人狼物語 ─幻夢─


93 睡蓮の夢 ─眠れるものの唄─

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医者 ヒューゴ

[男とアルビーネの付き合いは12年も前に遡る。

彼女が家にやってきた時、男はまだ少年だった。
記憶を失い行く当が無い患者を医者である父が保護する事に疑問は無かったから、一緒に住むことも不思議には思わなかった。
ただ不思議だったのは、父が彼女の記憶が戻る努力をしようとしなかったこと。
けれど、それも理由があるからだろうと、何故を問うた事は無い。
血の繋がりも素性も解らないけれど、彼女が両親を悪しく思っていないとは解っていたし、それさえ解っていれば問題無いとも思っていたから。
アルビーネがどう思っているかは知らないが、少なくともハモンド家にとって彼女は紛れもない、家族だ。

問われない限りは口にすることは無いが、男はそう、思っている]

(56) 2014/05/17(Sat) 20:58:31

医者 ヒューゴ

─ 『蝕』翌日 ─

[いつもは早く目覚めるのだが、今日は聊か勝手が違っていた。]

…まずいな、寝過ごした。

[高く上っている陽を見ても、まだもやもやしたものが胸にある。
眠りが浅かったのか身体は重く、目覚めもすっきりしないままに顔を洗ってそれを飛ばそうとして。
念の為、昨日診察した者達の様子を見に行くかと考えたところで、外から声>>47が聞こえ]

アルカか。
いるぞ、入って来い。
足をくじいたって、仕事でか?

[湿布と痛み止めの残りを確認しながら、中へと促す。
入ってきた彼女から差し入れだとパンを一つ出された所に聞こえた声>>52に、一つ瞬き]

ソーヤか、お前もこっちに座れ。

[アルカの手当てをしている間に積もる話もあるだろうと、椅子を勧めた**]

(57) 2014/05/17(Sat) 20:58:47

医者 ヒューゴ、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 21:02:00

薬草摘み ソーヤ

─ 『蝕』翌日/診療所 ─

[よう、とあげられる手>>52に、こちらもひら、と手を振り返しつつ]

お邪魔しまーす。
あ、これ、こないだ頼まれたやつね。

[座れ、と勧めてくれるヒューゴ>>57に返して、籠を空いている台の上へと置いておく。
それから、改めて椅子に座って]

んー、行こうと思ってたんだけど、昨日の空見てたらなんか、そういう気分になれなくてさ。

[訪ねなかった理由はがじ、と後ろ頭を掻きながら答えて]

足挫いた……って、大丈夫かぁ?
まあ、ここで診てもらえば大丈夫だろうけど。

[一瞬だけアルカの足を見やりながら言って。
続いた問いに、自分も肩の相棒を見た]

(58) 2014/05/17(Sat) 21:12:03

薬草摘み ソーヤ

クレーも、昨日の『蝕』から全然落ち着かない。
夜になってまで鳴くとか今までなかったし、外に餌取りに行こうともしなかったし。

[相棒とは言え、いつも一緒にいるわけではなく。
餌取りやら何やらで離れる事は日常茶飯事だった]

森の花とかもさー、なんか元気なかったんだよなー、昨日。
俺らが気づかない何か、感じてたりすんのかもな。

[言いながら、相変わらず落ち着かずにきょろきょろとしている相棒を撫でてやる。
キョキョ、と上がる鳴き声は、どこか不安げな響きを帯びていた]

(59) 2014/05/17(Sat) 21:12:08

旧家の子供 エリィゼ、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 21:29:31

童話作家 ポラリス

─ 『蝕』翌日/泉 ─

[泉の様子を確認した後、クレムへと振り返るとエリィゼの姿>>50があった。
口許を手で押さえる様子が何を意味するのかまでは測れなかったけれど、クレムの手に睡蓮があることから異変を察知したのだろう。
違和感を覚えることは無く、意識はクレムの様子へと向いた]

テレーズちゃんも心配するから、ね?

