人狼物語 ─幻夢─


47 【いばらの王 blue-side】

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教員 オトフリート、消防士 ダーヴィッドの声を聞く。左だけで、笑った{2}

2009/10/06(Tue) 08:26:21

【墓】 娼妓 カルメン

[女は彼女の深層。
 其処にある、自身への疑惑を知らない。
 何せ、今の今まで名も知らぬ存在だったのだから。]

 ……

[イレーネとの名乗りを交わし、
 『世界』を見て、そっと頷いた。
 霞の晴れぬ、世界。]

 真っ暗、ね…

[少なくとも、女に見える『世界』は。
 ごく一部から漏れる灯り以外は深い闇だった。
 灯りの中に、少しの光景が見える、だけ。]

(+42) 2009/10/06(Tue) 08:28:03

【墓】 娼妓 カルメン

[傍に居るかに思える、イレーネ。
 その存在すら、深い闇の中におぼろげで在る。
 声の質感、そして届く音。
 其処からの想像が女の中での『イレーネ』となる。]

 
 ……

[ぼぅやり、『世界』を見ていると
 不意に届いた、こんばんわ(>>+28)。]

 ひッ?!!

[見回し、続く言葉に存在を、知る。]

(+43) 2009/10/06(Tue) 08:31:27

【墓】 娼妓 カルメン

[声や音から受ける印象が、
 おねえさん、と呼ぶ彼女の像を作っていく。
 そしてあたかも、そういう者が此方に向いている。
 そういう光景を、錯覚する。]


 うそ?
 ……誰か、嘘をついてるの?

[言葉には眉を顰め
 >>+29)共に驚いているイレーネへ
 窺うような視線をむけただろう。]

(+44) 2009/10/06(Tue) 08:34:05

教員 オトフリート

[2人の側に近寄っていき]

……ふぉ す

[言えない。出てこない。でも、大丈夫。
 この人は、大丈夫な人だ。鈍いベールの中で判断する]

[奇妙に右に、右にと曲がりながら、カルメンの体をはさむように、ダーヴィッドの反対側、衣裳部屋の奥側へと、回る]

[膝をつくと、カルメンの髪にそっと手を伸ばした。撫でる]

[守る。止める。
 ピューリトゥーリの副作用が落ち着く薬が手に入るまで。
 守る。どうして? 教え子だから。
 だけども、具体的な方法は何も思い浮かばない]

(94) 2009/10/06(Tue) 08:37:51

教員 オトフリート

あり、が、と、

[ダーヴィッドに、言った。
 ダーヴィッドがカルメンに何かをするなら、いかなる行為でもそれが彼女のためだと信じて、一歩引いて見ている。
 誰かが入ってきて、急な事態の変化が起きるなら。
 その緊急の事態に対処が出来ず、反応はものすごく遅れるだろう**]

(95) 2009/10/06(Tue) 08:38:08

教員 オトフリート、メモを貼った。

2009/10/06(Tue) 08:39:19

【墓】 娼妓 カルメン

[>>+38)二人の声が届いているのか、いないのか。
 おねえさん、と呼んだ彼女は
 ぽつりと呟いて、『世界』の先を見ている。]


 ……

[同じ様に、視線を戻す。
 霞の掛かった、『世界』へ。
 ただ一部、灯りの見える場所へ。
 其処には、ヴィヴィとせんせいが、居る。]

(+45) 2009/10/06(Tue) 08:40:27

【墓】 娼妓 カルメン


 ……?

[見て、息を飲んだ。
 ゆっくりと、首を傾ぐ。
 事態が、把握出来ない。]

 え?

[空虚な音が漏れた。
 二人の傍にいる、あの女は、誰?]

 わた、し?

[ソレは確かに、自分の容姿と瓜二つの、存在。]

(+46) 2009/10/06(Tue) 08:43:20

【墓】 娼妓 カルメン

[『イレーネ』は。
 死後の世界、という様な事を言っていなかったか。
 ならば、何故あそこに?]

 …なん、で

[漏れる疑問を解消する存在など、ある筈も無い。
 空虚が広がっていく、ばかり。]

 死んでる、んでしょ?
 わたし、じゃない、だれか?

 誰、なの?

[信じられない、という質の声。
 誰、と問うても自身以外には考えられない。]

(+47) 2009/10/06(Tue) 08:46:03

【墓】 娼妓 カルメン

[女自身にも解っては居た。
 『イレーネ』は多分、と謂ったのだ。
 だから、明確な『世界』では無い。
 いわば、未知の産物。]

 ……

[二つの蒼は食い入るように、灯りの先を見る。]

 どうして、
 こんな、

[その問い掛けは、奇しくも。
 >>+38)思いは違えど、音の始めは同一のもの。
 思い出せぬ女は、顛末にただ、見守る以外の*術を持たない*]

(+48) 2009/10/06(Tue) 08:53:07

星詠み ノーラ、メモを貼った。

2009/10/06(Tue) 09:09:59

星詠み ノーラ

[背を撫ぜる小さな手。
優しい心地。温かい。
それも知らない。解らなかったこと。]

[『転んだ位で涙を見せないで。』
『1人で立てるだろう?』]

[糸すら感じられない、近い距離。
そっと小さな少女を抱きしめて]

…ありがとう。

私もベアトリーチェの為に…
…見つけるために、信じるために――視るわ。

ピューリトゥーイを見つけられれば
貴方を守れるはずだから…

(96) 2009/10/06(Tue) 09:19:55

星詠み ノーラ

そして、彼のためにも…

[ベアトリーチェの手の先、エーリッヒを見上げ
灰色になってしまった瞳を新緑は見上げる。

まだ眼尻は赤く少し腫れ涙も浮かぶけれど]


