人狼物語 ─幻夢─


83 血塗れの手

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タチアナ

[身を起こせば着衣に乱れはなく、枕元に置かれたショールが見える]

 誰が運んでくれたのかしら……

[ゆるりと瞬き。
 ショールを手に取れば意識が途切れる寸前までを思い返して]

 ……ああ、ベルナルトかも。
 ――そうだとしたらお礼をいわないとね。

[小さく呟いて、ゆっくりと動き出そうとしたとき。
 廊下が酷くざわめいている気がしてそっと、顔をだす**]

(45) 2013/05/01(Wed) 06:59:01

タチアナ、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 06:59:53

ベルナルト

―朝―

[今日もまた、目覚めてから目許を指で拭った。
 ぼんやりと視線が赴いた先、鏡に映る己の姿。
 夢の中で綺麗だと撫でられた髪が、くしゃりと乱れていた。
 目を伏せ、また何時ものように身支度を整える。]

 ………イヴァン、

[間接的にとはいえ、己もニキータの死に関わっている。
 一瞬でも彼への疑いを抱いてしまったのも事実。
 だから言い訳も、下手な慰めも、考えてはいない。
 ただ、先日までのニキータに対するイヴァンの姿を見て
 漠然と思い抱いていたことがある。]

 共に居たのは、彼だったの、かな。

[ナイフを腰のポケットに収めてから、もう一つだけ。
 ふたつの人影映す月夜の湖を描いたスケッチブックを
 片腕に抱え、廊下へ出る扉をキィと開けた。]

(46) 2013/05/01(Wed) 10:04:03

ベルナルト

[昨日と変わらず、二階の空気は生臭い。
 否、昨日よりも更に濃い色にさえ思われた。
 自室より少し離れた、昨日よりも近い処から伝う
 鉄錆に似た匂いに、胸がとくりと鳴っていた。]

 まさか、……

[その匂いの元は、訪ねようとしていた人の部屋の前。
 息を呑み――扉に手を掛け、開け放つ。]


   ――――…、イヴァン。

[あかいいろ。動くことなくそこにあるもの。
 スケッチブックが、ぱさりと床に落ちる。
 男はその場に膝を突き、ただひたすら茫然として
 その場の惨状を、言葉も無く見詰めていた。**]

(47) 2013/05/01(Wed) 10:26:13

ベルナルト、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 10:29:45

ベルナルト、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 10:32:00

フィグネリア

[それからその日は広間を掃除し、アナスタシアがいた部屋の片付けをしたりと時間は過ぎていった。
夜には湯を沸かして身体を拭き、やはり埃臭いままのベッドで睡眠を取る。

気が張り詰めていたのか、その日は夢を見ずにすんだのだけれど]

 ――?

[鼻を掠める血臭。嫌な予感がしてベッドから降りる。何かの落ちる音がした。
扉を開けると、廊下に立ったままのベルナルトの姿。
その部屋は誰の部屋だったか知らない]

(48) 2013/05/01(Wed) 12:56:32

フィグネリア

 ベルナルトさん……?
 まさか、また――。

[その近くまで歩いていく。近づけば血臭は増して扉の向こうの光景に足を止めた]

 イヴァン、さん……。

[小さく首を振る。タチアナが、彼は人だと言っていた。もちろん今も、甘い匂いなど少しもなく。

思い出されるのは昨日厨房で見せた笑顔]

(49) 2013/05/01(Wed) 13:05:55

フィグネリア

[後退ると、足下に何かが当たる。
落ちていたスケッチブックを拾い上げて閉じ、ベルナルトへと差し出した**]

(50) 2013/05/01(Wed) 13:28:49

アレクセイ

―回想/広間―

そういわれても仕方のないことを言った、自分の責任だとは思わないのか。

[そんな風に言いながらも、手当をしていく。
何か言いたげな様子には気づいていたものの、自分から問う事はなかった。
小さな声は耳に入ってきて、その表情を伺おうと視線を向けた]

……お前は本当に馬鹿な奴だな。

[頭を一度、ぽふ、と撫でて。
救急箱をしまいに離れる。
タチアナが倒れたのを見て、ベルナルトが運ぶというのに頷いて]

任せる。

[見送った後、遺体を運ぶというのに協力はしなかった。
ただしっかりとその姿を目に焼き付けて]

(51) 2013/05/01(Wed) 13:56:43

アレクセイ

戻れるか?