[彼が共に暮らす女性の名を出し、更に移動を促す]

(60) 2014/05/17(Sat) 21:36:53

童話作家 ポラリス、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 21:38:21

商人 アルカ

―『蝕』翌日・診療所―

 ううん、帰ってきてから…昨日、家で思いっきりずっこけた。
 今日痛くて起きたから、やばいと思って。

[ヒューゴからどこで怪我をしたのか問われて>>57、えへへと苦笑して答えた。
ソーヤが来なかった理由が昨日の天候と聞けば>>58、なるほどとうなずいて]

 昨日のはなんだか変な感じはあったかもなあ。
 ボクはそれどころじゃなかったけど。

[ははは、とやはり苦笑いしながら、ヒューゴへ痛めた足首を見せようとズボンの裾を巻きあげた。
ここで診てもらえば大丈夫、には黙ってうんうんとうなずく。
正直街の医師に診てもらうよりはここの方が具合がいいのは、気のせいではないだろう]

(61) 2014/05/17(Sat) 21:42:02

商人 アルカ

 森の、花も?
 ボク、ゆうべ森をふらっとしたけど全然わからなかった。
 ソーヤ、さすがだなあ。すげー。

[キョキョ、と聞こえる鳴き声>>59に一度クレーを見て、瞬いた。
落ち着かないと聞けば、不安なのだろうかとも思うけれど…正直、微妙だ]

 ボクらに気づかないものかー。きっとそうだろうな。
 アレッキオも今日も変だったし、一体何に気づいたんだろう…。

[最後はぼそっと独り言のように呟いて、少し顔をしかめながら足を診てもらうために伸ばした]

(62) 2014/05/17(Sat) 21:44:55

商人 アルカ

 先生、そういうの聞いたことある?
 動物って不思議な力あったりするのかなあ?

[痛いのを紛らすように、首を傾げた]

(63) 2014/05/17(Sat) 21:48:51

本屋 クレイグ

― 『蝕』の日 ―

[ポラリスとエリィゼとのやり取りから、代わり映えのしない平和な日が数日続いて。
その日の朝も、父が仕入れの為村を出るのを見送った後で、カウンターに座った。
やはり客足は殆ど無くて、当然のようにうとうととしていたところで]

…… ん?

[不意に陽が翳った。
瞬きをして、窓の外を見る。ごしごしと目を擦った]

……何だあれ。

[最初は寝惚けて見間違えたのかと思い。
覚醒するにつれ、そうでないと理解する]

(64) 2014/05/17(Sat) 21:54:22

本屋 クレイグ

えっと……何だっけ。
何か、見覚えが……

[少し首を捻った後で、本棚の方へ向かう。
本の位置は記憶していても、曖昧な記憶頼りではなかなか目当ての本まで辿りつけず]

……あ、あった。
『蝕』かぁ。ふぅん。

[漸く見つけた古い伝承の本の中でその現象の記述を見ただけで満足してしまって、それ以上を読み進めることはしなかった]

(65) 2014/05/17(Sat) 21:54:57

薬草摘み ソーヤ

─ 『蝕』翌日/診療所 ─

[ここで診てもらえば大丈夫、と思うのは、きっと、幼い頃からの刷り込みと、診療所を預かる医師への信が強いから、というのは余談として]

ま、植物の状態正しく見れなかったら、いい薬草は手に入んないしな。
違いくらいは、わかるつもり。

[すげー、と言われて悪い気はせず、ちょっと誇らしげにこう言って]

なんかこう……萎れてるわけじゃないんだけど、元気がないみたいな感じだった。
毎日見てないと、ちょっと気づけねぇって、あれは。

[昨日見た森の様子を思い返して付け加え。
何に、という呟き>>62に、腕組みをして首を傾げた]

それがわかんねぇから、困るんだけど。
……いつもと違う事、起きてるって事、だよなぁ。

[そこまではわかっても、すぐにどこかに結びつくわけではないのだが]

(66) 2014/05/17(Sat) 22:00:21

本屋 クレイグ

― 『蝕』翌日/本屋 ―

[陽が月に喰われた翌日。
まるでそんなことなど無かったかのように、いつも通りに夜が明けて、クレイグもいつも通りに店を開けた。
定位置であるカウンターに座り、いつものように居眠りを――]

