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お兄ちゃん無理しないでいいよ?
妹はお兄ちゃんがミハエルとちゃんと邂逅できただけで幸せです。
大丈夫、あとで勝手にロールしておくよ!(ぉ前
[ゲルダからもそうなの?と聞かれると、ユリアンに言ったのと同じような返答をして。
ユリアンから幸せそうだ、と言われると、うん、と頷いた。]
傍にいてくれるって、傍にいていいって言ってくれたから。
[そう言って嬉しそうに微笑んだ。
が、ユリアンがまた転がると慌てて大丈夫?と心配したり。]
いや、ゼルらしいなと思って。
[照れる様子の親友に、そう言って、くすりと珍しく声に出て微笑をもらした。
転がるのを心配する様子のイレーネには]
いや、親友のこと、これからもよろしく。
[すでに死んだ自分たちに、これからもなにもないのかもしれないが、
そう託す言葉を、微かな笑みとともに向けた]
─山頂─
[紅の瞳が笑う。空気を震わせる笑みの気配。
頬に触れる指の感覚まで、まぼろしと言うには鮮やかで]
苦しませたくないのなら。
そも、消えるなというのだよ…
[真摯な色に潤む翠が、泣き笑い]
いい。
[困り顔が浮かぶ前に先を制し]
そうなんだ…。
[イレーネは分る。本人も言ってるし。
ただゼルもそんな感じといわれれば、じーっとゼルギウスを観察してみたりした。
みたけどよく分からなかった。
いちおう?とこっちに向かって尋ねられれば、また反射的に両手で押した。]
は。
ご、ごめん…。
[さっきほど勢いよくはなかったが。]
詮無い事を言っているのは、
わかって…いるのだよ。
もう、大人だからな。
[続く言葉に。頬から細い首にすべる指に]
……大丈夫だ。
[寄せられて、ゆるやかに瞼を閉じる。
目元には押し出された涙が溜まり]
[色づく唇が触れ合うに雫が落ち、
紅の髪を白い指が梳こうと伸ばされる]
っ…
[縋りつくのではなくて、触れ合うだけの口接け。
指先すべる紅の感触も確かに覚えて]
……
[三文字分、唇で伝えて、雫が一筋頬を流れた。]
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>お兄ちゃん
もしあれなら、お兄ちゃんの言いたいこと表落としてくれればそれに応じて妹も表落とすよ?
しるしについては、妹も内緒にしてたからおあいこだけど。(笑
苦しいのも。
ボクの想いの一部だ。
…好きなのだから。
[熱が消える頃に、緩やかに目を開ける。]
折れずに、生きるさ。
だから。少し寂しがるくらいは。
そのくらいは、許せ。
[我儘を言って、両方の膝を突いて。
── その白い指先は、青い花から離れ]
[笑みを洩らす親友には、少しだけ目を見張り。
ゲルダの視線も感じて、口を引き結んだ]
……何してんだか。
[直後また突き飛ばされたのには、小さく溜息も洩れたが]
…っ
[目を開けたときに見えた赤は。
──暮れなずむ空の朱。]
…… ば、かめ。
[消えた紅に、悪態をついて、声を飲み込んで、
── 膝を抱くように、*背中を、まるめた*]
[ユリアンが微笑むのを見て、珍しいな、と瞬きをしたものの。
続いた言葉には、ほんの少しだけ切なそうな表情を浮かべた後すぐに微笑んで頷いた。]
ゼルの傍に居られる内は、ね。
[そういったすぐ、ゲルダから言われた言葉にきょと、として。
ゼルを見上げて、そういうことになるの?と問う視線を向けた。]
/*
>>803 紅
こういうことだな。わかります。
即消えなくて良い。とも思った。
イレーネとも話すといいのだよ。
流石にこれ以上目の前にいられたらたぶんミハエルが持たん。
まぁ、愛情表現みたいなもん、だと思う、たぶん。
[そうゼルに返しながら、小さい溜息には]
まぁ、イレーネは泣かせないように。
レナーテのためにも。
[と転がったままに]
[イレーネに視線で問われ、やっぱり少し黙って]
……まぁ、
好きにすりゃいいだろ。
[誰とも目を合わさないようにしながら、返事だけは無愛想に]
―山頂―
[長いようで短い時]
[最初で最後の触れ合うだけの]
[同時に何時よりも深く繋がりあう刻が過ぎてゆく]
ああ。信じている。
でも苦しい時は一人で耐えたりしないで。
私とがそうだったように、皆と生きているのを思い出して。
過ごしてくれると嬉しいよ。
[穏やかな紅は翠に最後まで注がれ続けて]
ミハエルと共に在れて良かった。
いつまでも――――。
[声は徐々に小さくなってゆき]
[姿はゆらりと揺れて]
[親友がこっちを見てないのを見て取ると、イレーネの方にこっそりと声にはださず]
(OKってことだよ)
[と知らせて、サムズアップしてたり]
…うん。
[ゼルの言葉に嬉しそうにはにかんで、繋いだままの手をきゅ…と握り直して頷いて。
ユリアンのジェスチャーに気付くと、嬉しそうに笑って頷いた。]
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