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そして、物語は動き出す。
目覚めたものが何処へ向かうか、それは一人一人の思うがままに。
どうやらこの中には、村人が4名、占い師が1名、霊能者が1名、守護者が1名、狂信者が1名、智狼が2名いるようだ。
いやもう、お金じゃなくて、食べ物の現物支給で充分。
米とか入っていたら、思わず喜びの舞を踊ってしまいそうよ、私。
[同じように桜に目を向けた瑞穂に一瞬だけ視線を移動して、また桜を眺める]
まあ、古来より桜には不思議な力が備わっているというからねえ。
日本の全てを飲み込めるぐらい、懐の深い樹よ。桜は。
[桜とは、日本と切っても切れない仲だ。
敬愛する存在としても、畏怖する存在としても]
ま。何か起きても何とかなるでしょ。
[あっけらかんと笑いながら言い放ち、そして、探していた人物をやっと、桜の近くで見つけた]
おお。探していた人物発見。
─中央広場─
[視線を向けられても、睨まれても、素知らぬ顔]
千恵、早く食べないと芋が不味くなるぞ。
[代わりに紡いだのは従妹への言葉。
冷めてふやけたフライドポテトを食べたくないのはオレ自身だったが、それを理由に食べようと促す。
勿論、幼馴染にも同じように声をかけた]
[呟きの後、視線は桜の枝へと向かう。
しばしの沈黙。
後、その表情が、険しさを増す]
……桜……!
[零れ落ちる掠れた声]
……どうあっても……始まると、始めると……!
……。
[捜し求めていた人物は、何やら一人で盛り上がっていた]
……ちょっとちょっと綾野さん?
[思わず、少し困ったような顔で汗を一滴流しながら、手をふるふるしてみた。
まあ、場所がまだ少し遠いので気づきもしないとは思うが]
[梢の一角、睨むように見上げる視線。
それを辿ったなら、気づくだろうか。
赤へと変わった葉の影に、小さく揺れる、一塊の蕾に。
しばし、それを見つめた後、女は公園に集まる者たちを振り返る]
……離れなさい!
この桜に、近づいては、ダメ。
魅入られ、堕ちてしまう……。
眠れるものが目覚めてしまう……。
触れなければ、近づかなければ、何事も起こりません。
だから……。
[近づくな、と繰り返す。
その言葉を嘲るように。
何処か遠くで、鈴の音が響いた──**]
―中央広場―
[伽矢に呼ばれて、ぴくんとする。]
たべるー!
[食欲一番。百華から離れると、伽矢のところへ走ってゆく。
伽矢の隣、空いたベンチに腰掛けて。包んでもらったポテトの長さを比べながら、小さい方からはむる。
にこにこ。美味しい。]
[神楽の説明に頷きながら]
確かに桜っていろいろな逸話も多いですよね。
日本人にとってはなじみの深い樹のようですし。
[楽観的な様子には静音らしいと思いながらもこちらもつられ笑顔を返し、不安な気持ちもなくなった。
探していた人を見つけたらしく、千恵にかける伽矢の声も聞こえ]
あ、私は伽矢くん達とご飯たべてきますね。
今度、何か差し入れもって行きますね。
[伽矢のことはよく話しているので幼馴染だということは神楽に伝わるだろう。
伽矢の方へと行き]
ごめんね、伽矢くん。
静音さんにはよく相談したりとかお話聞いたりしてもらってるの。
[逆に愚痴なども聞かされることもあるのだが]
ん、ああ……。
時間的には、そのくらいか。
[昼、という言葉に何気なく返し]
ああ、俺も子供の頃にはよく登ったな、あれには。
……この木、特有の話……っていうのは。
なんか、あったかな……?
[続けて向けられた問いに。
やや、首を傾げて呟いた矢先。
聞こえた、声]
……は?
何だよ、いきなり……。
[こんな所で私に出くわし、気まずいのだろう。
伽矢が千恵ちゃんと稲田さんちの瑞穂ちゃんを呼んでいる。]
ほら、伽矢が呼んでるよ。
冷めないうちに食べてらっしゃい。
[千恵ちゃんを送り出し、桜のほうに目を向ける]
……彼女、ただならぬ雰囲気ね。
桜に魅入られるって、この国の者なら誰でもなんじゃないかしら。
[伝説の事など知りはしない。
妄想に取り付かれた哀れな女。
私が彼女について思ったのは、それだけだった。
遠く聴こえる鈴の音には、大した注意も払わない。
伽矢の傍にやってきた瑞穂ちゃんに、柔らかく微笑み会釈をした]
─中央広場─
[飛んで来た千恵の頭を撫でてやってから、袋の中からそれぞれの頼んだセットを取り出す]
ふぅん、あの巫女にねぇ…。
頼りになるのか?
[失礼ながら見たところそうは思えなくて。
幼馴染に疑問を投げかけながら季節限定のセットを渡す。
最後にオレの分を取り出し、大口を開けてハンバーガーに齧り付いた]
………何だ?あの人。
[急に騒ぎ始めた紅を纏う女性。
訳の分からぬことを口走る人物に、眉根を寄せて視線を投げた。
自然と、その視界に葉の色づいた桜の樹が入る]
―中央広場―
……なんだ、いきなり。
[届いた『忠告』に、軽く眉を寄せる]
魅入られる、と言っても……今は花すら咲いていませんしね。
[千恵が「もも」と呼んでいた女性の言葉に呼応するように、シンボルツリーを見上げる。
何処かで鈴の音を聞いた気がした]
おお!それは本気で助かる!
1食浮くだけで私の命も1日増えるから、切実にお願いね!
そんじゃ、またね〜。
[瑞穂との会話を終了すると、聞こえてくるのは、綾野の叫びのような言葉]
……ふぅむ?
[そのただならぬ様子に、少しだけ頭を捻った]
畏れ。穢れ。
そういうものの一つなのかしら?その桜?
なんとなく変な感じはしたんだけど、やっぱ、アッチ関係のモノかな。
いいですね。
こんな木があったら私も登ってたかな。
[そこに届く女性の警告。
顔を向けたのは当人にではなく桜の大樹。
耳元に手を当てて軽く首を傾げる]
…意味が分かりません。
別にどうしても登りたいとも言いませんけれど。
[少しして、問題の発言をした女性に顔を向け直した]
[史人の大丈夫、にほふんと笑顔になり。
百華にはぁいと返事して、伽矢の隣で食べたポテト。
悲しいかな、地面におちて土まみれ。
悲しい時に、届いた言葉。
「桜に近づいてはダメ。」
何で駄目なんだろうかと。言われるとよけいに近づきたくなる。
鈴の音は、聞こえたけれど。聞こえただけで。少女には意味をもたない音。
じ。桜の枝を見る。
うさぎは反対むいたまま。]
相談って聞いてもらえるだけでも心がすっきりするからね。
[頼りになるかという質問には直接には答えず、千恵をはさむようにしてベンチに座り伽矢からセットを受け取る。
ポテトを適当につまんで食べていると、神楽が近づいていった女性が何かをしゃべっている]
静音さんの知り合いなのかな?
どうしたんだろう?
[先ほど神楽としていた話、女性の言葉の内容。
先ほど浮かんだ不安は浮かんですぐに消えた。
千恵がポテトを落としたから]
千恵ちゃん、ほらポテト落としたよ。
[興味はすぐに千恵のほうに移り、自分のポテトを一つ千恵に*渡した。*]
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