……うーん。

[――否、頬杖をついてぼんやりとはしていたが、眠りはしていなかった]

(67) 2014/05/17(Sat) 22:01:48

用心棒 アルビーネ

[村につたわる伝説は読み書きを習ううち教わった。
泉に咲く睡蓮と古びた祭壇に触れてはならない事も知っている。
泉の近くに行く事はあれど教わった事はきちんと守っている。
――といっても、失われた記憶の中の事までは知らないが]

睡蓮の花は綺麗で好きだけど……

[誰の為に咲くかふと考えて
其処に在るからこその美しさかもしれないと思う。
その花が手折られたとは知らぬまま
ふらりと向かった本屋の扉を開けて]

……あ、起きてる。

[そんな第一声を本屋の主>>67へ向けて、瞬いた。]

(68) 2014/05/17(Sat) 22:07:09

本屋 クレイグ

……なんかすっきりしない。
ポーラの言う通り寝過ぎかなぁ。

[眉間に皺を寄せたり、もう片手の指でこつこつカウンターを叩いたり。
珍しく落ち着きのない様子で、暫く後]

……掃除でもするか……あ。

[徐に立ち上がった。
ところで、店の扉が開いて>>68]

ビーネか、いらっしゃい。
何か注文?

[向けられた言葉を気にした様子もなく(そもそも事実であるし)、声を掛けた]

(69) 2014/05/17(Sat) 22:15:55

本屋 クレイグ、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 22:16:41

用心棒 アルビーネ

[立ち上がるクレイグの様子>>69に僅か首を傾げる]

ん、昨日『蝕』があったでしょ。
それについて書かれてる本あるかなーって。
天文学の本になるのかな。仕組みが気になる。

[伝承は幼い時から聞かされていたという訳でもないから
好奇心はそちらに向いたらしい]

それはそうと何か用事だった?
こっちは別に急がないから用があるなら後でいいよ。

[さらと告げて出直すことも視野にいれる]

(70) 2014/05/17(Sat) 22:22:21

青年 クレム

― 泉 ―

[ポラリスは何かを言いたそうでいながら、その言葉を飲み込んでしまったらしい>>38]

うん、その話なら知ってる。前にテレーズ姉さんが話してくれたからね。

[代わりに紡がれた睡蓮と祭壇、そして『封』の話には頷いたけれど]

でも、それってポラリスさんの書く、おとぎ話みたいなものだと思ってたんだけど。

[真剣に話す様子と『封』が破られたと断定する言葉には、戸惑う様に眉を下げた]

(71) 2014/05/17(Sat) 22:24:53

本屋 クレイグ

……あー、昨日ね。
僕も気になって探したんだよな。見たのは伝承の本だけど。

[本棚の方へと歩き出そうとして、一度振り返り。
用があるなら>>70、という言葉はひらひらと手を振り否定する]

うん?ああいや。
暇だから掃除しようかって思っただけだし、大丈夫。
えっと、天文学はー……この辺りだな。

[少し高い位置にある本を数冊手に取り、カウンターへと戻って広げてみせた]

(72) 2014/05/17(Sat) 22:31:58

青年 クレム

うん、帰るのはいいけど。

[頷いた時、やってきた少女に気付いた>>50]

エリィゼちゃん......
嫌だな、倒れたりしないよ。心配しないで。

[身体を案じる言葉をかけられると、否定するのはいつもの癖だ。心配されると自分が病弱であることを確認するようで嫌なのが半分、もう半分は具合が悪いとすぐに察するテレーズが、更に心配するだろうと思ってしまうから]

(73) 2014/05/17(Sat) 22:36:12

医者 ヒューゴ

─ 『蝕』翌日/診療所 ─

あぁ、薬の補充か。
後で確認するから、置いておいてくれ。

[ソーヤの来訪理由>>58に、置き場所を視線で示してから勧めた椅子に座るのを見て。
自分も同じく、アルカの正面の椅子に座って診察を始める]

