えないと言ったほうが正しいか。
神楽の目に入ったのは、カーテンの帯にちゃっかりと収まっているハムスターの姿。
なんか妙に自慢げにこれが僕の家!みたいな顔をしていたので、さすがの神楽にも予想はつかなかった]
全く……変なところに来ちゃって。
早く、本当の自分の家にお帰り?
[ハムスターは「え!?違うんだ!」と驚いたような顔をすると、音も無く消え去っていった。
正直、こんなの日常茶飯事すぎて、驚く必要性すら感じない]
―繁華街―
アテなぁ……
[軽く眼鏡を上げ、宙を見る]
あー、そだ。
前に一回行ったとこがあんだけど、そこが案外美味かったんだよな。
確か『桃』とか言ったっけ。
そこなら多分場所覚えてっけど……
[言葉を切り、礼斗に目を向けた]
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