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―to 1st floor corridor―
えぇと、きっとこちらかしら。
食事、それともどなたかが作るのかしら。
でも人の姿なんて…
昨日お会いした方々は違うでしょうし。
やはり給仕はした方がよろしいのかしら。
[困ったように呟いて、open the next door,次の扉を開いても、そこにkitchenはない。]
どこにあるかしら。
[扉が開き、人が出てくる気配にそちらを振り返る。
出てきたのは、エーリッヒと名乗っていた、金髪の青年]
…………。
[取りあえず、軽い会釈はしておいて]
嗚呼、昨日の。
[廊下に居た、確かアーベルとか名乗っていたか。年自体は僕とあまり変わらないような蒼の髪の青年に会釈を返して。]
如何かされたのですか?
いや、別に……。
[如何か、と問われれば、短くこう返して]
また、人が増えたようなんでね。
一体、何が始まるのやら、とか考えてたってとこか。
[やがて開いたdoor
中にあるkitchen。]
i found, my god.
神よ、あなたのeden――or not? miniascape?
あなたの場所で調理をすることをお許し下さい。
血の汚れはすぐになくなりましょう。
彼らの命を奪う罪を、わたくしたちにお許し下さい。
生きるための食を与えてください。
[祈りを囁く。
それから...はkitchenへ入る。]
嗚呼。
また、増えたんですか。
[扉のほうを見やれば、成程確かに昨日まで白かった筈のプレートが埋められて居た。]
そうですね・・・
此処の館の御主人は何方に居られるのでしょうか。
[叶うなら事情を話して早く引き上げたいところだ。店も気になる。]
館の主人……じゃないようだが、事情を知ってそうな男なら、まだ広間にいると思うぜ。
[言いつつ、階段の方を振り返り]
あれを降りて、少し行けばすぐに広間につく。
……まあ、昨日の様子だと、まともな話ができるとは、思えんけどな。
[その時の事を思い返しつつ、ため息をついて]
下には、書斎らしい場所もあった。
行けば、何かわかるかもな。
―kitchen―
魔法の気配…
あ、そういえば使っていませんでしたね。
[手を合わせ、精神集中。
しかし...の感覚は、何かに遮られるように。]
…使えない?
神の御力のせいでしょうか。
使うなとおっしゃるのならば、使えぬとも問題はございません。
[魔法の気配の方に手を伸ばし、そこにある食材を取り出す。]
神よ、卑しき人の子をお許し下さい。
…とても新鮮で美味しそうな野菜をいただきます。
冷えておりました肉もいただきます。
感謝いたします。
広間に、書斎・・・。
[声に階段を見る。装飾の施された木の手摺。
昨日は意識しては居なかったが、此処は如何やら二階らしい。そう言えば部屋の窓から見た景色はそれらしかったと今更ながらに思う。]
では、尋ねて見ましょうか。
有難う御座います。
[まともな話が出来ない、と言うのは良く分からなかったが、行けば何か分かるだろう。何時もの笑みを形取り頭を下げて、階段を降りた。
広間で話を聞けば、その後書斎へも*向かうだろうか。*]
……まあ、頑張れ。
[階下に向かう背に、ぽつり、こんな呟きを投げて。
それから、また、扉の開く気配に気づき、そちらを見やる]
…………。
[出てきた人物の姿に、蒼の瞳はやや、鋭さを増したやも知れず]
[先ほど廊下でプレートを見回した時から感じていた違和感を再び思い、静かに笑みつつ扉を開ける。
二人の青年の声がしているのは、部屋の中から聞こえていた。丁度別れた所の様だが。
書店を営む老夫婦の息子、エーリッヒと。]
やあ。銀の。
[向けられた眼差しに、にやりと返す。]
……そっちで呼ぶかよ。
[銀の、という呼びかけに、ついこぼれるのは不機嫌な声]
まさか、こんなとこであんたと顔合わせるとはね……。
ああ。まだアーベルとお呼びした方が良いのかな?銀の。
「今晩は」にはまだ早い――ですからね。
[挑発するように笑みを浮かべつつ。口調を切り替える。]
こんな所、ですか。
先程の話し振りといい、銀…まあ此処は君に譲りましょう、アーベル、君は何か知っているのですか?