そうか。
次同じ事をした時はすぐ診せに来い。

[アルカから怪我した理由と時間>>61を聞き、それに対して声を返しながら湿布と塗布薬を取り出す。
ソーヤとアルカの会話は耳に入れるも、まずは診療優先で口は挟まず。
二人からの信用を裏切らない程度の腕は、捻挫の程度をすぐに把握出来た]

杖をつく程ではないな、固定も要らん。
だが少し腫れているから、今日明日はあまり動かさんようにしろ。
仕事の予定が入っているなら、先に延ばせ。

(74) 2014/05/17(Sat) 22:38:29

医者 ヒューゴ

─ 『蝕』翌日/診療所 ─

[腫れに効く薬を塗った後、湿布がずれない様に包帯を巻いて指示をして。
それからこちらに向けられた問い>>63を聞き]

動物は門外漢だから良くは知らんが。
異変を察知するとは聞いたことがあるな。
第六感というか、勘が鋭いというか。

しかし、昨日か。
爺さん達も揃って何やら落ち着かんと言っていたな。

[答えながら、すっきりしない胸中に眉を顰めた。
蝕という普段と違う現象に、子供が不安を感じるのは解らなくもない。
初めてのことだろうし、日中なのに暗いというのは解っていても落ち着かないものだ。
だが、いい大人である年配者が不安を感じるのはどういうことか。
何より昨日は、自分も言い知れぬ不安を感じた、その理由も解らない。
思案に落ちそうになった自分に気付いて、軽く頭を振った]

(75) 2014/05/17(Sat) 22:39:58

用心棒 アルビーネ

ああ、伝承にもあったんだ?
それなら、……村の人たちは昨日の『蝕』を気にしてたりする?

[躊躇うように間が空いたのは
昨日様子を見にいけなかったヒューゴの両親を思ってのこと。
クレイグの手>>72がひらと振られれば安堵したように目許がゆるむ]

掃除、手伝おうか?

[暇だから、という理由ならその必要もなさそうだけど。
少し高い位置の本もクレイグには難なく届くよう。
自分なら手を伸ばして届くかも怪しい]

――…背、伸びたよね。
私もそれくらいあればよかったのに。
……と、この中で読みやすそうなのはどれかなぁ。
専門用語いっぱいの本はきっとわかんない。

[本を選ぶ為の相談を詳しそうな店主へと向ける]

(76) 2014/05/17(Sat) 22:40:16

用心棒 アルビーネ、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 22:41:18

医者 ヒューゴ、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 22:42:17

青年 クレム

[すっかり癖になってしまっているから、隠しても意味の無い医師にまで隠そうとしてしまって>>22いつも小言めいた忠告を受けてしまっているのだけれど]

わかった、帰るよ。

[再度の促し>>60に答えて、泉に背を向ける。確かに、テレーズは心配するだろう。それを思うと心が重くなる]

でも花は...ポラリスさんが持っていたら、折ったのが貴女だって疑われたりしない?

[歩きだしながら、そう問い返す手には、まだ瑞々しいままの睡蓮の花が揺れている]

(77) 2014/05/17(Sat) 22:43:36

青年 クレム、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 22:51:07

童話作家 ポラリス

─ 泉 ─

……御伽噺なんかじゃ、ないの。

[クレム>>71へと告げる言葉は少し硬さを帯びる。
今はもう、その認識でいてはいけないと分かっているから、声に僅か緊張が乗った]

それは……分からない。
でもその花、もしかしたら必要になるから。

[クレムとエリィゼと共に村へと戻りながら、クレムの問い>>77に曖昧に答える。
常に手元に置くのではなく、確認したいだけ。
『封』の力が残っているのかどうかを]

(78) 2014/05/17(Sat) 22:52:54

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生存者 (4)

ポラリス
115回 残16854pt
エリィゼ
32回 残18772pt
ヒューゴ
61回 残17226pt
アルカ
70回 残17822pt

犠牲者 (2)

テレーズ(2d)
0回 残20000pt
ソーヤ(3d)
103回 残16552pt

処刑者 (3)

クレイグ(3d)
11回 残19682pt
アルビーネ(4d)
70回 残17581pt
クレム(5d)
127回 残16174pt

突然死者 (0)

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