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[だが、一転。壊れた笑みを消してスッと目を細めると]
……ゼロ、陽動だ。精々、お嬢さんの気を引いときな
[そう言うと、肩の鋼鳥は少女と仮面の男の元へと。
そして彼自身は、迂回し彼らの後背をつける位置へとゆっくりと移動していく。]
[恨みがましげな唸りには、また、かか、と言う笑いが漏れた。仮面の奥では闇色が細められていたのだが]
まぁ気ぃつけぇこったなぁ。
獣人はつけ狙われることが多いけぇ。
いろーんな意味でのぅ。
[どこかしみじみとした色が乗ったのは気のせいでは無いだろう。小猿は再び撫でられて満足げ]
……むぉ、なんぞね?
[しばらくして舞い現れる鋼の鳥。仮面が上を向き、闇色が鳥を捉える]
[笑う声には、やはりむぅ、とした表情を見せるものの]
……まあ、ねぇ。
さすがに、ボクの世代までくるとそうでもないけど。
とーさんとか、そのとーさんとかは物凄い追い回されたらしいし。
[つけ狙われる、という言葉には、小さく呟く。
飴色が、一瞬、ロザリオに向いた]
……ん?
なに、あれ?
[しかしそれも束の間、大きな瞳は飛来する気配に上を向く。
視界に入ったのは、鋼の鳥]
とーちゃんと、そのとーちゃん、のぅ…。
[闇色は一度エリカへと向き。ロザリオに向く飴色を見やる]
……銀──の─狼……。
[極小さく呟かれたそれはエリカの耳に届いたか。声色は懐かしげなものとなる]
[鋼鳥はパタパタと二人の下に舞い降りると、クイと首を傾げる。
それは予め鋼鳥にプログラムされている陽動のための所作。
そうして、鋼鳥が二人の気を引いている間に]
…………ひはっ
[彼自身は二人から程近い茂みの中。]
うん。
とーさんのとーさんには、とーさん自身も会った事ないらしいけど。
[ケイジの言葉にこくり、と頷く。
ごくごく小さな呟きは、完全には聞き取れなかったらしく、ただ、声色に不思議そうに瞬くだけ]
……それはそれとして、これ、なんだろ?
[小首を傾げる鋼の鳥に視線を移して呟く。
もふ系でないものには、興味は薄いらしい]
そうけぇ。
エリカも可愛ぇき、とーちゃんもじーちゃんもええ男じゃったろうなぁ。
[懐かしむ気配を押し込め、揶揄うように言葉を紡ぎ。意識は再び鋼の鳥へと]
なんじゃろのぅ。
誰かん連れ歩いとるんが逸れたんじゃろか。
[無造作に鋼の鳥へと右手を伸ばしてみた]
そこは、素直に喜んどくね。
[可愛い、という評価ににこり、と笑う。
懐かしまれる由縁などにはついぞ気づかぬままに]
んー……あのオジサン……ではなさそう。
他に、誰かいるのかな?
[言いつつ、鋼の鳥に手が伸ばされるのを見やる。
潜む気配には、気づいているのか居ないのか、定かではなく]
[無造作に差し出されるケイジの手。鋼鳥はチチッとそれを見上げ]
「カカッタナアホガ!」
[それと同時、弾丸の如く飛び出したラスはエリカに近接。
銃口をその頭に付き付けようとする。]
……っ!
[気取らせたのは、その身に引き継ぐ獣の血か。
飛び出す気配に、飴色が険しさを帯びる。
翼が大気を打つ音の後、周囲に舞うは白の羽根。
白は残像のみを残し、やがて、草の上にはらり、と落ちる]
……っぶない、なぁ、もう。
[中空に舞い、はあ、と大きく息を吐く。
小猿はいつの間にか、両腕で胸元に抱え込んでいたとかいないとか]
[笑うエリカには笑む気配を返し。片言で喋った鋼の鳥には少しだけ感嘆の息]
おー、喋りおうた。
[暢気にそんなことを言ったとか。伸ばした手はそのまま鳥を鷲掴む]
ようけ出来とぉな。
おまはんが鳥かいね?
[矛先が自分へ向いているわけでは無いためか、余裕綽々と言った態度で飛び出て来た人物へと声を向けた]
[突き付けようとした銃口は、しかし舞い上がることによって距離を離される。]
ひはっ。流石………ってとこかねぇ
雷鳴天使様の異名は伊達じゃないってわけだぁ
[その言葉に残念そうな気配はなく、ただひたすらに愉しそう。
ちなみに、ゼロを鷲掴んでるケイジは眼中にない様子。
そして、鋼鳥はケイジの手の中でジタバタ。]
[『雷鳴天使』と呼ぶ男の声に、す、と飴色が険しさを帯びる]
それはどうも、って返すとこ?
