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おやすみなさい、シスターナターリエ。
このニョッキは絶品ですね。
鶏肉もとても…ああ失礼、
プディングの感想もあわせて、また明日に。
どうぞよい夢を。
ありがとうございます。
そしておやすみなさい、シスター。
[嬉しそうにプディングを受け取り、退出を告げる彼女には改めて頭を下げ。
ハンスの言葉には首を振った]
いえ、お気になさらずに。
あの歌ですが、私は正確には覚えていないのです。
ただ、恐らくは母か誰かが……
[そこで一端言葉を濁す]
[シスターに不思議そうに首を傾げられても、その態度は変わる事無く。
広間を出て行く背を無表情に見送ってから、コーヒーに口をつけ。
カップが空になると、それを置いて、ゆっくりと立ち上がる]
……さて。
んじゃ、俺もこれで。
[短い言葉を残して、音もなく広間を出て行く]
[ハンスの言葉に曖昧な微笑みを返す]
真珠みたいな、月…美しいでしょうね。
[顔かたちよりも、声が、歌うことが自分の価値だと思っていた]
[なんだろう、切ない]
これくらいの栄養すぐ使わせられちまうんだから、俺は。
少しは太らせてくれたって、誰も泣きゃしないよ。
[大事そうに一つ目のプディングを齧りながら、オトフリートに異を唱える。ニョッキはイレーネが感想を漏らす前に、既に口にしていた]
だな。超美味かった!
…まぁ本人はそう言っても、ランプなんぞほとんど縁の無い俺が耳にするくらいなんだから、すごいんだろうさ。
キレイなのか…なんだろうな。おかげでランプの注文がさっぱりなんてぼやく親方にゃ、繊細でキレイなランプなんて到底無理な話さ
[オトフリートの親方評には、頭に再びバンダナを巻きながら口を尖らす]
腕の良さは、あるに越したことはないけどよ…
…見習いに対する態度の方が、俺には重要なんだけど。
って、まさかシスター!…本気じゃないだろ?
[自分の分だけチーズケーキを作らないなんて笑って脅すシスターに慌てて縋る目をし、がたがたと何やら音が聞こえてくるような気がしたから暫く上を向いて首を傾げていたが、じき男が下りて来た]
ん?あんたも見た事あるような…ハンスとかいう作家サンだっけ?
[自己紹介を耳にすると]
あ、やっぱり。シスターんとこに取材に行ってなかった?
(追加設定)
生母は幼い頃に行方不明に。今の侯爵夫人は後妻です。
彼女はとある事件が理由で侯爵家から姿を消しました。
その後生母は故郷へと戻り、まもなく死亡したという噂。
このことは侯爵家では禁忌のように扱われています。
故にミハエルはそれを何一つとして知らされていません。
[ミハエルに向かって]
そう・・・目立つところに。ありが、とう・・・。
[至宝の宝という言葉には若干くらりとした]
あのランプの塗料はね、特別なの。・・・夜色って、とても素敵な表現ね。
よろしく、ミハエル。
あたしの自己紹介は、しなくてもいいでしょうけど、イレーネと、呼んでね。
[重々しい玄関を抜ければ、そこは蒼い夜闇に包まれた空間。
それでも、月の灯りがあれば、十分に周囲の様子は見て取れる]
……さて、と。
[呟いて、動き出す。
その動きは、『銀糸の幻魔』としてのもの。
闇に溶け込むように周囲の様子を調べて行く。
何があっても対処できるように、状況を把握しておこうと]
おやすみなさいシスター。アーベルも。
[席を立つ]
[誰にも聞かれぬところで、少し歌ってみたいという思いに駆られて]
ごちそうさま。…ちょっと、月を見てくるわ。
[ミハエルが言い返してくると更に何か言い募ろうとしていたが、後悔した顔で目を逸らされ、小声で尋ねられると少しは悪い気になってくる。だからこちらも目を逸らし、勢い無く呟くに留めた]
…どうしてつっかかるかなんて、気に食わないからに決まってる。
食いすぎるなよなんて注意される贅沢なんて、滅多にできゃしない
[アーベルに苦笑しながら注意されても改める気は更々ないようだ。取り上げられない内にと、プディングを口に運ぶのを少し速める]
……。
[エルザの哀しい呟きには何も言えずに、少しの間手が止まるだけだった。シスターとアーベルが広間を出て行くのにはっと我に返り]
あ、じゃあまたなシスター、アーベルさん。
[そして周りの会話に耳を傾けながら、食事を続けている。
済んだなら広間に佇む謎の初老の男に気付き話しかけるものの、よく意味の通らない言には肩を竦めて、*部屋へと戻ることだろう*]
……完全な、閉鎖空間……か。
ちっ……箱庭とは、良くぞ言ったもんだぜ。
[しばらく歩き回り、たどり着いた巨大な門。
どうあっても開かないそれを前に、長い前髪をかき上げながら悪態をついて]
……神……ね。
それが本当にいるんだとしても……。
[呟いて。
胸元の銀のロザリオを握り締める]
少なくとも……お前の信じてた神じゃ、なさそうだな……。
[呟く刹那。
蒼い瞳には恐らく、誰にも見せぬであろう、翳りの色彩]
[青い髪の男性に挨拶しようとしたが、名前が分からなかった。
去っていく後ろ姿を見つめる。
ユリアンの超美味いという言葉に、何度か頷きその後の言葉に]
でも、ランプ、あんまり数が作れないの。あたしとお婆さんとの、2人のランプ屋だから・・・。
[一度下を向いて、また顔を上げた]
ユリアン、の店は、鉄を扱うのよね?何を作るの?
おやすみなさい、シスターナターリエ。
素晴らしい食事をありがとうございました。
…貴方にも、優しい夜を。
[イレーネが眉を顰めれば、やや申し訳無さそうに]
私は良い物は褒めないと気がすまない性質ですので――
過ぎたるは及ばざるが如し。失礼致しました。
ですが自信を持っていただいても――いえ、これ位にしておきましょう。折角の料理の美味しさを半減してしまうのは勿体無いですから。
[様子を伺うように、顔を軽く覗き込む]
[エルザの名前は分かったが、声が掛けられなかった。席を立つ様子を静かに見ているだけ。
歌の話をするミハエルの様子も、なんとはなし、暗く感じる。
どんな歌なのか、興味ある。ハンスの質問を自分も聞いている]
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