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[不可解、というエルザの言葉に頷いて。
シスターの用意した料理に手をつけはじめた矢先に耳に届いた、問い]
……病院……病院の方が、マシかもな。
[少女の方を見やりつつ、例によって素っ気無い口調で、さらりと]
[青年のそっけない言葉に]
それって、あまり良くない場所っていうこと?
あたし記憶が無いの。ここまで来た記憶。ここは、どこなのかしら。
[疑問の割りに、口調は淡々としている]
[エルザの怯えを感じ取ると一つ溜息をつき。顔の筋肉を緩ませる]
歌姫エルザ、貴女を驚かせるつもりは無かったのですが――きつい言い方でしたら申し訳ありません。
旅芸人の歌は確かに、古い伝承を多く伝えるといいます。ですが御伽噺を多く伝えもする。きっとこの色の目が珍しいから、単にそれを指しての事でしょう――
[アーベルの言葉>>301を聞けばふっと笑い]
――と言いたい所でしたが。あながち馬鹿には出来ないようですね。
ですが彼の様に青い瞳の物の説明が無いのは――いや、もしかしてその瞳の色を隠す為にあえて――
[口調は段々と独り言つように。]
[ナターリエが料理を目の前に置けば漸くはたと気付き]
おっと。いけない癖が出てしまったようです。
[苦笑し、不安げな顔が料理を目の前に消えたエルザを見れば自分も、とナイフとフォークを動かす。]
いい場所か、悪い場所か、それすら判断のしようがないってとこかね。
[淡々とした口調を気にした様子もなく─それは、彼自身の物言いも同様であるが故か─、少女の問いに答え]
……俺も、ここにどうやって来たのかは覚えてない。
夜寝て、目が覚めたらここにいた。
で、この場所は……。
[ギュンターの方へ、ちらりと視線を走らせつつ]
そこの無表情曰く、神の造った箱庭、なんだとさ。
[そのまま暫くぼんやりと窓の外を見つめていたが]
[やがて小さく腹の虫が鳴る]
……おなかすいた。
食事は何処で取れるんだろう?
[そういえば部屋は幾つも並んでいて、階段もあったと思い出す]
[探してみるしかないなと、上着を羽織り部屋の外へ向かう]
[青年の視線を追って、ギュンターを見る。初めてそこにいる人が尋常でない状態であることに気付く。目を少し見開いて]
はこにわ・・・。
・・・街の近くなのかと思った。料理を運んでくれた女の人、見覚えがある気がしたの。
[少し俯いた]
[階段の方へと向かえば、自分の先を歩く後姿。
それが誰かを認めれば、少し足が竦むだろうか]
[けれど彼が大きく開いた扉の向こうからは良い匂いがして]
[空腹の方に身体は従った]
[恐る恐るという歩調で、広間の方へと向かう]
おおやった、大当たり!
……っと。
[食べ物の匂いにつられ、広間へと下りて来たユリアンはその場に居た人々を見回して口に手を当てる。
寝起きそのままの格好は恥と思わずとも、子供じみた歓声にそれを感じることはしたらしい。
落ち着いた声色で言い直す]
…俺も飯食っていい?
[愛用のナイフとフォークに変色がない事を確かめると、少しずつ食事を進める。違和感を覚える者が居るとすれば、その者はかなりの観察眼に優れている事だろう。]
[箱庭。造られた庭園。偽りの庭園。
「神」が宗教上の物であれば、特別それを名乗る意味が無い。
我々が暮らす町も、言うなれば神の箱庭だ。]
わざわざ「神の箱庭」を名乗るという事は、それだけ大きな事をやるつもりなんでしょうね。
[ぽつりと。]
[大きな音を立て開け放たれる扉と、その向こうに居た少年を見る。
その声と態度にふっと笑みを溢せば]
今晩は。
シスターナターリエがもう既に用意して下さっていますよ。
[俯く少女の様子も、特に気にした様子は見せず。
再び、食事を取りながら]
ああ、教会のシスターだし、見覚えがあっても不思議はねぇだろ。
[さらり、と言いつつ。
飛び込んできた賑やかな声に、そちらを見やり]
……もう少し、静かに入って来い、お前。
[声の主─ユリアンに、呆れたような言葉を投げかける]
[片眼鏡の男性の呟きを耳にして]
大きなこと・・・。
[顔を上げ、広間へ入ってきた金髪の少年と、蒼い髪の少年の方へ視線を向ける]
こんばんは。
私もご一緒させていただいて宜しいでしょうか。
[ユリアンの後ろから広間に入り、一同に頭を下げる。
隣の人物を気にしつつも、中の人々に向かってそう訊ねた]
教会のシスター?
ふーん・・・
[フォークを持ち直し]
きっと街の教会ね。あたしが見る人って、街の人か、商人ばかりだもの。
[料理を口へ運んだ]
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