生きましょう。

[強い言葉。決意するように。]

彼も…そう望んでいるわ。

[彼の手に手を伸ばして、彼が手を差し伸べてくれたような形。少しだけ力を込めて立ち上がる。石化しながらも騎士のように。]

そうでしょう…?エーリッヒ。

(97) 2009/10/06(Tue) 09:26:06

星詠み ノーラ

[返事のない問い、杖をついて確りと立ち上がる。
気付けばゲルダやヘルムートの姿もあるだろうか。

スーツケースを一度取りに戻りその場にすぐ戻る。]

ゼルギウス――信じるな…

[再度、ぱかりと開かれた箱の中に注射器が12本。]

けれど――この箱は不吉な星に感じなかった。
ヘリにのってどこかに来いと言うのな…

[その1本、徐に手を伸ばし]

行くまでよ。

[実験するなら見つけた自分から――、
と注射器を腕に刺した。]

(98) 2009/10/06(Tue) 09:40:32

星詠み ノーラ、メモを貼った。

2009/10/06(Tue) 09:41:07

星詠み ノーラ、つきりと腕に痛みを感じた――{5}

2009/10/06(Tue) 09:41:51

星詠み ノーラ、メモを貼った。

2009/10/06(Tue) 09:42:28

消防士 ダーヴィッド、教員 オトフリートがカルメンの髪を撫でる様に眉尻を下げる。

2009/10/06(Tue) 09:47:22

消防士 ダーヴィッド

[視界に映るのは、カルメンと話すオトフリートの姿。
 何の話をしているのだろう。
 彼は、呂律が回らなくても、何か必死にカルメンに訴えようと、顔面を引き攣らせながらも、話をしながら……

 そのうち、カルメンの反応がなかったのか、薄かったのか、ふっと止めると、ついっと後ろに下がっていく……。]

 ………。

[そのあと、小さく、カルメンが(せんせ…)と呟く声が聞こえた。]

(99) 2009/10/06(Tue) 09:51:11

星詠み ノーラ

…っ

[体内に侵入する薬物に軽い眩暈。思わず足に力を込めるけれど、それでは意味がないと頭では理解したが先に足が動いた。]

…!

[動いた?]

足が…

[変色していた足、その色は徐々に薄くなりやがて消えていくだろう。その様子を見ていた者は注射器が本物と気づけるだろう。]

皆にも…これを、…
後、誰かベアトリーチェに…お願い。

[傍に来た人には注射器を差し出していくだろう。]

(100) 2009/10/06(Tue) 09:54:15

消防士 ダーヴィッド

[僕もまた、それを眺める。
 カルメンは、静かにオトフリートに近づいて、
 その視点の合わない表情や、呂律の回らない口を眺めていただろう。

 そして、また、(せんせ)とだけ呟いて……
 その細い指を、オトフリートの首に絡ませたかもしれない。]

(101) 2009/10/06(Tue) 09:56:52

消防士 ダーヴィッド

カルメン?
          それは駄目だ……。

[カルメンは、小さく震えながらも、確かに笑って……
     その手をオトフリートの首に食い込ませていくだろう。

 一瞬どうしていいかわからなくなる。]

(102) 2009/10/06(Tue) 09:59:59

星詠み ノーラ、メモを貼った。

2009/10/06(Tue) 10:01:19

消防士 ダーヴィッド、カルメンの後ろに近づく。その手を止めようと…。

2009/10/06(Tue) 10:04:20

消防士 ダーヴィッド

[女の力は思ったよりもとても強くて……。
 引きはがそうとしても、かえって、その華奢な指を折ってしまいそうになる。]

カルメン……駄目だ、……離れて……

[オトフリートの首に絡みついて、それは離れない。
 段々と、オトフリートの顔が虚ろになってきただろうか…。]

(103) 2009/10/06(Tue) 10:08:16

【墓】 医大生 エーリッヒ

 本当に、ベアトリーチェさんの方が騎士みたいだね。

[自分の代わりに星詠の人を護るという、少女の声が聴こえる。
思い出すのは、ハインリヒの手を引いていた姿。]

 僕は何も、護れてなんていないけれど……。

[僅か悔しさが滲むのは仕方のないこと。
自分を殺した人が居るなら、恨んでしまうのも。
少しだけ天上を見詰めた。]

(+49) 2009/10/06(Tue) 10:08:43

【墓】 医大生 エーリッヒ

 ええ。生きて…――。
 でも、無理はしないでください。
 もう、僕は、貴女の甘えさせることはできないから。

[次に聴こえた彼の人の言葉に頷いて。
自分であった石像の手を借りて、立ち上がる彼女を見る。
どうして手を差し伸べるような形で、死んだのか覚えていないけれど。
最期に――そのような形でも、
彼女が立ち上がる手助けが出来てよかったと思う。]

 ……僕が居なくても、大丈夫ですね。

[ヘルムートの言葉も聴こえていて(>>81)、頷く。
自分が役立っていたなんて、思わないけれど。
少しだけ淋しさを覚えて、でも意識を切り替えた。]

(+50) 2009/10/06(Tue) 10:10:52

【墓】 医大生 エーリッヒ

 さて、僕がこうして在るということは、
 彼女達も何処かにいるのかな?

[どんなことにも意味のないことはない
――そうであるならば、きっと此処に在る意味もまた。

医師の卵であった青年は、2人の少女の姿を求めて彷徨う。
カルメンという女性が死に至ったことは、知らぬまま**]

(+51) 2009/10/06(Tue) 10:11:08

消防士 ダーヴィッド




         駄目だ…




[その手はカルメンの首に伸びて……
 ベルトを引く瞬間に、
 彼女は手を離して、こちらを振り向いた。]

(104) 2009/10/06(Tue) 10:14:57

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