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だから…優しさだけを頼りにしたら…駄目よ?
本当にその人を信じたかったら――
命を失ってもいいと思わなければ駄目……
[そう言うと少女は湯船を出て、上がり湯を体に掛けながら――]
信じて裏切られて悲しむのは――自分なんだから…
[冷水を被り、頭を冷やしているヘンリエッタに僅かながらの哀れみを覚えて。少女は浴室を後にした]
[睨み付けるようだったその目は、悲しげに伏せられ。]
…正直、あなたのような方には、この場所に近づいて欲しくないのです。
この奥には…姉が眠っておりますから。
[それだけを言うと、踵を返して*母屋へと。*]
[短刀を一つ、手に取る。その刀身は未だ使われたことがないかの如く、僅かな明かりに反射して銀色の光を放っていた。
傍に置かれた鞘に丁寧に納め、服の下に隠す。
或いは使うことがあるのかすら分からなかったが]
[それから漸く扉の外に出て。
錆び付いた部屋は元の通り封印された]
―武器庫→…―
−客室−
[ギルバートの包帯を巻きなおし、着替えは自分で出来る様子なので任せて。汚れ物を手に部屋を出る。
辛うじてまだ陽は沈まぬ間に、手早く片付けてしまおうと浴室へ。]
−→浴室−
−浴室−
[中に入ることなく、脱衣籠に汚れ物だけ放り込む。]
ネリーさん、ごめんなさい…。
[おそらくは、ひとり館をまかなっているであろう少女に小さく謝罪の言葉を零して。そのまま、ぱたぱたと廊下を走る。]
−浴室→外−
−外−
[館の外へと踏み出せば、ひやりとした空気が肌を刺す。
空は、赤く赤く燃えて。明日は天気が崩れるなぁと何処か冷めた頭で考えた。]
…あぁ。…急がなくちゃ。
[しばし、その見事な染色に見惚れていたものの、赤から紫へと移り行く空に気付いて。目的を、思い出す。
家庭菜園の端。肥料の生産も兼ねているであろう、鶏小屋へと。]
――脱衣場にて――
[タオルで水気を吸い取った背中に、少女は慣れた手つきで薬を塗布していく。
ふと、先程ヘンリエッタに対して述べた言葉を思い出しながら]
私は神父様の事を…本当に疑っていないと言い切れる?
[ぽつり。言葉を零す]
――それは愚問ね…。たとえ神父様が人狼だとしても…。私はあの人を信じるって決めたから…。
[漏れる笑い声は自嘲を含みながら辺りに広がる――
甘い…薬品の匂いと共に――]
さぁ、そろそろ部屋に戻らないと…。神父様との約束を破ったことがばれてしまうわ――
[少女は手早く着替えを済ますと。浴室のドアを開けて部屋へと戻っていった]
――浴室→客室へ――
[着替えを貰い][新しい包帯と薬で][傷の手当てを]
[皮膚に斑に広がる][黝い痣]
[額の裂傷][切れた皮膚には瘡蓋が張り]
[けれども][此処に辿り着いた時の有様を見れば]
[短い間に][驚異的な回復を見せている]
[甲斐甲斐しく][手伝ってくれる少年には]
[既に][打ち解けた表情を見せて]
[感謝と][労いの言葉を]
―庭園―
知っているわ。
[囁く声は、風に紛れてしまうくらい、自分でもわかるくらい弱くて。
彼がいなくなってしまった後、そっとしゃがんで、手を合わせる。]
……でもね、女にしか癒せない傷もあるのよ。
わたしはただのspareでしかない。
ねぇ、アーヴァインさんはあなたをずっと愛していたわ。
……だから、次の生を受けたら、幸せにしてあげてね。
[そっと、呟いて。
わたしは立ち上がり、]
―→玄関―
[独り][部屋で]
[汚れた衣服を持って出た][少年を待つ]
…………
[眉を顰める][真白い包帯に包まれた][右腕]
[其の傷痕の上を][擦りながら]
命を失っても……。
[金の髪の少女を、その背中の傷を見送って、ヘンリエッタは投げかけられた言葉をくり返した。]
私は、嫌。死ぬのも、殺すのも、大切な人が殺されるのを見るのも嫌。
死んでいいなんて思えない!
[もういない彼女に向かって、呟く。
抑えたはずのつぶやきは、最後の言葉だけ激しく叫ぶように響いた。
きっと、彼女と自分は違うのだろう。
疑うことも、裏切られることも自分は知らない。
なぜなら、自分は一度も、本当の意味では人を信じたことなどなかったから。]
わからないよ……。
[わたしは女であるしかなくて。]
……部屋、戻らないとね。
心配されてしまうわ。
[神父さまの言葉を思い出す。
調べて欲しい。という言葉。]
……それでもあなたは気づいているかしら。
もし彼女が人狼だったとして、あなたに殺せるのか、ということに。
[それなら、もしそうなら、わたしが、と。
心の中で思って。]
[わたしは扉を開けて、中に入る。]
あぁ、そうだ。身体を温めてからじゃないと。
[服を置きっぱなしだと気づいて]
―→浴室―
[ただ、自分とそう年の変わらない、外見的には自分よりも少し幼くさえ見えるウェンディの年に似合わない大人びた微笑を怖いとは思わなかった。
彼女は人を疑うことを知っている。
もう疑いたくないと言う彼女の言葉に何故か胸が締め付けられた。
それは、自分の胸にある疑いたくないと言う気持ちとは全く別の物に思えて。]
あなたも、今私を殺せたはずよ……。
[歯を食いしばるように呟いて、少女は浴室を出た。
脱衣所には金の髪の少女の姿は既にない。]
[浴室から出てくる少女が見える]
こんにちは。
[難しい顔の少女に、挨拶を。
隠し子、という嘘をついた子だったと、頭の中ではそう思って。]
-浴室/脱衣所-
[体の水滴を拭き取り、服に袖を通そうとしたところで人の気配を感じた。
ウェンディが戻って来たのかと思い振り向いた先には意外な人物。
顔だけは見知ってるが、まだまともには話したことのない大人の女性。]
……こんにちは。
あなたも、お風呂?
[綺麗な人だ、そう思うけれど、ほとんど言葉を交わしたことのない彼女は、ヘンリエッタには他人としか認識できず。
まるで身を守るように服を纏いながら、やや警戒した目線を緑の髪の娘に向ける。]
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