時空竜 オトフリートは、漆黒の光鎖は、何かに導かれるよに、二つの界に『道』を通す。

時空竜 オトフリートは、「………………」

心魔 クレメンスは、殲滅の陽光 ヘルガの足元に、いつの間にか黒猫が擦り寄った。

天聖の獣 ナターリエは、時空王 ネリーを（紅茶の熱さのせいで）潤んだ目で、じっと見つめた。

心魔 クレメンスは、風来坊 ハインリヒに、視線を向けた「おとーさんとは、時空竜殿の事ですか？」

時空竜 オトフリートは、ふと、不穏な空気を広間から感じたかもしんない。

風来坊 ハインリヒは、心魔 クレメンスに頷いた。「ちまっ子のおとーさん」と言ってけらと笑う。

天聖の獣 ナターリエは、時空竜 オトフリートの"おとーさん"呼びは発音違いの一種と思っていたり。

時空竜 オトフリートは、取りあえず、広間へ戻ろうと歩き出し。

時空竜 オトフリートは、広間に戻るなり、更に不穏なものを感じたかもしんない。

天聖の獣 ナターリエは、心魔 クレメンスの謎の言動を問う事より、セレスが大事と時空王に向き直る。

氷精 ミハエルは、心魔 クレメンスの言葉に、珍しく納得した。