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[>>306ミーレのお返事に、ありがとうと微笑んで。
エーリから同じような事を言われていたと聴くと、そうですねところころと笑んだ。
頭を上げてほしいと頬をかかれると、でも、とふるり頭を振り。]
本当に、助けていただいたんです。
あの頃は辛いのは自分一人だけだと思っていたから。
[今にして思えばそんなことは無いくらい解るけれど、子供の頃の今よりもっと狭い世界の中では皆健康で普通に動いていて、自分ひとりだけが起きることも出来なかったから。
今でも走ることはできないけれど、それでも冬の日差しの中なら日の下に出られるようになった。]
[自衛団員より薬師のほうが強いだとか数多の疑問も、論より証拠というべきか。
実際に事実としてそこにある以上どうしょうもない。結局アーベル>>305と同じく、仕方ないね。なのだ。だから]
そだな。それが賢明だ。
お前がまたいろーんな目に会うのを現実逃避しながら眺めるのはちと嫌だ
[気楽に付き合える間柄のアーベルへの心配とそれをどうにかしなきゃならない気がする自分への苦労。どちらも背負いたくないため真面目にそういった]
―厨房―
[孤児院のこどもたちの事を気にしながらも
水場で茶器を丁寧に洗い布で水気をとってから棚に直してゆく。
広間でのお茶会の空気は和やかでとても愉しいものだったから
院に戻ったらこどもたちとおとうとと一緒にお茶会をしようと思う。
高価な茶葉は無理だけれど手作りのクッキーを用意して――。
ゆるく目を閉じれば瞼に映るのはこどもたちの笑顔]
早く帰れるようにしなきゃ、ね。
[それほど時間が経っているわけでもないのに
早く会いたいなんて言ったらこどもたちにも笑われてしまうだろうか。
少しだけ困ったような笑みを浮かべてしまう]
……さて、と。
爺様来るまで、まだ、かかりそうだし。
俺は一度、上に行って、部屋、確保しときますか、ね。
……悪いけど、もう少し、ミーレのこと頼めるかな?
[問いかけは、エーファに向けたもの。
受け入れられるなら、そのまま真白を少女に預け。
荷物を片手に、向かうは二階**]
[>>311ライヒアルトには、もう一度ありがとうございますと微笑んでカップに口をつけ。
丁度良い温かさに、思わず安堵の息が漏れた。]
美味しい…この辺りではあまり飲んだことの無いお茶ですけれど、どちらのでしょう。
[ほぅ、とうっとりした様に出た言葉は素直な賛辞と率直な疑問。
と言ってもライヒアルトに聞いたわけではなく、独り言めいたものだったが。
ゼルの苦笑>>313には、そう?と首を傾げて。]
でも先生、ゼルが着てくれるのが一番嬉しいって。
いつも私に仰ってるのよ。
[着せ替えされる時、これに似た服を着てくれたとか色々聞きながらなのでそんなことを言い。
軽い調子で頷く様には、そうね、と知らず安堵したように微笑んだ。]
ゼルも先生も寝る暇はないとね。
二人が倒れちゃったら困る人がいっぱい。
努力があればきっと…無理かなぁ〜。せめて可愛げがあればいいんだが
[なんてだんだんと話が逸れる中
ちなみに、エルゼ>>310の考えていたパワフルな母は病気なのかもというのは...も考えていたことだが即座に考えを放棄していた]
それぞれっていっても、その飲み方だとまじーんだよな
[表層面が甘かったりで、後はただのアルコールだとか滅茶苦茶である]
む、ということはそのふろーずんすたいる。というのだと氷の粒の食感とかも味わえるのかな?
