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[扉の傍には名を連ねる墓守の姿]
ナターリエさんまで。
ああ、そちらは……
マテウス兄さ――マテウスさんがお帰りになったようですよ。
[ゼルギウスには告げることもないが、他のもの、ナターリエやエーリッヒも、兄、姉と呼んではいた。
年を重ねるにつれて、他人行儀になっていったのだが]
[受け取った紅茶を一口啜り]
ヨハナ婆。
…御伽噺を信じてるの?
[苦い口調。ヨハナの話を聞くのは好きだった。だからこそその御伽噺のことも覚えているのだ]
もっとも、ここに居るのは間の悪かった者ばかりかもしれないですけどね、と。
ゲルダが仕組んだドッキリ?
[小首傾げ]
別の意味で冗談じゃ済まなさそうだ。
まあ、それはさておき。
苦労したんだね…。
[なぞられる傷跡を視線で追いかけて。
翠の色が翳ったのは、僅か俯いたせいで被る前髪に隠れたか]
持ちつ持たれつ。
良い言葉だな。
俺らの場合は必要な部分を補ってる感じか。
[マテウスに返しながらからりと笑う]
[謝罪をしてくるウェンデルには、気にするな、と声をかけて]
会わないと思ってて遭遇したならそうもなるだろうな。
ああ、マテウスとは村の外で何度か。
俺が薬草集める時に良く護衛頼んでるんだ。
ああ、悪いな。ライヒ、までしか正確に覚えてないものでな。
[さほど悪いとは思ってないような口調で、ライヒアルトにそう返す。
エーリッヒから一応紹介はされたが、さほど顔を合わせないのでこの有り様。]
ライヒビルダーだかライヒアルターだったか。
二択で迷ったんだが…。
[合ってない。]
遠くでこちらのやりとりには気付いてなさげな少女の姿を確認。ほっとしたような表情になるが、新たに入ってきた人物を見て、その表情はすぐさま曇る]
うは。ナターリエもか。ますますわからん。容疑の根拠が。
[ゼルギウスが、自衛団を睨みつけた様子を見ると]
これこれ。
これから何が起こるのかもまだ分からないのに、怒ってはいけませんよ。
案外、集めるだけ集めて、注意事項だけで終わるのかも知れないのですからね。
ナターリエまで。
…どうして、こうも。
[年の近いものが呼ばれたのだろうか。
溜息が毀れるのを止められない]
いいんじゃないか?
たまには昔の呼び方に戻ったって。
[ウェンデルが呼びなおすを、小さくからかう。
昔と違い微妙な距離感を感じるのは、自分もまた戻りきれないからだというのは横へ置いて]
[ゼルギウスの抗議には]
いや、さすがに俺もお前がこの村にきてるなんて知らなかったしな。
本当に何か特別にすごいところがある村ってわけでもないしな。
[ナタという名に何か記憶の引き出しをノックされ、
一瞬思考をめぐらせ]
まぁ、そうだな。
この騒ぎもそんな心理的なものも大きいのかねぇ?
すてきなお仕事ね。
[腰を屈めて、猫に視線の高さを合わせると]
よろしく、ヴェンデ。
[人差し指を、握手のように猫の前足に触れさせた。]
って、あれ?
マテウス、ゲルダちゃんと連絡取ってんの?
[同じ村なのだから知り合いでもおかしくは無いとは思ったが]
[村を出たらそのままと思っていたために意外に思ったようだ]
[ヨハナから窘められると]
だけど注意事項だったら村の人全員揃えてした方が良いんじゃないの?
何かきな臭いんだよ、その辺りが。
何で俺らだけこうやって集められてるのか、ってさ。
ウェン坊じゃありません。
ウェンデル、です。
[ゆっくりと、区切って言う]
だからって、こんなときにだなんて、間が悪いにも程があります。
他のときなら、もっとゆっくり話せたでしょうに。
[ウェンデルに気づいた様子の、マテウスの体勢。
幼い頃には毎度のようにされていたから、何を示すものかは容易にわかる]
…………私はもう、20です! 子供じゃありません!
[エーリッヒのからかいに気づけば、向く眼差しはきつくなった]
[ヨハナにとがめられると肩をすくめて]
卑下するつもりはないさ。
ただ回りはそういってる、それだけだ。
俺は俺がそれが正しいと思ってやっている。
[ヨハナに笑いかける姿は15年前の面影を残していたであろうか]
ヨハナさんならわかるだろう?