[まだ座ったままのアリョールに問いかけるのは、その後の事。
戻れないと言うのなら、暫く付き添うつもりではあった。

そして、その日は部屋に戻り、机の上のナイフの刀身を布で巻いた。
隣室におやすみ、なんて声をかけた後で、眠りに落ちていった]

(52) 2013/05/01(Wed) 13:56:52

アレクセイ

―朝―

[目が覚める。
一番最初にしたことは、ナイフの確認だった。
刃はしっかりと保護してある。身支度を整えて、それを服の内側のポケットに入れた]

……。

[ドアを開けると、確かに匂う、昨日と同じ血のにおい。
またか、と。呟きはせずに視線を巡らせ、そこに居るフィグネリア、そして座り込むベルナルトを見つけると、歩を進めた]

(53) 2013/05/01(Wed) 13:57:03

アレクセイ

――…イヴァン。

[中の光景を伺う事は出来た。
名を呟く声は掠れる。
友人、だった。食事の時の事を思い出し、目を伏せる。短い時間、アナスタシアよりも長い時間。
次に目を開けた時は、感情の波を抑えて]

ベルナルト、フィグネリア、広間に行っていろ。
周りに知らせて、地下に運ぶ。

お前らは休んでるんだ。

[二人に声を投げて、部屋をノックして回る。
イヴァンが死んだことを伝えるために。
冷静ぶった表情は、ヴィクトールの前だけでは僅かに剥がれる。
口唇をかみしめて、それでも自分は大丈夫だと、はっきりとした声で言った**]

(54) 2013/05/01(Wed) 13:57:12

アレクセイ、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 14:01:01

ヴィクトール

―回想/自室―

[ 自室へ戻ると、扉に背をつけて荒く息を吐いた。
 今更になって身体が震える。
 アレクセイを殺さない為とはいえ、手を汚す覚悟もしたとはいえ、本当に最善だったかなど、今となっては分かりはしなかった。
 そのまま、滑り落ち扉に背をつけ頭を預け、立てた膝に腕をかけ、もう片手で顔を覆う。
 どれくらい経った頃だろうか。]

 「おやすみ。」

[ ヴィクトールはアレクセイの声を聞く。]

 ああ、おやすみ。

[ 返事を返す。
 こんな状況でよく眠るようになどと言い出すことも出来ず、出来るだけ声で想いを込めることでその代わりとする。]

(55) 2013/05/01(Wed) 14:15:21

ヴィクトール、服を寛げ待っているとやがてその時が*来るだろう。*

2013/05/01(Wed) 14:18:47

アリョール

―回想・広間―

[>>51アレクセイに見えるのは、ほんの少し苦しげで切なげな表情だったろう。
滅多に感情を表出することの無い彼女にとっては、どこか珍しい様相。
ぽふ、と、撫でられれば、その表情が一瞬だけ濃くなった。
反論の声は上がらない]

(56) 2013/05/01(Wed) 15:51:19

アリョール

[ベルナルトが運んでいくタチアナに向ける視線は、痛みのせいかどこかとろりとしていた。
緩く頭を振る。
運べるのなら、タチアナは自分で運びたいとも想ったが、無理だと解っていたので口には出さなかった。
きつく巻かれた包帯の下、傷口が熱を帯びる。
フィグアリアが広間の掃除をするのを見遣り、これも出来ない、と今更ながら怪我をしたことへの後悔が浮かぶ]

――…大丈夫だ、戻れる。

[>>52アレクセイの問いかけに答えるも、立ち上がる気配は見せず。
それを察してか、付き添う様子のアレクセイに、シンプルな謝罪と礼を述べて。
ひと時が過ぎれば、自力で2階へ戻っていく]

(57) 2013/05/01(Wed) 15:53:24

アリョール

―朝・2階客室―

[寝台の上、満ち足りた表情で眠る様子は、扉に隔てられ誰に見えることも無い。
緩やかに目覚めた後、ノックの音に気付き、扉を開ける。
寝乱れたのか、解け掛けた包帯を逆の手で押さえ、アレクセイの話を聞く]

そうか。

[ぽつり呟く声の感情は乏しい。
白かった筈の包帯に滲む血の色の方が、余程鮮明だった**]

(58) 2013/05/01(Wed) 15:54:21

アリョール、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 15:59:19

アレクセイ

[アリョールの部屋に行った時、彼女の様子に、眉が寄った。
昨日もいつもと調子が違ったのはわかっている。
こんな状況によるものなのか、それとも他の理由があるのか。

伝えなければならないことを伝える。
答えを得る。
更に眉間に皺が寄った]

後で傷口をもう一度見せろ。
手当をするぞ。

[不機嫌そうな様子でそう言った**]

(59) 2013/05/01(Wed) 16:42:05

フィグネリア

[ベルナルトの手にスケッチブックを取らせて、膝をついたベルナルトの肩にそっと手を置いた]

 ベルナルトさん、大丈夫です……か?