[だとしたらそれは面白い食感な気がしつつ、ホットカクテルの話まできいてが無理と聞くと余計味わってみたくなるのも人の性か。むぅぅと唸るのであった]
─ 元宿屋・広間 ─
綺麗なものは人を惹きつける力があるからネ。
美は力、なんて昔誰かが言ってたけど。
あはは、残念ながら下賤の輩はお呼びで無いんだってサ。
[ちょっぴり棘のある主の言葉>>301には、笑って軽く卑下を含ませながら返した。
そういう事を言う時も、軽い笑みは崩れない。
立ったままは飲めないので、近くに空いた椅子を見つければそれを引き浅く腰掛ける。
動くと腰に下がっているものが椅子にあたり乾いた音を鳴らした。
暖かいものを口にして一息ついてから、ちらと二階のほうを見上げて。]
ああ、荷物置いてこないとな…。
これ飲んで、片付けたら一旦上がるかネ。
[呟きゆっくり飲んだ後、片付けはしようかと思っていたが、ナターリエが先に動いた>>297のでそちらに任せる事になるか。**]
[言葉を考えて浮かばないとはこのことか。
子供の頃、家にいることだってあった。薬師の母の仕事を見るようになっていったのはいつの頃か。
ただ忘れないだろう。生きていた人間が死んでしまうというのをその仕事の中で初めて感じた瞬間、生死を預けられ、応えれなかったということ
ライヒアルト>>311がその理由で避けているように...もまた無意識にきまずい気持ちがあるのだろう
だからか言葉を考えようとして舌がすべり、会釈をしてお茶を飲んだ]
[カクテル。旅してた頃には何度も見た。ミントを使っていながら甘いそれを、父から一口だけ貰ったことも。
近年はそうそう過去の思い出を掘り返すこともなかったのに。この状況では流石に気弱になる部分もあったのだろうか]
気付けの酒もカクテルにすれば飲みやすくなるのかな。
[そんな独り言も口にして]
ああ、部屋。
[エーリッヒが二階に上がるのを見て、自分もまだ荷物を持ったままなのを思い出した。>>323
先にカップを片付けようと、カウンターの上に荷物を置いて一度厨房に向かう]
でも、あの時は私が引き止めたから長くなっちゃったんだもの。
だからアーベルは悪くなかったのに、ヴァルターったら頭ごなしに。
本当に、いつまでも子供扱いなんだから。
[アーベルの言葉>>316に耳まで真っ赤にして怒っていた執事の顔を思い出し、眉を寄せた。
ちなみにその時も同じようにアーベルを庇い、それ故余計に怒られたとも。
さておき零した呟きは、アーベルにはどう聞こえたか。
エーリからの返答>>322には、相手も同じように思っていてくれたのかと知り。
自分も力になれていたなら、と知らず嬉しそうに微笑んだ。
彼が二階に上がるのを見送り、はたと自分もまだ荷物がそのままと気付き使用人である彼に視線を向けた。]
アーベル、お部屋どうしましょう?
―厨房・食料庫の入り口―
[裏口とは別の扉が気になって覗いてみれば其処は食料庫だった。
宿屋の食料庫らしく様々な食材が置いてある]
――…自衛団で宿を再開させるのかしら。
[ポツと零したのはそんな言葉。
けれど此処に集められた理由と荷物が必要だった事を思い出し]
………え、と。
これって私達の為のものだったりする、とか。
[これだけの量があれば何日過ごせるのだろう。
長期滞在を思わせるには十分なそれに眩暈がする]
そういってもらえてやっぱり嬉しいね
ま、どうしてほしいかはわかってくれてるようだし、あまりあーだこーだいわれても逆にしんどいだろうから言わないでおくよ。
[やはり自分が作った薬で信用されてるというのは嬉しい。と隠さずにエーリッヒ>>320に応えつつ、注意するときはするが、いつまでもぐちぐちいう気はないと言って]
あー、そういえば俺も後でいかなきゃな。
んじゃまたー
[とエーリッヒを見送った]
─元宿屋・広間─
[話が逸れて来たっぽいんで、ゼルギウスの言葉>>325には「無理じゃね?」と言って笑っておいた]
まぁ不味いだろうな、ちゃんとした分量でやってねーんだから。
あと酒に合ったもので割らないと味が死んじまう。
フローズンスタイルのは、そう言うことになるな。
食感っつーか、舌触りがシャリシャリする感じ。
まぁ氷齧る人も多いだろうけど。
……飲みたそうだな。