この場所について――私以上に。
……幻魔は月下に動く。それは覚えとけ。
[低い声で、短く告げ。
投げられた問いには、一つ、息を吐く]
早めに気がついて、多少探りを入れた分、情報をつかめてるだけだ。
基本的には、何が何やらさっぱりわかっちゃいねぇ。
ここが神の箱庭で……。
俺やあんた、そして他の連中がここに集められた基準が、荒唐無稽な御伽噺としか思えねぇ、って事くらいかね。
……それも、下の広間にいる、陰気な男からの受け売りにすぎねぇし。
[いくつかの料理を作り上げる。
carpaccio the pagrus major
真鯛のカルパッチョ
poultry with chili sauce
鶏肉のチリソース炒め
gnocchi with tomato and shroom
トマトとマッシュルームのニョッキ
soup of garden stuff
野菜のスープ
そしてそれを、置いてあった台車に乗せて]
―out the kitchen and go to salle―
料理、作らせていただきましたから、どうぞお食べください。
[dish,皿には銀の蓋をしめて。
運んでから、少女と老人に勧める。]
[退屈なのか、デタラメな歌を歌う。
るるら、るるら、るらら。
白髪の初老の男はその声に目を細める。
少女の肌には血の気が無く、歌い疲れてか、待ち疲れてか、いつしかたゆたう*ゆめのなか。*]
[アーベルの、低く呻く様な声は獣のそれに似ており。
くつくつと笑いを堪え切れずに声を出す。]
勿論忘れてなどはいませんよ。
ですが、安心しましたよ、アーベル。
先程「普通の人」と話していたものですからつい。君のほうこそ此処に来て呆けてしまったのかと。
でも君は魔物のまま、だ。
[再びくつくつと笑う。
アーベルの話を聞く気があるのかどうか。]
あら…
[small lady is in the dream?
眠ってしまった少女に、苦笑した...は、料理を机の上において、近くを探す。
blanket,ひざ掛けを見つけて、その少女にかけてやる。]
お召し上がりになりませんか?
[老人に尋ねるも、答えはない。]
[楽しげに笑う様子に、す、と目を細め]
話す相手を選り好みできる環境じゃねぇんだから、「真っ当な」ヤツらと話す事もあるさ。
[魔物のまま、と言われれば。
僅か、笑みのようなものが口元を掠め]
……そりゃどうも、と。
[笑いを収めるとすっと小さく息を吸い。]
「神の箱庭」、そして御伽噺、ですか。
それは知らなかった。
私が知っているのは、壁に名前がある者たちは皆、たった一人のその「人狼」を祖先に持つ。それだけですから。
後でその男とやらに話を聞いて見ましょうか――
彼の名前はご存知ですか、アーベル?
[さらり、告げられた言葉に、一つ瞬いて]
……人狼の血脈……それが、現実だっての?
[自分が『御伽噺』と否定しようとしていた部分をあっさりと認められ。
知らず、上がった声は呆けたものに]
名は知らん。
特に興味もないんで、聞きはしなかった。
[それでも、問いに答える際には、やや、いつもの落ち着きを取り戻してはいたが]
保温魔法もあるなんて。
どうしてでしょうか。
Thank you, my god.
料理がさめないような配慮を有難うございます、神よ。
[そうして、to salle, again.]
皆で一緒に食べましょう。
その方がきっと美味しいですから。
神父様も、他の皆も…どうしているかしら。
[sofaに腰を下ろす。手触りは本当に良い。
座ると少し、目蓋が重くなる。
forty winks, 最近は眠くて仕方がない。
...は小さく欠伸をして、体の要求に従った。
but so,声をかけられれば目を覚まして、料理をkitchenより*運んでくるだろう*]
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