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そうかそうか。よく寝れたならそれはいい。
まあ早いといえば早いのかもしれないが、昨日はあれから何もなかったんでさっさと寝たんで、そしたら自然にこれぐらいの時間だっただけだな。
[ちなみにこちらはしっかりばっちりと寝ていたらしい。
寝坊した>>285というブリジットの顔を注意深く見た後。また運ぶ作業に戻る。
ちなみに厨房に立つことについては何も言わない。
休ませるときは休ませるが甘やかさせるという考えは持ってないのは母と同じなのだ]
─ →浴室─
おぅ、そんじゃまたな。
[クレメンス>>290にそう言って、浴室に入るべくクレメンスと擦れ違う。
オレが浴室の扉に手をかけたところで、クレメンスの声でもう一人こっち側に来ていることに気付いた]
よーす。
[とりあえず挨拶だけして、オレは浴室の中へと入って行った]
……おは、よう、ございま、す。
[びく]
[掛かる声に反応して、ぎこちなく挨拶した]
……あ、その、えっと……
[知ってはいるが、もう暫く教会に顔は見せておらず]
[緊張して言葉に詰まるうちに、寝癖の持ち主が先に浴室に入って行ってしまった]
あ、……う、
……後から、で、いいです。
[若干しょんぼりとしながら、クレメンスに答えた]
[言葉が少なすぎて、何をしたかったかが通じたかは分からない]
―広間―
[いすに座りながら、周りの話にはなんとなしに耳を傾け、
有益そうな情報があるならそれに集中するつもりではいた。
厨房に向かったアーベル達をこのまま待つか、エーファを探しに行くか迷いながら、
ゼルギウスが運んできたものに手をつけないのに、特に理由はなかった]
…だと思った。全く、何年来の付き合いだと思ってるんだ?
とはいえこんな状態であっさり寝れるなんて難しいだろう仕方ないけどね
[じっと見た効果はしっかりあったようで素直に言うブリジット>>296に少し呆れたようにいう。とはいえ後半はこれ以上ないぐらい熟睡なんてしてる口がいうことではなかろう]
ま、ヴァルターさんいない間は寝坊もうんとできるしそれはよかったんじゃないかな
[最後は茶化すように笑みを浮かべ言った]
―広間―
[ソファに座ったまま女はカウンターの方へは近付かない。
食欲がないせいもあるけれど視線は玄関の方へと向けられている]
隔離が目的なら簡単には出歩かせてもらえないかしら。
――…逃げないように監視しているだけなのよね。
[自衛団員が取り調べをしない事を知っている。
否、取り調べる術を持たないから出来ないと言った方が正しいか]
…………。
[零れるのは溜め息。つ、と階段の方を見上げ]
ラーイの熱、下がったかしら。
[寝ていたら邪魔をしてはいけないと思って
彼の部屋の扉を叩かずに此処に来てしまった。
視線が移ろうと同じく思考も移ろうてゆく]
そうですね、美味しいものは幸せになれますもの。
仕入先は秘密…なら、顧客になることは出来ますか?
美味しかったから、うちの者達にも飲ませてあげたいんです。
[ゲルダから茶葉のことを聞くと、まぁ、と瞬き笑顔を向けた。
執事や使用人達の顔を思い浮かべ、まだ一日しか離れていないのにもう懐かしく思うなんて、と内心苦笑しながら彼女に問いかけた。
こちらの自白に対するゼルの言>>301には、う、と一瞬言葉に詰まったものの。
続いた言葉には思わず笑みを零した。]
そうね、こんな事でもなければ寝坊なんて出来なかったわ。
[そう言いながら、トレイを持って紅茶を広間まで運んで。]
─浴室─
[オレは鏡の前で口元を歪めていた]
なんというねぐせ……。
[そりゃミーレも飛びかかるわけだ。これは酷い。
オレは寝癖を直すべく、桶にお湯を汲んで来てタオルを濡らし。
絞ってから寝癖を寝かせてその上に濡れタオルを押し当てた。
湿気を持たせれば直せる可能性が上がるしな。
しばらくの間濡れタオルを乗せて、その間に他の部分の髪を櫛で梳く。
ちょっとくせっ毛だから櫛に引っ掛かったりもしたけど、どうにか綺麗に梳くことは出来た]
さて寝癖は……まぁ、直った方か。
[濡れタオルを取ってみたら、ちょこっと盛り上がるだけで寝癖は他の髪と同じように寝ていた。これくらいならまぁ良いか。
オレはその部分も一度櫛で梳いてから、顔の横の髪を垂らした状態で首の後ろで長い髪を結える。
そうしていつものスタイルへと無事変身完了。
桶のお湯を捨てて元の場所へと戻し、タオルと櫛を持って浴室を出た。
そんなに時間はかからなかった、はず]
[ゼルギウスとブリジットの会話は、ああそういえば病弱だっけと噂話を思い出している]
顧客?
それは嬉しいな。商売がうまくいくのは良いことだし。
おまけしてあげる。
[多分、蜂蜜とかそういった小瓶のものをおまけにするつもりである]
僕はほとんど戻らないから、送ることになるけどね。
気をつけてね。
[アーベルに頼まれて運んでいくのを、軽く手を振って見送る]
―厨房―
それじゃ、僕もあっちに行こうかな。
もう全部運び終わった?
[アーベルとゼルギウスに聞いてみて、まだ運ぶものがあるようなら、ついでだしと運ぶことにするつもり]
いやはや、ブリジットも大変だよな
[寝坊する経験があまりないというのも辛いものだとばかりに笑みを零していうブリジット>>304に応え]
えーっと…だいたい運んだとは思うけどちょっと待ってな。
[ゲルダの問い>>308に人数分揃ったか否かと考える。
そういえば昨日風邪を引いていたライヒアルトの姿を見ていないなとも思って]
それで最後…かな?
[アーベル>>310が差し出したお盆を示して応えた]
─浴室前─
[実際の時間としては、そう長くはなかったのだろうけれど]
[浴室の前で所在なさげに立ち尽くしていたから、長く感じられたのかも知れない]
[エーファは小さく身震いをして、ストールを寄せて]
……あ。
[浴室から出てきたエルゼに気付いて、慌てて廊下の端っこに寄る]
[先程の寝癖の辺りに、自然と目が行った]
―広間―
あ、ありがとう。
[ブリジットに声をかけられて、運ばれてきたお盆とその上の料理達]
エーファはさっききたけど、どこかにいった。
皆がいたからだと思う。
[自分もこの場所は少し居辛いものを感じる]
─浴室前─
お。
[浴室から出てきたら、クレメンスとエーファがまだ居た。
話でもしてたんかな]
クレメンスまーだ居たのかよ。
飯食いっぱぐれるぞー?
……ん?
なんだ、どうかしたか?
[クレメンスに対してはからかうように言って。
慌てた様子で廊下の隅に寄るエーファの視線>>312がこっちに向いてるのに気付いて、オレは問いかけてみた。
む? オレと言うよりは、オレの頭上か?]
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