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[ぴらつかせていたカードは再び懐へと直し]
最初も言うたが、デートんお誘いば受けて欲しゅうての。
じゃけぇ、おまはんは身持ち固そうじゃ。
ワシも口ば上手い方やなか。
じゃから態度で示さしちもらうき。
[言って、無造作に一歩踏み込み右腕を前へと突き出す。突き出された腕はクローディアには届かぬ距離。けれどその後ろから男の影が伸び、腕へと絡み付き。男の得物である刃を併せ持ったトンファーが現れた。その先端、尖りし刃がクローディアへと向かう]
[男が動いた直後、ピーナッツを食べていた小猿がブラウンを見上げる]
「ほんじゃやるでぇ。
隙見て相手ば動き止められそうかね?」
[何とも間延びした声で声をかけた]
―廃墟―
はじめまひへー?
…とと、こちらこそ失礼。
[口の中に残っていた分を急いで噛み砕き飲み下し、片手でごしごしと口の周りを拭う]
どうもー。
そちらは散策中ですか?
[軽く足元を確かめながら会釈した]
[カリカリ…
緊張感漂う中では、異質な音。
いわゆる、気の抜ける音]
…まぁ、仕方ないかねぇ。
[鏡を見る目は未だ険しく]
相手を止める、ねぇ…なかなか無茶を言ってくれるな。
ただのおじさんにゃ荷が重いねぇ。
[音が聞こえなくなる代わりに、聞こえてくるのは狐面の声。
ふぅ、と小さく息をつけばポケットから一枚のカードを取りだした]
ええ、そんなところですよ。
何か変わったものでもないかと思いましてね〜。とはいえ廃墟ですからやはりあまり見るものもないようですけどね〜
[慌てて口の中のものを飲み下す様子をにこにこ眺めて答えしばし眺めた後]
ふむふむ…『氷華』のリディアさんですね?
私はディーノと申します。以後お見知りおきを
[と帽子を取って仰々しく一礼をする]
[デートの誘い。
その言葉に、は、と大きなため息をつく]
……生憎と、この身は盟に囚われておりますので。
[盟に囚われる、というのが何を意味するのかは、口にする事はなかった。
否、する暇がなかった、と言うべきか]
……っ!
[突き出される刃。
完全に虚を突かれたか、刃を逸らすマントを翻す暇はなく、回避は辛うじて横に身体を逸らすにとどまった。
左の腕を掠める刃。散る紅。柳眉が寄った]
「止めるんが難しかば、ワシが止めるけぇ。
代わりに一撃食らわしちくれるんでもええど」
[ブラウンの動きまでは気を回せぬが、声にはそう返して。言い終えると小猿は再び緊張感なく残りのピーナッツをカリカリカリ]
本当に、『跳ねモノ』の多い周期ですことっ!
[声は微かに苛立ちを帯びるよな、それでいてどこか楽しげなよな。
いずれにしろ、口元には優美な笑みが孤を描く。
一まず後ろに跳んで距離を開けると、死神の描かれたカードを銀の大鎌へと変えて身構えた]
……多少、不本意ではありますが。
振りかかる火の粉は、払いのけるとしましょうか!
[宣の直後、真紅が翻り星詠みが跳躍する。
繰り出されるのは、振りかぶりからの切り下ろし。
切っ先は背を、孤描く刃は左の肩を、それぞれに狙って]
─廃墟─
……んー、この辺りには、生きてる設備はないかぁ。
[翼を畳み、のんびりと路地を歩きつつ、一人ごちる]
あればあったで便利、程度ではあるけど。
ないとなると、使いたくなるんだよねぇ……。
[は、と零れ落ちるのは小さなため息]
にしても……。
なーんだろ。
なんか、騒がしい?
[ふと足を止め、空を見上げる。
カード所有者は、既に半数。
この状況で、早速動くものがいるのだろうか、と疑問に思いつつ、軽く、首を傾げた]
『ジャスティス』…ね。
[引いたカードを見やれば、ぽつりと呟く]
分かった、じゃ、テキトーに一撃喰らわすかねぇ。
あんまり器用に出来ないんでねぇ。
[また、カリカリと音がし出せばゆっくりと立ち上がり首を回した]
長物…ありゃ確かに厄介かねぇ。
俺からの距離は未だ遠いから…間合いにはいるまでに、長物で対処されるか。
…しょうがない。
あんまり商売道具を見せたくないんだがねぇ。
[左手を綴じたり開いたりを繰り返し、曲がり角から機を窺う]
ワシをあげなもんとおんなじば思うて欲しかなかねぇ。
別んそんカードば使こて全部ばカード従えたい訳やなか。
[見ていたと言わんばかりの言葉を紡ぐ。相手の腕を掠めた刃を引き戻し、自然体でその場に立ち]
おまはんば倒してカード手に入れんも、『デュエル』は続けるけぇ。
ワシがこげな行動に出たんは、単に”盛り上げる”ためじゃ。
[嗤う気配は尚も続く。繰り出される振り下ろしには幅広の刃でもあるトンファーブレイドを上方へと掲げ。右半身の体勢で右で大鎌の柄を、左で背を狙う切っ先を防ぐべく割り込ませる]
そん火の粉ば食らって焦げるがええ!
[ぎり、と鬩ぎ合うお互いの得物。それを力任せに押し返そうと力を込めた]
―廃墟の一つ―
んー、家捜しするとあれこれ見つかったりしますけどね?
