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それは暇そうだ。
[胸元を押さえたその手が口元に上がって。
隙から小さく笑い声が零れて落ちる]
[手を滑らせるのを目の当たりにして、けれども笑うままで動かない]
[小猿が頭を経由して肩に収まるまでを見届けて、朽葉色は微笑ましげに細められた]
ケイジとエイキチ、ですね。
二人ともどうぞよろしく、…と言うのは、ここでは可笑しいかな。
[漸く笑みの消えた顔は、疑問の色を浮かべて傾いた。
握手を願うかどうかを悩むようなソレ]
[男の表情は仮面で見えねども、纏う気配は笑みを含んだまま]
よろしくしとぉならするがよかよ。
嫌ならせんがええだけじゃて。
仲良うなったっちゅーてもやることが揺らぐわけでもなか。
[そう口にするのは男がそのスタイルを貫いているからなのだろう。仁王立ちするかのように両手を腰にあてたまま、軽く肩を竦めた]
[狐面の奥の笑みの気配。
釣られるかに再び笑みを口元に浮かべた]
そうですね、それじゃあ改めて。
二人ともよろしくな?
[握手にと差し出すのは右手。
返されなくても気にしないと言うような気軽な意思を見せて]
おぅさ、よろしゅうに。
[差し出された右手を己が右手で握る。伸ばされた右腕を伝い、小猿が握手に加わろうと繋がれた手の下へと行きそれぞれの手に小さな両手を当てた]
エイキチもよろしゅうじゃとよ。
時におまはん、来たばっかしで右も左も分からん言うとったか。
良かば案内ばするが、どぎゃんするね。
[握手が終われば小猿はまた肩へと戻り。離された右手は腰へとあてられる]
[伝い降りてくる小猿に朽葉色が添い、当てられた手に瞬いて。
仄かばかりだった笑みが深くなる]
ええ。エイキチもよろしくな。
[握手に繋ぐ手を、余り揺らさぬように少し持ち上げる。
了承の意をその行為に乗せて]
[握手の終わりとかけられた言葉に視線は上がり]
助かります。
休む場所や飲み水をどう確保しようかと思ってたから。
[苦笑を浮かべた顔が傾く。
見た目の歳の割に妙に幼いような動作で]
[よろしくと言われた小猿は嬉しそうに「キィ」と鳴く]
ほんなら中心部に行った方がよかね。
見んところ、休むにゃ十分な場所じゃし、飲み水くらいじゃったらあるじゃろて。
食いもんは分からんけどの。
ほんじゃあ行こかぁ。
[幼げな動作は仮面の奥で闇色が捉えるだけ。気にせぬ素振りで移動を促し、目的地である街の中心部へと*歩を進めた*]
[やって来て早々に森に迷い込んだ身。
中心部がどのような場所なのかも検討付かぬままで]
食べ物ならどうにかなりそうですし。
水だけはちゃんと確保しないと直に命に関わりますから。
はい、お願いします。
[にっこり、と擬音でも付きそうな笑みを浮かべて。
促されれば素直すぎる程に、それでも音を立てない足を踏み出す]
[目印にという利己的な理由唯一つで傷を付けた森を*何の感慨もなく後にして*]
9人目、氷華 リディア がやってきました。
[建物の片隅に潜り込んで眠る虎猫一匹。
抱えられたカードは既に選んだ相手の情報を記録して*いる*]
────
■名前:リディア=クライン(Lydia=Klein)
■年齢:17
■通り名:氷華
■ソウルカード:『The Temperance』
■武装:一見しては無し
■スタイル:氷剣による近距離戦闘。中距離は礫で対応。
■特殊能力:空気中の水分を操る。得意とするのは凍らせる方向。形態変化(人・猫)
■その他情報:下町暮らしの何でも屋。以前はストリートグループに所属していたが、今は単独で生活。
猫と人間の二態を持つ。人姿でも帽子の下に耳が残ってしまっていたりすることがある。
────
─森の奥─
[仮面の男と聖騎士が言葉を交わしていた場所よりも奥まった場所。
開けた場所で、彼はゴロリと地面に寝転がる。
ポカポカと降り注ぐ陽気。くぁぁっと呑気な欠伸を漏らす。
……異常なのは、彼の周りの草木が須く枯れ落ち、あるいは腐り落ちていること。]
……ひはっ
[懐からカードを取り出すと]
おーおー、集まってきてるみたいだねぇ
おあずけもあともう少し
早く来ないと、痺れ切らして抑えが効かなるぜぇ
[きひひと笑い声をあげる彼の首元。そこから覗くのは蠍とVの数字の*タトゥー*。]
10人目、風刃 カルロス がやってきました。
…ったく、めんどくせぇ事になったもんだ。
ま、暇してたからいいんだけどよ。
[今ひとつやる気のなさそうな声音で
だけど口元は酷く楽しそうに形作られて]
急いだ方がいいんかね、やっぱ。
[という割にはそれほど急いでいるようには見えない。
が、それはそう見えるだけで、傍から見ればその移動速度は尋常ではないのだが。
…見る者がいれば]
ん?