[声を掛けたところでアレクセイの姿が見えた。
広間にと言う声に頷いてから]

 アレクセイさんも、無理はなさらずに。
 ……ベルナルトさん、立てますか?

[立ち上がれないなら肩を貸そうとして]

(60) 2013/05/01(Wed) 17:04:24

フィグネリア

[ナイフはポケットに入っている。
未だ誰かを差すだけの決意はもてないが、護身用だと言い聞かせて。
ベルナルトと共に広間に辿り着くと、椅子に座らせてからお茶を入れる。

湯が沸くまでの間、ちらちらとベルナルトの様子を気に掛けた。

フィグネリア自身ショックは大きいが、動けないほどではない。
けれど、厨房に立てばどうしても先日のことが思い出されて、気は重くなる。

下ろした方が良いと言われた金糸を垂らし、スカーフは肩に掛けて。
滲んだ涙を手の甲で*拭った*]

(61) 2013/05/01(Wed) 17:10:26

フィグネリア、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 17:13:11

ヴィクトール、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 18:17:23

タチアナ

[廊下に顔を出そうと思ったときと、
 アレクセイ>>54が声をかけにきたのはほぼ同時]

 ――えっ。

[あわてて顔を出せばとても強く香る血の匂い。
 隣の部屋の異変にまったく気づかなかった事と、よく知った相手の命が失われたことに顔色は悪くなる]

 ……イヴァン……

[部屋を出た時にはフィグネリアがベルナルトと一緒に階下へと向かったあとで。
 血の赤に染められた部屋の中、倒れているイヴァンのそばへと向かう]

(62) 2013/05/01(Wed) 20:57:14

タチアナ



 ――……

[もう、あたたかさのかけらもない冷たい頬へと手を伸ばす。
 乾き始めた血がスカートの裾を濡らす事すら気にしないまま]

 人狼、を……みつけなきゃ、ね……

[見つけられなくて、御免ね、とぽつりと呟き。
 冷たい頬を撫でて、しばしそのままでいた]

(63) 2013/05/01(Wed) 20:57:19

タチアナ、メモを貼った。

2013/05/01(Wed) 20:57:45

ベルナルト

―二階/イヴァンの部屋前―

[フィグネリア>>49が来た時も、茫然としたままだった。
 彼女が差し出すスケッチブックが手に触れても>>50
 直ぐにはそれを掴めないでいたが。
 幾許かしてから、漸くそれを腕の中に収めた。]


 ―――… …あぁ。

[続いてその場に来たアレクセイ>>54の促しに、
 是を返す声は力無く、直ぐには立ち上がれない。
 フィグネリア>>60の助けを借りて、漸く立ち上がる。]


  僕は、大丈夫……。

[色を失くした顔のまま、彼女の肩を借りて階下へと。]

(64) 2013/05/01(Wed) 21:10:17

ベルナルト

―広間―

[フィグネリア>>61に促されるまま椅子に座り、
 無言で膝の上のスケッチブックを見下ろす。
 彼女の気に掛けるような視線には気づいて居たが、
 表情ないまま、暫くの間、動けずにいた。]

 すまない、ね。フィグネリア。
 ぼんやりとしている場合じゃ、ないのに、ね……。

[温かな茶が手元に来た時に、漸く口を開く。]

(65) 2013/05/01(Wed) 21:23:31

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生存者 (4)

ヴィクトール
46回 残1373pt
タチアナ
44回 残1715pt
アリョール
61回 残868pt
アレクセイ
89回 残110pt

犠牲者 (3)

アナスタシア(2d)
0回 残3000pt
イヴァン(3d)
55回 残1075pt
フィグネリア(4d)
41回 残1625pt

処刑者 (2)

ニキータ(3d)
38回 残1852pt
ベルナルト(4d)
35回 残1464pt

突然死者 (0)

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