情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―東殿・回廊―
結界。
どうします?
[と、仔を見たところで、返答があり。
微笑みを浮かべ、そっと撫でてから手を離し、立ち上がる。
もちろん、小さな手を無理に引き剥がすようなことはしないけれど。]
一緒に行きます。
[抱いていこうかは少し悩んで。]
[ それは、前触れも無かった。
突如、何かが――否、「無い」に等しい筈の、虚ろなものが揺らぐという、不可思議な感覚が襲った。影が黒の瞳を僅か見開き、顔を上げた刹那。
中空に発生せしは、時空の力の象徴たる無限の輪。
それはノーラの腕の中に在った陽光の仔竜を捕らえ、その輪の内に取り込む。
物理的な介入など何の意味も為さず、引き止める事を許さず、一瞬の内にその姿を此の場所より掻き消した。]
[そうして、離れる前にこっそりと囁いていたことは。]
閉じ込めた人を探すというのもあるようですが。
力のある剣なので、もしかしたら、気付きやすいかもしれません。
[そうして、教えてくれるということばに、ほっとしたように微笑んだ。]
ええ。
そうしたら、一緒に、王様を外へ出してあげましょうね。
―― 東殿・食堂 ――
いひゃい、いひゃいからっ!
[鼻をつままれ、じたばた、その動きにつれて左腕がぶらぶらと揺れた]
断線なんかじゃ、ないって!今は、兄さん達と繋がってるんだから、そんなことあったらばれちゃうだろ?!
[頭を振って、何とか逃れてから、主張する]
そんじゃ、ここで解散ですわねぃ。
[ひらりと上着をひるがえして、ナターリエが自室への通路を進んでいった。
ひらりひるがえしたおかげで、何やら余計なものが見えたような気もするが、少なくとも、ナターリエは気にしてない]
……さすがにスースーしますわねぃ。
[スースーどころの騒ぎではない。
とりあえず、次に会うときはちゃんと衣服を着ていることだと*信じたい*]
――…、っ、
[ 写すべきものは居らず、発する声は無い。
伸ばした手は何も掴まず、虚空に触れてぱたりと落ちた。
光は翳り、闇が濃くなる。]
つーか、本気でそ…
[離れた場所での揺らぎ。思わず、空を見上げる。]
やっぱし来やがった!!!
[結界内への取り込み。 昔係わった事件でも起きたこと。
メカニズムは違えど、現象はやはり似ていて。]
―東殿―
[オトフリートとベアトリーチェに、こくりと頷いて]
すっかり仲良しさんね。羨ましいかも。
[くすくすと、仲睦まじい様子の二竜を見て微笑んだ]
それでは、向かいましょうか。
[地竜と天竜へ視線を送ったところで、]
エルザも、少し様子を見たら。
ゆっくり休むようにしてくださいね?
[先程の騒動で疲れているだろう天竜を、心配そうに見つめた]
―裏庭へ―
[さて戦闘が起こってからどれくらい経ったのか。
感じる気配に危険な兆候は見られなかった為、一応封印の様子でも見ておくかの精神で足はそちらへ向く。
うっかり間違えて、中庭方面でなく裏庭出たわけだが。]
……なに?
ゆれ……る?
[零れ落ちたのは、小さな呟き。
強い違和感。
それに眩暈を感じて膝をついたのは、無限の輪の発生と、ほぼ同時]
……ちょ、なに……?
強い、力……ひっぱってる!?
[言いつつ、それを感じる方を振り返れば。
目に飛び込むのは、消えうせる陽光の仔]
―東殿―
[ブリジットの言葉に、小さく笑って。]
だとしたら、とても嬉しいですね。
ベアトリーチェ殿は、とてもかわいらしいですから。
[ナターリエの方は、見せないように立った。
自分が見るかもしれないのは考慮の外。
――結果どうかは、いうまい。]
[と、陽が翳った。
ように、感じた。]
――っ、
[驚きに、目を見張る。
それはすぐに判った。流石に対なのだ。]
夏玲殿?
[闇が濃い。
影輝の存在を思う。無事だろうか、と。]
[否、無事なのはわかっているけれど。
均衡が崩れて、負担はいかほどかと。]
―― 東殿・食堂 ――
ダーヴ?
来たって…何が?!
[結界に関する特別な知覚は自分には無い。だからそれが何を意味するのかは判らなかったが、何かが起こったのだとは、目前の焔竜の様子から知れた]
[数歩離れた所で疾風竜の声が微かに聞こえたが、わざわざ振り返える事はなかった。早く遠ざけてあげようと裏庭から出て行く。
その後、突如現れた無限の輪の事も陽光の仔竜が消えた事も青年は*まだ知らない*]
―東殿―
[否、気のせいでは、無かった]
急に、日が翳った……?
[小さく、ぽつりと言葉を零して。
焦るような、月闇竜の――対となる、陽光の仔の名を呼ぶ声が聞こえた]
はい、行きましょう。
[ブリジットの視線を受ければ頷き、歩き出そうとして]
…ええ、エミーリェ様やオトフリート様にも言われました。
確認をしたら、今度こそ休みますので。
[大丈夫です、と小さく呟いた]
[立ち上がる闇竜を、幼子は僅か不安げにじつと見上げた。
はたと巻きついた腕を見やると服の袖を握ったままなのは、変わらずであったが。
小さく笑みを向けられれば、仔は嬉しそうに僅か頬を緩ませた。
父を出してやも知れぬ事にではあろうが――
否、他にも理由があるやもしれぬ。それまでは判らねども。]
うん。いっしょに、外にだしてあげよ。
…ブリジットも、なかよしさんになればいいよ?
[ふと、氷竜の言葉に、一度瞬きをするとゆると首を傾ぐ。
最近の仔は、随分と物事を考えるようになったと感じる。
王が知れば、仔の成長を何よりも喜ぶであろうか――
…否、己の知らぬ所で成長を遂げている事を嘆くような気がしてならぬ。
そう考える内、仔が笑みを向け――差し出すはもう片方の掌。
手を繋げば良いと言う心算か、その顔はさも名案とでも云いたげで*あった*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新