そんなに変わったものはないかも。
ドーナツも見つからないし。
[手に持った菓子の箱を示して見せながら肩を竦め]
はい、そーです。
ディーノさん……手品師さんですね。
よろしくですー。
[カードから得られている情報を思い出しながら頷く。
丁寧な礼にはにっこり笑って頭を下げなおした]
「承知じゃあ、ほんじゃ”アレ”ばやるとするかいねぇ。
邪魔じゃったらワシごとぶっ飛ばしてもええけんね」
[ピーナッツを食べ終わり、小猿が再び男の声を伝える。巻き込まれても良いと言う言葉は相手にどう思われるのか]
「ワシが少しば間『絶対の盾』ばなるき。
おまはんば姿も隠せる思うけぇ、遠隔なり接近するなり好きにやるとええ」
―廃墟の一室―
[右手で白のソレを剥ぎ取る。
舞い上がる白の上に積もっていた埃も散って]
[今度はさすがに吸い込まない]
…上等、かな。
水道は動いてないけどベッドあるなら上々。
[左手で枕を叩けば矢張り舞う埃。
ビジネスホテルらしき建物の一室は奇跡的な程に損害が少なかった]
……それにしても。
[縁の少し歪んだ窓から見遣る先、乱れる気]
こんなに早く、誰が動いてるんだろ。
……。
[しばしの休息を取り、目覚めた後は煙草を吸いながらビルの中を散策。
食料などもさることながら、地形を利用したトラップ、攻撃に使用できるようなものが無いのかと、綿密に調査]
……。
[そして、隠れている他の住人がいないかの確認作業でもある。
体力の余裕がある限り、色々な場所を調査しておいて損は無い]
……貴方は、確かにそうでしょうね。
[否定の言葉に対し、紡いだのは短い言葉。
見られていた事にも、そして、一閃が押し留められたことにも特に動じた様子はなく]
私を先に落としても、盛り上がるかの保障はありませんけれど……。
そういう発想は、面白いですわねっ!
[押し上げる力に、逆らう事無く一度、下がる。
純粋な力比べとなれば、やはり多少は分が悪い]
だからと言って、容認する気はありませんし、火傷をする趣味もありませんっ!
[着地の後、低い構えから足元へ向けて横なぎの切り払いを放つ]
ん?
巻き込んでも良い?
[不意に聞こえた言葉にポケットを見やり。
そして続く言葉に、片眉を上げた]
はぁ…んな便利な事も出来んのか。
まぁ良い。お前さんがそう言うならそうなんだろう。
俺はそう言う力とは無縁だからねぇ。
…じゃ、そうじゃなくても恨み言は聞かない、って事で。
[ギチ。
左手を固く握ると右手で左腕を押さえる。
ぎりぎりぎりぎり、と、音を立て始めた左腕を]
そうですねぇ〜。未だ新しい廃墟ですしねぇ〜。色々なものが残ってるようで…とはいえ、ドーナツがあるかといえば難しいでしょうねぇ〜。悲しいものです
[そのドーナツを出していた張本人も倣うように肩を竦め]
ですよねぇ。華と聞いてあなただとすぐ思いましたからね〜。決して他の女性参加者に既にあっていたから判別できたわけではありませんよ〜
[なんて、なんだか余計なことをいいながら、ふと口を止めて]
ところで…何か起きてますね。気づいてます?
……動いてるのがアレで、誰かと早々に潰しあっててくれる……っていうのは、望めないかなぁ。
ほんっと、苦手なんだよねぇ……。
[ぶつぶつと呟きながら、周囲を見回す。
騒ぎの気配は、遠くない]
んー、ちょっと、高いとこに上がるか。
[小さく呟き、畳んでいた翼を開く。
ばさり、と言う羽ばたきの音と共に、その身は近くのビルの上へと舞い上がった]
とりあえず、拠点はここにするとして。
[と言っても、置いていくような荷物は無い。
あるとするならこの間手に入れた黄色い箱くらいか]
[ケープから取り出し放り出せば、黄色は放物線を描いて白に墜落した]
屋上辺りなら見えるかな…。
[踵を返せば階段へ向かう。屋上までの階数は然程無い。
鳴らない足音と共に上へと]
―廃墟の一室→廃墟屋上―
本当に。
なんでドーナツだけないのやら。
[もちろんドーナツ以外にも手に入らないものはあるだろうが、それはさておき]
他に残っている女性っていうと、雷鳴のおねーさんとか、あともう一人…ロザリーさんでしたっけ?
そちらの人には私はまだ会ってないのですよねー。
[わざわざな説明にクスクスと笑い、肩越しに後ろを見る]
さっさと動き出した人がいる、ってトコでしょうか。
そんな気配ですね。
どぎゃんなるか分からんけぇ、面白いんじゃ。
『デュエル』ば壊さんだけええ方じゃろ。
[面白いと言われて、また笑う気配。この戦いすら楽しんで居るかの態。打ち合っても余裕を崩さぬのは相手の焦りを引き出すためなのだが、クローディア相手ではあまり効果は無いだろうか]
容認ばされんか。
そら残念じゃ!
[押し返した後に追撃をかけようとするも、相手の方が一手早く。踏み出した足で地面を踏み切り、前方飛び込み受け身の要領で地面を転がる。しかし避ける際、遅れて地を離れた軸足にした左足を、切り払いの刃が掠めた。蒼の布から赤が散る。身体を起こすと無事な右足で再び地面を蹴り、クローディアから距離を取った]
あいててて。
ほんに一筋縄じゃ行かんのぅ。
…他んマスター相手に使うんは卑怯過ぎるじゃろうが。
おまはんを確実に下すためじゃ。
ワシん奥の手ば使わせてもらうけぇ。
[ゆらり、男の影。否、男自身の輪郭が揺れる]
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