しゃーない、材料あるか見て来てやるよ。
あれだったら特に道具も必要ねぇしな。
[唸るゼルギウスを見て、オレは思わず笑いを漏らした。
ゼルギウスの返答を聞く間もなく、オレは厨房へ向かおうとする]
[旅の空で死はそう遠いものではなかった。けれど一人置いていかれるという感覚は、この世が終わるかのような絶望感を味あわせてくれた。親一人子一人だった少年にはかなりきついものだった。
泣くこともできない時、触れてきた手は物理的に何度も払いのけた。柔らかい手は女性のものだったのか、子供のものだったのか。
それは無意識の下に仕舞い込まれて何も覚えていない。
ゼルギウスの無意識にある思いも知りようはなく。
その母を苦手とする意識とはまた別に、結局いつも距離を保ったままになる同い年の青年。
会釈には同じく会釈を返して、その時もそれだけだった。>>327]
そりゃまあ恥ずかしさを耐えながら着るんだから喜んでもらわないとわりに合わない
[まさかそんな会話がされてるとは露知らないままにきっぱりとブリジット>>324に応える、ちなみに微笑んでいるのは母と会話したことでも思い出して笑ってるのかななんて誤解をしていたりするが]
そういうこと、医者の不養生なんて本末転倒だからな。
風邪ひいた患者のとこにいって、そんで風邪うつってそれを移して回るなんてなったらもう呆れて笑うしかないしな。
─元宿屋・厨房─
ナータ、どこいったのかな。
無理に戻ろうとしてたりしなければいいけど。
[ちょっと顔を出せば荷物を確認できるような状態にして。
追いかけまわすわけにもいかないから、姿の見えない姉を気にしながら洗い物を済ませた]
やっぱあれは間違ってたのか。
あの変にあまったるかったり一発で火を噴きそうになるのはおかしーなーとはちょっと思ったんだけどな
[そんだけあってちょっとかよ。とかいわれそうだが...の知識はそんなものなのだから仕方なく。加えられる説明に、喉がごくりと鳴った]
うん。飲みたい。って、まじで?
おー、うん、ありがとエルゼさん。
材料あるといいなー。
[とエルゼを見送りつつ]
じゃその間に俺も荷物でも置いてくるかな。
(どうにか…できないかなぁ)
[心中で呟く。
身体を治せないものもあり、心だって治せないものがある。
そんな無力であることを知って、それでも前向きに考えるように意識しながら、二階へと*あがっていった*]
― 元宿屋 広間 →二階―
―食料庫の入り口―
まさか……、ね。
[ふるふるとヴェールを揺らし嫌な考えを振り払おうとするが
その考えが消しきれるだけの何かも無く]
やっぱり帰ろうかしら。
こっそりと、少しだけ、なら……
[独り言ちていれば名と見透かすようなライヒアルトの紡ぎ>>336が
微かに厨房の方から聞こえくるりと振り返り其方を覗く]
[ゼルも二階に上がるのを見れば、いってらっしゃいと手を振り。
気付けば広間に残っている者は少なくなっていた。
カップに残ったお茶を飲みきると自分も厨房へ向かい食器を洗い片付け、その後二階へと荷物を運ぼうとしただろう。**]
─元宿屋・広間─
いやそれちょっとどころじゃねぇ。
[ゼルギウスの酒の飲み方>>337を聞いて糸目になって突っ込んだ。
どんな飲み方してんだマジで。
かなり冒険した飲み方だよな、これ]
おー。
んじゃその間に作っとく。
荷物置いて来い。
[二階へ上がる様子を見送って、オレはカウンターから厨房へと入って行った。
残念ながら、オレにはブリジットの様子>>340までは目に入らなかったっぽい]
―厨房―
[視線を感じて振り返る。>>339]
ああ、そっちにいたんだ。
場所からして食料庫かな。
長引くようなら何か作ったりもしないと。
……自衛団、かなり気が立ってるみたいだし。
子供達とか気になっても、無理しちゃダメだからね。
[長く共に育てば、思考の流れを予測できることもある。
しっかりと本人にも念押ししてから]
ナータはもう部屋借りたんだよね。
俺も荷物置かせてもらってくる。
[多分、移動に負担の少ない階段と近い部屋を借りているだろう。
近くの部屋が空いていればそこを借りる気満々だった]
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