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[重い足音。]
[右手で撫でるのを止めて右眼を擦る]
ん、……大丈夫。
[左手を突いて半身を起き上がらせようとして]
[……上手く力が入らぬ様子]
[血は既に止まっていた。]
…起き上がれないんじゃないのか?
ほら。
[そっと、爪を逸らせ刺さらないようにしながらアーベルの下、柔らかい草をぬって前足を差込み、手のひらでアーベルの背中を押すようにしてそっと半身を起こす手伝いをするように力を入れた。]
< つつかれても目覚めない猫は、なかなかお目にかかれるものでもないでしょう。
アーベルの腕の中、くったりとしています。
血は、出ていませんけれど。アーベルの血は、少しついてしまっているかもしれませんけれど。 >
─南東部・海岸─
[波音響く、海岸エリア。
何事もなければ、絶景とも言えるその場所──では、あるが]
こんなモンがいちゃ、台無しですよ、と。
[異眸が見据える先のそれは、碧の上。
一見すると巨大な貝か何かのよう]
……取りあえず、そこから出さんとな……って事で!
エターナル・ロンド。
……裂空陣!
[声に応じて、解ける鎖。輪は刃となって、銀へと襲い掛かる]
[所々、服には裂けた痕]
[その下に滲む赤]
[傷口は塞がっていたが]
……ん、
[手伝われて、半身を起こして]
[右腕に猫を抱えたまま][ゆっくりと立ち上がり]
[一歩、踏み出す]
[刃となった輪の乱舞を厭ったか、銀は海上に姿を現し、それを弾く。
でてきた姿は、ヤドカリのそれに酷似して。
水面を器用に走って浜へと接近、ハサミを振るう]
……おっと!
[初撃、二撃は飛びずさり。
三撃目は]
っと!
[掛け声と共に前へ跳び、ヤドカリの頭を踏みつけながら、その上へと抜けて避ける]
さて、ここからっ……。
[呟く右の腕には、光鎖が巻きつき]
どうしますかね、と!
[眼下のヤドカリを見下ろしつつ、どこか呑気な呟き一つ。
ヤドカリは標的を探して向きを返る。
灯った無機質な光が、こちらを捉えた]
何はともあれ、動き、止めるか!
……せいっ!
[着地と同時に、光鎖を伸ばす。
界にかけられた制御結界の影響で、さすがに無限には伸ばせぬものの、それでも、この場で必要な長さには十分に達するか]
大人しく……。
[煌めく黒が、ヤドカリのハサミを捕え、絡みつく]
ひっくり返ってろっ!
[押さえ込みの手ごたえを感じたなら、そのまま鎖を強く引く。
通常であれば、引き倒すなどは不可能な体躯差ではあるが。
内に秘められし竜の力を持ってするなら、容易いとまではいかなくとも、十分に可能な範囲]
[ヤドカリの体勢が揺らぐ。前に、泳いだ。
……身に刻まれた呪印が一つ疼いた気がしたが、取りあえずは黙殺して翼を広げ、反対方向へと一気に飛んだ。
力のかかる方向の急激な変化は、ヤドカリの巨躯を仰向けに引き倒す。
……はっきり言って、無茶な倒し方だが、気にしちゃいない]
……時間は、かけられないんでね……。
エターナル・ロンド! 斬空刃!
[鎖は舞い散り、刃と化してその手へと]
それ、ドロイドか?
エーリヒは大丈夫か?
[緩やかに歩く後ろから、のしのし四足で歩きつつ話しかける。
腕の中の白い猫が、目を覚まさない事が気になって気になって]
[黒の光、白の翼。
風を切る二色。
振られた黒は、ヤドカリの頭部を切り裂き、次いで、光の灯る一点を貫く。
咆哮めいた絶叫が、大気を震わせた後、静寂が舞い降りて]
……やれやれ。
ひとまず、一丁上がり、か。
[静寂に続いたのは、こんな呟き]
ん、だと。思う。
[曖昧な返答][確証は無いが故に]
……、わからない。
何か、ちから。
使った?
[半ば疑問を含んだ声]
[けれど、腕の中の白猫は眠ったまま]
[屋敷に辿り着くまでの間にも目を覚まさず]
にしても、まあ……。
[動かなくなったヤドカリから離れ、翼を消し。
念のため、探査の陣を巡らせる]
……まだまだいる……というか、出て来そうだな、こりゃ……。
早めに何とかせんと、色々とまずそうだ。
[探査の結果に、大げさにため息をつき。
鎖を戻して、戻ろうか、と思った矢先]
……っつ……。
[先ほど疼いた呪印が痛んで。
思わず、その場に膝を突く]
そうか…疲れてるだけ、ならいいんだが…
…って…何か…?
[ピクク、と耳を動かして。
遠い場所からの絶叫が、聞こえた気がした。
すく、と二本足で立ち、周りを匂うように見る。
気のせい?いや、違う…?]
……あー……。
やっぱり、まだ負担かかる、か。
[痛みが治まったところで、一つ息を吐き、苦笑。
100年前の本性開放やその後の負傷で、未だに本調子ではない自覚はあって]
……まあ、いくらなんでも、本性解放するまでには至らんと思いたい……が。
[アレは痛いからなあ、と。冗談めかした呟きを漏らしつつ立ち上がり、ゆっくりとした足取りで屋敷へと戻って行く]
収まった…??
[青い少年に聞き返す。
扉に入る2人を見たまま、まだ扉の前で二本足で立ち上がり、遠くを見るようにキョロキョロ、耳もピクピク。]
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