俺がそんなこと思ったりしてないって。
[エーリッヒの言葉に、一度だけ目を瞬かせた]
うーん……。
どうだろうねえ。
[そして、首を傾げると言葉を続ける]
御伽噺自体は、ただの御伽噺でしかないのだけれど、その中に含まれているものには、必ず真実というものが含まれているものですから。
そういうものが、語り継がれ、いつまでも残るものなのです。
それに―――。
[最後には、また笑みを浮かべて]
これだけ年を取ると、何が起こっても不思議ではないと思うようになってきますからね。ほっほっほ。
……なら、ライヒ、か、ライ、で止めといてくれ。
[さらりと返されるナターリエの言葉に、ため息一つ。
ここで名乗っている姓は偽名だが、名は本来のもの。
間違えられるのは、嬉しくはなく]
家主殿。
人事だと思って、面白がらんでくれ。
ナターリエ…?
[視線を向けた先にはやはり幼馴染]
なんか、サプライズパーティーとか…じゃないよな?
[手をあげ]
よぉ、久しぶりだなナタリー。
ずいぶんと美人になって。
はぁ…15年ねぇ…。
[改めて年月の長さを思い知る]
[またしても叫んでしまった。
口を押さえても、とうに遅い]
ああ、そうだったんですか。
そんな仕事、していたんですね。
[ゼルギウスに答える口調も、自然、早口になり]
……二階。
使って、良いんですよね。
荷物、置いてきます。
[誰にともなく言うと、足早にその場を*去っていく*]
こっちは誰が居るのか予想もつかなかったよ、婆。
いや…人を殺すような、せめて若い連中か?とは思ってたんだが。
それにしては、婆やええと…そこの子も。
人を殺す手を持っていると本気で思っているのか。
[殺す、の部分は流石に声を低くし、あまり周囲には聞かれないように。
ヨハナに言い嘆息しつつ。
ウェンデルの説明に軽く目を瞬かせた。]
マテウス?あのマテウスか。十何年ぶりだ?
ゲルダからたまに、近況は聞いていたから、生きてるとは思っていたが。
[本当に生きてたんだなとかぽつりと呟いて。]
えええええええっ。
神学生の坊や、もう、20歳になんのか……
[真剣にびっくりしている]
なんか、今俺ちょっとだけヨハナばっちゃんの気持ちがわかったような気がする。
……雑文を書き散らしてるだけだ。
大して、売れているわけでもないしな。
[すてきな仕事、という評価に、掠めたのは苦笑。
挨拶された猫はなぁ、と一鳴きして、そこだけ白い足先でてしてし、と差し出された指に触れた]
[ゼルギアスの言葉にはほっほと笑い]
憶測だけでは何も分かりませんよ。
後、ほんの一時待てば、分かるのですから、その時まではいつものままでよろしいではないですか。
若いですねえ。
[その言葉は揶揄ではなく、遠い昔を思い出すような羨望の色。
そして、マテウスの笑みを見れば]
ええ。ええ。
お前は、15年前と代わらず、やんちゃな悪ガキのままですよ。
[と、笑みを崩さないまま言った]
いざという時にはやっぱ、
能力より信頼だろ?
[問いかけながら、ゼルギウスの言葉に同意して]
そそ、護衛引き受ける変わり薬とか安く提供してもらったりとか、
貴重な薬たまにまわしてもらったりな。
[ウェンデルに説明をしてからとがめる様子に]
おっと、悪い悪い。
そうだったな。
[いいながらくしゃくしゃと頭を撫でている、
やはり子ども扱いが抜けない]
まぁ、だけど向きになるのはまだまだ子供ってことだぜ、ウェン坊…、
っとウェンデル。
そりゃお互いのことあんまり話してないもんな。
[マテウスの言葉に同意の頷きを返す]
[尤も、語れる過去を持ち合わせていないと言うのが正しいのではあるが]
あぁー……。
そうか、その心理的な部分があるから、っつーのもあるのか。
[続く言葉に納得の声を漏らした]
[気を抜いたところでウェンデルの叫びその二が響く]
[少しくらくら]
お、おお……。
うん、そう、良くお世話に、なったよ。
[くらくらしながらもウェンデルへと返答して]
[二階へ向かうとの言葉に頷いてその後姿を見送った]
[ナターリエの言葉に少しだけ首を傾げた]
そうさねえ。
殺人の容疑者、という意味では、あまりにも色々な人を集めすぎているというのはあるかねえ。
まあ。私たちがあれこれ考えても、しょうがありませんよ。
なるべくしてなることをゆっくりと待ちましょう。
幸い、話の種にはつきないような場になっているようですからね。
[殺人という言葉を口にしても、老婆はのほほんと、いつもの様子。
というか、何事が起きても動じそうな気がしない]
ああ、ゲルダとだけは時折手紙でやりとしてたぜ。
とはいえ、俺はあちこち放浪してあて先ないから、
局留めで受け取りは大抵おくれてたけどな。
[ため息混じりに]
それに大抵は帰って来いって感じの内容が多かったな。
あとはお互いの近況…、
ああああ、そっか薬師ってゼルギウスか。
[気づけばなんでもないことであった。]
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