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――温室――
[立ち去るコーネリアスの後姿と、ルーサーの表情を見比べても、少女には何一つ汲み取れる物はなく。
温かい手をすり抜ければ、温室に咲く花を一つ一つ見て回り、芳しい香りに顔を近づけては、思案するように指を伸ばす。]
静かにお眠り 可愛い子 バラの花に守られて
カーネーションもその眠りを優しく見守っているわ
夜が明けたら また神様が目を覚ましてくれるから
静かにお眠り 可愛い子 空に舞う白い天使が
色褪せない天国の花が咲く木陰に誘うから…
[薄紅色の柔らかい唇から、微かに子守唄が零れる。
それは誰に向けての歌声か。少女にすら*今は解らない*]
[摘み取った花を手に義兄の部屋へ。
佇む行き倒れの男の姿に軽く頭を下げ。]
…あなたは悲しんでくれるのですか。
[微かに声をかけると、遺体へと歩み寄り、花を手向ける。]
義兄さん。
姉さんを看取った時、あなたはどんな気持ちだったんでしょう…。
[物言わぬその遺体に、小さく問いかける。]
[階下に降りれば、廊下に響くピアノの調べ。
メイがまた、奏でているのだろう。
西日が長い影を作る時間。
こうしてピアノを弾く姉の横で歌い、義兄はそれを静かに笑いながら聴いていたものだ。
部屋に入る。
メイは気づかぬまま音色を奏で続ける。
それに合わせるように*紡ぐ歌声。*]
―ナサニエルの部屋―
[わたしが幾度目か目を覚ましたとき、彼は眠っていた。
指先をそっと見る。
何も変わらぬ事に安堵して、そっとたちあがり――
窓の外。
違和感を覚えた。]
[そっと部屋を出る。
その前に、彼にそっとタオルケットをかける。
わたしはそのまま外へ向かう。
消えた釣り橋の方に]
―つりばしのあった所―
ない、わ。
…どうして
[呟きは口の中に。
わたしは崖の縁に近づく。
そこからは焦げた臭いがした、気がした。]
―厨房→広間―
[刻んだ野菜を入れて煮込んだ簡単なスープとパン、デザートにプディングを添えて。広間へと料理を運ぶ。
それは夕食というには些か控え目かもしれなかったけれど、あんなことがあった後ではどれだけの需要があるか分からなかった。むしろ食べて貰えないかもしれない。
それでもこれは彼女に与えられた仕事だった]
アーヴァインさんは、
ころされたのね……
[昨日のことを思い出すと、体はふるえる。
部屋の中には、きっと、何かがあったのだろう。
わたしは、あの契約主と会わなければ。
彼を、弔いたいと思ったけれど――
その場所を知らない。]
誰かに
―→広間―
[誰に聞けば良いだろう。わたしはわからなくて、とりあえず広間に向かう。
中を見れば、ソファに人の姿があった。
彼女は知っているかしら?]
―二階・自室―
[ゆらり、体が傾いではっとして、自分が眠っていた事に気付く。
いつの間にか掛けられていたタオルケット。
心当たりは一人しかなく、ベッドに目を向ければ彼女の姿は無く]
……何処に?
[部屋に戻ったのだろうか?
人の部屋、と言う事で気を遣わせてしまっただろうか、と思いながら、軽く髪を掻き揚げて]
あまり心配しすぎるのも迷惑…かな?
[一人になりたいのかも知れない、と一人思い。
立ち上がってもう一度窓の外を見て。
あれが夢では無いと確認をして。
そして、今朝のあの出来事について何か判るかもしれない、と広間へと向かう]
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