[前方に何かを見つけて立ち止まる。
まるで普通に歩いていたかのように]
[木立に囲まれた道を塞ぐように現れたのは、10センチほどの毒持つ羽蟲の群れ]
ちーっとそこ通して欲しいんだけど。
って、通じるわけねぇかぁ?
[軽く首を傾げて肩を竦めて見せる。
玩具を見つけた子供のような、楽しそうな笑みを浮かべて]
[す、と手首を捻れば現れるのは漆黒のロッド]
ま、そっちがどうだろうと通してもらうんだけどさ。
[向かってきた一匹を叩き落し、そのロッドをそのまま振り上げる
空中に幾つかの刃(空気が歪んでそのように見える)が現れ、羽蟲へと飛びそれを切り裂いた]
流石に「一掃」とは行かねぇかぁ。
[残る羽蟲たちはいっせいに男へと向かってくる
ち、と舌打ちをして、次の瞬間にはロッドを旋回させる]
うぜぇんだよ!この虫けらどもがっ!!
[ごぅ、と音がして男を中心として風が巻き起こる。小規模な竜巻
巻き込まれた羽蟲は全て一瞬で霧散していった]
肩慣らしにもならねぇな…ん?
[視界の端で動くものを捉えて風の刃を放つ
切り裂かれた獣がそのまま崩れ落ちる]
おこぼれでも狙ったか?残念だったなぁ。
[哀れむ言葉に、だけど哀れみの色は無く、むしろ楽しそうで]
虫けらや獣の分際で、俺に喧嘩売るのが間違ってんだよ!
[そう言い捨てて、軽く鼻で笑って、ロッドを握った手首を返す
ロッドは手に吸い込まれるように消滅した]
余計な時間食っちまったなぁ。
それにしても…
やっぱり虫けらや獣相手じゃ面白くねぇな。
悲鳴やら命乞いやらが聞こえねぇと…なぁ。
[心底それを楽しんで、欲しているような笑みを浮かべ
男は目的の場である廃墟へと歩みを進めた]
[やがて廃墟に辿り着いた彼の抱くカード『運命の輪』は、密やかにその情報を*送り出す*]
■名前:カルロス=サイノス (Carlos=Zahinos)
■年齢:二十代後半
■通り名:風刃
■ソウルカード:『ホイール・オブ・フォーチュン』
■武装:二メートルほどの漆黒のロッド『Noche(夜)』
■スタイル:ロッドと体術による近接系と特殊能力を用いる場合は中・遠距離での戦闘も可能。
■特殊能力:微風から突風まで大気を操ることが可能。主に使用するのは鎌鼬のような空気の刃。その気になれば竜巻をも作れるが面倒なのと「一瞬で終わってつまらないから」あまり使わない。
また心肺能力が異常で激しく動いても息切れを起こすことがない。
■その他情報:主に裏での仕事を請け負う元傭兵。最も仕事の選択基準が「自分が楽しいかどうか」なので、雇い主からはあまり評判はよくない。いわゆる「快楽主義者」で、楽しければそれでいいという思考だが、それが殆ど「殺すこと」に向けられている。
─廃墟・中心部─
ここらはどぎゃんね。
どっこもまだ使える建物ば思うけぇ。
[街の中の位置関係を説明しながらマイルズを街の中心部へと案内し。使えそうな建物を示し、その壁をべんべんと叩いた]
運がよかば食べ物も残っとるじゃろうし、あっちゃこっちゃ探し回るんも手じゃろうて。
ま、気張りぃな。
[ほんじゃな、とマイルズに告げるとすれ違いざまに肩をポンと叩き。そのまま街並みへと消えて行った]
─廃墟・街の一角─
……ふーん?
結構、色々と集まってるんだねぇ。
[形を保つビルの屋上。
その縁に腰を下ろし、手の上のカードを眺めて小さく呟く。
カードに描かれているのは、審判の刻の始まりを兆す天使の姿]
……ま、中には虫の好かないのもいるけど、そんなもの、と思えばいいか。
『いつも』とは、違う事ができるんだし、ね。
[小さく呟いて、カードをしまいこみ。
それから、ん、と言いつつ身体を伸ばす。
広げたままの白の翼が、ゆっくりと羽ばたいた]
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