……ま、ボクだって伊達や酔狂でこんな名前で通してるわけじゃないしね。
[やや低めの声は、僅かに鋭さを帯びるものの。
それを紡ぐ唇を彩る笑みは、どこかあどけない、悪戯っぽいもの]
何じゃあ、無視かいね。
ほうとくなかねぇ。
[詰まらない、とジタバタする鋼の鳥を右手で掴んだまま、顎から解放された左手であちこち引っ張り回す]
そらおっちゃんよかは嬢ちゃん相手にするんが男としちゃあええやろが。
[論点が違います]
ひはっ、ばっかおめ。答えなんか聞いてる訳ないじゃん
だがそうだねぇ…………あんたとはいい愛し合い方が出来そうで嬉しい限りではあるねぇ
[けらりと笑いつつ、懐に手を差し入れる。
そこから垣間見えたのは、カードの角。
それを今まさに摘み出s……]
……あぁ!? ちょ、おま。どーいうことよ、それ
まだ戦うなぁ? カードが出揃うまで……って
この最高まで上がったテンションどうしろってんだよ!?
[……そうとしたところで、突如、耳元に手を当て、そう怒鳴り出す。]
………………。
[笑ったかと思えば、今度は怒鳴りだす様子に]
……実は、なんも考えてないだけとか。
[ぼそ、と呟いた。
目は、かなり冷ややかかも知れない]
……聞こえてんぞ。クソが、好き放題言いやがって
[酷い言い様の二人に小声で毒吐きつつ、キッと遥か上空を一瞬睨みつけ]
…………くそったれの視姦魔神め
[ポツリとそう呟いて、チッと舌打ちすると]
…………上からの通告で、「まだ手を出すな」だと
愛し合うのはまた次の機会にとっとくぜ
[そう言って、エリカに向けていた銃口を逸らし腰に収める。]
そりゃ、聞こえるように言ってるもん。
これで聞こえなかったら、それこそ、どこの世界のヒトですか、って話だよ。
[毒づく様子にさらり、と言う。
飴色は、険しさを帯びたまま]
次の機会、ねぇ。
……有体に言うと、アンタって、全然タイプじゃないんだけどね。
いろんなイミで。
[ふわり、と地面に舞い降り、ずっと抱えていた小猿を離す。
それから、ん、と言いつつ身体を伸ばし]
さて、と。
まだ見てない場所もあるし、ボクはそろそろ行こうかな。
じゃあねー?
[軽い口調で言いつつ、小猿に向けて手を振り。
ふわ、と白の欠片を散らして、どこかへと*歩き去り*]
[舌打ちをする男性の方は見ていない。先に男性が男を無視したかの様に鋼の鳥に仮面は向けたまま]
あいででででで。
[鳥の嘴に突かれていた。
小猿はと言うと、エリカの手から降ろされ、立ち去る様子に手を振り返していた]
ひはっ、言ってくれるねぇ
自発的にセロトニン作るらねぇと、意外で手が勝手に動いちまいそうだわ
[壊れた笑いを浮かべるが、眼だけは冷静に冷酷にエリカを見据える。]
まあ、それでこそじわじわと愛し甲斐があるってもんだがなぁ
せいぜい、そこらの有象無象に殺されないように注意するこった
[その場を後にする、エリカの背へとそう投げかける。]
…………で、そろそろソイツ返してもらえるかねぇ
一応、大事な借りモンだったりするんでな
[そう言ってくるりと突っ付かれているケイジに向き直る。]
おお、そら失敬。
[言われてようやく鋼の鳥を手から解放した。代わりに小猿が駆けて来て男の肩へと飛び乗る]
じゃけぇ、銀弾までこげな場所居るたぁのぅ。
あ奴ら居ったら顔真っ赤んして飛びかかっとったろうなぁ。
[言いながら、突かれた左手を撫で摩り。小猿も真似して小さな手で撫で摩り]
[解放された鋼鳥はパタパタと羽ばたき、彼の肩へ。]
およ、俺のこと知ってるとはちょっと意外だねぇ
動きづらくなっちまうから有名になるのは望むところじゃないんだけどなぁ
あいつ等ってのが誰かは知らねぇけど、そうなったならそれはそれで楽しめそうだねぇ
[ニヤニヤとそう返す。]
獣人やら獣型を模す新種を手当たり次第狩っとったろう。
ワシゃなーんも思うちょらんが、周りがじゃかぁしゅうてなぁ。
捕まえよ思うとったんを先越されただか何だか言うとった。
じゃけぇ、かかったとしてもおまはんに勝てる連中やなか。
退屈んまま終わるじゃろうて。
[嘲笑うかのように言葉を紡ぎ。胡坐の状態から「よっ」と言う掛け声と共に立ち上がる]
ワシゃケイジっちゅーもんじゃ。
コイツは相棒んエイキチじゃて。
おまはんの名前ば聞いてもよかね。
通り名で呼ばれたいんじゃったら名乗らんでもええが。
ふぅん、それは残念なこったねぇ
俺にとっても、あんたらにとっても
俺? …………ラスト=ルクスリア
とりあえず、そう名乗ってる、ってことで
ちなみにこいつは『ゼロ』。ほんとはエス・ゼロなんたらともっと長ったらしいんだが、覚えるのメンドいから俺はそう呼んでる
[そう言って、肩の鋼鳥を親指で指す。]
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